作成:2018.9.11 更新:2022.7.22
シリヤケイカの仕掛けを徹底解説!必要な道具と使い方を紹介
シリヤケイカの仕掛けはとってもシンプルで、イカの中でも比較的簡単に釣ることができるため、初心者に人気の釣りです。今回は胴突きとエギング、2種類の釣り方に必要な道具をそれぞれ解説します。状況に合わせて必要な仕掛けを用意しましょう。
シリヤケイカの釣り方は胴突きとエギングの2種類!

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シリヤケイカはコウイカの仲間で、東京湾や大阪湾などの内海に生息するイカです。イカ釣りといえばエギングで狙うアオリイカのイメージが強いですが、シリヤケイカはアオリイカよりアクションを掛けずに釣ることができるため、初心者でも釣りやすいターゲットとして人気を集めています。
シリヤケイカは仕掛けを足元に落として釣る「胴突き」と、アオリイカと同じ仕掛けで釣る「エギング」の2つに釣り方が分かれます。釣り施設の桟橋やボードなど足元でも潮通しが十分良い場所では胴突きが向いており、岸壁からキャストして釣る場合はエギングで釣るのがおすすめです。
シリヤケイカの仕掛けに必要な道具を釣り方別に解説!

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ここからはシリヤケイカの仕掛けに必要となってくる道具をエギングと胴突きに分けてそれぞれ解説します。道具の使い方を理解し、状況に合わせて使い分けましょう。
シリヤケイカをエギングで釣る場合
エギングでシリヤケイカを釣る場合はエギが必要となってきます。シリヤケイカは基本海底付近にいることが多いため、エギを着底させた後、ズル引きが基本でアクションを掛けるにしてもアオリイカのように大きなしゃくりは不要です。早く底を取るため、オモリを使うケースもあります。以下それぞれの道具について解説します。
エギ

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エギングのキモとなってくる道具がエギです。エビに見立てた疑似餌で、カラフルな色に釣られてシリヤケイカが抱きかかえるように乗っかってきます。シリヤケイカ釣りに必要なエギは3~4号前後、色は定番のピンクからオレンジ、ブルー、グリーンなど幅広く揃えておくと良いです。釣れている人がいたらその人と同じ色やサイズのエギに切り替えられるようにしておきましょう。
オモリ
小さいエギで釣れる場合、エギを早く底へ沈めるため、エギ先端にダブルスナップを付けてナス型のオモリを付けることも有効です。浅瀬であれば1~2gの軽め、潮の流れが速かったり、ある程度水深がある場合は5号前後のオモリがおすすめです。
シリヤケイカを胴突きで釣る場合
桟橋やボートなど足元に落として釣る場合は、胴突き釣りで簡単に釣ることができます。2~3本のスッテを付けたあと、一番下にオモリを付け、軽く上下のアクションをかけてシリヤケイカを誘います。また、夜釣りの場合はライトがあると有利です。それぞれの道具について以下で解説していきます。
スッテ
スッテとはエギと似ている疑似餌で、胴突きやイカメタルで使われることが多い道具です。シリヤケイカを釣る場合は、2~3本のスッテを付けて釣ります。下層から中層まで1度で狙うことができるためシリヤケイカの気を早く引くことができます。
釣具屋ではシリヤケイカ用にスッテがついている仕掛けセットが販売されていますので、それを買うと間違いないです。スッテはそれぞれカラーの異なるタイプを選べば喰いつく可能性も高まります。
オモリ
底をしっかりとるため、スッテの下にオモリを付けます。オモリは5号前後のものを基準に使用し、潮の流れが速くて感覚が掴めない場合は6~8号などに調整しましょう。底に付いたらオモリを上下10~20cm幅に動かしてアクションを掛けるのも良いですし、ただ待っているだけでも乗っかってくることもあります。
集魚ライト
夜にシリヤケイカを釣る場合は集魚ライトがあるとより釣れる確率があがります。夜の灯りに集まってきたプランクトンを餌にする魚種が多く集まるため、シリヤケイカも寄ってくる可能性があります。集魚ライトは良く光るものを選びましょう。
シリヤケイカに必要な仕掛けを覚えて釣果を上げよう!

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今回はシリヤケイカを釣るために必要な仕掛けを釣り方別に解説しました。桟橋・ボート、岸壁など釣る場所によって釣り方が異なり、それに応じて必要な仕掛けも異なってきます。また、シリヤケイカの釣りは底を取るのが重要となってくるため、オモリの調整も非常に重要です。仕掛けの知識を付けてシリヤケイカを釣り上げましょう!