作成:2018.11.5 更新:2023.5.26
アジングのフォールは2種類ある!それぞれの特徴と有効な場面を紹介
ライトゲームとして人気のアジングですが、縦の動きで誘っていくフォールの釣りが釣果を求めるうえで重要な要素になってきます。今回はアジングで有効なテンションフォールとフリーフォールの方法と有効な場面をご紹介していきたいと思います。
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アジングはフォールの釣り!

出典:photo AC
アジングではフォールの釣りが重要になります。
フォールはアジの捕食対象である小魚が弱った際の動きを擬似するため、アジを食いつかせることができます。
一口にフォールといっても大きく分けてテンションフォールとフリーフォールがありますので、それぞれのメリットとデメリット、有効な場面を紹介していきたいと思います。
まずは着水からの秒数を数えて狙うタナを把握する
テンションフォールでもフリーフォールでもまずはアジのいるタナを把握することが重要です。
着水してからの秒数をカウントすることで、アタリのあるタナを探っていきます。
まずは5秒のタナ、アタリがなければ10秒のタナという形で5秒単位で探っていくといいでしょう。
もちろんジグの重さが変われば沈んでいく速度が変わりますので、その都度カウントしていく必要があります。
アタリのあるタナを見つけたら、あとはひたすらにそのタナを狙っていきます。
アジングのテンションフォールはアタリが取りやすい!

出典:photo AC
ラインのテンションをある程度保ちながらフォールさせていくテンションフォールは、アタリが取りやすくビギナーの方にも難易度は高くありません。
大体はフォールのさなかにアタリがありますので、アタリが来たら即合わせるということが重要です。
テンションフォールはロッドの角度を固定してラインテンションを維持する
キャストをして狙いのタナまで沈めたら糸ふけを取って、ロッドを軽くシャクってあげます。
その後ロッドを45度の位置で固定し、ラインにテンションをかけたままフォールしていくと、ジグはラインテンションに引っ張られながらゆっくりとななめにフォールしていきます。
アジはこの縦の動きにバイトしてきますから、アタリがあったらすぐに合わせます。
アタリがない場合は再度ロッドをシャクってあげて、ラインテンションをかけながらフォールさせていくということを繰り返します。
テンションフォールは活性の高いアジに有効
テンションフォールはアジが追っかけてきてくれるような、活性の高い時に有効です。
アタリも取りやすいので、まずはテンションフォールで手返しよく探っていくことをおすすめします。
マヅメの時間帯なら入れ食い状態になることもあります。
フォールの速度を変えるときはジグヘッドの重さを変える
アタリがないときやアタリが少ない場合にはフォールのスピードを変えてあげることで、状況が一変することがあります。
言うまでもないことですが、ジグヘッドの重さを軽くすればゆっくりとフォールしますし、重くすれば速くフォールしますので、1g前後を基準に調整していきましょう。
また狙うタナがボトム付近であるのならば、少し重めのジグヘッドを使うことで、効率を上げていくことができます。
月下美人のジグヘッド!
ダイワ(Daiwa)ジグヘッドアジングメバリング月下美人SWライトジグヘッドSS1.0g#8926324
主な用途:アジング メバリング
主なターゲット:アジ メバル
自重(g):1.0
自重(oz):1/32
フックサイズ:#8
入数:4本
サクサスフック採用
ハリ掛かりの良いダイワのジグヘッドです。
1gという重さで汎用的に使用できます。
ワームはアジの捕食スタイルに合わせる
ワームはアジング用のワームであれば基本的には何を使っても問題ありません。
ストレートタイプで2インチくらいのものが多いので、食い付きに合わせてアジが捕食しやすい形にカットしてあげるといいでしょう。
またワーム形状もフォールスピードに影響を与えますので、水流の抵抗を受けやすいものほどフォールスピードは遅くなっていくということを頭に入れておく必要があります。
スライドしながらフォールしていくワーム!
アジの好むにおいが詰め込まれた集魚力抜群のワームです。
スライドしながらフォールすることで、アジのバイトを誘います。
アジングで食いが渋い時はフリーフォールがおすすめ!

出典:photo AC
フリーフォールはテンションフォールに比べてフォール速度が速い所からさびいていくことで、アジのバイトを誘う方法です。
テンションフォールに比べてラインがたわんでいる分、アタリが取りにくいのが難点です。
また長い時間フォールさせていると根掛かりのリスクもありますので、フォールの時間も調整しながら行うことが重要です。
フリーフォールはラインにテンションがかからないようにロッドで追いかけていく
フリーフォールはキャストして狙いのタナまで沈めたら、軽くロッドをシャクってあげて、その後にラインにテンションをかけずに沈めていくという釣り方です。
ラインにテンションをかけないために、ロッドの穂先を下げていくことでまっすぐで自然なフォールを演出します。
ラインにテンションがかかっておらず、アタリを取りづらいので、ラインは視認性の高い色をおすすめします。
月下美人のライン!
視認性の高いイエローのラインで、夜釣りでも問題なく対応できます。
フリーフォールで活性の低いアジでも食い付かせる
活性が低いアジはなかなか追っかけてきてくれず、アタリがないということもしばしばあります。
そんな時はフリーフォールでアジのバイトを引き出すことができます。
テンションフォールに比べて沈んでいく速度が速い中でさびいてあげると、動きにメリハリがついてアジのバイトを誘うことができます。
ジグヘッドは抵抗の少ない形状のものを選択する
フリーフォールにおいては沈んでいく速度とさびいたときのメリハリが一番重要になりますので、抵抗なく沈んでいく形状のものがおすすめです。
重さはテンションフォール同様1gが基準となってきます。
アジ専用のジグヘッド!
OWNER(オーナー)JH-84アジ弾丸0.8g
形態:ジグヘッド
自重:0.8g
魚種:アジ
夜でも結びやすいU型アイ。
折れば軽量化できる弾頭部。
アジを想定したストレートポイント。
何グラムかが識別できる色分けキーパー
弾頭部分を折ることで軽量化することもできるジグヘッドです。
ワームは集魚力の高いものを選択する
アジの活性が低い時でもバイトに導いてくれるフリーフォールですが、より確率を上げるためにワームは集魚力の高いものがおすすめです。
長さや形状はテンションフォールと変わらず、ストレートタイプの2インチくらいまでのものがいいでしょう。
月下美人のワーム!
ダイワ(Daiwa)アジワームアジングメバリング月下美人ビームスティック2.2インチグローピンクルアー
主な用途:アジング メバリング
主なターゲット:アジ メバル
カラー:グローピンク
サイズ(インチ):2.2
入数(本):12
好みのサイズにカット可能
アジングにおすすめのダイワのワームです。
食いが渋い時は適度な大きさにカットして使用することができます。
活性の高さを見極めてアジングのフォールを変えていく!

出典:photo AC
アジングにおいて最も重要なことはアジのいるタナを探るということです。
アジのいるタナが分かったら、まずはテンションフォールでアタリを探り、アタリがなければフリーフォールのメリハリで食わせるというのがおすすめの釣り方です。
ジグヘッドやワームの選択肢を変えるだけで状況が一気に変わっていくこともありますので、色々な条件を考えながら仕掛けを選び、フォールの釣りでアジを狙ってみてください。
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