作成:2018.10.30 更新:2023.7.5
ヒラメに有効なルアーの色を徹底解説!おすすめカラーも紹介!
ヒラメはサーフのルアーフィッシングで1番人気のターゲットです。各メーカーからヒラメを狙ったルアーが様々な色で販売されています。
今回はヒラメとルアーの色の関係性とおすすめのルアーカラーを紹介します。
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目次
ヒラメ釣りで使うルアーはプラグ系とメタルジグ

出典:SHIMANO
ヒラメをルアーで狙う場合は、プラスチック素材で作られたプラグと金属で作られたメタルジグ、そして疑似餌のワームを使います。
ヒラメは海底に生息するフラットフィッシュなので、ボトムを狙うのが基本です。
しかし実はヒラメはよく泳ぎまわって獲物を探す魚で、表層を泳ぎ回るイワシを追うこともある貪欲な魚なのです。
なので、ヒラメの活性が高い時は表層を一定の速度で巻きやすいプラグ系のルアーがマッチします。反対にヒラメの活性が低い時は、飛距離が出て広範囲のボトムを探れるメタルジグが適しています。
プラグとメタルジグは特性が違うので、その日のコンディションに合わせた選択が釣果を伸ばすポイントになります。今回はプラグとメタルジグに焦点を当てて、ヒラメに有効なルアーのカラーパターンをご紹介します。
ナチュラル系(ベイト系)のカラーはヒラメがスレている時に有効

出典:foter.com
ナチュラル系カラーはベイトとして存在する魚をベースとしたカラーリングを施しているルアーです。シルバーカラーもナチュラル系に分類されます。
ヒラメが主に捕食しているベイトに近いカラーを選択することで釣果を伸ばせます。イワシやアジ、コノシロ、シロギスといったヒラメがベイトとして捕食している魚を見分けて、それに合わせたカラーチョイスが重要です。
ナチュラルカラーはどんな時でも万能に使えるカラーですが、周りのアングラーがゴールド系やグロー系などのアピール力が高いカラーを投げて、ヒラメの警戒心が高まりスレている時にも有効です。
ナチュラルカラーはヒラメが普段から捕食している魚に似せたカラーなので、警戒心が高まった状態でも違和感なく食いつかせることが可能です。
万能なカラーなので、常に1種類はタックルケースに用意しておきたいですね。
メジャークラフトの定番ルアー
ジグパラショートはメジャークラフトの定番ルアーです。カラーバリエーション、サイズ共に幅広く展開しています。
ヒラメ専用設計のミノー
熱砂ヒラメミノーはシマノから販売されているミノーです。
シマノがヒラメ専用に開発したミノーで、レンジをキープしながら広範囲に光を拡散し、その日の活性を探るパイロットルアーとして有効です。
飛距離に優れるジャクソンのメタルジグ
飛び過ぎダニエルはジャクソンから販売されているメタルジグです。
その名の通り飛距離に優れ、広範囲を探れます。
Jackson(ジャクソン)メタルジグ飛び過ぎダニエル67mm20gライブイワシLIWルアー
タイプ:スーパーシンキング
サイズ:67mm / 重量:20g
カラー:ライブイワシ LIW
クリア系カラーは晴れたデイゲームで有効

出典:foter.com
クリアカラー晴れた日のデイゲームで有効なカラーです。
日光が差し込む晴れたデイゲームでは、クリアカラーのルアーは乱反射するので、ヒラメから見るとシルエットがハッキリと移ります。それでいてゴールドやピンクカラーのように、アピール力が強すぎないので違和感を感じさせません。
反対に、日光が出ていない曇り空や雨の日、ナイトゲームではクリアカラーの力を引き出せません。有効な場面は日光が海中に差し込んでいる限定的なシーンですが、クリアカラーがマッチする場面は必ずあります。
クリアカラーはヒラメが好んで捕食するキスに似た半透明なので、よりナチュラルに捕食スイッチを刺激します。
ナチュラルカラーとアピールカラーの中間といったイメージで使うと良いでしょう。特にデイゲームの釣行が多い人におすすめのカラーです。
安定した飛行姿勢と驚異的な飛距離のリップレスミノー
ミノーサスケ裂波はアムズデザインから販売されている大型のフローティングミノーです。
風の影響を受けやすい大型ミノーにも関わらず、驚異的な飛距離を生み出します。
アムズデザイン サスケ140 裂波
主な対応魚種:ヒラスズキ シーバス
タイプ:フローティング
サイズ:140mm / 重量:20g
カラー:いちごミルク #RP14-117
レンジ:60-100cm
アクション:ウォブンロール
フック:#3
リング:#4
ヘビーシンキングのオシアペンシル
オシアペンシルはシマノから販売されているヘビーシンキングミノーです。
重量があるミノーなので、水深の深いポイントでヒラメを狙うのに最適です。
シマノシンキングルアーオシアペンシル42g115mm
タイプ:ヘビーシンキング
サイズ:115mm / 重さ:42g
カラー:ウォータークリアー 08T
フックサイズ:ST-66#1
ミディアムスローからキレのあるアクション
マッスルショットはジャクソンから販売されているルアーです。
ミディアムスローからキレのあるアクションで、リップとフィンがスタビライザーの役目を果たして水面から飛び出そうとする力を制御します。
ピンク系カラーはパイロットルアーとして有効

出典:foter.com
ピンク系カラーはヒラメ釣りにおいて万能カラーです。朝マズメや夕マズメ、デイゲームから潮が濁っているマッディーゲームでも全てのコンディションで使えます。
パイロットルアーとして有効で、コンディションを確認するために、まず第一投はピンク系のカラーを投げて、ヒラメの活性を確かめてからその日のゲームを組み立てます。
ヒラメ釣りはアピール力の強いものから弱いものへローテーションしていくのが基本です。高活性時には高アクション、低活性時には低アクションを忘れないようにしましょう。
ピンク系カラーを投げてアタリがあれば更にアピール力の高いカラーに変更します。反対にヒラメの反応が無ければ、アピール力の低い警戒心を抱かせないようなナチュラルカラーに変更します。
ピンク系カラーはその日のコンデションを探る起点になるカラーなので、絶対に持っておきたいカラーです。
パイロットルアーに最適なミノー
熱砂ヒラメミノーはヒラメの定番ルアーで、パイロットルアーとして優れています。
ピンク系カラーはパイロットとして優れているので、両方がマッチしたルアーです。
シマノ 熱砂 ヒラメミノーIII 125S AR-C
カラー: 005 キョウリンピンク
サイズ(mm): 125
自重(g): 23
タイプ:シンキング
フックサイズ#: 5×2、テールのみ#4×1
ミドルレンジ以深を攻略するヘビーシンキングミノー
熱砂スピンドリフトはシマノから販売されているシンキングミノーです。
上記で紹介した熱砂ヒラメミノーよりも、深いポイントを探れるミノーです。
シマノ 熱砂 スピンドリフト 110HS AR-C キョウリンピンク
カラー: 002 キョウリンピンク
サイズ(mm): 110
自重(g): 32
タイプ:ヘビーシンキング
フックサイズ#: 3×2
強いフラッシング効果を持つミノー
ピンテールサゴシチューンはジャクソンから販売されているミノーです。
サゴシに特化して設計されているルアーですが、強いフラッシング効果はヒラメにも有効です。
ゴールド系カラーは少し濁りのあるマッディーゲームに有効

出典:foter.com
ゴールド系カラーはピンク系と同じく、ヒラメ釣りで人気のある定番カラーです。
ピンク系と同じく万能に使えますが、ゴールド系のほうがアピール力が高いので、少し濁りのある場合にマッチします。他にも朝マズメや夕マズメ等の光量が低い時間に有効です。
ナチュラル系カラーからゴールド系カラーに変更したとたんに反応が良くなるのは、ヒラメをルアーで狙うアングラーの多くが実感しています。その位実績のあるカラーチェンジということです。
ナチュラル系ではアピール力が足りないと感じる時にゴールド系に変更すると、ヒラメの捕食スイッチに上手くマッチして釣果を伸ばせます。
ぶっちぎりの遠投性能
ハードコアヘビーショットはデュエルから販売されているシンキングペンシルです。
ハイスピードでも水面直下をリトリープが可能なルアーです。
急深なサーフのボトムでもガンガン攻められるメタルジグ
熱砂スピンビームはシマノから販売されているメタルジグです。
ガンガンに流れる離巌流や急深なサーフのボトムでも強いリトリープでヒラメにアピールします。
小さいベイトパターンで効果を発揮するメタルジグ
マイクロスリムはジグパラから販売されているメタルジグです。
ヒラメが捕食しているベイトが小さい時に有効なメタルジグです。
パール系のカラーは光量の少ないナイトゲームで有効

出典:foter.com
パール系カラーは真珠のような輝きを持つカラーで、ナイトゲームで有効なアピール力を持っています。アピール力が強いカラーなので、日中の濁りが強い時に有効的です。
パール系カラーの代表と言えるレッドヘッドは、特定のアングラーから高い信頼を得ていて、多くはありませんが必ずショップで見かけるカラーです。
実際に釣果を上げているカラーなので、一度試してみることをおすすめします。
圧倒的な飛距離を生み出す重心システム
ショアラインシャイナーZ バーティスR 125Fはダイワから販売されているミノーです。
ワイヤオシレートサクサスシャフト+ハーフスプリングによって圧倒的な飛距離と立ち上がり性能を実現しています。
ダイワ ショアラインシャイナーZ バーティスR 125F
カラー:レッドヘッド
タイプ:フローティング
サイズ(mm): 125
標準自重(g): 20.5
標準装備フック#: 5トレブル
ヒラメルアーのスタンダード
熱砂ヒラメミノーはシマノから販売されているミノーです。
今回の記事で数回ご紹介していますが、パールカラーも展開しています。ベーシックなミノーでありながら、複数のカラー展開しているのがこのルアーの強みです。
シマノ 熱砂ヒラメミノーIII125S AR-C キョウリンキス
カラー: 007 キョウリンキス
サイズ(mm): 125
自重(g): 23
タイプ:シンキング
フックサイズ#: 5×2、テールのみ#4×1
左右のダートロールアクションでベイトフィッシュを演出
熱砂スピンドリフトはシマノから販売されているメタルジグです。
左右のダートロールアクションでベイトフィッシュを演出します。
シマノ 熱砂 スピンドリフト110HS AR-C キョウリンキス
カラー: 003 キョウリンキス
サイズ(mm): 110
自重(g): 32
タイプ:ヘビーシンキング
フックサイズ#: 3×2
パープル、ブラック系カラーは最強のアピール力

出典:foter.com
パープル、ブラック系のカラーはアピール力の特に高いカラーです。
人の目から見るとゴールドやグロー系カラーが目立つように思えますが、海中でヒラメから見るとパープルやブラック系のカラーが目立つように見えるのです。
ヒラメは色味でルアーを見極めているのではなく、色味によって変わるシルエットの濃さで判断していると言われています。
パープルやブラック系のカラーは海中でシルエットがハッキリと写るカラーです。
朝マズメや夕マズメ、ナイトゲームやデイゲームとオールマイティーに使えます。しかしアピール力が強いので、多用するとヒラメに警戒心を抱かせて、スレてしまうデメリットもあります。
色々なカラーを試しても反応が無い時や、ここぞという時に投入すると高い効果が期待できるカラーです。
唯一無二のペンシルベイト
ペンシルベイトにょろにょろはジャクソンから販売されているシンキングです。
唯一無二のデザインで、通常のルアーではつかみきれないパターンでもバイトを誘発します。
メジャークラフトの定番ルアー
ジグパラショートはメジャークラフトから販売されているメタルジグです。
パープルはルアーの中でも珍しいカラーです。その中でも使いやすい定番のメタルジグは嬉しいですね。
ジャクソンのヘビーシンキングミノー
G-controlはジャクソンから販売されているヘビーシンキングミノーです。
セカンドリップによるボディの浮力で、ヘビーシンキングミノーの苦手な低速リトリープを可能としました。
ジャクソン(JACKSON)ジーコントロール(G-control)2015年追加カラー
タイプ:スーパーシンキング
重量:28g / サイズ:93mm
カラー:ブラックインパクト
グロー系カラーはナイトゲーム専用カラー

出典:foter.com
グロー系カラーは蛍光塗料で発光するタイプのカラーです。
グロー系カラーはナイトゲームでヒラメに対して高いアピール力を持ちます。光量の少ない朝マズメや夕マズメでも有効とされています。
アピール力が非常に高いので、パープル、ブラック系同様に多用するとヒラメに警戒心を抱かせてスレてしまうデメリットもあります。
他には自分がキャストしたルアーの位置を知る時にグロー系カラーは役に立ちます。
ヒラメを狙うサーフでは波打ち際でルアーの回収が遅れると、ルアー本体とフック、そしてラインを傷つけてしまいます。グロー系のルアーを使えば、暗闇でも視認性が上がるのでルアーを引きずることはありません。
メジャークラフトの定番ルアー
ジグパラショートはメジャークラフトから販売されているメタルジグです。
安定した動きとグローによる強いアピール力を兼ね備えています。
大型のヒラメにグローカラーでアピール
ジグパラセミロングはメジャークラフトから販売されているメタルジグです。
こちらも定番商品ですが、上記で紹介したジグパラショートよりも大きいヒラメに対して有効です。
落ち葉フォールアクションのショアスロー
ジグパラショアスローはメジャークラフトから販売されているメタルジグです。
ショアスローは、フォール中に落ち葉のようなヒラヒラとしたアクションで海底から獲物を狙っているヒラメに強いアピールをすすメタルジグです。
ヒラメ釣りのカラーローテーション

出典:foter.com
ヒラメ釣りでは同じカラーを投げ続けるよりも、色々なカラーを試してその時にマッチしたカラーを探り当てるのが釣果を伸ばすポイントです。
カラーチェンジについてはフィールドや季節、そして人によって考え方が変わるので正解はありませんが、ヒラメ釣りではアピールの強いものから、弱いものへローテーション。高活性には高アクション、低活性には低アクションが基本とされています。
例えばデイゲームではピンク系ルアーをパイロットルアーとして投げ込み、活性が高ければアピール力の高いゴールド、パール系カラーにチェンジします。
反対に活性が低ければナチュラル、クリアカラーにチェンジします。
ヒラメ釣りでは朝マズメで光量が少ない時はゴールド系、そこから光量が増えると共にベイトに近いナチュラルカラーにルアーを変えるのが王道のカラーローテーションです。
その日のマッチカラーを見つけてヒラメを釣り上げよう!
ヒラメ釣りのルアーカラーについて解説しました。
同じカラーを使い続けて全くヒラメの反応がない時に、カラーを変更したとたんにヒラメが釣れるのは良くある話です。その位カラーチェンジは釣果を伸ばす有効な手段と言って良いでしょう。
ヒラメが釣れるカラーは常に同じでありません。コンディションによって常に変わるので、その日にマッチしたカラーを見つけるのが釣果を伸ばすポイントです。
ピンク系やゴールド系カラーはヒラメ釣りの定番で、パイロットルアーとして使えます。
活性が低い時はナチュラル系やクリア系カラーが有効で、濁りが強い時はアピール力の高いパール系やパープル、ブラック系が有効です。
普段から同じカラーばかり使っている人は、たまには違うカラーのルアーを使ってみてはいかがでしょうか?
カラーローテーションすると気分転換になるので、キャスティング回数も自然と増えます。そしてそれがヒラメを釣り上げる一歩に繋がるのです。
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