作成:2018.9.30 更新:2023.7.5
メッキ用ロッドは4つのポイントで選ぶ!選び方とおすすめ5選!
ギンガメアジやロウニンアジの幼魚であるメッキ。小さいながらも強い引きが人気の夏から秋にかけて釣れるターゲットです。今回はそんなメッキ釣りに使うロッドの選び方のポイントとおすすめのメッキ釣りに使えるロッドをご紹介します!
メッキ釣りに使うロッドとその種類

出典:foter
メッキ釣りに使うロッドは主にライトタックルになります。
メッキ釣り専用のモデルは少なく、アジングロッドを始め、エギングロッドやトラウトロッドなど他のルアーフィッシングのロッドを流用する場合がほとんどです。
ギンガメアジやロウニンアジは大きくなればGTと呼ばれ強烈な引きの魚ですが、メッキサイズはせいぜい30cm程度なので、これくらいのタックルで十分に対応できます。
一般にロッドの種類には、スピニングリール用とベイトリール用の2種類がありますが、メッキ釣りにおいてはスピニングタックルの方が使いやすく、主流となっています。
パワーのある引きが特徴の魚という意味ではベイトタックルも可能ですが、スピニングタックルでも対応できる上に、それほどピンポイントのキャストも必要ないので、スピイニングタックルを選ぶ方が使いやすいでしょう。
メッキ釣り全般に関しては、こちらでもご紹介していますのでぜひご覧ください!
メッキ用ロッドの選び方の4つのポイント

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他のルアーロッドを流用することが多いメッキ釣り用のロッドですが、選ぶ際にはいくつかのポイントがあります。
それは「長さ」・「調子」・「ルアーウェイト」・「ティップ」の4つです。
メッキ用のロッドを選ぶときは、これらに注目しながら選んでみてください!
長さは6ft〜7ftがおすすめ!
メッキ釣りに使用するロッドの長さは6ft〜7ftくらいのものが扱いやすくおすすめです。
メッキ釣りは基本的にアクションの釣りになるので、あまり長すぎるとルアーアクションがしずらく、扱いにくくなります。
6ft〜7ftのアジングロッドなどがあればベストと言えるでしょう!
調子はML〜M(ミディアムライト〜ミディアム)
ロッドの硬さ調子に関しては、L(ライト)くらいの少し柔らかめか、M(ミディアム)など中間くらいの硬さのものを使います。
先ほどもご紹介したように、メッキ釣りではルアーをアクションをさせなければいけないので、あまり柔らかすぎるロッドは手元のアクションを吸収してしまい、ルアーにアクションがつけにくいです。
かと言って、H(ヘビー)など固すぎるものでは、メッキのあたりをはじいてしまうので、L〜Mくらいが食い込みもよく、おすすめです。
3g〜10gのルアーが扱えるロッド
ルアーウェイトに関しては、3g〜10gのルアーが扱えるロッドを選びましょう。
メッキ釣りでは小さなプラグやミニメタルジグを使うため、これくらいのルアーウェイトがあれば十分です。
メッキ釣りにはチューブラーティップ!
メッキ釣りに使うロッドはチューブラーティップの方が断然使いやすくておすすめです。
ルアーロッドには、中が詰まった「ソリッドティップ」のものと、ストロー状に空洞になった「チューブラーティップ」のものがあります。
ソリッドの方が食い込みがいいのですが、アクションのしやすさを重視するメッキ釣りにおいては、チューブラーロッドの方が扱いやすいです!
メッキ釣り初めての1本にはコレ!

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初めてメッキ釣りをする人には、短めでチューブラーティップのMLかLくらいの硬さのものがおすすめです。
短めのロッドの方が、初心者でも扱いやすく、アクションし続けても疲れにくいです。
また、M(ミディアム)よりもML(ミディアムライト)くらいの少し柔らかい方がキャストしやすくなります。
初心者でも扱いやすいエントリーモデル
ダイワ リバティクラブ ライトパック 10-210
全長(m):2.18
継数(本):7
仕舞(cm):45
自重(g):135
錘負荷(号):6-12
ルアー重量(g):5-15
大手釣り具メーカーのダイワから出ているエントリーブランド「リバティクラブ」シリーズです。
初心者はもちろん子どもでも扱いやすいサイズのロッドです。
ルアーウェイトも5~115gと幅広いのでオールマイティーに使え、価格も非常にリーズナブルなので、入門にはピッタリのロッドです!
おすすめメッキ釣りロッド5選

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プラッギングを得意とするモデル
ダイワ(Daiwa)チヌロッドスピニング7.6ftルアーニスト76L釣り竿
全長(m):2.29
仕舞(cm):119
継数(本):2
自重(g):132
適合ルアー(g):2-10
ダイワの人気エントリーモデル「ルアーニスト」シリーズで、プラグを使った釣りに最適のモデルです。
大手メーカーダイワクオリティーを保ちながらも、価格は5千円台と非常にリーズナブルで初心者でも手を出しやすい1本です。
軽量プラグからマイクロジグまで対応
大人気釣り具メーカーメジャークラフトから出ている「ソルパラ」シリーズのアジングモデルです。
適合ルアーウェイトが0.6g〜10gとメッキ釣りにジャストフィットで、軽量プラグからマイクロジグまであらゆるルアーを扱うことができます!
また、価格も1万円以下とリーズナブルなのもおすすめポイントの一つです。
チューブラーロッドのダイレクトな操作性
おなじくメジャークラフト から出ている「トリプルクロス」シリーズのメバル&アジモデルです。
ハードなアクションから、ソフトなアクションまでさまざまな使い方ができるオールラウンドロッドです。
また、メッキの強い引きにも負けない強力なバットパワーを搭載しています。
チューブラーティップ特有のダイレクトなあたりと操作感でメッキ釣りに最適の1本になっています。
軽いルアーも操作性抜群!
アブガルシア(AbuGarcia)アジングロッドスピニングソルティースタイルアジングSTAS-692LS-KR
全長(ft/m):6'9"/2.06
仕舞(cm):106.5
自重(g):93
ルアー:0.2-5g
大手釣り具メーカーアブガルシアのアジングロッドで、軽いプラグでもしっかりと扱える操作性が特徴です。
小口径ガイドを採用しているのでライントラブルが少なく、軽いルアーを投げてもラインが絡まったりする心配もありません。
ソリッドティップでありながら、ソリッドとは思えない感知能力と鋭いフッキング力を持っており、メッキ釣りにおすすめのロッドです。
メッキ釣りを極めるなら専用ロッド!
スミスから出ているベイライナーは、数少ないメッキ釣り専用のロッドです!
プラッギング時の感度性能が非常に優れており、激しいトゥイッチをしてもしっかりとルアーを泳がす事ができる、まさに専用ロッドならではの高性能を持っています。
メッキのあたりを弾くことなく、確実にフッキングしてくれるので、厳しい条件での釣りでも必ず釣果につなげてくれること間違いなしです。
メッキ釣りを極めたいなら、スミスの専用ロッドに決まりです。
メッキ釣りはとても始めやすい!

出典:pexels
いかがだったでしょうか?
たくさんのルアーフィッシングのロッドを流用できるメッキ釣りのロッド。
もともと持っているアジングロッドなどを使う事ができ、そういう意味では非常に始めやすい釣りでもあります。
メッキ釣りを始めたいなと考えている方は、ぜひ今回ご紹介したロッドを持ってメッキ釣りに出かけてみてください!