作成:2018.10.1 更新:2023.6.27
メバルのサビキ釣りは追い食いを狙う!おすすめのタックルも紹介!
春を告げる魚といわれるメバルですが、初めてでも釣りやすいのと食味のよさから人気のターゲットです。メバルをサビキ釣りで釣る際は船釣りが多いのですが、サビキ釣りで釣るためのタックルや仕掛け、追い食いの原理と連掛けのコツをご紹介したいと思います。
目次
メバルのサビキ釣りは春がおすすめ!

出典:photo AC
春を告げる魚といわれるメバルですから、水温の上がってくる3月以降がメバル釣りのシーズンになります。
季節によって活性が違うのは当然ですが、メバルは時間帯によっても釣れるタナが変わっていきます。
メバルは日中は底の方でじっとしていることが多く、夜間になるとエサを求めて浅いタナへと移動してきますので、時間帯に応じて狙うタナを変える必要があります。
またメバル釣りといえばエサ釣りが一般的でしたが、夜間にエサを付けかえるのが手間だったり、追い食いをさせることで数も伸ばせるということで、サビキ釣りをする方が増えてきました。
今回はサビキ釣りでメバルを狙う方法をご紹介してきたいと思います。
サビキ釣りでメバルを狙うタックルを紹介!

出典:photo AC
メバルのサビキ釣りでおすすめのロッド
メバルのサビキ釣りにおいてロッド選びは非常に重要になりますので、少し値は張ってもいいものを選ぶようにしてください。
また穂先が柔らかいロッドでないとメバルが違和感を感じて一気に食い込みが悪くなってしまいますので、メバル専用のロッドを選択することをおすすめします。
長さは3.3mを基準にして3mから3.6mくらいまでは対応できます。
ダイワ 瀬戸内メバルSP 360IL
全長(m):3.60
継数(本):3
仕舞寸法(cm):126
自重(g):150
オモリ負荷(号):10-40
適合クランプサイズ:SS
DAIWAのメバル専用ロッドです。
メバルに違和感なく食わせ、追い食いをさせやすい柔軟さを追求しています。
インターラインなのでガイドの糸絡みの心配もありません。
コスパの高さで人気のアルファタックルがプロデュースするメバル専用ロッドです。
口切れによるバラシやハリス切れを防ぐ柔軟胴調子です。
また、スパイラルガイドシステムなのでライントラブルが少ないです。
メバルのサビキ釣りでおすすめのリール
メバルのサビキ釣りにおいて、リールにパワーは求められませんので、軽くて小型のものがおすすめです。
電動リールでも問題ありませんが、どうしても自重が重くなってしまいますので、手巻きのものがいいでしょう。
また水深が分かるようにカウンター付のものもおすすめです。
ダイワ ライトSW X IC (右ハンドル)
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):69
ギア比:6.3
自重(g):240
最大ドラグ力(kg):5.0
ハンドルタイプ:ダブル / 長さ(mm):100
ハンドルノブ:EVA
標準巻糸量 PE(号-m):1-200、0.8-300
DAIWAのカウンター付きリールです。
非常に軽量でメバル以外でも小型、中型のサイズにオールマイティに対応したリールになります。
アブガルシアのカウンター付きリールです。
カウンターにLEDバックライトが付いていますので、夜間でも見やすい設計になっています。
また、操作方法も簡単でビギナーでも使いやすい仕様になっています。
メバルのサビキ釣りでおすすめのライン
ラインはPEラインの0.6号から0.8号を使用します。
ラインブレイクが気がかりな場合は、フロロカーボンのリーダーを付けるようにしてください。
クレハ シーガー PEX8 200m 0.8号 18lb 5色分け
主な対応魚種:全魚種対応
素材:PE
全長:200m / 号数:0.8号 / 強度:18lb(8.2㎏) / 8本編み
カラー:10m毎 オレンジ・青・赤・緑・紫
素材:超強力ポリエチレン繊維(イザナス)
10m毎マーキング:Colorオレンジ・青・赤・緑・紫
8本編みで0.8号のPEラインです。
視認性の高いマルチカラーです。
メバルのサビキ釣りで数を釣るためのキーワードは追い食い!

出典:photo AC
サビキ釣りのポイント
サビキ釣りで共通していえることですが、コマセと仕掛けが同調しないことには当然魚は食いつきません。
仕掛けを底近くまで落としたら、コマセの煙幕の中に仕掛けをカモフラージュするイメージでハンドルを巻いていきます。
仕掛けを上下に動かして誘う必要はありませんので、コマセの流れに同調するように仕掛けを潮の流れのまま漂わせるのがメバル釣りでのポイントになります。
メバルが吐き出したエサがコマセになる
サビキ釣りで数を狙う場合には、当然のことながら1キャストあたりでかかる数が多ければ多いほど、最終的な釣果は飛躍的に上がっていくようになります。
そこでメバルの追い食いを狙っていくのが、メバルのサビキ釣りでの定石となります。
追い食いというのは、メバルが針にかかった途端に驚いて吐き出したエサがコマセとなって、次々と他のメバルを引き寄せるというものです。
メバルが吐き出したエサは他のメバルも安心して食べるようで、追い食いという状況が発生します。
追い食いをさせるために引きの強さを感じることが重要
追い食いをさせるためには仕掛けのどのあたりにかかったかを判断するのが重要になります。
メバルは一気に底に向かって潜ってハリから逃げようとするため、上の方のハリを食った場合は底までの距離があるので引きが強くなりますし、逆に底に近いハリを食った場合は引きはそこまで強くありません。
下の方のハリを初めに食った場合は追い食いは期待できませんので、手返しを重視した方がいいのですが、上の方のハリを食った場合は、ゆっくりとハンドルを5回転から6回転ほどさせてアタリを待ちます。
アタリがあったらまたゆっくりとハンドルを巻いて追い食いの連鎖を発生させます。
メバルのサビキ釣りでおすすめの仕掛けを紹介!

出典:photo AC
ハリス、ハリ
メバルはハリスが太いものですとまったく食わなくなってしまいますので、0.6号から0.8号のものを選択します。
ハリはコマセによって同調するカラーのものを選ぶといいでしょう。
アミエビならピンク、アオサなら緑や茶色といった具合です。
0.8号のハリスのサビキ仕掛けです。
アミエビと同調しやすいピンクカラーですので、カモフラージュ力も抜群です。
コマセ
コマセに使用するのは主にアミエビになります。
メバルくらいのサイズではオキアミよりアミエビの方がおすすめです。
アミエビは手に入りやすいですし、集魚力も抜群です。
また少し大型のサイズを狙うのであればアオサもコマセとして使用できます。
砂と集魚剤を混ぜて、アオサを細かくしながら混ぜ合わせてコマセを作ります。
エサを付ける場合は同じくアオサを使うことで、アタリ自体は少なくなりますが、大物狙いと割り切った釣りを楽しむことができます。
マルキュー アミ姫600g.
マルキュー アミ姫 600g
■内容量(g):600《マルキュー 配合エサ》
●キャップを開けて絞り出すだけで使えるサビキ釣り用配合エサ。
●フルーツ系の香りで、アミエビのにおいが苦手な人も安心して使えます。
●粒のしっかり残ったアミエビが漂ってアピールし、魚の群れを足止めする効果も期待できます。
アミエビの配合エサです。
水中で長くとどまってアピールを続けてくれる優れものです。
チューブタイプで手が汚れにくいですし、アミエビのにおいが苦手な方にも安心なフルーティーな香りになっています。
メバルのサビキ釣りのポイントはやっぱり連掛け!
メバルのサビキ釣りで釣果を分ける最大の要因は、やはり追い食いのアタリをどこまで伸ばせるかにかかっているでしょう。
そのためには仕掛けのどのあたりのハリを食ったのかを手に伝わる感覚で感じ取ることが重要になります。
その日のうちに数多くの強さの引きを経験すると思いますので、その中で傾向を掴むことができれば、そこまで難しいことではないでしょう。
「メバルは凪を釣れ」という言葉もありますが、天候や状況がいい時には次から次に釣れてしまうということもありますので、ぜひ一度メバルのサビキ釣りに挑戦してみてください!