作成:2018.9.30 更新:2023.5.29
磯釣りで履く靴は安全が第一!靴の種類と靴底の特徴を徹底解説!
磯釣りの装備の中で靴は重要な役割を果たします。安全に磯釣りを楽しむためには足元が大事です。磯といっても色んな形状があります。こんな磯にはこんな靴底がいい、また靴のタイプも同様です。そんな磯釣りで履く靴について詳しく解説していきましょう。
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磯釣りで履く靴は底が違う!

出典:photo-ac
磯釣りで履く靴は、靴底が特殊になっています。基本パターンは三つになっています。スパイク底、フェルト底、フェルトスパイク底です。
この靴底によって釣り人の安全を守っているのです。普通のスニーカーと磯靴で磯の上を歩くのでは大違いです。
その為にも磯釣りに置いての磯靴は必需品です。タイプもスニーカー、トレッキング、ブーツなど各メーカーから色々発売されています。
磯釣りで履く靴底の選び方

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実際にどんな磯靴がいいの?と迷ってしまうはずです。そこで靴底の種類と磯の岩質の最適な組み合わせを解説していきましょう。
磯の岩質の解説
磯には大きく分けて火成岩と水成岩で成り立っています。火成岩は黒い岩で、表面の突起が多く、座り心地も悪い磯です。一方水成岩は灰色や褐色の大きな一枚岩で表面が平坦で座り心地は良いです。この岩質が磯靴選びのポイントとなります
フェルト底タイプの磯靴
フェルト底の磯靴は軽く動きやすいので人気の一つです。
火成岩の突起の多い磯はもちろん、水成岩の滑らかな磯にもフィットします。
しかし水成岩の波打ち際の濡れた場所や、干潮時しか出ないコケの生えた場所などはとても滑ります。
ズバリ説明すると、乾燥した磯は良いが、濡れた磯はダメという事になります。
フェルト底はフェルトがすり減ってきたら代え時ですが、フェルトだけの貼り換えも可能です。
現在はフェルトスパイク底が主流になり、フェルト底のシューズは鮎用シューズに移行されています。購入するなら鮎用で探すと各種販売されています。
スパイク底の磯靴
磯釣り創生期からあるスパイクシューズです。
スパイクによって足元が少し重くなるのが欠点ですが火成岩のような起伏の多い磯では抜群の安定感を発揮します。
また突起が多く濡れた磯でも万全です。逆に水成岩などの滑らかな磯ではスパイクが引っかからず滑る時があります。ズバリ説明すると、突起の多い磯向けです。
スパイクシューズは靴底に埋め込んだスパイクが摩耗で短くなった時が代え時です。
フェルトスパイク底の磯靴
フェルト底とスパイク底の両方の利点を兼ね備えた磯靴です。
このタイプには二つ種類があってフェルトの中にスパイクが埋め込まれているタイプとスパイクが独立したものがあります。
現在このタイプが一番人気でオールマイティな磯靴といえます。
フェルトスパイクともすり減ってきた時が交換時期です。
フェルトスパイク底だけの貼り換えも可能です。
現在の磯靴はフェルトスパイク底がメインになっています。
磯靴のタイプは大きく三種類!

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磯靴にはいろいろなタイプがあります。スニーカータイプからブーツタイプまで。それぞれ特徴を解説していきましょう。
スニーカータイプ
人気のタイプで一般的にはハイカットタイプが一番多く出回っています。
軽いので軽快に動けます。
靴紐で結ぶタイプとマジックテープで止めるタイプがあり、面倒ですが紐で結ぶタイプが安定感があり長持ちします。
更にいえば、紐で結ぶタイプの上にマジックテープで押さえるタイプがベストです。
欠点は水濡れで、波に洗われると海水が染み込んできます。
防水タイプも発売されていますが、基本的には波のかけあがらない磯向きですね。
トレッキングシューズタイプ
磯靴の始まりはこのタイプでした。
靴自体が重い事もあって近年は発売も減少されていますが、足首を包み込み、全体が安全靴のように厚い事から、岩の割れ目などに足が挟まっても、足を守ってくれます。
また少々の水濡れにも強く、いまだ根強い人気があります。
ブーツタイプ
シマノ ジオロックブーツ リミテッドプロ FB-151T Sサイズ
カラー:ブラッドレッド
サイズ:S / 対応足サイズ目安(cm):24.0~24.5
ジオロック交換ソール対応サイズ:S
ふくらはぎ周囲の寸法(cm):40
ブーツタイプの利点は、冬場に温かい事と、水濡れに非常に強い事です。逆に気温の高い時期は足が蒸れることもあるので好き嫌いがわかれるタイプです。
磯釣り用おすすめ靴10選

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現在はフェルトスパイクが主流で、スパイクがサブ的な立場です。またフェルト底は鮎用シューズへ各メーカー移行しています。ここではフェルトスパイクとスパイク底にしぼり、お勧めの磯靴をリーズナブルな価格帯から本格的な高価格帯まで紹介していきましょう。
リーズナブルなスパイクブーツ
ファインジャパン スパイクブーツ SP-1094 ブラック M
■サイズ:S(24cm)/M(25cm)/L(26cm)/LL(27cm)/3L(28cm)
■製品重量:約800~930g
■素材:ゴム/ゴム・スチール(ソール部)
スパイク底のブーツタイプです。水濡れに強く、冬場は防寒パンツをブーツの上にかぶせると膝まで何に濡れても水が染み込んできません。冬場向けです。
本格防寒タイプで冬は暖かい
スパイク底のブーツタイプで防寒仕様です。水濡れに強く、冬用の磯靴です。
見た目もスニーカーそのもの
阪神素地 フェルトスパイクシューズ ハイカット FX-912 カモベージュ
ハイカットモデル
フエルトスパイク底モデル
カラー カモフラージュ
サイズL(26.0~26.5cm)
人気のスニーカータイプでフェルトスパイク底のリーズナブル版です。初めての購入にはこれがお勧めです。
様々な場面で活躍
オカモト KMP-9609 ブラックウルフ ピンスパイクシューズ
色: ネイビー
靴幅: 3E
ソール素材または裏地: 合成底
ヒールの高さ: 4.5 cm
留め具の種類: レースアップ
ソールの厚さ: 2.5cm
重さ: 460g (片足/26.5cm)
磯や山道、雪道などで使用できるので、釣り以外にも活躍してくれます。
表面に撥水加工がされているので、水の侵入や汚れを防いでくれます。
歩きやすさと防水機能
シマノ開発のラジアルスパイク装備のスニーカータイプです。
普通のスニーカー感覚で履け、軽量に加え、柔らかい素材で、軽快な動きができます。
足に簡単フィット!
ダイレクトダイヤルシステムを採用しており、簡単にあしにフィットしてくれます。
軽量で、クッション性もあり、高屈曲なのでとても履きやすく動きやすいです。
簡易防水設計でもあるので、シューズ内をドライに快適に保ってくれます。
万人向けのメジャータイプ
スニーカータイプのフェルトスパイク底タイプです。
引裂き、摩擦、摩耗に対して高い耐久性のコーデュラ素材をアッパー部に採用しています。
つま先部とかかと部には衝撃からガードするカップソールを配置。
足首のホールド感を確保しつつ機動性があるミドルカット仕様です。
基本性能が高いスパイクシューズ
軽量なカットラバーピンフェルトを採用したシューズ。
通気性に優れているので蒸れにくいです。
運動性とホールド性を兼ね備えたミドルカットです。
幅広ジャパニーズ設計
がまかつ(Gamakatsu)フィッシングシューズフェルトスパイクパワータイプブラック×ゴールドGM-4514
タイプ・・・スニーカー
靴底・・・フェルトスパイク
さいず・・・各種
日本人の足用に設計された幅広タイプです。トリプルマジックテープで脱着も簡単で、足にピッタリフィットさせます。
履きやすさと高グリップ
シマノ ドライシールド ハイカットシューズ (3Dカットピンフェルト) FS-085P ブラック
色: ブラック
サイズ: 27.5
タイプ・・・スニーカー
靴底・・・フェルトスパイク
12mm3Dカットピンフェルトソール仕様でグリップ力を高め、ドライシールドによる防水機能も大幅アップしたシマノ最強の磯靴です。
磯釣りは靴が重要!いい靴を選んで安全に出かけよう

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磯靴の解説はいかがでしたでしょうか。現在の主流がスニーカータイプでフェルトスパイクシューズだという事がお分かりいただけたと思います。渡船で渡沖磯はもちろん、地磯や堤防などでも磯靴は実力をいかんなく発揮します。普段、道路からほど近い岩場で釣りをする方にとっても、動きやすく、軽く、安全度合の高い磯靴を履くことをお勧めします。きっと履いてよかったと思うはずです。
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