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イサキ釣りはどんな針を使うべき?針の使い分け方法とおすすめ商品

釣りをするときに考えなければいけないのが餌と針です。イサキ釣りの場合は餌を付けずにカラー針(色のついた針)を使うのが一般的!今回は、カラー針やサイズの選び方をご紹介します。また、おすすめ商品も合わせてチェックしましょう!

イサキ用の針とは

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出典:pexels

夏の食用魚として知られているイサキは、浅場にいるため釣りによく似ています。

イサキ釣りの場合、針選びが重要になります。イサキ釣りの場合、2種類の釣り方があります。

・針を上あごにに引っ掛けて釣りあげる
・針を飲み込ませてしっかりと釣りあげる

上あごに引っ掛かりやすい針・イサキが飲み込みやすい針選びをすることがとても大切です。

また、イサキ釣りはカラ―針(色のついた針)も人気です。イサキは肉食魚で小魚などを食べて生活しているため、カラー針を沈めると水中で小魚と勘違いをして食いつくようです。カラー針を使う場合は付け餌が不要になります。

イサキ釣りの場合は針選びが影響するので、初めてイサキを釣るという人も今までチャレンジしたけど釣れなかったという人も、針の形状を見直すことでイサキが釣れるようになります。

おすすめの針を紹介!

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出典:pexels

イサキは食いつきのいい魚なので、針選びを間違えなければ基本的に釣りで苦しむことは少ない魚です。

食いつきやすく、イサキを捕らえやすい針を選ぶようにしましょう。

イサキ釣りの場合、一般的に使われるのはチヌ針です。マダイ針、ムツ針などを使う人も多いようです。それぞれの釣り針の特徴とおすすめ商品をご紹介します。

(1)チヌ針

チヌ針は、細軸が特徴の釣り針です。魚の口に引っ掛けて釣るというよりも、飲み込ませて釣るのが目的の釣り針です。

釣り針を軽くして、イサキに飲み込ませて釣る。イサキは唇が薄い魚なので、釣り針を引かっけて釣るタイプの釣り針だと、唇が割けて逃げられることがあるため、軽いチヌ針を使います。

チヌ針は飲み込んでから吐き出そうとしても、釣り針にヒネリをいれているため吐き出しづらくなっているのでそのまま一気に引き上げることが出来ます。

ハヤブサ 鬼掛 軽攻めチヌ オキアミオレンジ 1号

鈎(号):1
入数:20本
標準線径(mm):0.54
標準重量(mg):33.0
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ハリス保護システム
ハードマックス仕様

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(2)マダイ針

浅場に生息しているイサキと、その下に潜んでいるマダイのどちらも狙いたいときには、マダイ針がおすすめです。

マダイは飲み込ませるのではなく唇に引っ掛けるのが一般的な釣り方なので、マダイ針は針サイズが大きくイサキでは飲み込めないサイズも多いです。

しかし、針先と軸が平行な非ネムリタイプは比較的飲みこみやすく、抜けにくいのでイサキ釣りにも使用することが可能です。

OWNER(オーナー)シングルフックOH細工PEマダイ10号13163

ソフトタイプの釣り針なのでイサキが飲み込みやすく、さらに上顎に引っ掛けやすいことが特徴。10号サイズであれば上顎に引っ掛けることも出来るので、イサキ釣りにおすすめです。

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(3)ムツ針

ムツ針は、一般的な釣り針やチヌ針と異なり、ハリ先が内側に向いているのが特徴。

針先が内側を向いているので、イサキが針を飲み込んだ後に針に気付いて逃げようと動くと、唇ではなく内部に針先が刺さって抜けなくなります。フッキングのしやすさが最大の特徴です。

ムツ針なら上顎に引っ掛けてフッキングすることも、しっかり飲み込ませてからフッキングすることも可能なので、イサキ釣りでよく選ばれる針です。

ハヤブサ(HAYABUSA)B18319プロバリュームツフック白釣り針

引っ掛けてから抜けにくいムツ針。大きめのサイズを使って付け餌でイサキを狙うことも可能です。

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カラー針を使うべきか

イサキ釣りはイカを付け餌にすることが知られている時期もありましたが、最近ではカラー針を使う人が増えています。チヌ針やムツ針などには色がついているものが売っているので、手に入りやすいため人気です。

カラー針の場合は付け餌をしない代わりに、色がついているので小魚などに見せかけてイサキに飲み込ませて釣ることが出来ます。

カラー針を使う場合、色の指定は基本的にはありませんが、イサキが好む小魚と同じ赤や青、金色などはよく使われます。また、太陽の光を受けて反射しやすいネオンカラーなどもよくつかわれることが多いです。

まずはイサキを釣るときにどの針の形状を使うかを決め、その中で色のついたカラー針を選ぶようにしましょう。

針の使い分け

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出典:pexels

イサキのみを狙うのであれば、チヌ針を使うのがおすすめです。軽めのチヌ針は、イサキよりも深い場所にいる魚は見向きもしないので、イサキだけを釣ることが可能です。

イサキ釣りを行うときには【チヌ針】【針のサイズ1.5~2号】【ハリス2号】を使うようにしましょう。イサキにもサイズがあり、針サイズやハリスサイズが2号までであれば、比較的小ぶりなイサキも吊り上げることが可能です。

もし、大きいイサキを狙う場合や、他の魚も狙う場合は、マダイ針やムツ針に変えましょう。その際のハリのサイズは10号までにしましょう。太めの針を使う場合は、チヌ針では引っ掛けた後に外れやすくなるので、マダイ針やムツ針など抜けにく針を使うようにしましょう。大きいサイズの針であればヒネリの入ったを使うのもよいでしょう。

がまかつ(Gamakatsu)イサキ・アジ3本仕掛F1148号-ハリス2

チヌ針を3本仕掛けることが出来る商品もあります。カラー針対応していて、赤や青のネオンカラーになっているものもあるので、イサキを釣るときには検討してもよい商品です。

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船釣りにおすすめの針

船釣りの場合は、コマセを使った天秤仕掛けで【チヌ針】や【マダイ針】を使うようにしましょう。イサキは群れで動いて、食いつきもいいので、イサキの層に餌を届けられれば簡単に釣ることが出来ます。

この場合飲み込みやすく、上顎に引っ掛けやすいチヌ針やマダイ針を使うことで、イサキをしっかり捕らえることが出来ます。

おかっぱりでおすすめの針

イサキはおかっぱりで釣ることも可能です。イサキは針外れが起こりやすいので、陸から釣る場合は大きめの針【ムツ針】を使うようにしましょう。ムツ針は抜けにくい針なので、上顎や唇に引っ掛け、そのまま釣り上げることが出来ます。

針の結び方

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出典:visualhunt

イサキ釣りは針の結び方も考えるようにしましょう。イサキ自体はさほど大きい魚ではないので【内掛け結び】などの一般的な結び方で問題ありません。

外掛け結びの方が簡単ですが、内掛け結びの方が万が一の抜けが少ないためご紹介します。

内掛け結びのやり方

  1. 釣り針のフックを上向きにし、20cmほどの余裕を見て釣り糸で輪を作ります。輪は釣り針の方に向けて作りましょう
  2. 釣り糸とシャンク(針の軸)を指で押さえて、ジャンクと輪をチモト側から巻き付ける。キレイなラインになるように、最低でも5回は巻き付けましょう
  3. チモト側をしっかり巻き付けたら、メインラインの釣り糸を引いてしっかりと固定する
  4. 完成

内掛け結びにすることで、チモトの先端が針の外側を向きます。イサキを釣りは針を飲み込ませるので、違和感なく呑み込ませることが可能です。また、外掛け結びよりも結束力に長けているので、途中で抜ける心配もありません。

チヌ針には元々穴を通すように輪状になっているものもあるので、結びが苦手な人は利用するもおすすめです。

まとめ

今回はイサキ釣りで使用したい釣り針についてご紹介しました。チヌ針が一般的に使われますが、ムツ針なども飲み込んだ後に抜けにくいので人気です。イサキは初心者向きの魚と呼ばれるほど食いつきがいいので、さほど難しくなく釣ることが可能です。

針の結び方なども考えながら、イサキ釣りにチャレンジしてみてください!

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