作成:2018.9.26 更新:2023.3.25
エギングのシャクリ基本動作5パターンを覚えてイカを釣り上げよう!
エギング初心者がまず苦戦するのが、エギのシャクリ方です。今回はうまくできない人向けに、基本動作5パターンをそれぞれ解説します。状況に合わせて使い分けることでイカの釣果をあげていきましょう!
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エギングの釣果はシャクリで決まる!

出典:photo-ac
エギングはエギというエビに見立てた疑似餌を用いてイカを狙う釣り方のことをいいます。春の産卵期には2~3kgの大物アオリイカを狙えるということもあって、アングラーたちから人気の釣りとなっています。
エギングはエギにアクションをかける「シャクリ」をすることでイカを誘ってフックに引っかけて釣ります。エギングにおけるシャクリとは、ロッドを使ってエギを動かすことによってイカを誘う行為のことを指します。シャクリによってイカが寄ってきたり、エギを抱いてくるため、エギングにおいて一番重要な部分となります。イカの釣果はエギングのシャクリ方によって変わってきますので、たくさん釣れているアングラーはこのテクニックが他の人と比べて上手ということになります。
エギングのシャクリ方5パターンを解説
エギングにおいて、シャクリが大事になってくることを前述しました。シャクリ方は様々な種類が存在しますが、初心者がまず抑えておきたい方法は5つあります。基本動作である2段シャクリとワンピッチジャークをはじめ、バリエーションを持たせて活躍する縦シャクリ、スラックジャーク、横シャクリを紹介します。以下でそれぞれのシャクリ方と、どういうときに有効かについて解説していきます。
1.2段シャクリ

出典:photo-ac
まず初心者が覚えたい基本的なシャクリが「2段シャクリ」です。2回シャクリを連続で行うことをいいますが、やり方にはコツがあります。
まず竿を下向きにして糸ふけを全て巻き取ります。次に1回エギの頭を少し動かす感覚で小さく竿をしゃくりあげます。すぐに竿を一番最初の下向きポジションまで戻したあと、今度は一気に上に竿を上げます。リズムよくやることによって、エギが2回目のシャクリの際に水中で勢いよく飛び跳ねるようなアクションをすることができます。
1回目と2回目のシャクリをスムーズに行うのがポイントです。エギをフォールさせることなく連続でシャクリましょう。2段シャクリは秋イカを狙う際におすすめです。
2.ワンピッチジャーク

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次に紹介するのが、ルアー釣りの基本ともいえるワンピッチジャークです。エギングだけでなく、ジギングやアジングなどでも使います。ワンピッチジャークは1回のシャクリにつき、リールを1回転させる動かし方となります。エギがリズムよくアクションするので、複数回ワンピッチジャークを行ってしばらくフォールさせるというのが定番の釣り方となります。
まず竿を水平より少し下まで下げて糸ふけを取ります。次にロッドを上向きにシャクリながらリールを半回転させます。その後一番最初の位置まで竿を下げると同時にまたリールを半回転させるというのが1通りの流れです。これを連続で繰り返すことによってエギが水中で逃げるような動きをすることができます。
春に大物を狙う場合は2~3回連続で行った後フォールを繰り返し、秋イカを狙う場合はアピールするため4回以上シャクってみましょう。
3.縦シャクリ

出典:photo-ac
縦シャクリはアオリイカを誘うのに使える方法です。上述した2段シャクリやワンピッチジャークと合わせて使うことによって動きにバリエーションを付けることができます。
まずはワンピッチジャーク同様、水平より少し下向きに竿を傾け、糸ふけを取ります。次に水面と90度になるまで思いっきり竿をしゃくりあげて縦にしてします。そのまま穂先が追いつくまでその位置をキープするだけです。水中でエギが勢いよく飛び跳ねるような動きをします。
ポイントはシャクるときは勢いよく、竿を上げたら数秒キープしてエギをしっかり飛び跳ねさせることです。しっかり上にエギが上がったらゆっくりフォールさせてイカにエギを抱かせましょう。イカはフォール中にバイトすることが多いため、このしゃくり方をワンピッチジャークなどのアクションと組み合わせることでより釣果の高い釣り方ができるようになります。特に春の大物を狙いたいときには取り入れたいシャクリ方です。
4.スラックジャーク

出典:visualhunt
スラックジャークは、先述した3つの方法と異なり、敢えて糸ふけを出した状態でシャクルという特徴があります。喰いが渋い時のアクションの一つとして覚えておくと、エギングの釣果がより期待できます。
まず最初に竿を水面から斜め上にあげ、余分な糸ふけを取ります。そこから竿を水平より少し下に傾け糸ふけをわざと出します。その後勢いよく竿を真上にシャクリあげます。エギが上がった感覚を掴んだら水平より少し下に再度竿を戻し、糸ふけを出してフォールさせましょう。エギが跳ねるようなイメージでシャクルのがポイントです。
スラックジャークは海底付近を攻めるときに有効です。春の大物イカを狙う場合は、ボトムにエギを付けた後、数回連続してシャクってみましょう。
5.横シャクリ

出典:visualhunt
横シャクリは使っているアングラーは少ないですが、水深が浅い場所でエギングする際に活躍するアクションです。エギが水中で左右にダートすることで、縦シャクリと比べて水面への浮き上がりを防ぐことができます。
まず水平から少し下に竿を傾けて糸ふけを取ります。その後竿を上にあげず横に引くシャクリを入れてエギにアクションをかけていきます。引く際はワンピッチジャーク同様、リズムよくシャクリながらリールを巻くことで水中でエギが自然な動きをしてくれます。
横シャクリは春の大物狙いや活性が高い時の数釣りにおすすめです。磯場などは水深が浅く、アオリイカが好む藻がある場所が多くなるため、そこで横シャクリを入れながらイカを誘えば縦の大きいアクションより体力も使わず効率よく釣り上げることができます。
シャクリ方を覚えてエギングをマスターしよう!

出典:visualhunt
今回はエギングの釣果を左右するしゃくり方について、4つの方法を解説しました。2段シャクリは1回目を軽く、2回目を勢いよくを心がけましょう。ワンピッチジャークはどんな状況でも使うことができますので基本動作として必ず習得しておきましょう。縦シャクリはエギがちゃんと上にくるまで竿を上げ続けることがポイントです。スラックジャークはわざと糸ふけをさせて弾くようにしゃくるのがコツです。横シャクリは磯場などの浅瀬で数釣りを楽しみたいときのテクニックとして覚えておくといざというときに便利です。
様々なシャクリ方を覚えておけば、色んなパターンを組み合わせてエギングの釣果をより上げることが期待できます。また、春と秋ではイカの活性が異なるので、季節に合わせた動きをさせるのもポイントです。シャクリ方をマスターしてイカを釣り上げてみましょう!
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