作成:2018.9.29 更新:2023.7.4
タイラバに適した時期は春と秋!初心者には秋が特におすすめ
今、人気上昇中のタイラバ!船さえ出ていれば1年中釣ることができます。春は「桜鯛」秋は「紅葉鯛」と呼ばれていて特に人気の時期です。これからタイラバを始める方には特に秋をおすすめします。その理由や各シーズンごとの釣れ方の特徴を解説します。
プロックス カブラバ真鯛 190ML KRM190ML Amazonで詳細を見る |
|
シマノ ベイト 炎月 BB 鯛ラバ B69M-S Amazonで詳細を見る |
|
アブガルシア オーシャンフィールド OFTC-692LS-80 Amazonで詳細を見る |
目次
タイラバのおすすめの時期は春と秋の2回

出典:Visual Hunt
疑似餌を使うタイラバは、落として巻くだけとも言われる簡単な釣り方です。
餌と違って手が汚れず、事前に準備ができるので、初心者や女性にも人気の釣り方です。
疑似餌ですのでマダイの食いつきの良さが勝負の分かれ目になります。
マダイの活性が上がる時期が釣りやすい季節になります。
特に釣りやすい時期は春と秋の2回あり、どちらがベストシーズンか釣り師によって意見が分かれるところです。
その他の季節はというと、地域によっては冬でも釣れる海域もありますが、一般的に冬はタイラバには厳しい季節です。
海水温が下がるため、マダイも海底近くで動かなくなり、活性も低くなります。
逆に暑い夏はマダイの活性は高いのですが、活発に移動するためポイントが絞りにくくなります。
春はマダイの産卵シーズンです。マダイが産卵に適した場所に集まってくるのでポイントが絞りやすくなります。
しかし、海水温が冬の低音からまだ安定しないため、活性にムラがでやすくなります。
一方秋はマダイが深場へと移動するため、群れやすくなります。
寒い冬を迎える前に栄養を蓄えるため活性も1年中でもっとも高くなります。
初心者の方にも釣れやすい時期としては秋が特におすすめです。
秋はマダイが深場に集結、誰でも釣りやすいタイラバおすすめの時期!

出典:Visual Hunt
マダイは自分の生息しやすい水温に合わせて移動する習性があります。
暑い真夏に高活性でバラけていたマダイは、秋になり水温が下がってくると再び深場へと移動を開始します。
生息域が狭まり、自然と集った小群れが発生してきます。
海水温はまだ高いこの時期は寒い冬に備えて脂肪を蓄えるため、餌の荒食いも始まります。
春の産卵前後の荒食いよりもさらに食いつきが良くなります。
1年中でもっとも釣りやすい時期と言われるのもこの食いつきの良さからです。
この時期の主要なベイトはイワシやイカナゴなどの小魚になってきます。
タイラバやネクタイの色選びも小魚を意識すると有効です。
秋のタイラバは、うまく群れに当たったら、しばらくの間船を移動させずとも釣れ続けることがあります。
初心者でも大量を狙える時期なので、これからタイラバに挑戦される方には、秋がおすすめです。
秋のマダイは寒くなるにつれてどんどん脂が乗ってきて美味しくなります。
「紅葉鯛」と呼ばれ、高級な和食屋さんに並びます。
釣って楽しく食べて美味しい、秋はタイラバに最高の季節です。
タイラバの春は産卵で喰いムラがある時期

出典:Visual Hunt
春はノッコミと呼ばれるマダイの産卵の時期になります。
繁殖シーズンのマダイは赤く色づき「桜鯛」と呼ばれて人気があります。
産卵前のマダイは深場から浅場に移動してきて栄養補給のため荒食いと呼ばれるくらい餌を喰い漁ります。
産卵できる大きさに育った個体が集まってくるため、大物を狙うのならこの時期が適しています。
産卵場所を求めてマダイは群れてくるので、船は釣るためのポイントを絞りやすくなります。
産卵前後の荒食いにうまくタイミングとポイントが合えば、大型を数あげることもできる釣り人にとっては嬉しい季節になります。
この時期のマダイの主要なベイトはエビやカニなどの甲殻類が多いので、タイラバは赤やオレンジのカラーを選びます。
日中は小魚を追いかけることも多いのでネクタイの色をグリーンやゴールド系に変えるのも有効です。
しかし、春のはじめはまだ海水温が安定していません。
寒い日はマダイの活性も低下します。
また、出産を終えたマダイは回復のための荒食いをした後、水温の上昇とともに活発に移動するようになり群れは散ってしまいます。
このような理由から、春はタイラバ愛好家に人気の高い時期ではありますが、当たり外れが大きく難易度をあげています。
また、産卵直後のマダイは痩せていて「麦わら鯛」と呼ばれます。脂が抜けて美味しくないので「猫またぎ」などという不名誉なあだ名も付いています。
夏はマダイが散らばりポイントを絞りづらいタイラバ△時期

出典:Visual Hunt
初夏の時期は遅れて産卵した個体がまだ残っていて、産卵後の荒食いをしている場合があります。
うまく群れに当たれば、大型が数釣れる可能性もあります。
この時期のマダイのベイトはエビやカニなどの甲殻類から、小魚に変化します。タイラバの色やネクタイも夏用は小魚を意識して緑系やシルバー系・ゴールド系などに変えると効果がでてきます。
夏に向けて海水温が上がってくるとマダイの活性も上がってきます。うまく群れに当たれば数釣りがしやすい時期になります。
しかし、暑くなるにつれマダイの行動が活発になり活動範囲がグッと広がります。
マダイは元々群れではなく個々に生活する魚ですが、活動場所が狭まる時期は自然発生的な群れが形成されます。
しかし活動範囲が広い真夏になると、群れはばらけてしまうため、マダイの居場所が絞りにくい時期になります。
どこでも釣れる可能性があるのですが、数釣りがは難しくなります。船をこまめに移動させながらの釣りになります。
しかし、非常に高活性な時期なので食いつきはよく、アタリも他の時期より強く噛み付いてきます。
タイラバの冬はマダイが冬眠状態で難しい時期

出典:Visual Hunt
冬になり海水温が低下すると、マダイは海底近くで移動せずじっとして冬眠状態になります。
冬でも天気が良く海水温が一時的に上昇した日などに、ぽっかりと釣れることもありますが、活性自体がとても低いのでルアーで釣るタイラバにとっては厳しい時期になります。
どうしても冬のマダイに挑戦したい場合はさびき釣りやテンヤ釣りも検討したほうがいいかもしれません。
この時期は口を使って食いに来ないので、いつもより一回り小さいタイラバを使います。
冬はタイラバの船自体、出している船宿がなかなか見つからないので、チャーターする必要がでてきます。
また、海上は非常に寒さが厳しいうえになかなかアタリがないため、覚悟と忍耐が必要になります。
タイラバを始める時期はやっぱり秋がおすすめ!

出典:Foter
ざっくりと季節に分けてご紹介しましたが、縦に長い日本列島ですので地域差がかなりあります。
釣り場の近くの船宿からこまめな情報収集をしておくことをおすすめします。
タイラバの色や形もここに挙げたのは一例ですので、色々試してみてください。
春の「桜鯛」も捨てがたいのですが、当たり外れもあります。
初回から外れだとがっくりきてしまいますので、これからタイラバを始められる方には釣れやすくて、美味しくいただける秋をおすすめします。
たくさん釣れたら、お刺身だけではなく鯛ご飯、丸ごとの塩釜焼など色々楽しみましょう。
プロックス カブラバ真鯛 190ML KRM190ML Amazonで詳細を見る |
|
シマノ ベイト 炎月 BB 鯛ラバ B69M-S Amazonで詳細を見る |
|
アブガルシア オーシャンフィールド OFTC-692LS-80 Amazonで詳細を見る |