作成:2018.10.25 更新:2023.3.25
スピニングリールの糸ヨレの直し方を解説!おすすめアイテムも紹介!
最近のスピニングリールは糸ヨレ対策の機構が備わっていることが多く、昔に比べれば糸ヨレの頻度はだいぶ少なくなりました。しかしそれでもやはり起きてしまうのが糸ヨレです。今回はそんな糸ヨレの直し方とおすすめアイテムをご紹介していきたいと思います。
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スピニングリールの糸ヨレは釣果に影響する!

出典:photo AC
スピニングリールの絶対的な宿命といわれてきた糸ヨレですが、これはスピニングリールの構造に起因するものです。
ラインの放出先に対してスプールが垂直に固定されているために、ラインにねじれが生じ最終的にはライントラブルにつながってしまいます。
糸ヨレが起きることで、ガイドにラインが巻きついてしまって大きな時間ロスをしたり、最悪の場合はそこから釣りができなくなってしまうこともあります。
また対策を取っていないと軽いワームの場合は糸ヨレの影響で回転してしまい、釣果にも影響を及ぼしてしまいます。
糸ヨレが起きる原因
糸ヨレは1番最初にスプールにラインを巻きつける際に、適切なテンションがかかっていないと起きてしまいます。
またキャスト後の巻き取り時にラインがたわんでいるような状態だとこちらも糸ヨレの原因になります。
フロロカーボンラインのような硬いラインはより糸ヨレが起こりやすくなってしまい、細いラインよりは太いラインの方が糸ヨレのリスクは高くなります。
糸ヨレが起こったら捨てキャストを行う!

出典:photo AC
特に軽いワームなどをキャストしている場合は、キャスト時にラインにテンションがかからず、糸ヨレを起こしやすくなります。
そんな時は比重の大きいものをフルキャストして巻き取ることで、かなり糸ヨレを低減することができます。
比重が大きいものであれば何でも良いのですが、糸ヨレを取る方向に回転してくれる商品もありますので、試してみる価値ありです。
これを付けてフルキャスト!
WaterLand(ウォーターランド)ヨリトレール7.5g#2レモン
●サイズ:7.5g※画像は実際の商品とは多少異なる場合がございます。
●スピニングリール最大の敵「糸ヨレ」解消グッズ!
●糸ヨレを感じたら→ルアーの代わりにヨリトレールを付ける→遠投→速めのリトリーブ→糸ヨレ解消!(ヨレがひどい時は2~3回)
投げて巻くだけで簡単に糸ヨレを解消できるアイテムです。
重さによるテンションと、このヨリトレールが回転する力で糸ヨレを元に戻してしまいます。
スティックタイプ!
使い方は変わらずこれを付けてフルキャストして巻き取るだけです。
スティックタイプなので、どちら方向にねじれた場合でも対処できるのが特徴です。
糸ヨレ対策とおすすめアイテム3選を紹介!

出典:photo AC
ラインの巻き方に気を付ける
糸ヨレの原因となるもののひとつとして巻き方が挙げられます。
まずはラインにテンションがかかっていないような状態で巻いていると、ラインが浮いてしまって糸ヨレが発生しやすくなってしまいます。
またラインを巻きすぎている場合も同様にラインが浮いてしまいますので、糸ヨレが発生しやすくなります。
ラインの巻きすぎに注意しながら適度なテンションで巻くのがポイントです。
簡単にラインが巻ける!
第一精工高速リサイクラー2.0
3ボールベアリング内蔵
最大取付幅/43mm
自重/460g(ロングシャフト使用時)
シャフト:40mm(ショートシャフト)/100mm(ロングシャフト)
ギア比/3.5:1
新品のラインを巻きとって簡単にスプールに巻くことができるアイテムです。
PEラインを使用する
PEラインはしなやかな性質をもっているため、フロロカーボンラインなどに比べると糸ヨレしにくいという特徴があります。
また一般的に細いラインの方が糸ヨレはしにくくなります。
ただPEラインでも強風の日など、テンションがかからない状態で巻き取ると糸ヨレを起こしますので、トラブルの可能性が0になるわけではありません。
一度絡まってしまうとPEラインは解くのも大変になりますので、注意が必要です。
2号のPEライン!
クレハ(KUREHA)PEラインシーガーPEX8200m2号35lb(15.9㎏)5色分けSPE2002.0
主な対応魚種:全魚種対応
素材:PE 超強力ポリエチレン繊維(イザナス)
全長:200m / 号数:2号 / 強度:35lb(15.9㎏) / 8本編み
カラー:10m毎 オレンジ・青・赤・緑・紫
マルチカラーで視認性の高い、8本編みのPEラインです。
ルアーの回転による糸ヨレを防止する
糸ヨレの原因のひとつとしてルアー起因ものがあります。
ルアーが一定方向に回転を続けることで、その方向へのねじれが生じ糸ヨレを引き起こしてしまうものです。
ねじれた状態のルアーは水中でも回転してしまい、魚が食い付かないのは言うまでもないことです。
そこで使用されるのがスイベルというものです。
このスイベル自体が回転する機構を持っているため、ルアーの回転をラインに伝えることなく吸収してくれます。
また副次的なメリットとして、ルアーの交換も簡単になりますので、必須のアイテムだといえます。
糸ヨレ防止に必須のアイテム!
このスイベルが回転することで、糸ヨレを防いでくれます。
ルアーの付け外しも楽になりますので、あって困ることはないアイテムです。
スピニングリールの糸ヨレ対策を万全にして、トラブル知らずの釣りを!

出典:photo AC
釣りをしていてもっとも心が折れてしまうのがライントラブルだと思います。
複雑に絡み合ったラインを解いているだけで、驚くべき時間が流れしまうということもままあります。
特に夜釣りの場合は手元も見えづらく、ライントラブルが起きてしまったらそこで終了ということになりかねません。
もちろんライントラブルを完全に0にすることはできませんが、事前の準備をしているだけでもトラブルが発生する可能性を抑えて、且つ万が一トラブルが起きてしまった時でも慌てずに速やかに対処することができます。
せっかくの釣りをライントラブルで台無しにしないように、万全の準備を整えてトラブルのない釣りを楽しんでください。
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