作成:2018.10.25 更新:2023.7.5
カゴ釣りにはやっぱりロケットかご!使い方とおすすめアイテムを紹介
カゴ釣りで使うコマセカゴには様々なタイプがありますが、遠投もしやすくコマセの量を調整できるロケットかごは、カゴ釣りのあらゆる場面で大活躍してくれます。
今回はそのロケットかごの使い方やおすすめの製品を紹介します。
カゴ釣りで人気の高いロケットかご
出典:Fising Pro
カゴ釣りで使われるコマセカゴには様々な種類があります。網カゴ、カゴ、遠投カゴ、そしてロケットカゴなど。
今回はそのカゴ釣りのコマセカゴの1つロケットカゴを紹介します。プラカゴと呼ばれることロケットカゴは、カゴ釣りだけでなくサビキ釣りに使われることもある汎用性の高いカゴです。カゴ釣りでも愛用している人も多いこのロケットカゴの特徴や使い方を説明します。
ロケットかごはコマセの量が調整可
ロケットカゴの最大のメリットは、放出されるコマセの量を調整できるところです。潮の流れなど刻一刻と変化する海の状況にも合わせることができますので、仕掛けがコマセに馴染ませやすく、常に高い釣果が期待できるのが特徴です。特にアジやイワシ、青物狙いに効果的と言われています。
また、流線型の形状をしているので、空気抵抗を受けづらく遠投にも向いています。水中でも沈みやすいので狙った棚までスムーズに仕掛けを下ろすことができることもメリットの1つです。
そして価格が安いこともロケットカゴの大きなメリットの1つです。仮にラインが切れてロストとしもそれほど痛手にならないので思い切った釣りもしやすいでしょう。
ロケットかごのデメリット
ロケットカゴには他のカゴと比較すると、デメリットに感じてしまう部分がいくつかあります。
まず、コマセがむき出しになるナイロン網カゴやステンレスカゴと比べてると、どうしても露出が少なくなるのでニオイの拡散が弱くなり、集魚力が弱くなると言われています。
それと遠投カゴのような上下分離式や、反転式カゴのようにコマセを一気に出す、いわゆる「ドバ撒き」ができません。デメリットというよりも1つの特徴なのですが、マダイのような狙いの棚でドバ撒きするのが有効と言われる釣りには向いていません。その分コマセに仕掛けを馴染ませることは得意ですので、特徴をよく理解して使うことが大切です。
ロケットかごの使い方は簡単!
出典:Fishing Pro
ロケットカゴの使い方は極めて簡単です。画像のように上下が分かれるようになっているので、まず上下を分けて開きます。そして開いた口からコマセを入れて再びドッキングすれば完了となります。コマセの量は片方に6分目くらいを目安に入れましょう。その時ギュウギュウに押し込むように入れるとコマセが出づらくなるので、箸やスプーンなどで押し込まないように入れて、6割程度入っていれば大丈夫です。
閉じた時、カゴに開いている穴の位置関係で、コマセの放出量を調整します。画像のように穴の位置を合わせるとコマセが出やすく、位置をずらすとコマセが出づらくなります。
また、上下の向きですがこれはどちらの向きでも構いません。尖っている方を下にすると水中で沈みやすくなり、逆にすると、仕掛けを巻いて回収する時に水圧抵抗がなくなり、リールを巻くのが楽になり手返しに有利になります。好みで使い分けましょう。
出典:Fishing Pro
穴の位置を合わせるとコマセが出やすくなる。
出典:Fishing Pro
穴の位置をずらすとコマセの出る量を減らせる。
おすすめのロケットかご7選!

出典:Stockvault
1.1つ持っておいて損はない!ベーシックなロケットカゴ
汎用性の高いベーシックタイプのロケットカゴです。これといった特徴はありませんが、使い方次第でどんな仕掛けにも対応できる汎用性の高さがあります。サイズもカゴ釣りで最も一般的に使われるLサイズの使いやすいサイズとなっています。遠投もしやすいし、コマセもたくさん入るバランスの取れた無難な製品です。
2.ミニサイズロケットカゴ!ライトタックルにピッタリ
小型のミニタイプロケットカゴです。大物を狙わないライトタックルのカゴ釣りにはピッタリです。コマセの量はあまり入りませんが、扱いやすさは抜群です。空気抵抗も少ないので、オモリ次第で遠投にも向きます。
3.コマセの出がよくアピール力の高いロケットカゴ
こちらもオーソドックスなタイプのロケットカゴですが、上部と下部に開いている穴の大きさが大きく、コマセの出が良い作りとなっています。コマセ放出量全開にしてもまだ足りないと感じる人におすすめです。また、夜光玉が付いているので魚にアピールして高い集魚力があります。
4.クッションゴム付きロケットカゴ
通常ロケットカゴはハリスを通すように作られていますが、これはクッションゴムに通されて付いています。クッションゴムなしで仕掛けを作れる便利なモデルです。クッションゴムが必要となる大物釣りなどに最適です。クッションゴムが内蔵される分、仕掛けも短くて済むので使いやすくておすすめです。
5.天秤一体型ロケットカゴ
カゴ釣りで遠投する時、天秤が付いて入れれば仕掛けが絡まりづらく遠投カゴ釣りでは必須のアイテムとなります。このロケットカゴは天秤一体式となっている便利アイテムです。カゴの下にサルカンが付いていますのでオモリを付けることができ、使いやすいくおすすめです。
6.オモリ、天秤付きロケットカゴ
こちらも天秤付きのロケットカゴですが、こちらは天秤にオモリも付属した天秤ロケットカゴ仕掛けとなっています。天秤にカゴとオモリが全て組み込まれることで重心が安定して遠投しやすいメリットがあります。オモリのサイズが6号ですので、ウキも同じ6号くらいのものを使いましょう。
7.初心者にもおすすめ!気軽なロケットカゴ仕掛けセット
初心者にとっては、ウキを付けたり、カゴを付けたりするのは結構大変な作業です。手っ取り早く完成仕掛けを使うのも悪くないでしょう。
道糸に付けるだけですぐに使えるオーソドックスなタイプのロケットカゴを使った完成仕掛けは、扱いやすくカゴ釣り入門として最適です。ロケットカゴの中に中通しオモリが付いていますが、1.5号と軽めとなっていますので、思いっきり遠投するには難しいですが初心者にはピッタリです。
カゴ釣りにはロケットかごがおすすめ

出典:Visual Hunt
ロケットカゴは、遠投にも向いているし、コマセの放出量が調整できるなど扱いやすさが魅力のコマセカゴです。カゴ釣りでは何かと重宝するので、1つ持っておくことをおすすめします。放出するコマセと馴染みやすいロケットカゴは高い釣果をもたらせてくれるはずです。特にアジやイワシ、青物狙いで有効なので、ロケットカゴを使ってカゴ釣りの最大の魅力的なターゲットである青物を狙いに行きましょう!