作成:2018.10.13 更新:2022.5.24
初心者必見!磯釣りの最低限のウェア・服装をやさしく解説!
磯釣りは同じ海釣りでも防波堤の釣りとは違い、危険を伴いますので適切な装備とウェアが必要となります。初心者の方はできるだけ費用を掛けたくないと思いますので、磯釣りの最低限のウェアについて解説します。
SHIMANO XEFO・ゴアテックス プレサーバースーツ RB-213P Amazonで詳細を見る |
|
シマノ XEFO・ゴアテックス COZY SUIT RB-214P Amazonで詳細を見る |
|
シマノ XEFO・ゴアテックス ベーシック ジャケット RA-27JQ Amazonで詳細を見る |
目次
危険が多い磯釣りでは適切な服装がマスト!

出典:Foter
磯釣りは防波堤などの釣りとは違い、過酷な自然の地形で行うので、装備やウェアが非常に重要です。適切でないウェアでは磯釣りのマナーにも反しますし、何より危険ですので最低限のウェアは揃えましょう。
磯釣りで必要なウェアは以下の5つです。
- ライフジャケット
- アウター
- ミドラー
- インナー
- シューズ
この磯釣りに最低限必要なウェアの選び方とおすすめの商品を紹介します。また、他にも磯釣りであると便利なウェアも紹介しますので、参考にしてください。
磯釣りでは必須「ライフジャケット」

出典:シマノ公式サイト
磯釣りではライフジャケットはマストアイテムです。もし、ライフジャケットがなければ、他の釣り人から白い目を向けられるでしょう。滑りやすく波も打ち寄せる磯では、転落事故も珍しくありません。特に慣れない初心者の方は不意の事故の可能性もありえます。初心者の方こそ、もしもに備えてライフジャケットを必ず着用しましょう。
信頼あるメーカーのフローティングベストがおすすめ
ライフジャケットには大きく分けると2つに分けられます。有事の際に空気が入る膨張式と、最初から浮力材が入ったフローティングベストの2つです。
磯釣りでフローティングベスト一択です。膨張式は尖った岩もある磯では破損してしまう可能性があるので使用はおすすめできません。
また、命を守るライフジャケットですので、多少予算が高く付くことになっても、信頼あるメーカーのライフジャケットを使うことをおすすめします。シマノやダイワなどの大手釣具メーカーも販売していますので、大手メーカーのものは信頼性も高いのでおすすめです。
磯釣りにおすすめのライフジャケット
大手釣具メーカーシマノのフローティングベストです。安価のエントリーモデルですので、初心者の方でも手の出やすい価格となっています。信頼の高いシマノ製ですので品質は間違いなく、とてもおすすめです。
水を防ぎ、防寒にもなる「アウター」

出典:Foter
磯釣りのアウターでは主にレインウェアが使われます。高機能のレインウェアは蒸れずに水を防いでくれるので、波しぶきを受けることも多い磯釣りのアウターとしては最適です。
防水透湿性優れるレインウェアがおすすめ
高機能のレインウェアは、外からの水はブロックする防水性能と、体から発散する水蒸気はウェアの外へ逃がす透湿性能が優れます。運動量が多く汗もかく磯釣りでは、この防水透湿性能が優れるウェアがおすすめです。特に寒い時期は蒸れると汗冷えの原因となるので重要です。
防水透湿性の性能と価格はほぼ比例します。ですので、予算に合わせた商品を選びましょう。磯釣りでは最低1万円弱くらいの性能は欲しいところです。
夏はアウター無しでもOK
優れたレインウェアなら季節を選ばず使うことができます。しかし、夏の晴れた日はさすがに暑すぎます。雨の日は別として夏は基本的にはアウターなしで、インナーにライフジャケットのみ、もしくはシャツを一枚羽織る格好が一般的です。
磯釣りにおすすめのアウター
耐久性、防水透湿性が優れるゴアテックスのレインウェアです。アウトドアメーカーのモンベルですが、コスパが高く品質も高いことから釣り人からも人気が高くおすすめです。
(モンベル)mont-bellレインダンサージャケットMen's
メーカー:モンベル
サイズ:S〜XL
カラー:カクタス、サンセットオレンジ、サンフラワー、ブラック、セルリアンブルー
寒い時期の保温に「ミドラー」

出典:Freeimages
ミドラーとはインナーとアウターの間に着る中間着のことです。温かい時期はインナーとアウターだけでちょうどいいのでミドラーは必要ありません。インナーとアウターだけでは寒い時期に使用します。
ミドラーには保温力のある速乾素材
ミドラーに求められるのは保温力です。気温に合わせた保温力のあるものを選びましょう。ただ、磯釣りでは動くと結構暖かくなるので冬でもそこまで保温力の高さは必要はありません。
また、汗をかいても発散できるように、綿などの吸水する素材ではなく、フリースなどの速乾に優れる化学繊維素材のものがおすすめです。
磯釣りにおすすめのミドラー
アウトドアメーカーのミドラーは過酷な登山でも使われるほど優れた性能を持っています。
確かな保温力がありながら、動いて汗をかいても濡れずに快適な着心地を保ってくるので磯釣りでも使いやすくおすすめです。
ザ・ノース・フェイス マウンテンバーサマイクロジャケット
メイン素材: Versa Micro 100 ECO: 100% ポリエステル; 肩部分 NORTHTECH Cloth ECO: 100% ナイロン
素材構成: Versa Micro 100 ECO: 100% ポリエステル; NORTHTECH Cloth ECO肩部分: 100% ナイロン
SIZE:2XL 肩幅:47cm 袖丈:68.5cm 身幅:59cm 着丈:70cm
SIZE:L 肩幅:44cm 袖丈:64cm 身幅:54.5cm 着丈:67cm
SIZE:M 肩幅:42cm 袖丈:62cm 身幅:53cm 着丈:65.5cm
SIZE:S 肩幅:40.5cm 袖丈:61cm 身幅:50.5cm 着丈:63.5cm
SIZE:XL 肩幅:46cm 袖丈:66cm 身幅:56.5cm 着丈:68.5cm
肌に触れる「インナー」は一番大切

出典:ダイワ公式サイト
インナーは一枚目に着る肌着のことです。いくら優れたアウターを着ても、このインナーがダメならせっかくの高性能アウターも十分な性能を発揮してくれません。
特に寒い時期はインナーによっては汗冷えを起こし、寒くて釣りどころではなくなってしまうので、最低限の性能を持ったインナーを使いましょう。
寒い時期以外は薄手の吸汗速乾素材
磯釣りのインナーには吸汗速乾素材のものがおすすめです。汗をかいたり水で濡れてもすぐに乾くので快適で、寒い時期でも汗冷えを起こしません。高機能インナーや夏場ならラッシュガードなどが最適です。そこまで高機能のものはなくても大丈夫ですが、最低限でポリエステルやナイロン製の製品を使いましょう。ヒートテックや綿のシャツなどは汗を吸水して乾きが悪いのでおすすめしません。
暑い時期におすすめのインナー
体に密着するコンプレッションインナーは、筋肉の動きのサポートもしてくれるのでおすすめです。
接触冷感機能で、夏も涼しく着こなすことができます。
ダイワ アイスドライ®クルーネックアンダーシャツ DU-6021S
サイズ:L
カラー:ブラック
本体:ポリエステル90%・ポリウレタン10%
切替部分:ポリエステル81%・ポリウレタン19%
冬は中厚手のインナーがおすすめ
冬でもインナーは薄手のモデルを着用し、ミドラーで保温力を調整するのも悪くはありません。しかし、さすがに冬は寒いので中厚手くらいの保温力のあるインナーがおすすめです。ただ、ミドラーと違い、インナーは脱ぐわけにはいきませんので厚すぎるものよりは薄いものを選び、ミドラーで保温力を調整しましょう。
寒い時期におすすめのインナー
保温力があるので寒い時期にピッタリのインナーです。秋や春くらいなら、このインナーとアウターだけでも十分な保温力があります。
滑らない「シューズ・ブーツ」で安全な釣り

出典:ダイワ公式サイト
磯は濡れている岩や苔の上を移動するので大変滑りやすいです。滑りやすい靴では転倒の危険が高いですし、何よりそんな状態では釣りに集中することができず楽しめません。
磯釣りではグリップ力の高い専用の靴を使いましょう。
磯釣りの靴はソールが重要!スパイクかフェルトがおすすめ
磯釣りではピンのついたスパイクと、フェルトという素材を使った2種類のものがあります。万能なグリップ力を発揮してくるのはフェルトソールなのですが、フェルトは土や落ち葉の上を歩くと目詰まりして滑りやすくなってしまう性質があります。スパイクソールも高いグリップ力がありますが、滑らかな岩やコンクリートで滑りやすく場所を選んでしまうデメリットがあります。
そこでおすすめなのが、フェルトにピンがついた「フェルトスパイク」というソールです。コンディションを選ばず様々な場所で使いやすいので、まだ磯に慣れていない方には、このフェルトスパイクが無難ですのでおすすめです。
夏はシューズ、冬はブーツがおすすめ
シューズは短靴の靴で、動きやすく蒸れづらい特性があり、また釣用のシューズは防水加工もされているのでシーズンを問わず使うことができます。しかし、水の深い場所に足を入れてしまうと濡れてしまい、寒い時期だとかなり冷たくつらい思いをしてしまいます。
ブーツなら少々の水はまったく気にならず、また、保温性もシューズよりも高いので寒い時期におすすめです。ですが、かんり蒸れますので暑い時期にはおすすめしません。
季節に合わせて使い分けるのがベストですが、あまり予算を掛けたくない方ならシューズを選択することをおすすめします。
磯釣りにおすすめのシューズ
スパイクフェルトソールを使ったシューズです。動きやすいショート丈で、防水加工もされているので、磯釣りでは年中使いやすくおすすめです。
磯釣りにおすすめのブーツ
スパイクソールを使ったブーツです。
軽量ブーツですので動きの多い磯釣りでも使いやすいのでおすすめです。
ブーツ内の熱が逃げづらいので、冬は比較的快適ですが夏は蒸れやすいです。
その他磯釣りにあると便利なアイテム

出典:Freeimages
サングラス
釣りでは水面からの照り返しがあるので、磯釣りでもサングラスがあると便利です。磯釣りでおすすめなサングラスは偏光グラスと言われるレンズです。偏光グラスは反射を抑えて海の中が見やすくなる特徴があります。磯釣りでもポイントを探すのに役立つので偏光グラスをおすすめします。
グローブ
磯では鋭い岩などもあるので、手を保護することができるグローブの着用をなるべくおすすめします。
釣用のグローブには、全部の指を覆ったグローブだけでなく、3本指タイプのものや、指が全部出たオープンタイプのものがあります。気温に合わせて選ぶと快適に使うことができるでしょう。
3本指タイプのものは手の保護をしてくれ、指先も使いやすいので、磯釣りではシーズンを問わず万能に使うことができておすすめです。
ウェアを揃えて磯釣りを安全に楽しもう!

出典:Foter
磯釣りは装備も揃えなくてはいけないし、危険もあるので防波堤などの釣りと比べると敷居が高く感じます。しかし、その分魅力もたっぷりですので、ぜひウェアを揃えて挑戦してみて欲しいです。
最近は安価で高性能なモデルも多数販売されていますので、磯釣りの道具を揃えるのは難しくはありません。今回紹介したものはコスパの高いものばかりですので、是非参考にして楽しい磯釣りに挑戦しましょう!
SHIMANO XEFO・ゴアテックス プレサーバースーツ RB-213P Amazonで詳細を見る |
|
シマノ XEFO・ゴアテックス COZY SUIT RB-214P Amazonで詳細を見る |
|
シマノ XEFO・ゴアテックス ベーシック ジャケット RA-27JQ Amazonで詳細を見る |