作成:2018.10.21 更新:2023.5.29
ヒラメはショアジギングで狙える!専用タックルで快適に楽しもう!
ヒラメは海底の砂地を好むフラットフィッシュ。
投げ釣りで狙うイメージがあるヒラメですが、ショアジギングでも釣ることが出来ます。
今回はそんなヒラメに注目し、ショアジギングで狙うための方法をご紹介!
ぜひチェックしてくださいね!
目次
ヒラメはメタルジグで狙うことが出来る!
ヒラメは砂地に潜む獰猛なフィッシュイーター。その獰猛さゆえにメタルジグへも積極的にバイトしてきます。
ヒラメは日本沿岸の各地に生息しており、最大で1メートルにまで成長する魚です。30センチ前後のサイズがよく釣れるサイズでしょう。
小魚を待ち伏せて捕食する性質を持っており、ゴカイや甲殻類なども食べることが分かっています。
ヒラメを狙いやすい時期!
ヒラメを狙うのであれば春から夏にかけてがおすすめで、サイズは小さくなりますが数釣りをすることも可能になります。
冬でも釣ることは出来ますが、ベストシーズンに比べると釣れる数は減ってしまうので注意しましょう!
ヒラメを狙うおすすめの時間帯!
ヒラメを狙うのであれば朝マズメの時間帯が最もおすすめ。魚の活性が上がるのでエサとなる小魚を求めてヒラメの活性も高くなり
、釣りやすくなりますよ!
朝マズメ以外で狙うのであれば潮代わりの時間帯もおすすめです。塩分濃度やエサとなる小魚のいる層が変わると、ヒラメの活性が上がることがあるのでぜひ狙ってみてください!
ヒラメを狙うならこんなポイント!
ヒラメを狙うポイントとして代表的なのがサーフ。投げ釣りで狙っても良し、メタルジグで狙っても良しでヒラメにとってサーフは居心地の良い場所です。
ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュは砂地を好む魚なので、砂地の多いサーフはまさにうってつけのポイントですね!
ヒラメ狙いのショアジギングタックル!

出典:PEXELS
ヒラメをメタルジグで狙うのであればショアジギングタックルがベスト。メタルジグをキレ良く跳ね上げさせるにはショアジギングロッドの硬さが必要で、ショアジギングロッド以外のロッドでは穂先がアクションを吸収してしまうので注意しましょう!
ショアジギングタックルは揃えてしまえば様々なターゲットを狙うことが出来るので、早速1つずつチェックしていきましょう!
ヒラメにおすすめのロッド!
ヒラメをメタルジグで狙う場合は、ショアジギングロッドのM~MHの硬さがおすすめ。長さは9~10フィートが使いやすく飛距離も出しやすいですよ!
キャスティングに慣れている人は、10フィート以上あるロッドでさらに飛距離を出すことに挑戦するのもいいですね!
メインで使うメタルジグの重さは30~60グラムほどになりますが、フィールドの水深、潮流の早さなどで調整することが大切。
あまり重すぎるメタルジグを使ってもフォールスピードが早くなりすぎてしまうので、フォールで食わせることが難しくなります。
上級者も納得の1本!
ダイワから販売されているジグキャスターMXは、ショアジギングに求められる性能をばっちり搭載している1本。
初心者から上級者まで使いやすいロッドなので、非常におすすめです!
ダイワ ジグキャスターMX 96M
標準全長:2.90m / 仕舞:150cm
継数:2本 / 標準自重:205g
先径:2.0mm / 元径:13.9mm
ルアー重量:10-60g
対応ライン(PE):1.0-2.0号
カーボン含有率:96%
ヒラメにおすすめのリール!
ヒラメをショアジギングで狙うのであれば、ハイギアリールがおすすめ。メタルジグにキビキビとしたアクションを加えられるだけでなく、手返しも良くなるのでハイギアリールの恩恵は大きいですよ!
番手は3000番がおすすめで、PEライン1~1.5号を200~300メートル巻いておけば問題ありません。
初めての一台に最適!
ダイワから販売されているフリームスは、ルアーフィッシング入門に最適な一台。
初めてショアジギングに挑戦する方には十分すぎる性能を持っているので、自信を持っておすすめできます!
ダイワ フリームス LT3000-XH
ギア比:6.2
最大ドラグ力(kg):10.0
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):93
自重(g):225
標準巻糸量:ナイロン(lb-m) 8-150、10-120、12-100 / PE(号-m) 1.0-200、1.2-190、1.5-170
ヒラメにおすすめのライン!
ヒラメをショアジギングで狙うのであればPEラインを使用することが前提になります。広大なサーフをくまなく探るにはPEラインの遠投性能が必要になり、伸びの少なさから生まれるアクション伝達の高さも重要になります。
号数は1~1.5号がおすすめで、あまり太くすると飛距離が落ちてしまうので注意しましょう!
メタルジグをかっ飛ばす釣りなので、リールに200~300メートルは必ず巻いておくことをおすすめします!
コスパに優れた信頼の日本製PEライン!
メジャークラフトから販売されている弾丸ブレイドは、コスパの高さから多くのルアーマンに愛されるPEライン。
8本撚りにしたことでよりしなやかになり、飛距離向上を見込むことが出来ますよ!
メジャークラフト 弾丸ブレイド 8本編み 300m
PEライン長さ:300m
号数:1.5号/25lb
マルチカラー(5色/10m)
編み数:8本編み
利用できる主な釣法:ジギング ショアジギング タイラバ
製造国:日本
そもそもメタルジグってどんなルアー?

出典:PEXELS
メタルジグは鉛やタングステンで作られる重さが特徴的なハードルアー。
細長い棒状の様な形状をしており、フィッシュイーターのエサとなるベイトの形によく似ています。
初心者でも扱いやすいルアーであり、集魚力も高いメタルジグは多くのルアーマンから信頼を勝ち取っています!
メタルジグを使うべき状況とは?

出典:photoAC
メタルジグは万能的に使えるハードルアーなので、持っておいて損をすることがないルアーです。
万能的な使用が出来るメタルジグですが、効果的な状況で使用するとさらに力を引き出すことが出来ますよ!
知っておくと釣果アップにも繋がるので、早速チェックしていきましょう!
ボトムをきっちり探りたい時
ヒラメは砂地に潜むんでいることがほとんどなので、ボトムにルアーを沈めなければ話にならないなんてことも。
メタルジグは重さのあるルアーなので、ボトムまでばっちり沈めることが出来ます!
ボトムをねちねち攻めることが出来るので、ヒラメに出会うチャンスがぐっと増えますよ!
風が強い・逆風の時
ルアーマンにとって風が強い状況や逆風の状況の時は非常に苦しいもの。ルアーが全く飛ばず、投げたとしても変な方向に飛んでいくなんてことも。
メタルジグは細長い形状をしているので風の抵抗を受けにくく、重さもあるのでしっかり飛んでいってくれます!
潮の流れが激しい時
潮の流れが激しい状況ではボトムをとりたくてもなかなかとれないなんてこともよくあること。
ヒラメを狙いたいのにボトムをとれないのでは楽しむことが出来ませんよね。
メタルジグであれば潮の流れを受けにくい形状をしているので、ボトムをとることに苦労することはほとんどありません。
タングステン素材のメタルジグを使えば、コンパクトなボディなのでさらに簡単にボトムをとることが出来るので、ぜひ試してみてくださいね!
メタルジグを快適に使うために知っておこう!
メタルジグを使うのであれば根掛かり対策をする必要があります。ボトムを積極的にとっていくので根掛かりのリスクが高くなり、ロストに直結することが非常に多いです。
メタルジグを沈める際にサミングをして、ボトム着底のサインを感じ取ったらすぐにしゃくりあげるようにすれば根掛かりのリスクをぐっと低めることが出来ますよ!
ヒラメに有効なアクション!
ヒラメをメタルジグで狙う場合、ボトムをねちねちと攻めることが効果的。そのため、青物を狙うような早い動きでのアクションはヒラメには向きません。
ボトム着底後2~3回しゃくった後にテンションフォールさせるアクションや、2秒に1回しゃくるスローなアクションがヒラメには効果的なので、ぜひマスターしてみてください!
ヒラメにおすすめのメタルジグ6選!
ヒラメに効果的なメタルジグは、スローなアクションやボトムをねちねちと攻めることが得意なものになります。
対ヒラメ戦にぜひとも使っていただきたいおすすめのメタルジグを6個厳選しましたので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね!
ジグパラにスローモデルが登場!
メジャークラフトから販売されているジグパラスローは、スローなアクションに特化したメタルジグ。飛距離はジグパラシリーズの中で最も出る設計で、ただ巻きでも見事なウォブリングをしてくれます!
コスパにも優れているのでおすすめのメタルジグです!
近距離、遠浅フィールド攻略のためのメタルジグ!
ややテール寄りにウエイトバランスを持つことで、アクション後にフックがリーダーを拾うことを回避してくれます。
ジグに対して鋭角にラインが入る近距離のポイントや、遠浅のフィールドを釣るためのバランスを追求したメタルジグです。
スローに誘えるサムライジグ!
ダイワから販売されているサムライジグスローは、HDコーティングによって屈強なボディとサクサスフックによって見事な貫通力を実現したメタルジグ。
小さなあたりも掛けてくれるので、初心者におすすめのメタルジグです!
ダイワ サムライジグ スロー 40g アカキンゼブラ
カラー:アカキンゼブラ
標準自重(g):40
サイズ(mm):68
フック仕様:[フロント] マダイクワセ #9 ツイン仕様/[リア] マダイクワセ #9 シングル仕様
近年大注目のショアスロー対応サムライジグ。
超スローに攻めるならこれ!
カルティバの撃投ジグシリーズの中で最もスローにこだわったウルトラスローは、とにかくスローなアクションを得意としています。
青物専用という表記がありますが、青物だけでなくボトム付近に潜む根魚やフラットフィッシュまで幅広く狙うことが出来ますよ!
ガンガンスローに攻めていこう!
オーシャンルーラーから販売されているガンガンジグSJは、ショアスロー専用に作られたメタルジグ。
左右非対称のボディから生まれるフォールアクションは、ヒラメのスイッチを入れること間違いなしです!
驚異のただ巻きアクション!
アブガルシアから販売されているショアスキッドジグは、ただ巻きに特化したメタルジグ。
ボトム付近をスローリトリーブで攻めればメタルジグが浮き上がりにくいので、ボトムを集中的に探っていくことが出来ますよ!
あったら便利!ぜひとも持っておきたいアイテム!

出典:PEXELS
ショアジギングのみならず、釣りをするのであればぜひとも揃えていただきたいアイテムがあります。
それはランディングネット、フィッシュグリップ、プライヤーの3つ。
ランディングネットは魚を抜き上げることが出来ない状況や、魚を傷つけたくないシーンで活躍するアイテムです。
特にショアジギングでは大物が釣れることも珍しくないので、ランディングネットを用意しておくことは必須と言っても良いでしょう。
また、魚だけでなく釣り道具を誤って海に落とした際もランディングネットは活躍します。
フィッシュグリップは魚の口に引っ掛けて魚を持ち上げるアイテム。手で魚を持ってしまうとエラやヒレで手をケガしてしまう恐れが非常に高いので、フィッシュグリップは用意しておくことを強くおすすめします!
プライヤーは魚からフックを外す際に活躍するアイテム。手でフックを外すと魚が暴れた際に、フックが手に刺さってしまうなんてことも。
フックを口の奥まで飲み込んでしまってもプライヤーは長さがあるので、安全にフックを取り外すことが出来ますよ!
これ1つでランガン可能!
サンライクから販売されているランディングネットは、タモの柄・ネット・ベルトが全てセットになった超お買い得商品です。
初めてランディングネットを買う人にはぜひともおすすめしたい商品です!
デザインにこだわったフィッシュグリップ!
ウミボウズから販売されているフィッシュキャッチャーは、見た目のカッコよさが目を引きます。
デザインにこだわっているだけでなく、使いやすさの面でもこだわりがあるのでおすすめのフィッシュグリップです!
握りやすさが秀逸なプライヤー!
シマノから販売されているライトプライヤーは、手の形状にフィットする様に設計されているので使いやすいのが特徴的。
ステンレスで作られているので錆にも強く、長く愛用することが出来ますよ!
美味しいヒラメをショアジギングで釣っちゃおう!

出典:PEXELS
ヒラメは寿司ネタとしても大人気な魚なので、食味の良さは誰もが知っているところです。
引きの強さも備えているので相手にとって不足がないのも、釣り人にとっては嬉しいですよね。
投げ釣りで待つ釣りをするのも楽しいですが、メタルジグを使って攻めの釣りをするのも乙なもの。
ぜひ、ショアジギングで美味しいターゲットであるヒラメを釣り上げてくださいね!