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キジハタを狙うポイント徹底解説!キジハタ爆釣ポイントの見極め方!

なかなかお目にかかることができず、幻の魚とも言われる高級魚のキジハタですが、実は釣名人でなくてもポイントさえ間違えなければ釣ることができます。
キジハタの少し変わった生態と、釣れるポイントについて解説します。

キジハタの生態とよく釣れるポイント

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出典:Visual Hunt

キジハタは関西地方では「アコウ」と呼ばれていて、脂ののった白身は高級魚として知られています。関西では特に「冬のフグ、夏のアコウ」として高級料亭などで珍重されています。

日本では沖縄から青森県以南までの温暖な沿岸域に生息しています。特に日本海側や瀬戸内海が釣り場として有名です。

船からは1年中狙える魚ですが、ショアからの場合は水温が高い時期に限られます。
今回はショアから狙う場合のポイントについて解説します。

キジハタの生態ー大きく育つと性転換

キジハタは体長は20cm〜60cmほどのハタ科としては小型から中型の魚です。
成長が非常に遅い魚でふ化して4年後にようやく30cmほどに成長します。ふ化後は全てメスで、体長が30cm〜40cmまで成長した時点でオスに性転換します。

メスは浅場の岩礁地帯やゴロタ場付近の底に生息しています。
オスは普段は水深100m以上の深海に生息しています。海水温が約20度〜28度に上昇する春から初夏にかけて、生殖のためにメスが入る岩礁付近に接岸してきます。
その後、9月ぐらいになり水温が下がるとともにまた深場へと戻っていきます。

ショアから大型のオスを釣るためには、この水温が高く接岸している夏の時期を狙います。

キジハタの生息場所

キジハタが釣れる地域は、青森より南から九州にかけての日本海沿岸・相模湾から九州にかけての太平洋沿岸・瀬戸内海沿岸です。

日本海側や瀬戸内海沿いは、ショアからキジハタが釣るポイントが多くあります。
しかし、太平洋沿いはショアで実績のあるポイントは限られてしまいます。
いくら下記にあげる条件を満たしていても、キジハタがいない場所では釣れません。事前に釣れた実績がある場所なのかリサーチしてからポイントを決めましょう。

太平洋沿いで、行ける範囲にショアのポイントが見つからない場合は、船釣りを検討するほうが確実です。

キジハタの習性と狙い方

キジハタは主として単独で行動する根魚で、磯場やゴロタ場の岩陰、人口護岸の奥などに潜んでいます。昼間は岩や人口岩礁の奥に潜んでほとんど行動しません。
肉食で、ゴカイなどの多毛類・二枚貝・甲殻類・小魚など様々な生物を食べています。

根魚にしては活動的で、朝マズメや夕マズメの活性が高い時には隠れ場から出て泳ぎ回りながら捕食行動も行います。
泳ぎ回ることがあるとは言え、中層や上層を狙って釣るのは困難なので、根がある場所の底部を中心に狙います。かかった場合、すかさずあげないと根に潜り込まれて引き出せなくなってしまいます。

ただし、底をついているとカサゴばかり釣れて全然キジハタがかからないという場合、少しだけ底を切ってみるという手もあります。
キジハタは活性が高いと2mくらいなら底から離れてエサを追うことがあります。
他の魚は釣れなくなってしまいますが、キジハタに狙いを絞ることができます。

キジハタが釣れるポイントは荒波の岩やテトラ場

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出典:Visual Hunt

では、具体的にどのような場所でキジハタが狙えるのかご紹介します。

基本的に身をひそめるための岩やテトラポット、藻場などがあり、ベイトが集まってくる潮がよく動く場所を狙います。
キジハタのエサである、カニやエビなどの小型の甲殻類や、小魚が集まりそうな場所を想像すると狙うポイントが見えてきます。
同じ漁港や堤防でも湾の内側よりは外海に近い、潮の流れが早い場所を選びます。

以下に具体的なポイントについて解説します。

ポイント1 手軽に釣れる漁港・波止場

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出典:Visual Hunt

キジハタのような根魚を狙う場合、磯など足場の悪いポイントでの釣りが思い浮かびますが、足元の平らな漁港の波止場や防波堤でも釣ることができます。
船で渡らなければなりませんが、沖堤防も水深が深く潮の流れも速いので、キジハタを狙うのに向いています。

漁港や海岸沿いの防波堤の場合、船がよく通る場所で海底がえぐれている「ミオ筋」の付近が潮も速くベイトが多いので狙い目です。また、防波堤で釣る場合は漁港の内側向きの辺ではなく、潮の流れが速い外向きの辺に竿を出します。

・ミオ筋沿いのテトラ帯
・テトラ帯の近くでの防波堤の角部分など、潮がよく当たる場所
・防波堤の先端の角付近
・防波堤のストレート部分なら、外海向きの側

このような場所が狙い目です。

ポイント2 大型を狙うなら磯場

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出典:Visual Hunt

磯場の場合、急に深くなっている場所や、浅場が入り組んでいます。渡りで行く沖磯はもちろんベストポイントですが、地磯でも充分狙うことができます。
キジハタは水深50cmぐらいの浅場でも釣れることがあります。
水深10m以上の深場では40cm以上の大型が上がることもあります。

移動しながら、色々な方向に竿を出してキジハタのいそうな岩の根近辺のポイントを探りましょう。
岩場はゴツゴツと入り組んでいて根掛かりしやすいのですが、そのような場所ほどキジハタ釣りには向いています。根掛かりはつきものと割り切って、道具や仕掛けを準備してくことをおすすめします。

不安定な足場と強い波の磯場は、キジハタのポイントの中でもとりわけ危険と隣り合わせです。初心者の方はいきなり一人で行くのは避けてください。
天気や潮の干潮時間を事前にチェックし、しっかりと磯向けの装備をして、できれば熟練者を含めた複数人で出かけるようにしましょう。

ポイント3 ウェーディング装備でゴロタ浜

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出典:Visual Hunt

足場が悪く歩きにくい場所ですが、ゴロタ浜は大小の石が転がっていてキジハタが身を潜めやすい場所です。
岩だけでなく藻が生えている場所も良いポイントになります。
岩場も藻場も根掛かりしやすいのが難点ですが、キジハタ釣りの場合は根掛かりは避けて通れないものなので、仕掛けも複数用意していきましょう。

ウェーディング装備でしっかり固めていけば、遠浅の場合、前に出ることで浅場から深場まで移動しながら探ることができます。うまく、ブレークに落とし込めれば思いがけない大物を釣りあげることができるかもしれません。

しかし、キジハタが狙えるような外海に面したゴロタ浜は波が荒いうえ、突然の高波などもあります。天候や潮の干潮はしっかり事前に調査して安全な装備で臨みましょう。

ポイントを絞って40cmオーバーのキジハタを狙おう

ショアからのキジハタもうまくポイントを絞って、深場を狙えば40cmオーバーを釣りあげることもできます。

高級魚と言われるキジハタですが、実は小型はそんなに値がつかず高級魚として扱われるのは40cm越えから。大きくなればなるほど味がよく高値になります。
小型はメスのことが多く、産卵前後は味が落ちるためです。

大型のオスをショアから釣りあげられる期間は限られています。
ぜひ、釣り人の情報を集めて、お近くの漁港・地磯・ゴロタ浜などで試してみてください。

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