作成:2018.11.18 更新:2023.3.22
ジギングではノットが重要!ライン同士やルアーの結び方やコツ!
ジギングは船の上から行う釣りで、大型青物が掛かることも珍しくありません。
そのためライン同士のノットや、ラインとルアーのノットはとても重要なポイントです。
今回はノットを徹底解説!おすすめノッターもご紹介しますので、要チェックです!
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目次
ジギングのラインシステムは重要なポイント!

出典:PEXELS
ジギングはメタルジグを使って大型青物やタチウオ、ロックフィッシュなどを狙う釣り。釣れる魚が大きいものばかりなのでラインシステムは非常に重要なポイントになります。適当に結んでしまってもジギングをすることは出来ますが、魚がヒットすると高確率でラインブレイクしてしまいます。
きっちりと強度のあるノットで組むことは必要不可欠ですよ!
ジギングのPEとリーダーの結び方はFGとPRノットが定番!

出典:PEXELS
PEラインとショックリーダーを結ぶ方法は数種類ありますが、その中でも定番なノットが2種類あります。多くのルアーマンが愛用するFGノットと、結束強度が非常に高いPRノットです。
どちらもジギングには効果的なノットなので、早速チェックしていきましょう!
ルアーフィッシングでは定番のFGノット!
FGノットは多くのルアーマンが愛用するノットで、高い強度と結びこぶの小ささが魅力的。FGノットはノッターを使わなくても結ぶことが出来るため、結び方さえ覚えてしまえば誰でも結ぶことが出来ます。結び方は慣れるまで難しく、手順通りに結んでいっても綺麗な結び目が出来ないなんてことも。
練習を重ねれば綺麗に結ぶことが出来るので、釣行前に練習しておくことをおすすめします!早速結び方を見ていきましょう!
ショックリーダーにPEラインを巻きつけよう!
ショックリーダーにPEラインを巻き付けることからFGノットは始まります。ここが綺麗な結び目を作るポイントで、ラインにテンションをかけながら密に編み込んでいくことがコツ。慣れない内は緩んでしまいがちですが、慣れてくるときちっと巻いていくことが出来ますよ!
ショックリーダーとPEラインを一緒に巻き付けてハーフヒッチ!
ショックリーダーとPEラインの本線を一緒に巻き付けて留めた後、ハーフヒッチを10回行います。ハーフヒッチをしっかり締めこんでおくことですっぽ抜け防止に繋がるので、一回一回きっちり行いましょう。より強度を得たい場合はハーフヒッチの回数を増やしても問題ありませんが、基本的には10回で十分な強度を得られるのでまずは10回でやってみることをおすすめします!
余分なリーダーを切ったら締めのハーフヒッチをしよう!
ハーフヒッチを終えたらショックリーダーの端糸を2~3ミリ残してカットします。そして最後にPEラインの端糸でハーフヒッチを5~6回すれば完成です!綺麗な結びこぶが出来ているか確認し、軽く引っ張ってみてすっぽ抜けないかどうかはしっかり確認しておきましょう!
強度抜群!PRノット!
PRノットはジギングでよく使われるノットで、結束しても強度がほとんど低下しない強度抜群のノット。強度は強いですが結びこぶが大きくなってしまうことと、専用のノッターが必要なのが惜しいポイントです。しかし、そんなデメリットがあってもジギングにおいての抜群の強度は非常に魅力的。
そんなPRノットの結び方を早速見ていきましょう!
ボビンホルダーにPEラインを巻き付けていこう!
PEラインの先端をボビンホルダーに通して、10回程度巻き付けていきます。その後にPEラインをボビンホルダーの口から約10センチほどの位置で、ショックリーダーと一緒に持ちます。ボビンホルダーを宙づり状態にしたら下から手前に向けて回転させ、PEラインを巻き付けていきます。ここがPRノットの重要なポイントなので、スムーズに滑らかな巻き付けをしていきましょう!
約7センチほど巻き付ければ十分なので、巻きすぎないように注意してくださいね。
巻き付けたPEラインの上にさらに巻き付けていこう!
7センチほどPEラインを巻き付けたら、そこを戻っていく様にもう一度PEラインを下から手前に巻き付けていきます。PEラインを巻き付けたPEラインの部分が濃い色になっていれば密に巻かれている証拠なので、巻き付けた後は確認することをおすすめします。巻き付けた後は、PEラインをボビンホルダーから外してPEラインの先端でハーフヒッチをして仮止めしましょう。
ハーフヒッチとエンドノットで締めくくろう!
仮止めをした後はハーフヒッチで上下交互に締め込む作業に入ります。上下左右に締め込んでいくのがポイントで、綺麗な結び目や強度アップに繋がりますよ!ハーフヒッチは7回程度行い、その後はエンドノットを行います。エンドノットはハーフヒッチの様に1回巻き付けるのではなく、2回巻きこんでから締め上げるのがポイントなので、間違えないように注意しましょう!
最後は余分なリーダーを2~3ミリ残し、PEラインも1センチほど残してカットします。PEラインの余った部分をライターで炙ってすっぽ抜けないようにしますが、火を近づけすぎてせっかく巻き付けた部分などを燃やさない様に注意しましょう!
ジギングのルアーとリーダーを結ぶのはイモムシかパロマーノット!

出典:PEXELS
ジギングをするにはPEラインとショックリーダーの結束だけでは釣りはできません。ジギングに使用するメタルジグとショックリーダーを結束する方法も知っておかなければなりません。ライン同士の結束に比べると難易度は高くないので、ぜひマスターしてくださいね!おすすめのノットを2種類ご紹介しますので、早速チェックしていきましょう!
強度に優れたイモムシノット!
イモムシノットは名前だけ聞くとあまり強そうなノットではありませんが、強度の高さはピカイチなのがイモムシノットです。リーダーを補強するという概念を持ったノットなので、擦れに強いのが嬉しいポイント。青物向けにおすすめのノットなので、ぜひマスターしましょう!そんなイモムシノットの結び方を早速チェックしていきましょう!
ショックリーダーを半分にしてリングに通そう!
ショックリーダーを長めにとっておき、半分に折るところからイモムシノットは始まります。半分に折るため長めにとることを忘れないようにしましょう。半分に折ったショックリーダーをリングに通したら、通したショックリーダーの輪っか部分にショックリーダーの端糸を通して固定します。このままだと輪っかが解けてしまうので、プライヤーでリングを掴んでショックリーダーを引っ張り癖をつけておきましょう!
ハーフヒッチで締めていこう!
リングの部分にショックリーダーを癖付けたらハーフヒッチを入れていきます。上下交互に結んでいくのがコツで、各4回ずつで計8回ほどハーフヒッチを行えば十分です。このハーフヒッチの段階がイモムシノットを綺麗に仕上げるために重要なポイントで、ハーフヒッチ一つひとつをしっかりと締め上げること、力を均一にして結ぶことがコツ。慣れるまでは結び目が折れ曲がることもあるので練習を重ねていきましょう!
エンドノットで仕上げを行おう!
ハーフヒッチを8回し終えたら、最後にエンドノットを入れていきます。エンドノットは2~3回程度巻き付けてから締めてあげましょう。そうすればすっぽ抜けの防止に繋がりますよ!エンドノットをし終えたら余分なショックリーダーの端糸を2~3ミリ程度残して、ライターで炙ってこぶを作れば完成です!
簡単で強度も高いパロマーノット!
パロマーノットは大物向けにもおすすめのノットで、簡単に結ぶことが出来るのが嬉しいノット方法。素早く結べて強度も抜群なパロマーノットはジギングにはうってつけです。初心者の方でも結びやすいのでぜひマスターしてくださいね!それでは結び方をチェックしていきましょう!
ショックリーダーの先端を二つ折りにしてリングに通そう!
ショックリーダーの先端を二つ折りにしてリングに通すところからパロマーノットは始まります。リングに通したらそのまま一度結びますが、最後まで締め付けるのではなく軽く締めておくことがポイント。軽く締めたら先端の輪っかをリングにくぐらせて引き締めておきます。ここはきっちり締め付けるのでじわじわとゆっくり最後まで締め付けてあげましょう。
ライターで結びこぶを作ろう!
最後まで締め付けたら仕上げにライターでショックリーダーの端糸部分をライターで炙ります。これでパロマーノットは完成ですが結び終えた後にリングの結び目の部分を確認し、ラインが重なり合っていないかどうか確認しておくことをおすすめします。ライン同士が重なっていると十分な強度が出ないので、大物が掛かってもラインブレイクしてしまう恐れがありますよ!
ジギングでスピーディーに強いノットが結べるおすすめノッター3選!

出典:PEXELS
ライン同士の結束は慣れない間は十分な強度を確保して結ぶことが難しいことがよくあります。そのため、ノッターと呼ばれる結束を簡単かつしっかりと行うことが出来るアイテムの使用がおすすめ。ここではおすすめのノッターを3つご紹介しますので、ぜひチェックしていってくださいね!
ノッターと言えばノットアシスト2.0!
第一精工ノットアシスト2.0
105×57×39mm(収納時)
58×149×39mm(使用時)
Weight:68g
aterial:GFRP(ガラス繊維強化プラスチック 含有率55%)
第一精工から販売されているノットアシスト2.0は、誰でも簡単にFGノットを組むことが出来るノッター。細糸から太糸まで対応しているので、様々な場面で活躍してくれること間違いなしですよ!
PRノットを組みたい方にはこれ!
シマノボビンワインダーヘビータイプTH-202N
カラー:ブラックゴールド
自重(g):57
全長(mm):75
トルク:~2.0kg
素材/本体、ツマミ:ガラス強化PBT ボビン:真鍮 リング:ジルコニア 糸止めゴム:ニトリルゴム
PE対応(1.5~8.0号推奨)
ドラグ範囲:~20N(2.0kg)初期値
ボディ:ガラス強化樹脂
シマノから販売されているボビンワインダーは、PRノットを組みたい方におすすめのノッター。高強度なPRノットを組むには専用のノッターが必要なため、敬遠されるかもしれませんが一度使えばその強さに驚くこと間違いなしです。ぜひ使ってみてくださいね!
面倒なラインの巻き付けにはこれだ!
ハピソン(Hapyson)ジギング用ラインツィスターYH-718
外形寸法:約幅65*115*28mm
質量:115g(電池込)
使用電池:単4×2個
対応PE:2-10号
対応リーダー:30-130lb
ソフトケース付
ハピソンから販売されているジギング用ラインツイスターは、ノットを組む際のラインの巻き付けを簡単に出来るノッター。確実に巻き付けてくれるので高い強度を出すには必要不可欠なノッターですよ!
ジギングのノットをマスターして狙うは大型青物!

出典:PEXELS
ジギングでは大型の青物やロックフィッシュなど強靭な引きをする魚がよく掛かります。そのためライン同士の結束やリングへの結束は高い強度が求められます。確実に魚を取り込むためにもノットをマスターすることは必要不可欠。慣れれば手際よく結ぶことが出来るので、ぜひマスターしてくださいね!
ノットをマスターしたら後は大型青物や良型ロックフィッシュを釣り上げるだけです。釣り上げた時の喜びはとても大きいものなので夢を追いかけながらジギングを楽しんでくださいね!
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