作成:2018.11.12 更新:2023.6.4
エギングに最適なノットはどれ?メリット・デメリットを解説!
エギングはPEラインとショックリーダーをノットで繋げることで根ズレに強いラインシステムを作ることができます。今回はノットの種類別にメリット・デメリットを解説します。結び方を覚えてトラブル少ない釣りをしましょう!
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目次
エギングは細いつなぎ目のノットがおすすめ!

出典:visualhunt
エギングはPEラインをメインラインとして使用することが多いですが、エギを海底に付けてしゃくるため摩擦に弱いPEラインだけではライントラブルが発生してしまいます。そこで必要となってくるのがショックリーダーです。フロロカーボンやナイロンなど摩擦に強い素材をPEラインとノットで繋げることでトラブルの少ない釣りをすることができます。
エギングでは、細いガイドのロッドを使うことが多く、ノットのつなぎ目が太いとガイドに掛かってしまい、うまくキャスティングができなくなってしまいます。そのため、つなぎ目ができる限り小さいノットが好まれています。
春の大物アオリイカにおすすめ!SFノット

出典:photo-ac
まず初めに紹介するノットは、強いと評判のSFノットです。結び方が難しいため初心者には向いていないかもしれませんが、是非練習してマスターしましょう。以下でメリット・デメリットと作り方を解説します。
SFノットはフロロカーボンとの結合におすすめ!
SFノットはPEラインとフロロカーボンを結合するのに向いています。強度が強く、硬いフロロカーボンと結べば強力なラインシステムを作ることができます。結び目も小さいためガイドの通りも良いです。
SFノットのメリット・デメリット
メリット:強度が強い!
SFノットのメリットは強度が他のノットと比べて優れているということです。きちんと結ぶことができていれば90%以上の強度を作ることができます。2kgオーバーの大型アオリイカが掛かっても耐えられるのが魅力の一つです。
デメリット:結び方が難しい
SFノットは結び方が難しく、しっかり結べていないとすっぽ抜けてしまいます。せっかくリーダーと結合したにもかかわらず、イカがのった瞬間に抜けてしまったということが起きないよう、エギングをする前に引っ張って強度を確認しましょう。
SFノットの作り方
PEラインの先端を20~30cm程度のところで折り返し、本線部分と先端部分の間にショックリーダーをおきます。ショックリーダーを、PEラインの先端と本線部分で交互に10回程度編み込んでいきます。次にショックリーダーの先端部分でPEラインの先端と本線部分を一緒に3回ユニノットで巻き付け、PEラインとショックリーダーをゆっくり引っ張り締め付けていきます。余分なラインをカットすれば完成です。
入門者におすすめ!ファイヤーノット

出典:visualhunt
ファイヤーノットはSFノットと比べて難易度が低く、初心者でも簡単に作ることができます。以下で特徴とメリット・デメリット、作り方について解説します。
ファイヤーノットは細いラインにおすすめ!
エギングはPEラインの0.6号前後と細いラインを使用します。ファイヤーノットは結び目がなるべく小さく締め付けることができるので、エギングの細いラインでも強度良く結合することができるのでおすすめです。
ファイヤーノットのメリット・デメリット
メリット:作り方が簡単!
ファイヤーノットはSFノットと比べて簡単で、初心者でもある程度強度良く結ぶことができます。SFノットですっぽ抜けてしまうことが多い人や、結ぶのが面倒な人はファイヤーノットを使ってみましょう。
デメリット:強度はSFノットと比べると劣る
ファイヤーノットの強度はある程度強いですが、SFノットと比べると劣ってしまいます。そのため大型アオリイカを狙う場合はSFノットをマスター、普段のエギングではファイヤーノットと使い分けるのがおすすめです。
ファイヤーノットの作り方
リーダー部分で輪っかを作ったらその中にPEラインを下から上に通します。更にPEラインの先端部分をリーダーで作った輪っかの下にくぐらせ、ぐるぐるとリーダーの本線側に向かって5~7回程度巻き付けていきます。今度はPEラインをリーダーの輪っか部分に再度5~7回程度ぐるぐると巻き付けていき、輪っかの下の部分に上からPEラインをくぐらせます。結び目を軽く湿らせ、ゆっくりとPEラインとリーダーを両側から引っ張っていけば完成です。
エギングノットにおすすめのライン・アイテム10選

出典:photo-ac
おすすめのPEライン4選
1.柔らかくてしなやか!メジャークラフト 弾丸ブレイド
PEラインなのに柔らかくて扱いやすい商品です。8本撚りなので強度もあり、中型~大型のアオリイカにぴったりです。価格は1,800円前後となります。
2.春のアオリイカに!デュエル ハードコア エギング
4本編みよりさらに密接に編み込まれた8本撚りのエギング専用PEラインです。引っ張る強度に優れているため、春の大型アオリイカにおすすめです。価格は1,700円前後となります。
3.バランスが良い!ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ
強度、飛距離、しなやかさ、全てにおいてバランスの取れているエギング専用PEラインです。210mと他の商品と比べて長めなので使った分だけ切って複数回使うことができます。価格は1,800円前後となります。
4.耐摩耗性が高い!ダイワ UVFエメラルダスデュラセンサー×8LD+Si2
ダイワ独自の加工技術によって耐摩擦性と伸びにくさを向上させたため、アタリをより感知しやすくなったエギング専用のPEラインです。
価格は2,200円前後となります。
ダイワ UVFエメラルダスデュラセンサー×8LD+Si2 0.8号 200m 5カラー
参考号数:0.8
強力(lb.):(Ave.) 15
強力(kg):(Ave.) 6.8
巻糸量(m):200
おすすめのショックリーダー4選
1.コスパが良い!ヤマトヨテグス フロロショックリーダー
30mで330円前後とかなりコストパフォーマンスに優れたフロロカーボン素材のショックリーダーです。安くても強度が良いとリピーターが多い商品となります。
2.PEラインとセットで使おう!ダイワ エメラルダス リーダー
ナチュラルグリーンのカラーは藻場で同化するためアオリイカに違和感を与えにくいショックリーダーです。同じブランドのPEラインと相性が良いので、ノットを使って繋げて使いましょう。価格は690円前後となります。
3.磯場で活躍!クレハ シーガーバトルエギリーダーⅡ
強度と耐摩耗性に優れている100%フロロカーボン素材を使ったエギング専用のショックリーダーは、磯場など根ズレが多い場所におすすめです。扱いやすいと釣り人からの評判も高い商品となります。価格は530円前後となります。
4.沈みやすい!ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ
ラインを3層構造で作ったことで耐摩耗性と結束強度に優れたフロロカーボン素材のショックリーダーです。同じブランドのキャスラインで揃えればさらに強度もアップします。価格は530円前後となります。
ノットにおすすめの便利道具2選
1.利用者多数!第一精工 ノットアシスト2.0
誰でも簡単にFGノットが作れるノットアシストです。手で作ると結び目が太くなりがちなFGノットですが、このアシストを使えばエギングでも十分活用することができます。価格は3,100円前後となります。
結び目をより細くしないなら!ハピソン ライトゲーム用ラインツイスター YH-719
MIDノットを手早く作ることができるノットアシストです。結び目を小さくすることができるため、ガイドへの引っかかりが気になるときにおすすめです。価格は5,400円前後となります。
エギングのノットを極めてサイズアップを狙おう!

今回はエギングで使用するノットの種類として、SFノットとファイヤーノットの2種類を解説したうえで、おすすめのラインとアイテムを10個紹介しました。初心者でノットをまだ結び慣れていない場合はファイヤーノットを使い、春の大型アオリイカを狙うならSFノットをマスターしましょう。ノットを結ぶのが面倒な場合は便利アイテムを使うのもおすすめです。エギングのノットを極めてアオリイカのサイズアップを目指しましょう!
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