作成:2018.10.21 更新:2023.3.29
カンパチを狙ってショアジギング!釣り方からタックルまで徹底解説!
カンパチは引きの強さ、食味の良さから多くの釣り人から人気のあるターゲット。
タックルはショアジギング専用のものが必要になり、メタルジグも大きめのものが使用されます。
今回はそんなカンパチについて徹底解説!ぜひチェックしてくださいね!
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目次
ショアジギングでカンパチを狙おう!
カンパチは強烈な引きでアングラーを熱狂させる人気の青物。カンパチは大きいものだと150~200センチほどにまで成長し、その引きは凄まじいものです。
よく釣れる50センチのサイズでもその引きは健在で、ショアから狙うターゲットとしては非常に人気の高い魚です。
主に東北以南に生息しており、イワシやアジ、イカなどを好んで捕食するフィッシュイーターでもあります。
7月から11月頃がベストシーズンで、磯から狙うアングラーが多いですよ!
ルアーへの反応は非常に良く、メタルジグはもちろんのことプラグルアーでも狙うことが出来ます。
そんな魅力に溢れるターゲットであるカンパチについて詳しく見ていきましょう!
カンパチをショアジギングで狙うのにおすすめの時期!
カンパチは7~11月にかけての海が暖かい時期が狙い目の時期。暖かい時期はイワシやアジなどの小魚が接岸してくるので、それを狙って接岸するカンパチを狙う形になります。
この時期以外になると、エサとなる小魚が少なくなってしまうのでカンパチの回遊も極めて少なくなってしまうので注意しましょう!
カンパチ狙いのおすすめの時間帯!
カンパチを狙うのであれば断然朝マズメがおすすめ。朝マズメは魚の活性も高く、エサとなるイワシやアジがたくさん回遊してくるのでカンパチを狙いやすくなります。
昼間になってくると小魚は沖の方へ行ってしまうので、ショアから狙うことは絶望的といってもよいでしょう。
カンパチを狙うならこんなポイントがおすすめ!
カンパチは潮通しの良いポイントで狙うことがおすすめ。
堤防からも狙うことは出来ますが、一番のおすすめは沖磯です。
沖磯は潮通しが非常に良く、大型の魚が回遊してくるポイントなのでカンパチ狙いにはもってこいなポイント。
ショアからカンパチを狙うのであれば沖磯でやってみることをおすすめします!
カンパチ狙いのショアジギングタックル!

出典:PEXELS
カンパチは非常に引きが強い魚なので、パワーのあるショアジギングロッドが必要不可欠。
水深のあるポイントや潮の流れが早いポイントに潜んでいることが多いので、重いメタルジグを使うことにもなります。
力強いカンパチを釣り上げるためのタックルについて見ていきましょう!
カンパチを狙うならこんなロッド!
カンパチをショアジギングで狙うのであれば、サゴシやタチウオ、ハマチを狙うロッドではパワー不足になりがち。
硬さは最低でもMHは欲しいところで、Hであれば大型相手でも戦うことができます。
長さは9~10フィートあたりが飛距離も稼ぎやすく、使いやすいでしょう。
ルアーはマックス80~100グラムを投げられるものが好ましく、60~80グラムのメタルジグをフルキャスト出来るものがおすすめです。
初心者から上級者まで納得のロッド!
ダイワから販売されているジグキャスターはコストパフォーマンスに優れており、大型を狙いに定めたショアジギングを楽しむことが出来ます。
100グラムのメタルジグもフルキャスト出来るので、潮流の早い場面でも活躍すること間違いなしです!
ダイワ ジグキャスター 100H・N
全長(m):3.05
継数(本):2
仕舞(cm):157
自重(g):271
対応ルアー重量(g):20~80 / 対応ジグ重量(g):30~100
適合ライン PE(号):2~4
カンパチを狙うならこんなリール!
カンパチを相手にするのであれば、剛性の高いハイギアリールを使うことが求められます。
非常に強い引きをするカンパチなので、生半可なリールでは破損に繋がるなんてことも。
大型を視野に入れていくなら多少値は張ってもミドルクラスのリールを使用することをおすすめします!
番手は4000~5000番がおすすめで、PEライン2.5~3号が300メートル巻けるものを選びましょう。
カンパチはヒットした瞬間猛烈に走るので、200メートルでは少し心もとないです。
メタルジグに激しいアクションをさせる釣りなので、リール一回転で100センチ前後のハイギアのものを選びましょう!
大物相手にも怯まないリール!
ダイワから発売されているブラストは、価格を抑えながらも大物とのやりとりを視野に入れた強さが自慢。
PE2.5号を300メートル巻けるので、大型のカンパチが走っても問題ありません!
巻き取り量も105センチあるので、手返し良くショアジギングを楽しむことが出来ますよ!
ダイワ ブラスト LT5000D-CXH
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):105
ギア比:6.2
自重(g):285
最大ドラグ力(kg):12
標準巻糸量 PE(号-m):2.5-300、3-210
カンパチを狙うならこんなライン!
カンパチをショアジギングで狙うならPEラインの使用は絶対と思ってもよいでしょう。
ショアジギングは飛ばせば飛ばすほど有利な釣りなので、飛距離を稼ぐことが出来るPEラインが非常に有利です。
カンパチが相手なのでPEラインの号数は最低でも2号で、2.5~3号がおすすめの号数です。
使用するメタルジグも重いので、必然的に強いラインが求められます。
ラインは300メートル巻くことがおすすめで、それ以下だと走られた際にラインが足らなくなってしまうなんてことも。
300メートルあると安心なので、必ず300メートル巻きましょう!
強さと飛距離が素晴らしいPEライン!
デュエルから発売されているハードコア スーパーX8は、8本撚りのPEラインなのでしなやかで飛距離が出やすいのが特徴的。
引っ張り強度も申し分なく、大型を相手にしてもアングラーの武器となってくれること間違いなしです!
カンパチを狙うならメタルジグ!

出典:photoAC
カンパチはペンシルやミノー、ポッパーなど様々なルアーで狙うことが出来るターゲット。
そのルアーの中でもアピール力が高く、飛距離が最も出やすいメタルジグはカンパチに非常におすすめのルアーです。
細長い棒状の様な形状をしており、空気抵抗や潮の抵抗を受けにくいので初心者にも使いやすいメタルジグ。
鉛やタングステンで作られているので飛距離も抜群!
そんなメタルジグについて迫っていきましょう!
逃げ惑う小魚を演出するメタルジグ!

出典:PEXELS
メタルジグはキラキラとしたカラーが特徴的な鉛やタングステンで作られるハードルアー。
逃げ惑う小魚のような動きで魚にスイッチを入れさせるメタルジグは、どんな場面で役に立つのでしょうか。
早速見ていきましょう!
風が強くてもメタルジグなら問題なし!
釣りをしていると、風が強くてルアーが投げられないなんていう状況になったことはありませんか?
そんな状況でもメタルジグであれば、風の抵抗をものともせずかっ飛んでくれますよ!
もちろん軽いメタルジグであれば風の抵抗を受けてしまう可能性がありますが、カンパチ狙いであれば60~100グラムのメタルジグを使用するので問題ありません。
風が強くてもメタルジグで攻めていきましょう!
ボトムまできっちり探るならメタルジグ!
カンパチなどの青物はボトム付近を回遊することもあるので、ボトムまで素早く沈めることの出来るメタルジグが有利。
潮流が速い場面でも、潮の抵抗を受けにくい重さのあるメタルジグであれば難なくボトムまで沈めることが出来ますよ!
表層からボトムまでほとんどのレンジを探ることが出来るので、カンパチの居場所を探す上でメタルジグは優れた性能を持っています!
メタルジグを使う上で気を付けること!
メタルジグを使う上で気を付けるべき点は根掛かり。特に、カンパチ狙いで磯に行った時はなおのこと気を付けなければなりません。
根掛かりが多発するケースとして多いのが、ボトムまで沈めた後しばらく放置した時です。ボトムに着底したメタルジグが流されて引っかかってしまうので、着底後は速やかにしゃくりあげてあげましょう!
カンパチ狙いのアクション!
カンパチをメタルジグで狙う際に有効なアクションがジャカジャカ巻き。
とにかく激しく高速でメタルジグをしゃくってあげることで、カンパチに強烈にアピールしてくれますよ!
ジャカジャカ巻きで食ってこない時はしゃくるスピードを遅めていくのも有効で、ただ巻きで攻めた方が釣れたなんてことも。
1つのアクションに固執しないことがショアジギングのコツで、色々なアクションを組み合わせて攻めることが秘訣ですよ!
カンパチにおすすめのメタルジグ6選!
メタルジグには様々なサイズ・ウエイトがあり、1つ1つに対象魚が定められています。
カンパチの場合は60~80グラムのメタルジグが使いやすく、サゴシやタチウオを狙うようなメタルジグよりは大きいのが特徴的。
種類も非常に多いので、これだ!というメタルジグを決めにくいのもよくある話です。
そこで、カンパチ狙いにおすすめのメタルジグを6個厳選しましたので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね!
メタルジグの定番!
メジャークラフトから販売されているジグパラは、コストパフォーマンスの高さが人気。
ボディも強く強化されているので、磯場での使用も安心できる一品です!
青物特化型ジグパラ!
メジャークラフトから販売されているジグパラセミロングは、青物向けにカスタムされたジグパラです。
青物は頭から食ってくることが多いのでトレブルフックはあえて装着せずに、アシストフックをダブルにして対応。
フックも強いものを使っているので安心して使っていただけます!
万能性の高いメタルジグ!
ダイワから発売されているサムライジグは、ボディの強さとフックの鋭さが人気のメタルジグ。
フックは大型が掛かっても安心できる高強度なフックを使用しており、貫通力も非常に優秀です。
カラーも豊富なのでおすすめのメタルジグです!
ダイワ サムライジグ 60g PHブルピン
カラー:PHブルピン
自重(g):60
サイズ(mm):105
リアフック:#4
フロントフック(ティンセル付き):サクサス 伊勢尼 #15
スローに誘えるのは大きな強み!
近年流行のショアスローに対応しているのがオーナーから発売されている撃投ジグレベル。
フォールの動きで誘うこのメタルジグは、スローに動かすことでフォールアクションをより魅力的なものにしています。
激しいアクションに反応しない時に撃投ジグレベルは大活躍間違いなしですよ!
スリムな形状は風を切り裂く!
シマノから販売されているコルトスナイパーロングは、細長い形状なので風の抵抗を少なくしてくれます。
また、形状がイワシなどのベイトに似ていることもあり青物へのアピール力も高いです。
青物狙いなら持っておいて損はないメタルジグです!
ショアジギスペシャルモデル!
アングラーズリパブリックから販売されているジガロマッシブは、逆風で辛い状況でもしっかり飛んでボトムをとることの出来るメタルジグ。
そのシルエットはまさに青物の捕食しているベイトそのもので、青物には本物の小魚が逃げ惑っているように見えることでしょう!
ショアジギングを楽しむなら欲しいアイテム!

出典:PEXELS
ショアジギングをしているとカンパチやブリなど、大型の魚が掛かることがあります。大型になると抜き上げは極めて困難なので、ランディングネットを使用せざるを得ません。
抜き上げるとロッドやラインへの負担が非常に大きくなるので、ランディングネットを使用することは道具をいたわることにもなりますよ!
カンパチを釣った後は手で掴むことはおすすめしません。エラやヒレが鋭い場合が多く、手をケガすることに繋がってしまうからです。
そのためフィッシュグリップを使うことを強くおすすめします。
また、暴れるカンパチからフックを外す際にはプライヤーが必要になります。大型のカンパチを釣り上げた時、暴れまくるカンパチからフックを素手で外すのは非常に危険。
自分の手に刺さって大けがをすることも十分に考えられますので、プライヤーは必ず揃えておきましょう!
コンパクトに持ち運べるランディングネット!
メジャークラフトから販売されているファーストキャストランディングネットは、コンパクトなサイズに縮められる柄とネットがセットになったお買い得商品。
ネットの形は魚を入れやすい形状になっているので、初心者の方でも使いやすいランディングネットですよ!
性能と見た目の両立!
ウミボウズから販売されているフィッシュグリップは、見た目が男心をくすぐるカッコいいデザインなのが特徴的。
手の形状などを考えて作られているので使い勝手も良く、ホールド力もばっちりですよ!
また耐久性も申し分ありませんが、万が一の時のための保証もしっかりとしているので安心です。
安全にフックを外すならこれ!
プロックスから販売されている針はずしプライヤーは、シンプルな見た目をしていますが使い勝手は抜群。
長い形状なので針を飲まれたとしても奥まで届くので、針を魚の中に残すことなく外すことが出来ます!
錆びにくい様に作られているので、長い間使えるのが嬉しいですね!
大型カンパチを夢見てショアジギングを楽しもう!

出典:PEXELS
カンパチはショアジギングで狙われる魚種の中でも非常に人気の高いターゲット。
引きの強さは凄まじく、初めて掛けた時にはうろたえてしまうかもしれないほどです。
カンパチは刺身にすると絶品なので、釣って良し食べて良しの魚。
大型のカンパチに出会うことは難しいかもしれませんが、出会えると信じてメタルジグをキャストし続けるといつかきっと出会えます。
魅力満載なターゲットであるカンパチを狙ってショアジギングを楽しんでください!
磯でカンパチを狙う際は、命を守るために必ずフローティングベスト、磯靴を着用してくださいね!
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