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サビキ釣りのエサを徹底解説!コマセは冷凍アミエビだけじゃない!

海釣りの入門中の入門であるサビキ釣り。そんなサビキ釣りで使うエサがコマセです。皆さんはコマセには冷凍タイプ・常温タイプなどたくさんの種類があるのをご存知ですか?今回の記事では、それぞれのメリットからおすすめコマセまで一挙にご紹介します!

コマセはサビキ釣りの必須エサ!

出典:Visual Hunt

コマセとは魚を集めるために巻く餌のことです。
マキエやヨセエと呼ばれることもあり、サビキ釣りでは主にオキアミをコマセとして使います。
コマセをまく理由としては、サビキ釣りで狙うほとんどの魚は回遊魚のため、放っておくと自分の前を素通りしていってしまいます。
魚を釣るためには自分の足元に魚を留めておく必要があるので、コマセを巻いて魚を集めておくわけです。

そんなコマセに集まってくる魚はたくさんいます。
サビキ釣りのメインターゲットであるアジ・イワシ・サバをはじめ、ソーダガツオ・ワカシ(ツバス)・チャリコ(マダイの子)など、コマセに集まってくる魚はすべてサビキ釣りで狙えます。
小さな魚から大きな青物まで集めてしまうコマセは、サビキ釣りでは欠かせないエサなのです。

コマセには冷凍と常温の2種類のエサがある

出典:Visual Hunt

サビキ釣りで使うコマセには大きく分けて2つあります。
一つはオキアミを1キロほどのブロック状に冷凍した「冷凍コマセ」です。
そして、もう一つがオキアミをチューブ状の容器に入れ常温保存ができる「常温コマセ」です。
常温コマセの中には、集魚剤など魚を集める成分を配合したものも多くあります。
最近ではこの常温コマセが使われているのをよく目にするようになりました。

冷凍コマセと常温コマセは状況によって使い分ける

出典:pexels

それでは、冷凍コマセと常温コマセではどちらの方が良いのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをあげていましたので、参考にしてみてください!

冷凍コマセ、そのメリットデメリット

冷凍コマセのメリット

  • オキアミの粒がしっかりしている
  • 量が多くて、安い
  • 魚の反応がいい

まずは冷凍コマセのメリットですが、1番のメリットは安くて魚の反応も良いことでしょう。
本物のオキアミを冷凍しただけなので、常温コマセに比べ安く、しかも「よく釣れる」と言う釣り人は多いです。
また、冷凍コマセはオキアミの粒がしっかりしていることも大きなメリットの1つです。
ハリにスキンなどがついているスキンサビキとは違い、実際にハリにオキアミをつけるトリックサビキでは、オキアミの粒がしっかりしていないとハリにエサをつけることができません。

冷凍コマセのデメリット

  • とにかく臭いがクサい
  • 解けるまですぐに使えない
  • 手が汚れやすい

冷凍コマセはとにかくクサいです。
特にコマセブロックを解凍したときに出る汁はとてつもない悪臭を放ちます。
とは言っても、冷凍されているので解凍しなければ使えません。
また、冷凍コマセを使う場合スプーンなどでコマセカゴにオキアミを入れなければならず、手が汚れてしまうことがよくあります。
手についた匂いを落とすのは至難のワザです。

常温コマセ、そのメリットデメリット

常温コマセのメリット

  • 手が汚れない
  • 常温なので保管がラク
  • 使いたいときにすぐに使える
  • コマセバケツが要らない

続いて常温コマセのメリットをご紹介します。
いちばん大きなメリットは手が汚れないことです。
常温コマセはチューブ状になっていることが多く、手を汚さずに直接コマセカゴにオキアミを入れることができます。
直接入れるので臭いコマセカゴを洗う必要もなく、片付けがとても楽です。
また、常温保存なので事前に釣具屋さんで購入して家に置いておくことが可能です。
解凍する必要もないので使いたいときにすぐに使えます。

常温コマセのデメリット

  • 容量の割に値段が高い
  • 魚の反応が良くないことがある

常温コマセのデメリットは魚の反応があまり良くないことです。
製造の過程で加工されているので、冷凍コマセに比べ魚の食いが良くないと言う釣り人は少なくありません。
また、チューブ型の特殊な容器やアミエビの加工のため、量の割に値段が高いのも常温コマセのデメリットと言えるでしょう。

常温コマセのおすすめ商品3選!

出典:pexels

冷凍コマセとは違い、常温コマセにはさまざまな工夫が施されています。
今回はその中からおすすめの常温コマセ3選をご紹介します!

チューブで楽々、サビキ君1kg~マルキュー~

マルキュー(MARUKYU)サビキ君1kg

いちばん標準的は常温コマセです。どれを使うか迷ったらまずはコレ!

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まずオススメなのがマルキューから出ている「サビキ君1kg」です。
この商品は袋の先端をカットするだけで、アミエビをチューブのように出すことができます。
アミエビが煙幕のように広がりアジやイワシなどのサビキターゲットを集めます!
量も1kg入っているので長時間の釣行でも問題なくたっぷり使えます。

本物の粒、アミ姫600g~マルキュー~

マルキュー(MARUKYU)アミ姫600g.

ブルーベリーのようなフルーティーな香りでアミエビ嫌いの人でも安心です。

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こちらもチューブタイプの常温コマセです。
最大の特徴は、アミエビ特有の臭いにおいがしないことです!
フルーツ系の香りで、車で持ち運びしても嫌なにおいが車に残りません。
また、アミエビの粒が残っているのでトリックサビキなどにも使えます。
キャップ式のチューブで残った分は次回のために簡単に保管できるのも嬉しいポイントです。

集魚効果抜群!ハイパーアミエビ〜マルキュー〜

マルキュー(MARUKYU)ハイパワーアミエビ

濃縮されたアミエビエキスの集魚効果は絶大です!周りに差をつけたい方はこれに決まり!

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「ハイパワーアミエビ」は濃縮アミエビエキスが配合されており足元に魚を留めておくのにもってこいです!
こちらもチューブタイプなのでコマセカゴにそのまま絞り出すだけで使えます。
天然由来の成分を使っているので環境にも優しいコマセです。

サビキ釣りコマセの奥の手

出典:pexels

「もっと魚を釣りたい!」という人にオススメなのが以下の集魚剤です。
これは冷凍コマセを使う場合のみですが、アミエビ混ぜて使うと非常に有効です。
この粉がアミエビを解かしたときに出る集魚効果の高いドリップを吸収しムダなく魚を集めます。
またキラキラ成分、アミノ酸配合で集魚効果も倍増です。
使い方は、溶けたコマセに適量(ある程度粉がべちゃべちゃするくらい)入れ、混ぜ、コマセとして使います。
低価格でいながら効果は絶大なので、冷凍コマセを使う時はぜひお試しください!

マルキュー(MARUKYU)アジパワー

500g入り。言わずと知れたマルキューの集魚剤。安価なのに効果抜群なので持っていて損はないです!

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サビキ釣りでのコマセの使い方

出典:Visual Hunt

1日で使用する量の目安

サビキ釣りで使用するコマセの量の目安は、3〜4時間の釣行で1人につき1kgです。
1日であれば1.5kg〜2kgくらいは必要になります。
3、4人のグループで釣りに行くとなれば、4kg以上はいるでしょう。
もちろん、竿の本数やコマセをまく頻度、籠の中の細さの減り具合にもよりますが、1人3〜4時間で1kgを目安にしてみてください。

コマセを撒くペースとは?

コマセを撒く頻度は3〜5分に1回詰め替えるくらいのペースを目安にしましょう。
撒きすぎても魚が飽きたり満腹になってしまいますし、撒かなさすぎても魚は通過してしまうため、適量を撒くことが必要です。
サビキで狙う魚の多くは回遊魚であるため、釣れる時間帯と釣れない時間帯の差が激しいです。
そのため釣れない時間はコマセを節約し、ポツポツ魚が釣れ始めたらコマセを撒く頻度を上げ、魚の群を足止めするとムダなくコマセが使えます。

サビキのコマセ用にあると便利な道具

出典:Visual Hunt

せっかくサビキ釣りに行くなら、快適に楽しく釣りをしたいですよね?
いまからご紹介する便利グッズを使えばサビキ釣りもラクラク快適に楽しめます!
コマセを使うからこそ必要な便利グッズをまとめてみましたので、ぜひお試しください。

水汲み用バケツ

水汲みバケツは絶対に持っていきたい道具のひとつです。
サビキ釣りをしているとコマセが堤防にこぼれることもあり、そのまま放っておくと、とてつもない悪臭を放ちます。
みんなが気持ちよく釣りができるように、コマセで汚れた堤防を水で洗い流して帰るのは釣り人のマナーです。

シマノ 水汲バッカン BK-053Q

サイズ:17cm/19cm/21cm
外寸(cm):17cm 17×19×16/19cm 19×22×18/21cm 21×25×21
素材/EVA

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コマセを入れる用のバケツ

冷凍コマセを使う場合は、バケツに入れて解凍する必要があります。
車に入れてもにおいが漏れにくいふた付きタイプがおすすめです。
ふた付きタイプだと使い終わったサビキ仕掛けやアミエビの袋をまとめて持って帰るのにも便利です。

伸和(SHINWA)コマセバケツ角10ナチュラル(N)

サイズ:幅28×奥行26×高さ24.5cm
ふた付きなので気になるにおいもシャットアウトできます!

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コマセ詰め用のスプーン類

コマセのにおいは、強烈にクサいうえに手につくとなかなか取れません。
スプーン類があると手も汚れず、簡単にコマセを詰めることができます。
また、コマセがまだ半解凍のときでもサクサク崩せて便利なので、サビキ釣りには持っていて損はないです。

ナカジマアミエビスコップM

全長:23cm
持ち手の黄色い部分をスライドさせるだけで、簡単にコマセが詰められます。

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吸い込みバケツ

スプーンを使ってもコマセを「直接触りたくない!」という方にはこれがおすすめです。
アミエビを入れて、少し海水を混ぜればあとはシャバシャバするだけでコマセがカゴに入ります!
手で詰めるよりも手返しが早く、手も汚れない優れものです。
値段も安いので、ぜひ使ってみてください!

第一精工吸イ込ミバケツ中フタ付

高さ:約30cm
直径:約19.5cm
サイズ展開も2種類あるので使うコマセの量に合わせて使えます!

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サビキ釣りの餌で周りに差をつけよう!

出典:Visual Hunt

いかがだったでしょうか?

コマセにはたくさんの種類があります。
しかしおすすめは本物のアミエビを使った冷凍コマセです。
やはり本物のアミエビを使っているので魚が釣れやすい傾向にあります。
「まわりに差をつけたい!」という方は、冷凍モノにアジパワーをまぜると、さらに釣果を伸ばせるでしょう!

とはいっても、電車釣行やカップルで行かれるときにクサいのが嫌な方も多いとおもいます。
そんなときには、常温タイプのものを持って行くとニオイも気になりません。
冷凍コマセと常温コマセ、それぞれにメリット・デメリットがあります。
サビキ釣りをされる際は、状況に応じて使い分けてみてください!

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