作成:2018.10.20 更新:2023.7.5
サビキ釣りでたくさん釣れる針の選び方教えます!おすすめの針6選!
疑似餌の付いた針を使うサビキ釣りでは、針選びが非常に重要になります。針大きさだけでなく、素材や色1つとっても釣果は全く異なりますので、その針の選び方について解説します。おすすめの針も紹介するので参考にしてください。
サビキ釣りは針選びが大切

出典:Foter
サビキ釣りはお手軽に始めることができ、海釣りの中でも最も入門的な釣りの1つでもありますが、実はなかなか奥深く、針1つとっても釣果は大きく異なります。釣具店でもたくさんの仕掛けと様々なタイプの針が販売されており、どれを買うべきか悩みますよね。
今回はそんなサビキ釣りの針の選び方とおすすめの針について紹介します。
刺し餌不要!疑似餌付きの針で魚を釣り上げる

出典:Visual Hunt
サビキ釣りは、仕掛けに付けたコマセカゴから放出されたコマセ(撒き餌)に、疑似餌のついた針が馴染むことで魚を騙して食いつかせようという釣り方です。基本的には針に付ける刺し餌は使いません。
虫などの餌を触りたくない人でもできるメリットがありますが、その分疑似餌が付いた針選びが重要になります。うまく魚を欺けないと魚が針に掛かってくれることはありません。ですので、サビキ釣りの釣果は、使う針によって決まると言っても過言ではないでしょう。
疑似餌の色・素材が重要!サビキ釣りの針の選び方

出典:Freeimages
では具体的な針の選び方について解説します。サビキ釣りの針はサイズも重要ですが、それ以上に付属する疑似餌選びも重要になります。
針の大きさ・サイズ
堤防などのおかっぱりからのサビキ釣りなら針のサイズは3号〜8号くらいが使われるのが一般的です。釣れる魚のサイズに合わせて選びましょう。船からの大物狙いの場合は10号以上のサイズが使われることもあります。狙いの魚によって選ぶのが良いでしょう。
基本的には針やハリスはできるだけ小さいものの方が釣果は期待できます。アタリがあるのに釣れない場合は針が大きすぎる場合があるので、その時には針をワンサイズ小さくしましょう。ただ、小さすぎると飲み込まれることが多くなるので、その時は針をワンサイズ大きくしましょう。また、大物を釣りたい場合にも大きめを使った方が安心です。
10cmくらいまで小アジや小サバ、サッパやチカなどの小さい魚を狙うなら3〜4号くらい、10〜20cmくらいの魚なら5号6号くらい、20cmを超えるようなら7号以上、秋口や船釣りで30cmや40cmの大きいサバやアジが釣れる可能性があるならば8号以上の針を使いましょう。
針の本数
針の本数は一般的には4本〜6本針が使われるのが一般的で、市販の完成仕掛けも大体5本前後の仕掛けが多いです。
本数が多くなるほど仕掛けも長くなるので扱いは難しくなります。特に短い竿でやる時や、小さいお子さんにとっては長いと大変ですので、3本針か4本針のショートタイプもおすすめです。
疑似餌の飾りの種類と色
サビキ釣りの針選びで最も悩ましいのが、この疑似餌の素材の種類と色です。様々な素材とカラーがあり、それぞれ特徴が違います。
ベストなものは釣りのポイントや潮によっても違い、その日その日よっても違いますので、数種類用意しておくことをおすすめします。また、地域性もありますので、地元の方におすすめを聞くことも大切です。
スキン
スキンはゴムの素材できたサビキ釣り定番の針です。ピンクスキンは定番中の定番で、コマセのアミエビと似たような見た目になるので魚種を問わず釣果が期待できます。
ピンク以外のカラーも有効で、特にサバやメバルは派手でアピールの強いカラーのスキンの反応が良いです。
魚の活性の高い時に特に有効な針となるので、満潮と干潮の間の、潮の動く時間帯に特におすすめです。
魚皮
本物の魚の皮が使われたタイプで、主にサバ皮とハゲ皮という2種類があります。こちらも定番の針で、スキンへの反応が悪い時に効果的なことが多いので、できればスキンと魚皮の両方を持っておくといいでしょう。
ハゲ皮は丈夫で、サバ皮は柔らかくて動きによるアピールができると言われます。
また、魚皮はプランクトンと間違えて食いつくことも知られているので、潮目や河口付近などのプランクトンの多い場所で魚皮は有効と言われています。
ウィリー
ウィリーはウーリー糸を使って綿のような見た目の疑似餌です。サビキ釣りではスキンやハゲ皮ほど一般的ではないですが同じくらい釣果が期待できます。
ウィリー針の特に有効的な使い方が、トリックサビキのようにアミエビを絡ませて使う方法です。糸がアミエビのエキスを吸うのでニオイでも魚を誘うことができて効果的です。スキンと魚皮の両方の反応が悪い時に、最後の手段としてアミエビを絡ませて使う方法をおすすめします。
アミエビを絡ませればかなりのアピールになりますので、満潮時や干潮時の潮止まりの時間帯には他の針よりも期待できるでしょう。
サビキ釣りのおすすめの針6選!

出典:Freeimages
1.必ず1つは持っておきたい!定番のピンクスキン
サビキ釣り定番中の定番のピンクスキンのサビキ針を使った仕掛けです。針のサイズは4号で6本針仕様となった仕掛けも定番スペックなっていますので、無難にとりあえず釣りたい時に最適な仕掛けと言えるでしょう。
とりあえず1本抑えておくと間違いありませんのでおすすめです。
ハヤブサ HS710 これ一番ピンクスキンサビキ 6本鈎
袋入り数:6本鈎1セット
鈎種・色:小アジ 金
特徴1:アミエビ・オキアミなどエビ類の持つイメージを再現。ベストセラーの定番カラーです。
鈎(号):4
ハリス(号):0.8
幹糸(号):1.5
2.白スキンサビキ!お得な3本セット
こちらも定番の白スキン仕様の針です。サビキ釣りで釣れる様々な魚種に幅広く効果的です。また、ラメ仕様ともなっていますのでアピール力もあり集魚力もあります。
3.目立つケイムラ仕様で集魚力抜群!
紫外線で発光するケイムラ仕様になっているサバ皮のサビキ針仕掛けです。発光して目立つので非常に高い集魚力があります。滑らかな動きをするサバ皮で、アピール力が強いこの針は、活性の低い時にも効果的でしょう。
ハヤブサ(Hayabusa)HS100小アジ専科ケイムラサバ皮レインボー7-1.5
メーカー:ハヤブサ
針:7号
ハリス:1.5号
幹糸:3号
カラー:サバ皮ケイムラ
6本針
1セット入り
4.アミエビとうまく同調して高い釣果が期待!
ピンクハゲ皮を使い、アミエビに似せたサビキ針です。コマセのアミエビと馴染みやすく、本物と間違えた魚がたくさん釣れる期待が高いです。特に活性が高い時に投入すれば相当の釣果が期待でできます。また、小さめの針で小物から中型まで掛かりやすく、期待度は非常に高い針です。
ハヤブサ HS200 小アジ専科 リアルアミエビ 4-0.8
針サイズ:4号
ハリス:0.8号
幹糸:1.5号
針数:6本
針仕様:小アジ針(赤)
入数:1セット
全長:1.4m
5.様々なカラーで魚を誘う!ウィリーサビキ針
ピンク、イエロー、ブルーの3つのカラーのウィリー針が1つの仕掛けにまとまったサビキ仕掛けです。その日のコンディションやポイントに関わらずどれかはハマってくれる確率が高く、とりあえず試しに釣ってみる時にピッタリの針です。
単体でももちろん釣果が期待できますが、コマセのエキスを吸いやすいウィリーは、トリックサビキのように使っても高い効果を発揮してくれます。
6.短くて扱いやすい3本針サビキ仕掛け!
3本針仕様のショートタイプのサビキ仕掛けです。
キャストする際には長い仕掛けは邪魔になりがちですが、ショートサビキなら扱いやすいです。
また、こちらは不意な大物にもタイプできるタイプです。
釣れる針を探すのもサビキ釣りの楽しみ

出典:Stockvault
様々なサビキ釣りの針を紹介しましたが、結論を言いますとどれでも釣れます。ただ、どれが一番釣れるのかとなると、場所や日によって違うとしか言いようがありません。
難しい部分でもありますが、これもサビキ釣りの醍醐味とも言えるでしょう。うまくハマれば周りが釣れていないのに自分だけが釣れるということもありえます。
とりあえずは定番のピンクサビキの5号前後なら汎用性が高いのでおすすめです。悩んだ方は参考にしてください。