作成:2018.9.21 更新:2023.5.28
安いベイトフィネスリールおすすめ5選!値段の差や相場についても
現在スピニングタックルを使っていて「ベイトフィネスに挑戦したい」といった方、今のベイトタックルでは投げれなかった「軽量ルアーを投げたい」という方へ。ベイトフィネスリールの値段の違いや、おすすめの安いベイトフィネスリールを見ていきましょう。
ベイトフィネスリールの値段の差について

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軽量ルアーを快適に使えパワーもあるベイトフィネスリールですが、最近のベイトフィネスブームもあり様々な機種が登場してきました。そして機種によって低価格なものから高価格のものまでたくさんあります。
「なぜ、ここまでたくさんのベイトフィネスリールがあるのか?」ですが、理由は使用者の求めるレベルに合わせて用意されているからです。
例えば、総重量3g程度のスモラバをスキッピングでオーバーハング下へ送り込む場合。操作性が高くないと扱いずらいですし、ブレーキ性能もある程度良くないと困ります。せっかくオーバーハング下へ送り込めても、バックラッシュしていてはせっかく魚がバイトしてきてもアワセる事ができません。それにバックラッシュばかりしていては、すぐにラインがダメになってしまい、せっかく魚がバイトしてきてもラインブレイクにつながります。
また、ルアーを遠くへキャストするフィールドでの使用を想定して機種を選ぶ場合は、フルキャストしてもきちんと飛距離が出て、ブレーキでバックラッシュを防いでくれる機種が必要です。もちろん上達によってバックラッシュは避けれますが、キャスト時に体勢を崩したような時でもバックラッシュが防げるような機種だとより良いです。
他にも、人によって各メーカー、各機種により扱いやすく感じるかどうかも微妙に違ってきます。また、自分が参考にしているプロが使っているメーカーのある機種しか買わないという人もいます。
このように、様々なニーズに合わせれるように様々な機種が用意されています。
ベイトフィネスリールの相場は2万円〜5万円くらい

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ベイトフィネスリールの相場は2万円〜5万円くらいです。中には6万円を超える高級路線の機種や、1万円台で購入できる格安機種も存在します。まず低価格帯の機種としては、1万円後半〜2万円後半の価格です。入門機種としてや、既に持っているタックルのフォローとして用意するのにおすすめな価格帯です。
次に3万円前半〜4万円前半の機種が一般的な中価格帯の機種です。性能も良く購入者の信頼も厚い機種が多いのが特徴です。それ以上の値段の機種は、ハイスペックで高級機種としてベテランアングラーに好まれている高価格帯の機種です。有名なプロ監修のモデルが多いのも特徴です。
高いリールと安いリールの違いは?

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高いリールと安いリールはどう違うのか?この疑問は皆さん必ず抱くと思います。その値段の差ですが「機種のシステムの差」と考えていいでしょう。システムの差とは、ブレーキシステムの性能や使用されているスプールの差。ボディ、ギアの耐久性。ドラグ性能や巻き心地などの差が主にあります。
例えば2万円台の機種と5万円台の機種とでは、実際に使用し比べた場合、体感で違いがわかると思います。キャスト時のブレーキ性能の差や巻き心地の差といった違いを感じるでしょう。特に、ブレーキ性能はルアーをコントロールする際に重要になってくる要素ですし、飛距離にも関係してきます。
ただし、ここ最近では各メーカーが競い合うように新機種を発売し、安いベイトフィネスリールでも高いコストパフォーマンスが期待できるようになりました。その為、より安くベイトフィネスを楽しむことができます。
初心者の方におすすめ!リーズナブルなベイトフィネスリール5選

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初心者の方におすすめの、安いベイトフィネスリールを5種類ご紹介したいと思います。値段は購入価格が1万円後半〜2万円後半の安い低価格帯の機種と、3万円台の中価格帯の機種をご紹介します。
巻物系ルアーを多く使う場合はローギアの機種を。ストラクチャーをタイトに狙ったりカバー撃ちが多くなる場合は、ハイギアの機種を選んでみましょう。また、海で使用する場合は「ソルト対応かどうか」を注意して選びましょう。
信頼が厚いスコーピオンのベイトフィネスモデル
シマノのベイト機種でコストパフォーマンスの高いモデルであるスコーピオン。その信頼のおけるスコーピオンのベイトフィネスバージョンです。FTB(Finesse Tune Brake system)搭載により、キャスト時のスプール回転数によってマグネットが可変する為、効率よくブレーキが作動しバックラッシュも回避しやすくなっています。ギア比はローギア(6.3)と、ハイギア(8.2)があります。
シマノ(SHIMANO)ベイトリール17スコーピオンBFSXG右ハンドル
ソルト対応
ギア比:8.2
最大ドラグ力(kg):3.5
自重(g):165
スプール寸法(径mm/幅mm):32/22
フロロ糸巻量(lb-m):8-45
購入金額1万円台!REVOの遺伝子を引き継ぐモデル
購入金額1万円台でベイトフィネスが楽しめる、2018年ロキサーニベイトフィネスモデル。マグトラックスブレーキ搭載で軽量ルアーの空気抵抗に強いブレーキ設計。また、マグネットブレーキと遠心ブレーキの使い分けが可能で、カバー撃ちはマグネットブレーキを中心に、遠投したい場合は遠心ブレーキを中心に使用できます。ギア比は8.0。
アブガルシア(AbuGarcia)リールロキサーニベイトフィネスタイプ8ギア
ソルト対応
自重(g):185
ギア比:8.0:1
最大ライン巻取(cm):83
最大ドラグ力(Kg):5.5
ラインキャパシティ/8lb:100m
ラインキャパシティ/10lb:80m
ダイワの人気ベイトフィネスリール
低価格帯ベイトフィネスリールの中でも信頼の高いアルファスエア。
エアブレーキシステム搭載でスプールの立ち上がりが良く、力まなくても飛距離が出やすい設計。
ダイワ アルファスAIR TW 8.6R (右ハンドル)
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):75
ギア比:8.6
自重(g):160
最大ドラグ力(kg):3.5
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):6-45、8-45
人気シリーズに渓流ベイトフィネスモデルが登場!
渓流ベイトフィネスリールとして追加された2018年モデルのアルファスエアストリームカスタム。安定したブレーキ力でキャスト精度が高いのが特徴。ギア比は7.2。
ダイワ(DAIWA)リールアルファスエアストリームカスタム7.2L
淡水専用
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):69
ギア比:7.2
自重(g):165
最大ドラグ力(kg):4
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):6-40、8-30
標準糸巻量 PE(号-m):0.6-40
シマノ人気機種「アルデバラン」のベイトフィネスモデル
自重の軽さやシルキーな巻き心地が特徴の16アルデバラン BFS XG。シマノ機種の中で信頼の厚いアルデバランのベイトフィネスモデル。マグネットが可変するブレーキシステム、FTB(Finesse Tune Brake system)搭載。
カバー撃ちなどスプール回転数が少ない場合はマグネットの可動が弱く、フルキャストの場合はスプール回転数が上がり、マグネットの可動が強くなる仕組み。これによりバックラッシュも回避しながらキャストパフォーマンスが向上する。ギア比は6.5と8.0。
シマノ(SHIMANO)ベイトリール16アルデバランBFSXG
ソルト対応
ギア比:8.0
最大ドラグ力(kg):3.5
自重(g):130
スプール寸法(径mm/幅mm):32/22
ナイロン糸巻量(lb.-m)/フロロ糸巻量(lb.-m):8-45/8-45
ベイトフィネスは安くで楽しめる!

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いかがでしたか?今回はベイトフィネスリールについての価格帯、性能の違い、おすすめの機種についてご紹介しました。値段の安いベイトフィネスリールでも、コストパフォーマンスが高く選択肢も多いことが分かっていただけたと思います。あとは、よく使うルアーやフィールドのシーンを軸に、機種を考えてみてはいかがでしょうか。