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堤防釣りの餌の選び方を紹介!初心者向きから大物狙いまで徹底解説!

堤防釣り(波止釣りとも言います)は、防波堤での釣りの事を指します。地面の安定した堤防でも多くの種類の魚が住んでいます。釣りたい魚ごとに餌も当然変わってきます。今回は、堤防釣りで使われる餌とその付け方を紹介します。

堤防釣りはエサ選びが大事

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出典:Foter

改めて紹介すると、堤防釣りとは防波堤で行う釣りの事。地域によっては波止釣りという名で親しんでいる方もいるのでは。
釣り方やタックルなどの基本を押さえておけば、高確率で魚が釣れる・低コストでできる・色々な種類の釣りができるなどのメリットがあり、初心者でも簡単にできる釣りスタイルです。
幅広い分野の魚が釣れますが、釣る魚によって餌も変える必要があり、エサの選択を間違えると思い通りの魚が釣れなくなります。なので、エサの選択はとても大事。堤防釣りで行われるエサには、大きく分けて「活きエサ」「保存エサ」「人口エサ」の3種類があります。
堤防釣りの魅力や必要な道具などは、以下の記事に詳しく説明してあります。こちらも参考にしてみてください。

堤防釣りで活躍するエサたち

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出典:Pexels

堤防釣りでよく使われる餌を紹介します。いずれも釣具屋で簡単に入手できます。

活きエサ

虫エサ

青イソメ(青虫) 生体 サイズ(中) ポスト投函配送タイプ

特に青イソメは入手しやすい上に安価で、初心者におすすめ。更に青イソメは万能タイプです。

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青イソメ・石ゴカイ・マムシなどの小さい虫エサの事です。簡単に使える上に、防波堤にいる魚なら大概はこのエサで釣れるので、まさに初心者向け。デメリットといえば大物狙いの外道(本命以外の魚が釣れることを指します)と、人によっては見た目もデメリットになります。

エビエサ

ミナミヌマエビ 150匹 エビ飼育用・餌用にも【生体】

【名称】ミナミヌマエビ
【サイズ】約1cm~3cm
【生体数】150匹

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シラサエビ(スジエビの事です)・モエビ(関西ではブツエビと言いますが、どちらもヌマエビの事です)などが活きエサです。同じエビでもオキアミやアミエビは冷凍エサなので注意が必要です。
弱ったり死んでしまったりすると食いつきが落ちるので、下に紹介する専用クーラーに入れておく必要があります。値段も高く、経済的に優しくないデメリットがあります。

タカミヤ H.Bconcept 活かしクーラー

自重:400g
外部寸法:(本体)約24×12×14cm
素材:(主素材)PVC、(断熱材)発泡スチロール
エアポンプポケットサイズ:縦9.5×横8.5×奥行5cm
付属品:インナーネット、エビすくい用網

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小生物

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出典:Foter

岩ガニ・クモガニ・カラス貝・ボケジャコなど、堤防でとれるエサの事です。主にチヌ釣り(大物である黒鯛釣りの事です)で使用されます。釣り場で現地調達できるので、うっかりエサを失くしてしまったりエサを切らしてしまった時に、堤防を見回る事で発見できます。

泳がせ

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出典:Visual Hunt

小アジ・イワシ・イカナゴ・キビナゴ等の小魚のエサの事です。青物・スズキ・太刀魚・イカ釣りによく使われます。フィッシュイーター(小魚を食べる肉食魚)に対して有効ですが、基本的に用意しづらいです。現地調達が基本です。

冷凍エサ

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出典:Foter

エビエサでも、こういった冷凍売りされているアミエビ・オキアミ等は冷凍エサに分類されます。
コマセと呼ばれるもので、主に撒いて使うものです。なので、撒き餌や寄せ餌とも呼ばれます。
釣り場で解凍するのが普通で、解凍して持っていく場合は、汁がこぼれない工夫が必要です。

保存エサ

マルキュー(MARUKYU)アミ姫600g.

サビキ釣り等に使うコマセ。こちらはフルーツ系の香りで、オキアミやアミエビ独特の臭いが苦手な方にもおすすめ。

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マルキュー(MARUKYU)堤防マキエ(新)

こちらはこのまま使えるコマセ。集魚効果が高いです。

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釣具屋でなくてもホームセンターに売っている、保存のきくエサです。
こちらもコマセに使われます。どの魚にも使える万能タイプです。保存がきくメリットがありますが、アミエビの撒き餌なら魚の食いつきが良いです。
非冷凍の物もあり、活性を上げる起爆剤として利用されます。主にサナギなどがあり、こちらもコマセとして使用します。

人口エサ

マルキュー(MARUKYU)九ちゃん

万能釣り餌ですが、特にコイ科の魚に強いです。

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ダイワアミノXグレ遠投SP深攻め025553

警戒して浮いてこないメジナを狙うための深棚攻略餌。

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小麦粉・サナギ粉等を混ぜ合わせ水で練ったエサ、ヌカやパン粉等をベースに、魚が好むエサを粉末で配合した集魚用のエサ等があり、植物性のエサを好む魚に対しての集魚効果が高いです。チヌ釣りにも使われます。

エサの色々な付け方

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出典:Pexels

活きエサはエサが死んでしまうと食いつきがとても悪くなってしまいます。針への通し方次第では、エサの持ち(エサが生きている状態)が悪くなったり良くなったりします。なので、針の付け方も大事。エサの色々な付け方を紹介します。

虫エサの普通の掛け方

ちょんかけ

頭に針を掛けるだけの簡単な掛け方です。虫が苦手な方でも、虫に触れる時間が少なくて済むのですが、エサがすぐ死んでしまうデメリットがあります。

縫いさし

頭に針を刺し、頭部周辺をU字型にして折りたたみながら刺し、釣り針の「し」字の縦の部分まで通したら完成です。マムシ等の大きいミミズ等に対して使う刺し方で、青イソメ等の小さい虫に対しては向いておらず、すぐ弱ってしまいます。

通し掛け

虫の頭をつまみ、頭から針を通します。虫を針に沿って通していき、針先を出したら完成。釣り針の「し」の字の下部分が出るようにするのがポイント。頭の少し下から刺すと、エサの持ちが良くなります。

魚の活性が低い時の虫エサの掛け方

房掛け

これも割と簡単な掛け方で、複数の虫エサでちょんかけをするだけ。大型サイズの魚を狙う時にも有効です。

エビエサの付け方

尾掛け

尻尾の堅いところに刺すだけの簡単な付け方です。ちょんかけとも言います。エビへの負担が少なく、持ちが良いです。しかし落ちやすいです。

尾掛け(しっぽを切り胴へ刺すやり方)

タイトル通り、エビのしっぽ(尾ばねと言います)を切り、その切った所から胴へ刺すやり方です。落ちにくいですが、エビへの負担が大きくすぐ死んでしまいます。

頬掛け

頭の横に「し」の字の下の部分を刺すやり方です。エビの頬を想像してください。その頬に指すので頬掛けと言います。脳みそ(黒い部分)を刺すとすぐ死んでしまうので注意が必要です。初心者には難しい刺し方ですが、エビが良く動くので食いつきが良いです。尾掛けよりも落ちにくいです。

どの餌がおすすめ?

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出典:Pexels

どのエサを使うのがおすすめなのか、それは狙う魚によっても違います。

初心者におすすめのエサ

初心者には、防波堤にいる大抵の魚が食いつく虫エサ、その中でも安価な上、弱りにくい青イソメが特におすすめ。虫エサは生きたまま刺す必要があり、青イソメが暴れる上にぬるぬるとして刺しにくいという方もいるでしょう。そういった場合は、下に紹介しているぬめりを取ってくれるアイテムを使いましょう。

MEIHO明邦イソメの友活きエサの滑り止め 活きエサの鮮度を保つ イソメ・ゴカイ用 15g

こちらは振りかけてまぶして使います。虫エサが掴みやすくなります。

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まとめ

堤防釣りは、入門者がいきなり実践できる釣りですが、チヌ釣りなどの大物狙い釣りもでき、奥が深い釣り方です。釣り方によってもおすすめのエサが違ってくるので、この記事をエサ選びの参考にし、思い通りの魚をゲットしてください。

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