作成:2018.9.20 更新:2023.3.25
根魚を狙うための仕掛け6種類を徹底解説!初心者でも簡単に釣れる!
初心者でも簡単に狙える根魚。今回は仕掛けについて、船・おかっぱり・ルアーの3視点から、合計6種類の仕掛けを網羅的に解説します。自分に合った釣り方を見つけて仕掛けを揃えてみましょう。
根魚は海底に生息している魚のこと

出典:visualhunt
根魚とは岩や海藻が生えている場所の隙間に生息している魚のことを指します。釣り人からはロックフィッシュとも言われており、遠い場所に泳いでいくことなく、ずっとその場所に生息するのが特徴です。
根魚は基本海底付近にいるため、釣り方は底を狙った方法がメインとなります。中にはサビキなどを使って釣ることもありますが、その場合でも海底をしっかりとらえることが重要となってきます。
根魚の種類は豊富!

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根魚で最も有名な魚種がカサゴ・メバルです。体長が20~30cmと小さめで、口が大きく針掛かりしやすいため、初心者でも簡単に釣ることができると人気のターゲットです。他にもアイナメやクロソイ、キジハタ、高級魚のクエなどが根魚に該当します。
船から根魚を狙う仕掛け2種類

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船から根魚を狙う方法は、胴突きとサビキの2種類あります。以下で釣り方と仕掛けについてそれぞれ解説していきます。
胴突き釣り
胴突き釣りとは、2~3本の針の下に重りを付けて船下に落とし、アオイソメなどの虫餌を使って根魚を狙う釣り方です。オモリを底に付けて待つだけなのでテクニックがいらず、初心者でも簡単に釣ることができます。
おすすめの仕掛けスペック
胴突き釣りに必要な道具はハリス・針・オモリの3種類です。ハリスと針は仕掛けセットで販売されているものを購入しましょう。ハリスは2~3号の太さで全長2m前後、針は根魚専用針の8~12号前後がおすすめです。カサゴやメバルなど小型の根魚を狙う場合は8号前後、クロソイなど少し大きめの魚を狙う場合は10~12号と釣れる魚種によって針の大きさを変えましょう。
オモリは20~30号の間からを水深によって選びましょう。30m以下の浅場では20号前後、それより深い場所では30号以上がおすすめです。底に着く速度や感覚で自分が納得いく重さに調整していくのがポイントです。
サビキ釣り
根魚を狙うサビキ釣りは、釣り方・仕掛けともにとっても簡単です。道糸に針が6~8本前後付いたハリスを繋げて下にオモリを付ければ仕掛けの完成です。針に疑似餌がついているため、餌を付ける必要もありません。虫餌が苦手な人や餌の匂いが嫌いな人におすすめです。釣り方は仕掛けを着底させた後、1mほど巻き上げ、そこからゆっくり糸を巻いていくだけです。数釣りも楽しめるため、最近人気を集めている釣り方となります。
おすすめの仕掛けスペック
サビキ釣りに必要な道具は針・ハリス・オモリの3種類です。胴突き同様、針とハリスは専用のセット商品があるので、それを購入しましょう。針は6~9号前後、ハリスは1.5~3号前後で全長が3m程度ある仕掛けがおすすめです。オモリは30~50号前後で水深によって調整しましょう。
おかっぱりから根魚を狙う仕掛け2種類

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船から根魚を狙う方法は、胴突きとブラクリ釣りの2種類あります。以下で釣り方と仕掛けについてそれぞれ解説していきます。
胴突き釣り
おかっぱりからの胴突き釣りの釣り方と仕掛けは、船で説明した内容とほとんど変わりません。
仕掛けを底に落としてアタリを待ち、来なければ上下にトントンとオモリを動かして根魚を誘います。仕掛けのスペックは船と異なりますので、以下で解説します。
おすすめの仕掛けスペック
胴突きに使用する道具は船と変わらず、針・ハリス・オモリの3種類です。針とハリスは胴突き用の仕掛けセットが販売されているのでそれを購入しましょう。針のサイズは6~10号、ハリスは0.8~1.5号前後がおすすめです。オモリは5~10号の中で底がしっかり取れる重さを選びましょう。
ブラクリ釣り
ブラクリは探り釣りの1種でオモリとハリが一体となっている仕掛けのことを指します。道糸にブラクリを付けるだけのシンプルな仕掛けですが、オモリの下に針がついているため、根掛かりしやすいのが難点です。底に仕掛けを落としたらトントンと竿を上下に振ってアクションをかけることで根魚を誘います。
おすすめの仕掛けスペック
ブラクリ釣りに必要な仕掛けはブラクリと呼ばれる道具1種類のみです。狙う魚の大きさによって2~6号の間から選びましょう。アイナメなど少し大きめの魚を狙う場合は2~3号、20~20cmクラスのカサゴなら5~6号がおすすめです。
ルアーで根魚を狙う仕掛け2種類

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ルアーで根魚を狙う方法は、メバルを狙うメバリングとカサゴを狙うガシリングの主に2種類です。それぞれの釣り方と仕掛けについて以下で解説します。
メバリング
メバリングはメバルをルアーで狙う釣り方のことをいいます。仕掛けは道糸にジグヘッドを付け、ワームという樹脂製のルアーを付ければ完成です。釣り方はルアーをキャストし、底に着いたらただ巻きするか、ロッドを細かく上下に振りながらアクションをかけていきます。底より少し上を泳がせるのがポイントです。
おすすめの仕掛けスペック
メバリングに使う仕掛けの道具は、ジグヘッドとワームの2種類です。ジグヘッドは1~2g程度の重さを選びましょう。形状は丸型、弾丸型などの種類があります。できれば種類豊富に揃えておきましょう。弾丸型のダートタイプはキビキビと左右にアクションをかけれるため、バリエーションの1つとして持っておくと良いです。
ワームは2インチ前後と短く細いワームがおすすめです。小型のメバルでもしっかり食べてくれるサイズを選びましょう。
ガシリング
ガシリングはカサゴをルアーで狙う釣り方のことをいいます。仕掛けの見た目はメバリングと似ていますが、カサゴはより海底を狙えるよう、オモリと針が別々になっているタイプがおすすめです。
釣り方はメバリング同様、海底をただ巻きするか、上下にアクションをかけて釣ります。
おすすめの仕掛けスペック
ガシリングに必要な仕掛けは、オモリ、針、ワームの3種類です。オモリは3~20gの中で、水深やキャスティングの距離に応じて重いものを選びましょう。針は#1~#3のオフセットフック、ワームは1~3インチ前後の細めがおすすめです。
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根魚を色んな仕掛けで釣ってみよう
今回は根魚を釣るための仕掛けについて、船の胴突き・サビキ、おかっぱりの胴突き・ブラクリ、ルアーのメバリング・ガシリングの6種類について解説しました。それぞれ釣り方や仕掛けが異なるため自分に合った釣り方を見つけてみてください。色んな仕掛けで根魚を狙って釣りを楽しみましょう。