作成:2018.9.17 更新:2023.7.4
アジングに最適なダイワのリールを徹底解説!おすすめモデルも紹介!
ライトソルトゲームとして大人気のアジング。小さなアタリを逃さないためには、最適リールを選ぶ必要があります。
今回はアジングリールの選び方と、ダイワのおすすめのリールを紹介します。
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目次
アジング釣り方はジグヘッドとワームの組み合わせ

出典:DAIWA
アジングはライトソルトゲームと呼ばれる釣り方で、0.8gや1.2gの軽量ジグヘッドとワームを組み合わせて使います。
非常にゲーム性の高い釣りで、その日のコンディションに合わせてタックルとアクションを変えます。湾内にいる20㎝以下のアジを釣る方法と、回遊している30㎝程度のアジを釣る手法も微妙に異なるので、マッチザベイトを探るのも楽しみ方の1つです。
ダイワのリールは革新的な技術を採用

出典:DAIWA
ダイワは世界的に知名度のある大手釣り具メーカーです。
常に革新的な技術を自社で開発し、幾度もテストを繰り返してその技術をリールに導入します。
ダイワの革新的な技術はスピニングリールにも強く表れており、特に”マグシールド”はダイワの技術の高さを良く表しています。
マグシールドは強い磁力を帯びたマグオイルでリール内部に膜を張り、回転性能を損なうことなく防塵、防水性能を向上する技術です。これにより非常に長い間、購入初期のスムーズな回転性能を維持します。
マグシールドのような革新的で高い技術力をリールに搭載しているのが、ダイワのスピニングリールの特徴です。
アジングリールは軽さとドラグ性能が命!

出典:DAIWA
アジングは海中の様子をいかに掴むかが釣果を伸ばすポイントです。重くて反応が悪いリールでは海中の様子を詳細に掴めません。アジングでは軽くて繊細に海中の情報を伝えてくれるリールが重要です。
以下では、アジングリールの選ぶポイントを解説します。
アジングには扱いやすいスピニングリール
リールにはスピニングとベイトの2種類ありますが、アジングではスピニングリールを使うのが一般的です。
スピニングリールは構造上、軽いルアーでも投げやすい特性があります。アジングでは5g以下の超軽量ルアーを使うので、スピニングリールと相性が良いと言えます。
ベイトリールでは5g以下の軽いルアーは飛距離が出ずにライントラブルに繋がります。バックラッシュが多発して釣りどころではありません。
ベイトリールを好んで使う人もいますが、アジングではあまりベイトリールの利点を活かせないので、強いこだわりが無ければスピニングリールで良いでしょう。
アジングリールには1000~2000の小さい番手
アジングでは重い仕掛けは使いません。また、対象のアジを釣る時も強いリールの力は必要としないので、ダイワであれば1000か2000番手のスピニングリールが最適です。
それ以上大きい番手にしてしまうと、スプールが深溝になるのでラインの下巻きを必要になるのと、本体重量が増えるので操作性が悪くなります。
リール本体の軽さは以外と重要です。重いリールでは感度が悪く、海中の様子がラインを通して伝わってきません。
アジングリールにはパワーギアかローギアタイプ
リールは1回転の巻き取り量がモデルによって違います。アジングで多用するアクションは、ゆっくり一定の速さで巻き取るスローリトリーブが基本です。
リール1回転の巻き取り量が少ないパワーギアやローギアと呼ばれるモデルは、一定の速さで巻き取るスローリトリーブを得意とします。
反対にリール1回転の巻き取り量が多いハイギアタイプは、一定の速度でルアーを巻き取るのが苦手です。アジングではパワーギアかローギアモデルが最適です。欲しいシリーズにローギアが無ければ通常のモデルを選べば大丈夫です。
アジングリールのスプールは溝浅なシャロ―タイプ
アジングでは非常に細いラインを使います。ナイロンやフロロカーボンであれば1号程度、PEだと0.3号を目安にコンディションに合わせて上下させます。
スプールが深いモデルだと下巻きが必要になるので、溝浅なシャロ―タイプのモデルが理想的です。
不意の大物に対応する、高いドラグ性能
アジングに限ったことではありませんが、釣りでは不意に大物がかかります。アジングでは高性能なドラグシステムは必要ありませんが、不意の大物でも取り込めるようにドラグ性能がしっかりしたモデルだと安心して釣行に望めます。
安物のリールはドラグ性能が低いので、不意に大物が掛った時に対応できずラインを切られてしまいます。せっかく大物をかけたならしっかりファイトして釣り上げたいですよね。
ダイワ入門クラスのアジングリール(1万円前後)

出典:DAIWA
ダイワが販売している1万円前後の入門クラスのアジングリールを紹介します。
アジングに興味のある人は、入門者向けのエントリーモデルでも良いのでアジング専用タックルを揃えておくと釣りの幅が広がります。
入門者向けのライン搭載モデル
ダイワ(Daiwa)スピニングリール17ワールドスピン1500
付属糸(号-m):2-80
自重:235g
巻取り長さ(ハンドル1回転あたり):60cm
ギア比:4.7
最大ドラグ力:2kg
ベアリング(ボール/ローラー):1/1
「ワールドスピン1500」はダイワが釣り入門者向けに販売しているスピニングリールです。
ダイワの中でも最も価格の安いモデルの1つですが、今まで培ってきた技術を落とし込んで開発されれているので、釣りに必要な要素は抑えています。
ワールドスピンは2017年にマイナーチェンジしているので、スムーズな巻き上げ感をもたらすデジギア2、ライントラブルを減少させるABS II(アンチバックラッシュシステム)を搭載しています。
入門者の大敵であるライントラブルも極力避けられるでしょう。
ワールドスピンシリーズには、番手に合わせたナイロンラインがあらかじめ巻いてあります。紹介している「ワールドスピン1500」には2号のラインが巻かれています。アジングにしては多少太いラインですが、釣り入門者であれば細いラインは扱いにくいので2号で問題ありません。
ダイワには、ワールドスピン以外にもあらかじめラインが巻かれている入門者向けリール「ジョイナス1500」があります。
ジョイナスはワールドスピンとほとんど同じ価格帯なので候補の1つですが、ワールドスピンの方がアジングには向いています。理由は巻き取り量の長さです。
「ジョイナス1500」はリールリール1回転の巻き取り量が68㎝ですが、紹介している「ワールドスピン1500」の巻き取り量は60㎝です。
アジングではゆっくり一定の速度で巻き取るスローリトリーブを多用します。スローリトリーブは、リール1回転の巻き取り量が少ない方が安定するので「ジョイナス1500」と「ワールドスピン1500」ではワールドスピンの方がアジングに適していると言えるでしょう。
最高のコストパフォーマンスを誇る入門モデル
ダイワ レブロス LT1000S
ギア比: 5.2
1回転巻取り長(cm): 64
標準自重(g): 200
最大ドラグ力(kg): 5.0
標準糸巻量(ナイロン lb-m): 2-120/2.5-100/3-70
標準糸巻量(ブレイド 号-m): 0.2-210/0.3-200/0.4-130
「レブロス1003」はダイワが入門者向けに販売しているスピニングリールです。
レブロスシリーズは入門者向け価格で販売されているリールですが、高いコストパフォーマンスが人気で入門者から上級者まで広く使われているシリーズです。
低価格帯では絶大な人気を誇るシリーズで、アジングでは紹介している「レブロス1000S」が最適です。小型汎用スピニングリールに求められる基本性能の高さにこだわった機能充実の一台で、自重、スプールサイズ、ギア比、巻き取り長さ、どれをとってもアジングに申し分ない性能です。
新生LTシリーズの入門モデル
ダイワリールレガリスLT1000S
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):64
ギア比:5.2
自重(g):185
最大ドラグ力(kg):5
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):2-120、2.5-100、3-70
標準巻糸量 ブレイド(号-m):0.2-210、0.3-200、0.4-130
ベアリング(ボール/ローラー):5/1
「レガリスLT1000s」はダイワの新コンセプト【LT】をベースに作り上げたスピニングリールです。
LTは”LIGHT”と”TOUGH”が由縁で、軽量化と耐久性を両立させるコンセプトです。LTは「イグジスト」「カルディア」「フリームス」といったダイワを代表するモデルで再設計されていましたが、2019年9月にレガリスLTとして入門用価格のリールも発売しました。
レガリスLTはスピニングリール界に衝撃を起こします。超軽量ながら高いドラグ性能、そして1万円を切る価格。紹介している「レガリスLT1000s」は衝撃の185gです。この価格帯でこの性能は一昔前なら信じられないレベルでした。3万円台の上級モデルと言っても通じるレベルです。
アジングではリール本体の軽さが重要です。リールが軽いとアジの繊細なアタリを感じやすく、海中の様子が手に取るように把握できるのです。レガリスLTは軽さだけでなく、ドラグ性能も高いので不意にかかった大物にも十分対処できるでしょう。
「レガリスLT1003」は、アジングで1万円前後のスピニングリールを検討しているなら、絶対に選択肢に入るおすすめのリールです。
ダイワ中級クラスのアジングリール(1万円以上3万円以内)

出典:foter.com
ダイワが販売している1万円以上3万円以内の中級クラスおすすめアジングリールを紹介します。
このクラスはダイワ独自の防水防塵テクノロジー”マグシールド”や新世代のドラグシステム”ATD”を標準搭載しているので、どれも高い性能を誇るリールばかりです。
中でも特にアジングに最適なモデルを紹介します。
ダイワを代表する中級スピニングリール
ダイワ(Daiwa)スピニングリール1000カルディア(2018)LT1000S-P
自重(g):170
最大ドラグ力(kg):5
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):2-120、2.5-100、3-70
PE(号-m):0.2-210、0.3-200、0.4-130
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):60 ギヤー比:4.8
ハンドル長さ(mm):40 ハンドルノブ仕様:I型
ベアリング(ボール/ローラー):6 / 1
「カルディア LT1000S-P」はダイワから販売されているスピニングリールです。
2018年にLTで新設計されたカルディアシリーズは、ダイワの代表する中級クラスのスピニングリールとなりました。
LTで軽量化と耐久性の向上。
自動で魚の引きに滑らかに追従する新世代のドラグシステムATD。
独特の最適リム形状により負荷を分散し、同等の強度で大幅な軽量化を実現したエアローター。
剛性と軽さでマグネシウムを超える高密度カーボン素材ZAION。
そしてダイワを代表する独自の防塵防水テクノロジー、マグシールド。
「カルディアLT1000S-P」はどこを見ても隙のないリールに仕上がっています。その高い能力はアジングでも発揮するでしょう。
ライトソルトルアー専用モデル
ダイワ(Daiwa)スピニングリールアジングメバリング月下美人17AIR2002H
巻取り長さ(ハンドル1回転)(cm):75
ギヤー比:5.6
自重(g):175
最大ドラグ力(kg):2
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):2-100
標準巻糸量 PE(号-m):0.3-100
ベアリング(ボール/ローラー):8/1
「月下美人 AIR 2002H」はダイワから販売されているライトソルトルアー専用スピニングリールです。
月下美人はダイワを代表するライトソルトルアーブランドで、リールだけでなく、ロッド、ライン、ワームと全て販売しています。
随所に装備したマグシールドはもちろん、AIRはその名に恥じぬ軽量化を施されているので、一切疲れを感じずに、集中してアジの繊細なアタリに合わせることができます。
「月下美人 AIR 2002H」は極浅スプールを搭載しているので、アジング上級者が好んで使う極細のエステルラインもきっちり収まる仕様になっています。
ダイワ上級クラスのアジングリール(3万円以上)

出典:foter.com
ダイワ上級クラスのおすすめアジングリールを紹介します。
このクラスはライトソルトルアーで使うリールで最上級のものになります。
トッププロも愛用するモデルで、ダイワの技術力の全てをアジングに特化して開発しました。更なる高みを目指す人はぜひ手に取って技術の結晶を体感してください。
ライトソルトルアー専用のトップモデル
ダイワ(Daiwa)スピニングリールアジングメバリング月下美人17EX1003RH
主なターゲット:アジ メバル
巻取り長さ(ハンドル1回転)(cm):71 / ギヤー比:5.6
自重(g):175
最大ドラグ力(kg):2
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):2-150、3-100 / 標準巻糸量 PE(号-m):0.3-120
ベアリング(ボール/ローラー):10/1
「月下美人 EX 1003RH」はダイワのライトソルトルアー特化ブランド月下美人最高峰のリールです。
ダイワがライトソルトルアーを極めるためだけに開発したリールで、165gという異次元の軽さと、極細ラインでフッキングしてもしっかりとショックを吸収し糸切れを防ぐ、NEW ZAION製エアローターを装備し、月下美人シリーズ史上最高の巻き感度を実現しています。
ダイワは世界でも高い技術力が評価されているブランドです。そのダイワからライトソルトルアー最高峰のリールとして発売されているのが「月下美人 EX 1003RH」なので、ライトソルトルアーに特化した世界で1番性能の高いスピニングリールと言っても過言ではありません。
紹介している「月下美人 EX 1003RH」は漁港、常夜灯下など小場所を中心としたアジングモデルです。同じ番手の1003RHはギヤ―比と巻き取りの長さが調節されたキャロなどでの遠投、大型アジ用モデルです。
ダイワ 18イグジスト FC LT1000S-P
ダイワ18イグジストFCLT1000S-P
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転)61
ギヤー比 4.9
自重(g) 150
最大ドラグ力(kg)5
標準巻糸量
ナイロン lb-m 2-120 / 2.5-100 / 3-70
PE 号-m 0.2-210 /0.3-200/ 0.4-130
ベアリング ボール / ローラー 12 / 1
ハンドルアーム(mm) 35
「イグジスト FC LT1000S-P」はダイワ最高峰のスピニングリールです。
イグジストはその全てが最高峰、どこからみても時代の最先端、まさにダイワを象徴するリールの完成系といえるモデルです。
中でも「イグジスト FC LT1000S-P」はアジングに最適で、自重が150g、最大ドラグ力5㎏なので現時点で最も軽く、パワーに優れたリールです。ベアリングも12個搭載しており、これは他に類を見ない多さです。
イグジストは全てのダイワファンの憧れです。
ダイワのアジングリールまとめ
ダイワのアジングリールの選び方とおすすめのモデルを紹介しました。
特にクラス別のおすすめモデルは、筆者が本当におすすめしたいアジングリールを厳選して紹介しました。
ぜひ参考にして頂けると幸いです。
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