作成:2018.11.5 更新:2023.6.5
アナゴ釣りの針はこれでOK!形状によるメリットを徹底解説
アナゴは引きが強く人気のターゲットです。そんなアナゴ釣りに欠かせないのは針。今回はいくつも種類のあるアナゴの針の種類や特徴を紹介します。
豊富な種類のあるアナゴ釣りの針

出典:Visual Hunt
アナゴ釣りにおいて使用される針は種類やサイズが豊富にあります。
アナゴの針は食い込み易いものを使うのが一般的ですが時間帯や潮の流れでも変わってくるので針のチョイスは奥深いのです。
アナゴ針について理解して釣りをしましょう。
活性に合わせて針の種類を準備していくことが釣果を分ける!

出典:Visual Hunt
アナゴのちょい投げの場合には丸みのあるセイゴ針を使用して潮の状況とアタリの具合を探ります。
食い込みが良ければ口の中で針が立ってアナゴが掛かりやすくなるので、丸みのあるセイゴ針12号〜15号を使います。
アナゴ釣りにおける先発の針は丸系バリの丸セイゴ針を使って様子を見ます。
食い込みが悪ければ縦長系(競技用キス針7号~8号)を使いアナゴのアタリを待ち、ハリスを少し長めにして警戒されないようにすると良いです。
それでもアナゴの活性が悪ければ最終手段としてウナギ針を使用して針を飲み込んでしまうリスクを背負って狙ってみる事が良いです。
アナゴの活性の高さで針を変えていくと良いですが堤防などの投げ釣りで潮の流れが早いと感じた時にはハリスを長くすることもポイントです。
使い分けが大事になるアナゴの針

出典:Visual Hunt
アナゴ釣りに使用する針は、縦長系針と丸系針と懐狭い系針の3種類に分けられます。
それぞれ形状は大きく異なりますが、アナゴ釣りには使い分けが大事になるので、それぞれの針を理解しておくと良いです。
手返し重視の縦長系針
アナゴ釣りにおいて縦長系針は、競技用のキス針や袖針が良く使用されます。
手返しを重視した袖ベースの針で軸がストレートになっているので、餌をつけやすくアナゴの取り外しも簡単に出来ます。
小さい針だと飲み込まれる事があるので注意が必要ですがアナゴ釣り初心者でも使いやすいメリットがあります。
アナゴ釣りでは競技用キス針は7号~8号が良く使用されています。
おすすめの縦長系のアナゴの針を紹介させて頂きますので、参考にしてみてください。
シャープで刺さりの良いキス針
摩擦ゼロ感覚の刺さりの良さを感じる事が出来るシャープな針です。
鈎の結び目部分でのラインのすべりを防止するラインロックシステムをプラスしていて信頼できる結び強度を確保しています。
掛かりが早くキープ力に優れた競技仕様でアナゴ釣にも最適です。
簡単に取り出せる食い込みの良い針
引っ張るだけで簡単に取り出すことが出来て、魚の掛かりも良いです。
真っ赤な色合いが特徴的で、向こう合わせの数釣りにお勧めの競技用キス針です。
アナゴをかけやすい丸系針
アナゴ釣りで丸みのある丸系針は、セイゴ針やチヌ針が良く使用されています。
セイゴ針は12号~15号でチヌ針は4号が良く使われています。
丸セイゴ針はアナゴの投げ釣りなどで使われる事が多く、口の中に入ると針が立ってある程度自動的にアナゴがかかりやすくなるメリットがあります。
アナゴ釣りのおすすめの丸系針を紹介します。
アナゴの口にガッチリフック
オーソドックスで万能針として多くの魚種に対応できます。
78本入りでたっぷり使えるので飲み込んでロスし易いアナゴ釣りにもおすすめです。
魚をバラしにくくするケン付き針
ケン付きなので大きなエサを付けてもエサがズレにくく安心できます。
同時に掛かった魚もバラしにくい工夫がされています。
全魚種対応している万能針としておすすめです。
飲み込み覚悟の懐狭い系針
懐狭い系針にはアナゴ針、ウナギ針が挙げられます。
他の針と比べるとアナゴ針とウナギ針は懐が狭く特殊な形をしています。
その形状からアナゴの食い込みが良くがっちりとヒットしてくれるというメリットがありますが、注意点としては使うと高確率で針を飲み込んでしまいます。
懐の狭い針は飲み込ませることを想定して作られている事を覚えておきましょう。
アナゴ釣りにおいて針の最終手段
アナゴの口にしっかりと食い込みバレを少なくしたウナギ針です。
30本入りなので十分に使うことができて4号のハリスが抜群の強度を誇ります。
夜行針採用でアナゴにアプローチ
便利な完成仕掛けです。
エサ内部から光る夜光バリを採用しています。
針の結び目付近には緑の蛍光塗料が付いているので、アナゴの夜釣りに最適です。
アナゴ釣りにおすすめの針の結び方

出典:Visual Hunt
アナゴ釣りには多くの針の種類がありますが、針の結び方も重要です。
針の結び方にもいくつか種類があるので覚えて起きましょう。
スタンダードな結び方の外掛け結び
ラインと針を結ぶ基本的なム住み方の外掛け結びは、最初にハリスを二つ折りにして針の江中に合わせます。
余った糸で5回ほど巻き付けをして先端をループに通して締め込むだけです。
外掛け結びのポイントは針と糸がまっすぐになるように調整しながら締め込む事です。
外掛け結びは、スタンダードな結び方として比較的どんな釣りにでも活用できるメリットがあります。
ほどけにくい内掛け結び
ほどけにくい針とラインを結ぶ内掛け結びは、大型の魚でも対応する事が出来ます。
内掛け結びはフックの返しを巻くようにループを作って、ループの内側にラインを1回通します。
ラインをフックの腹側に沿わせながら複数回通します。
最後にラインの先と元を持ち胴に巻き付いたラインを締めて、形を整えて完成になります。
外掛け結びよりは難しく感じるかもしれないですが、強度がより出るので大型アナゴでも余裕で釣る事が出来ます。
針を理解してアナゴ釣りを楽しもう
細長いフォルムのアナゴは意外と引きも強く食べて美味しい事から釣りでも人気があります。
アナゴ釣りにおいて大事な針は形状や特徴が大きく異なるのでそれぞれ理解しておく必要があります。
アナゴの活性によっても針を使い分ける必要がありますが、食い込みが良ければ丸セイゴ針のような丸みのある針を使用して、食い込みが良くなければ食い込みやすい競技用キス針のような縦長系のもの、飲み込む事を覚悟して懐が狭いウナギ針が効果的です。
アナゴ釣りでは針を結ぶ必要もあるので、結び方をそれぞれ覚えておきましょう。
釣って楽しい食べて美味しいアナゴを針の種類を理解して使い分けて、アナゴ釣りを楽しんでみてくださいね。