作成:2018.12.19 更新:2023.3.25
ライトワインドはメバルやアジ等に最適!釣り方とおすすめをご紹介!
ライトワインドは小型のジグヘッドを使用して行う釣りで、アピール力の高さが魅力の釣法。メバルやアジなどの小型サイズの魚を対象としているため初心者でも楽しむことが出来ます。そんなライトワインドを徹底解説しますので、ぜひチェックしてくださいね!
目次
ライトワインドはメバルやアジ等の必勝法!

出典:photoAC
ライトワインドはメバルやアジなどの小型のターゲットをメインとした釣法。小型のターゲットが主体ではありますが、シーバスやクロダイなども十分に狙うことが出来ます。ライトワインドは逃げ惑う小魚を演出する釣りなので、フィッシュイーターに対して抜群の効果を発揮します。ライトワインドを活躍させるなら日中の時間帯がおすすめで、リアクションバイトでしか食ってこない様な状況に非常に強いですよ!
ライトワインドを楽しむなら春~秋がおすすめ!
ライトワインドを楽しむのであれば、魚の活性が上がり始める春から秋にかけてが狙い目。春は暖かくなってくる季節で、メバルの数釣りを楽しむことが出来る季節です。夏にあればアジやサバ、カマス、根魚、クロダイなど多くの魚の活性が上がるのでライトワインドでの五目釣りを楽しむにはもってこいです。初心者の方は夏がおすすめですよ!
秋になるとアジや根魚などのサイズがアップしてくるため、良型狙いの釣りを楽しむことが出来ます。より大きい魚を狙いたいのであれば秋にライトワインドを楽しみましょう!
ライトワインドは朝マズメで使おう!
ライトワインドは夜よりは明るい時間帯の方が効果的な釣法なので、明るい時間帯でメバルやアジなどの活性が高い朝マズメでの使用がおすすめ!メバルにも効果的なライトワインドですが、朝マズメだとサバやカマスなどの小型回遊魚も狙うことが出来るので飽きることがありませんよ!
ライトワインドでストラクチャーを狙おう!
根魚はアジやサバなどの回遊魚と違ってテトラポットや岩礁地帯などに住み着いている魚。そのためライトワインドで狙う際はテトラポットや岩礁地帯、船周りなどのストラクチャーを狙うことがおすすめです。根魚は足元に潜んでいることも多く、足元に落として狙ってみることもおすすめですよ!堤防の壁際に変化がある場所は特にメバルがいる確率が高く、はしごがあったり角になっていたりする場所は積極的に探っていきましょう!
ライトワインドで潮通しの良いポイントを狙おう!
潮通しの良いポイントにはアジやサバなどの小型回遊魚が回遊してくるため、好ポイントとなります。小型回遊魚は根魚の様に居着いているわけではないので、回遊してこなければ釣れないこともしばしば。小型回遊魚が回遊してくればライトワインドでばっちり釣ることが出来るので、小型回遊魚の回遊を待って探ってみてくださいね!
ライトワインドにはライトなタックルが快適!

出典:PEXELS
ライトワインドでは2~5グラム程度の軽量なジグヘッドを使用することが多いため、タックルもライトなものになります。ライトなタックルとはライトゲームを楽しむことが出来るタックルのことで、アジングロッドやメバリングロッドが代表的。ライトタックルであれば非常に軽量なので疲れにくく、快適にライトワインドを楽しむことが出来ますよ!早速ライトワインドにおすすめのライトタックルについてご紹介します!
ライトワインドにおすすめのロッド!
ライトワインドはラインスラッグをロッドをしゃくって弾くようにする釣りなので、チューブラーティップのものが断然使いやすいです。ソリッドティップでも出来ないことはありませんが、ティップ部がパワーを吸収してしまうのでキレの良いダートが生まれにくいです。
硬さはL~MLがおすすめで、長さは7~8フィートの長めのものが飛距離も稼ぎやすくラインスラッグも弾きやすいのでおすすめです。ルアーウエイトは使用するジグヘッドにもよりますが、最大ルアーウエイトが5~8グラム程度のものが軽量ジグヘッドでも快適に操作することが出来ますよ!
ライトゲームの決定版!月下美人!
ダイワ 月下美人 メバル 76L-T・N
標準全長(m):2.29
継数(本):2
仕舞(cm):118
標準自重(g):77
ルアー重量(g):0.5~8
適合ライン:ナイロン(lb) 1.5~4 / PE(号) 0.15~0.4
チューブラーティップを採用したこのロッドはリアクションの釣りに向いたセッティングになっており、ライトワインドには最適な一本。
価格帯と7.6フィートの長さを考えても77グラムという自重は非常に軽く、アングラーに疲れを感じさせない作りが魅力的です。
軽量なライトゲームロッドを求めているアングラーに自信をもっておすすめ出来る一本です!
ライトワインドにおすすめのリール!
ライトワインドはラインスラッグが重要なポイントのため、ラインを多く巻き取るハイギアリールは向いていません。ローギアリールで巻き取った後に、残りのラインスラッグをロッドで弾くイメージを持つと分かりやすいです。番手は2000番がおすすめで、PEラインの0.3~0.4号を150メートル巻けるものがおすすめ。2000番のリールは軽量なため、軽量なライトロッドとの相性は抜群ですよ!
高機能ドラグで大物対応!月下美人MX!
ダイワ 月下美人MX LT2000S-P
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):63
ギア比:4.8
自重(g):190
最大ドラグ力(kg):5
標準巻糸量 ブレイド(号-m):0.4-200
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):4-100
月下美人シリーズの名を冠したこのリールはライトゲーム用に作られたリールですが、非常に細かいドラグ調整が可能なため大物が掛かっても安心してやり取りすることが出来るリールです。
重量も軽量に作られており、赤を基調としたデザインも人気のポイント。
繊細さと大物にも対応するリールを求めているアングラーにおすすめの一台です!
ライトワインドにおすすめのライン!
ラインにはナイロンラインやフロロカーボンライン、エステルラインなど様々なものがありますが、ライトワインドにはPEライン一択といっても過言ではありません。PEラインは伸びがほとんどないラインなのでラインスラッグを弾いた際のパワー伝達がスムーズに行われ、キレの良いダートアクションを生んでくれます。号数は0.3~0.4号が最適で、長さは150メートルもあれば十分にライトワインドを楽しむことが出来ます!
コスパ優秀なPEラインはこれ!弾丸ブレイド!
PEラインと言えば高価なラインのイメージを持たれるかもしれませんが、弾丸ブレイドは驚きの安さが魅力的なPEライン。安いといってもメイドインジャパンで、信頼できる性能を持っています。ラインにコーティング加工を施してあるため適度な張りがあり、トラブルが起こりにくい様になっています。これからPEラインを使ってみたい初心者アングラーにおすすめのPEラインです!
ライトワインドではダートタイプのジグヘッドでキレの良いダートアクションを楽しもう!

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ジグヘッドにはただ巻きに特化したスイムタイプのものやフォールアクションに特化したジグヘッドなど、用途に応じたものがラインナップされています。その中でもダートに特化したジグヘッドがライトワインドに向いているので、早速ダート特化型ジグヘッドについてチェックしていきましょう!
ダートタイプのジグヘッドを使う状況をチェック!
ダートタイプのジグヘッドを使えばライトワインドを楽しむことが出来ますが、どんな状況で使用すればよりダートタイプの真価を発揮できるのかを知っておくと釣果アップに繋がります。早速ダートタイプのジグヘッドが適した状況についてチェックしていきましょう!
朝マズメの活性が高い時間
朝マズメは人間でいう朝ごはんの様な時間帯のため、魚の活性が高い時間帯になります。そのため食い気が立っており、ダートアクションの逃げ惑う小魚のシルエットは多くの魚を狂わせるほどの力があります。思わず口を使ってしまうリアクションバイトを狙うことが出来るライトワインドは、朝マズメで抜群の威力を発揮しますよ!
ただ巻きで反応がない時
ライトゲームではジグヘッドのただ巻きで狙うことも多々ありますが、まったくあたりがないなんてこともしばしば。そんな時はルアーを見切っていることがほとんどで、リアクションバイトで狙うことが得策になります。ダートアクションの後のフォールで食ってくることがほとんどなので、フォール中のあたりを見逃さない様に集中しましょう!
ストラクチャーがある時
ストラクチャーは魚が隠れることが出来るポイントなので狙い目のポイントです。そういったポイントを重点的に攻めるにはダートアクションが効果的。ただ巻き特化型のジグヘッドは巻くことで力を発揮するジグヘッドですが、ダート特化型のジグヘッドは同じポイントに留まって攻めることが出来るのが大きな特徴です。ストラクチャーにジグヘッドを落とし、ダートさせてフォール、ダートさせてフォールとアクションを繰り返すとそこにいる魚に強烈にアピールしてくれますよ!
ダートアクションの最大の弱点!スレやすい!
ライトワインドでのダートアクションはアピール力が非常に強く、多くの魚を魅了するアクションですが唯一の弱点がスレやすさ。強烈なアクションはやり過ぎるとかえって逆効果になることも多く、同じポイントを攻め続けると魚に警戒されてしまいあたりが激減するなんてことも。スレていると感じた場合はランガンしてポイントを変えていくと、スレていない魚を見つけることが出来るので、ぜひお試しください!
ライトワインドのアクションは超簡単!初心者でも楽しめる!
ワインドというとしゃくってリールを巻き、しゃくってリールを巻くという流れを連続して行うため、初心者の方には難しい印象を持たれるかもしれませんが、ライトワインドは少し違います。通常のワインドの様な狙い方でももちろん構いませんが、ライトワインドではちょんちょんとロッドをしゃくってテンションフォールさせるだけで成立します。そのため壁際やストラクチャーを入念に攻めることが出来るのが、ライトワインドの大きな魅力ですよ!
ライトワインドにおすすめのジグヘッド6選!
ライトワインドではダートに特化したジグヘッドを使用するため、間違った形状のジグヘッドを買わないことが重要です。また多くのメーカーから販売されているため、どれを選べばいいか分かりにくいのも事実。そこで、ライトワインドにおすすめのジグヘッドを6個厳選しましたので、ぜひチェックしてくださいね!
コスパ優秀ジグヘッド!ジグパラヘッド!
コストパフォーマンスに優れたジグヘッドと言えばジグパラヘッド。キビキビとしたダートアクションを生み出すのはもちろんのこと、夜光ワームキーパーのおかげでワームはずれにくくなっています。フックもしっかりとした作りになっているので品質は文句なしです。コストパフォーマンスに優れたジグヘッドを求めている方におすすめです!
アシストフックが付けられるジグヘッド!ジグパラヘッドブン太!
ライトワインドに使用できるマイクロサイズでありながらも、アシストフックを付けることが出来るのがジグパラヘッドブン太。ジグパラヘッドよりも太軸のフックを使用しているため、大型の魚が掛かってもフックが破損するリスクが低いのが嬉しいポイントです。大型も視野に入れてライトワインドを楽しみたい方におすすめです!
大容量でお買い得!尺ヘッドDX!
たくさん入って安いジグヘッドは品質が悪いことをイメージされるかもしれませんが、尺ヘッドDXの漁師パックはそんなことはありません。刺さりの良いフックに加え、魚にダメージを与えにくいマイクロバーブ仕様のフックは魚をいたわった作りです。キャッチアンドリリースメインのアングラーにおすすめです!
小型でもフックは強靭!月下美人SWライトジグヘッド鏃!
ジグヘッドは重さが重くなるにつれフックが太くなるものが多いですが、月下美人ライトジグヘッド鏃は2グラムという軽さでありながらも太軸のフックを採用したジグヘッド。これによって尺メバルやギガアジが掛かっても問題なくやり取りすることが出来ます。自然に誘いながらも強いフックが欲しいアングラーにおすすめです!
斬新なフック形状でワームがずれない!キビキビダートジグヘッド!
ジグヘッドはワームがずれてしまうことがあるのが欠点ですが、このジグヘッドはフックに角があるためワームが非常にずれにくい形状をしています。ワームがずれにくいということは地味なポイントですが、実釣をする上では非常に重要なポイント。ワームがずれているのをいちいち直していると手返しが非常に悪くなります。ワームのずれを気にせずライトワインドを楽しみたい方におすすめです!
急速ダート&ストップが魅力的!ダーティンハリー!
多くのダートタイプのジグヘッドはダートした後緩やかにフォールしていくものが多いですが、ダーティンハリーは急速にダートしてストップするというアクションが特徴的なジグヘッド。急激な速度変化によるアクションで積極的に攻めていくことを得意とした攻撃的なジグヘッドです。どんどんダートさせて攻めていきたい攻撃的なジグヘッドが欲しいアングラーにおすすめです!
ライトワインドするなら揃えておきたいアイテム!

出典:PEXELS
ライトワインドをしていると尺メバルやギガアジ、クロダイなど大型の魚が掛かることがあります。大型魚になると抜き上げは非常に困難になります。そんな時にはランディングネットを使用することがおすすめです。ランディングネットを使用することでロッドの折れやラインブレイクを防いだり、魚に傷をつけないなど多くのメリットがあります。
ランディングネットで魚をすくい上げた後はフックを外しますが、この時にもフィッシュグリップとプライヤーの2つのアイテムが活躍します。フィッシュグリップを使えばヒレなどで手の怪我を防ぐことが出来、プライヤーを使えば魚が暴れた際にフックが指に刺さることも防ぐことが出来ます。
ランディングネット、フィッシュグリップ、プライヤーの3点は必ず揃えておくことをおすすめします!
セットでお買い得に揃えられる!ファーストキャストランディングセット!
ランディングネットはランディングポールとネットの二つを組み合わせて使いますが、ファーストキャストランディングセットであればランディングポールとランディングネットがセットになっています。ネットは魚をすくいやすい形状をしているので、初心者の方でも簡単に魚をキャッチすることが出来ます。コストパフォーマンス重視でランディングネットを探しているかたにおすすめです!
ワニの様に獲物は逃がさない!ワニグリップMC!
フィッシュグリップは魚を離さない様に様々な工夫が施されていますが、ワニグリップMCはワニの口の様な歯が魚をがっちりホールドします。一度掴んだら離さないとも思わせる様な掴み部はアングラーに大きな安心感を与えてくれます。魚をがっちりとホールドしたいアングラーにおすすめです!
手にフィットする形状が嬉しい!ライトプライヤー!
プライヤーはフックを外したりスプリットリングを脱着したりと様々なな使い方が出来るアイテム。
ライトプライヤーはそれらの機能はもちろんのこと、手にフィットする形状をしているため使いやすさが魅力的なプライヤーです。
手にフィットするので魚からフックを外す際もプライヤーをしっかりと握りながらフック外しが出来ますよ!
握りやすく使いやすいプライヤーを探しているアングラーにおすすめです!
ライトワインドでたくさんの魚を狂わせよう!

出典:PEXELS
ライトワインドは逃げ惑う小魚を演出する釣法のため、その姿を見た魚は狂った様にアタックしてきます。魚を狂わせるほどのパワーを持つライトワインドは、軽量なタックルで楽しむことが出来るので初心者の方や女性の方でも楽しむことが出来ます。誰でも気兼ねなく楽しむことが出来るライトワインドで、尺メバル・ギガアジなどの大型魚を狙って思う存分楽しんでくださいね!