作成:2018.10.5 更新:2022.6.30
磯釣りのラインの選び方を解説!釣り方に合わせたライン選びが重要
磯釣りでは、ナイロン、フロロカーボン、PEラインと様々な種類のラインが使われます。それぞれメリット・デメリットがあり、どれもおすすめです。
おすめのラインも紹介しますので参考にしてください。
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磯釣りで使われるライン
磯釣りは海の感触を肌で感じながら、多種多様な魚を釣ることができ、釣りの醍醐味をたくさん感じることができて非常に人気の高い釣りです。磯からは投げ釣りやルアーフィッシングなどもできますが、やはり磯釣りといえばウキフカセが定番でしょう。ウキフカセではライン選択は非常に重要になります。そんな磯釣りに最適なラインについて詳しく解説してきます!

出典:Foter
ウキフカセに最適なナイロンライン
ナイロンラインはウキフカセに最適ですので、磯釣りでは最も使われるラインです。
ナイロンラインは伸びやすい素材でできており、その伸縮性を活かしてラインにテンションを掛けることができるので、掛かった魚をバラしづらい特性があります。操作の未熟な初心者の方に特におすすめです。
また、ナイロンラインは風や波の影響をそれほど受けにくい特性と、適度な張りがありライントラブルが起こりづらい特徴があります。その特性は軽いオモリの仕掛けのウキフカセでは扱いやすさに繋がるので、ウキフカセ釣りでは最も良く使われています。
しかし、伸縮する素材はアタリの感覚がわかりづらいデメリットがあります。また、劣化しやすい性質があるのでメンテナンスをしっかりしないとラインブレイクの可能性も高いので注意しましょう。
擦れに強く、耐久性の高いフロロカーボンライン
フロロカーボンラインは、擦れに強く耐久性が高い特性があります。メインラインとしてよりも、擦れに弱いPEラインのショックリーダーとして使われたりするのが最近では一般的です。
比重が重くて沈みやすい性質があるので、あまりウキフカセなどのウキを使う釣りには向いていないので磯釣りではメインラインとして使われることは少ないです。ですが、水に沈む性質は風や波の影響を受けいくいメリットがありますので、風が強く波に流される日などに活躍します。
また、ナイロンのように伸びる素材ではなにので、アタリ感度が高く、釣り方によっては非常に高い釣果が期待できます。
ただ、素材自体がナイロンやPEラインに比べて硬いので、扱いづらくキャストもしづらいデメリットがあります。キャストの上手な人ならうまく使って遠投も可能ですが、慣れない初心者には難しいのであまりおすすめしません。
ウキフカセ、ルアーフィッシング向きのPEライン
PEラインはほとんど伸縮しないことから、アタリの感触をダイレクトに感じることができる特性があり、主にルアーフィッシングに使われるラインです。また、ナイロンラインやフロロカーボンと比較して、同じ号数でも高い強度を誇るので、細いラインを使うことができ、キャストしやすいメリットもあります。磯釣りではシーバスなどルアーフィッシングに使われることが主です。
ウキフカセ釣りでも使われることがありますが、軽いオモリを使うウキフカセでは扱いがかなり難しく、ライントラブルが起こりやすので初心者にはおすすめしません。また、比重が軽いの風や波の影響を受けやすく、風のある日は余計扱いが難しくなります。
ただ、比重が重く沈みづらいラインが開発されていますので、最近はウキフカセでPEラインが使われるのも一般的になってきました。
磯釣りでおすすめのラインの太さ

出典:Foter
ナイロンライン
ナイロンラインを磯釣りで使う場合、一般的には1号〜3号くらいの太さが使われます。ただ、磯釣りではラインが磯に擦れたり他の釣りよりもラインブレイクの可能性が高いので、初心者の方などはなら太めの3号以上がおすすめです。
ただ、ライナは細い方が感度が良くて扱いやすく、風や波の影響も受けづらいのでウキフカセ釣りではなるべく細い方が良いです。狙いの魚やご自身のレベルに合わせてラインの太さを選びましょう。
磯からの投げ釣りをする場合は、2号から5号くらいが使われます。5号あればほとんどの魚種、釣り方に対応することができます。
フロロカーボンライン
フロロカーボンの強度は、ナイロンラインと同じくらいですので、ナイロンラインと同じくらいのものを選ぶのがおすすめです。ウキフカセ釣りなら1号〜3号、投げ釣りなら2号〜5号くらいがちょうどよく使いやすいでしょう。
ただ、メーカーにもよりますが、一般に同じ号数でもナイロンラインよりも若干太めの傾向がありますので、扱いやすさを求めるなら細めを選ぶ必要があることもあります。
PEライン
PEラインは、ナイロンラインとフロロカーボンよりも強度が高いので、細めのものを選びましょう。磯釣りでは0.6号〜2号くらいが使われます。PEライン2号の強度はナイロンラインの5号相当の強度を持っていますので、2号あればかなりの大物にも対応できます。
PEラインは風や波の影響を受けやすいので、ウキフカセではなるべく細めが望まれます。ですが、細いと切れやすく扱いが難しくなるので、PEラインもナイロンラインと同じく初心者ほど太めがおすすめです。
撚り数によって強度の違いは殆どありません。遠くに飛ばしたい人で予算に余裕のある人なら8本や12本撚りなどのハイスペックモデルを選ぶと良いでしょう。
磯釣りでは海のコンディションに合わせてラインを選ぼう!

出典:Stockvault
それぞれのラインの特性について上述しました。それぞれメリット・デメリットがあるので、その長所を活かせるように釣り方やレベルに合わせてライン選びをするのがおすすめです。
ナイロンラインは、初心者やアタリをウキで取る釣り方に向いています。
PEラインは感度が高く細いラインが使えるのでルアーフィッシングや遠投向きです。
フロロカーボンは、沈みやすく性質があるので風の強い日や、ボトムを狙う釣りにおすすめです。また、耐久性が高いので安心して長く使うことができます。
それぞれの特性を考えて、予算に合わせたライン選びをしましょう。
磯釣りにおすすめのライン9選

出典:Stockvault
ナイロンライン3選
1.コスパ最強のお買い得ライン
500mで約700円と非常に安価なラインですが、安心の品質を誇るダイワ製ですのでとてもおすすめです。
平行巻きで癖がなく優れた品質を持っています。
価格が価格なだけに耐久性が不安ですが、毎回取り替えても負担にならないので、使う度に取り替えればハイスペックのライン以上に信頼をおいて使えるでしょう。
2.安心して使える高品質ナイロンライン
シマノのナイロンラインで、品質の高い素材を使い撥水可能などのチューニングも丁寧にされたハイグレードナイロンラインです。
グリーン系のカラーは視認性の良さがありながら、魚に警戒されにくい特性があるので非常におすすめです。
多少価格が高くても、ラインの心配なく釣りに集中したい人にはこれで決まりでしょう!
水に沈むサスペンドで風の強い日のウキフカセ釣りにおすすめです。
シマノ ファイアブラッド ハイパーリペルαZERO サスペンド 150m 2.5号 イエローグリーン
メーカー:シマノ
カラー:イエローグリーン
全長:150m
サイズ:2.5号
ナイロン比重:1.14
3.耐久性の高いカーボナイロンライン
素材にカーボナイロンという、フロロカーボンとナイロンを合わせたような素材が使われたラインです。
ナイロンラインの弱点である耐久性を補っているので長く使いたい人におすすめします。
1.75号、2号、2.5号、3号と4つのサイズライナップがあるので、磯釣りでも魚種を問わず活躍できるでしょう。
高視認性ホワイトというカラーですので、見やすく使い勝手が非常に優れます。
フロロカーボンライン3選
4.高い性能を持つ格安フロロカーボン
非常に安価な価格ですが、高い品質で安心の強度と高い耐久性を備えたコスパの高いフロロカーボンラインでとてもおすすめの商品です。
水中で目立ちづらいフロロカーボンのナチュラルクリアカラーで魚に警戒されることなく高い釣果が期待できます。
サイズも豊富にあるので、狙いに合わせた太さを選べば非常に使い勝手が良いでしょう。
5.圧倒的な強度を誇る高品質モデル
クレハのシーガーはフロロカーボンラインの定番商品で、高い実績を持つ信頼あるおすすめのラインです。
しなやかな作りで糸よれもしづらいので、フロロカーボンでも扱いやすい使い心地があります。
PEラインのショックリーダーとしても優秀ですのでおすすめです。
クレハ シーガーR18 フロロリミテッド 7-12lb KUREHASeaGuarFLUORO LTD
メーカー:クレハ
カラー:クリア
全長:100m
サイズ:3号(12lb)
6.カモフラカラーで釣果に期待
人間からは見やすく、水中で魚からは見えづらいカモフラのグレイッシュブルーカラーが採用されたラインです。
魚がスレて活性の低い時も期待ができます。
しなやかな作りになっているので、スピニングリールにもベイトリールに使いやすく対応いします。
PEライン3選
7.マルチに使えるハイコスパPEライン
安くて性能の良いPEラインをお探しの方に一押しのモデルです。
あらゆる人のニーズに対応し、評判も悪くないのでコストパフォーマンスの高さは折り紙付きです。
10m区切りの5色カラー。
5色カラーはひと目で距離がわかるので磯釣りでは重宝するでしょう。
4本撚りで強度が高く、なにより安価ですので初心者の方にもおすすめです。
8.サスペンド比重でウキフカセにおすすめ
一般のPEラインの比重は水よりも軽い0.9ですが、このシマノのPEG5+の比重は1.3で、さらに適度な張りを持たせた作りになっているので、軽いオモリを使うウキフカセ釣りでも扱いやすい特徴があります。
通常のPEラインよりも風や波の影響を受けづらいので、風のある日などのおすすめです。
9.12本撚りの最高グレードPEライン
最高品質のハイグレードのPEラインです。
12本撚りはキャストのしやすさが抜群で、ただでさえ遠投しやすいPEラインをさらに遠くまで簡単に飛ばすことができます。
とにかく性能の高いラインを使いたい人におすすめです。
ただ、やはり価格が高いので初心者向きではありません。
ダイワ UVFモアザンセンサー12ブレイドEX+Si 1.2号 200m ライムグリーン(カラーマーキング付)
参考号数(号):1.2
lb:27
巻糸量(m):200
ベースカラー:ライムグリーン
自分に合ったラインを選んで磯釣りをもっと楽しもう!

出典:Foter
最近はPEラインが良く使われ、おすすめのタックルなどでもよく紹介されています。しかし、ナイロンラインとフロロカーボンにもメリットがありますので、PEラインがいつも最適というわけではありません。
特に磯釣りの定番ウキフカセ釣りではナイロンラインが扱いやすく、最も効果的な使い方ができるのでおすすめです。PEのラインも使われますが、扱いが難しく風の影響を受けやすいので上級者向きです。
釣り方によっても最適なラインは異なりますので、状況に合わせたライン選びをすれば、あらにワンランク上の釣りを楽しめますよ!
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