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ちょい投げのエサはイソメ類に決まり!4つの付け方と疑似餌も紹介

ちょい投げ釣りは、手軽に始められ幅広い層のアングラーに人気の高い釣りです。しかし、いざ始めようと思ってもエサは何を使えばいいかわからない人も多いと思います。そんな方のために、今回はちょい投げ釣りの餌とその付け方についてまとめてみました。

ちょい投げターゲットが食べる餌とその特徴

出典:visualhunt

ちょい投げ釣りのメインターゲットであるシロギスやカレイは、砂地の海底付近に生息しています。
シロギスは初夏から晩秋にかけて産卵のため全国の砂浜などに接岸し、冬から春までは沖の深場に沈んでおり、一方でカレイは冬に産卵のため接岸し、夏には深場に沈みます。
シロギスとカレイでは接岸の時期は違いますが、両方とも砂地に住んでいるため、食性は似ています。
肉食性で主にイソメやゴカイなどの海底に住んでいる多毛類を食べて生活しており、幼い頃はアミエビを食べたり、たまに小魚や貝を食べたりすることも少なくありません。
接岸時期はちょい投げで手軽に狙えるので、初心者の方でもぜひ挑戦してみてください。

ちょい投げ釣りの餌はイソメ類が王道!

出典:visualhunt

ちょい投げ釣りはイソメ類を使います。
イソメ類とは、アオイソメ・ジャリメ(関西では石ゴカイ)などの虫エサのことをで、投げ釣りの定番餌となっています。
しかし、虫エサ独特のにょろにょろした動きが苦手な人も多く、イソメ類の餌は敬遠されることもしばしばあります。
そんな方にはここではイソメ類を模したワームをご紹介します。

イソメ類(アオイソメ、ジャリメ)

出典:photo-ac

イソメ類といえば堤防釣りの定番ですが、ちょい投げ釣りにおいても万能餌として大活躍してくれます。
イソメ類はミミズのようなにょろにょろとした虫エサと呼ばれるタイプの餌で、アオイソメやジャリメ (石ゴカイ)などがいちばんポピュラーです。
シロギス・カレイはもちろん、アイナメ・メバル・チャリコ(マダイの幼魚)・カサゴ・カワハギなんかもイソメ類で釣ることができます。
何がかかるかわからないちょい投げ釣りでは、あらゆる魚種にアピールできる万能餌のイソメ類が最も適しているのです。

ちなみに、ジャリメはシロギスに対する反応が非常によく、シロギスを専門に狙いたいのであればジャリメをメインに、サブとして時折アオイソメを使うといいでしょう。
どちらの値段的にはそれほど高くなく、50gで500円程度と比較的リーズナブルに買うことができ、ちょい投げ釣り・投げ釣りには欠かせない定番餌となっています。

ネットで買えるアオイソメ

ポスト投函で受け取れるのでとても便利です。
冷蔵庫で保管すれば2〜3日は持つので釣具屋さんに行かなくてもよく事前に準備しておけます。

青イソメ(青虫) 生体 サイズ(中) ポスト投函配送タイプ

入数:100g

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ワーム(疑似餌)

出典:photo-ac

イソメ類といえば、そのにょろにょろした動きから、触るのが苦手な人が多い餌でもあります。
しかも、切って使う場合は汁が出てきて手が汚れるし、なんだか気持ち悪くて触りたくないですよね。
そんな方は、イソメ類を模したワーム(疑似餌)がおすすめです。
にょろにょろ動かないので針に付けやすいのはもちろん、ブルーベリーの香りで手が臭くならず、虫エサが苦手な方や子どもでも安心して使うことができます。

イソメ系ワームの王様!

マルキューのパワーイソメは、イソメ系ワームの中では群を抜いて人気の商品です。
カラー展開も豊富で、太さは3種類から選べるので、魚の大きさや狙う魚の種類に合わせて選ぶことができます。
生分解成分から作られているので、海に流れても安心の環境にやさしい疑似餌です。

マルキュー(MARUKYU)パワーイソメ(中)青イソメ

入数:15本入り
長さ:10cm
太さ:中

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ちょい投げで使う餌の付け方

出典:visualhunt

イソメ類の付け方は4つ

通し刺し

ますは通し刺しですが、これがいちばんスタンダードな付け方になります。
まず、イソメの頭からハリに沿っていくように刺していき、ハリのカーブ付近にさしかかったらイソメの側面からハリ先を出してそのままハリの奥まで刺します。
このときにイソメがきちんとまっすぐなっているようにしましょう。
キス狙いの時は垂れた部分を1cmくらいに短く切って使い、食いが渋ければ長くとってもいいでしょう。

ちょん掛け

その名の通り、イソメの頭から5mmくらいのところを横から貫通させチョンとかけるだけの刺し方です。
とても簡単につけれて、餌の元気もいちばんいい付け方になります。
また、垂れている部分が長いので、水中でゆらゆらと揺れて魚へのアピール力は抜群なので、食いが渋い時はおすすめです。

ふさ掛け

大物狙いによく用いられる方法で、1本のハリにたくさんのイソメをつけます。
1匹目は通し刺しをし、ハリの余った部分にちょん掛けで残りのイソメをハリが隠れるまで刺します。
エサが大きいのでアピール力はありますが、エサの減りが早く、ここぞというときに使う付け方です。

縫い刺し

最後は縫い刺しです。
ちょん掛けと同じように横から貫通させ、その後はイソメを縫っていくように刺していけば完成です。
何度もハリで刺すので、イソメの体液が海の中に流れ出ていくため、においで魚を寄せてくることができます。
ワームを使う場合は匂いが出ないので、効果はあまりないかもしれません。

アオイソメがちょい投げに一番おすすめ!

出典:foter

ズバリおすすめの餌は生きたアオイソメがいちばんです!
やはり生きた餌の方が食いつきがよく、匂いで誘う効果もあるので魚が集まってくる傾向にあります。
アオイソメは本当に万能餌で、ほとんどの魚が食いついてきます。
しかし、電車釣行やファミイリーフィッシング、虫エサが苦手は人など生き餌を使いにくいときもあるので、そんな時は疑似餌を使ってちょい投げを楽しむのがおすすめです。

イソメ類でちょい投げ餌は完璧

出典:pexels

いかがだったでしょうか?

ちょい投げで使う餌はイソメ類が万能で、中でもアオイソメは王道の餌です。
アオイソメを持っていけば何かが釣れるといっても過言ではないくらいの万能っぷりで、ちょい投げ釣りには欠かせない餌です。
あなたもイソメ類を持ってちょい投げ釣りに出かけてみてはいかがですか?

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