作成:2018.11.21 更新:2023.7.5
ティップランでシンカーを使う状況3パターンと選び方を徹底解説!
ティップランエギングで持っていると便利なシンカー。今回はシンカーが必要となってくる状況3パターンと選び方を徹底解説!状況に合わせた最適な商品を選んで大物アオリイカをゲットしましょう。
ティップランでシンカーを使う状況3パターン

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エギングを筏や船上など深場を狙うティップラン。ティップランで使用するエギはもともと重めのタイプが多いですが、必要に応じて重さを増すためにシンカーを付けることがあります。それがティップランシンカーです。ここではティップランシンカーが必要となる状況を3つ以下で解説します。
1.水深が深い場所でエギングするとき
ティップランエギングは筏や船からエギングをするため、ショアと比べて水深のある場所を攻めることになります。重いエギを使うことによって水深のある場所でも速く着底することができます。特に船で釣る場合は水深も都度変わってくるため、エギを付け替えるよりもシンカーを付けることで重さを調整する方が効率が良くなります。
2.潮風が強いとき

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潮の流れが速い状況でもシンカーは役立ちます。水深に合わせて用意していたティップラン用のエギが流されてしまうというときにシンカーを付けることによって潮の流れに対応することができます。流れの速さは潮の状況や風の強さなどによって変わってくるので、シンカーによって都度重さをコントロールすることが重要となってきます。
3.通常のエギを使うとき
ティップランエギングはショアで使う普通のエギでも釣ることができます。しかし、通常のエギは重くても15g前後なので中々沈んでくれません。そこで活躍するのがエギ用のシンカーです。専用のティップランエギを買うことなく、シンカーで重さを足すことによって水深のあるティップランでも使えるエギにすることができます。
重さ別!ティップランシンカーの選び方

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ティップランシンカーは5g前後と軽めのものから、50g前後の重いものまで幅広い種類が存在します。ここでは状況に合わせた重さの選び方を解説します。
5~10gはティップラン用エギの調整用に使おう!
5~10g前後と比較的軽めのシンカーは、ティップラン用エギの重さ調整として使うことが多いです。水深や潮の流れに合わせて微妙な調整が必要になる際に活躍します。このレンジのシンカーを複数揃えておくことで細かな調整ができ、うまく底を取ることができるので、アオリイカの釣果も期待できます。
20g以上は水深がある場所や潮が速い場所で!
船などで水深のある場所に行く際は20g以上のシンカーを用意しておくと良いでしょう。船宿を使う場合は事前に連絡して必要なシンカーを問い合わせておくことをおすすめします。30~40gのティップランエギングに30~40g前後のティップランシンカーを付ける船宿もあるので20g、30g、40gと3種類持っておくと便利です。
30~40gは通常のエギに付けて使おう!
30~40gのシンカーは普通のエギをティップラン用として使用するときに向いています。ティップラン用のエギは30~50g前後の重さを使うことが多いため、このレンジのシンカーを持っておくことで通常のエギをティップラン用として使うことができ、エギのバリエーションを増やすことができます。
おすすめのティップランシンカー7選!
1.潮の流れが速いときにおすすめの仮面シンカー
ティップラン用エギの頭にはめて使う仮面タイプのシンカーです。同じヤマシタのエギ王シリーズと一緒に使うことで安定した泳ぎをさせることができます。10gの重さは水深や潮の流れでの調整に丁度良いです。付けると尻下がりになるので、特に潮の流れが速い状況で活躍します。
2.どのメーカーのエギにも柔軟に対応できる仮面シンカー
メーカー問わず幅広いエギに対応することができるティップランシンカーです。エギの頭部分にはめ、シリコンバンドでオモリ部分を固定します。シリコンバンドは3つついていて、スナップを付ける場所にバンドを付ければより安定した装着できるので水中で取れる心配もありません。ほとんどすべてのメーカーのエギに使用できますが、中には合わないものもありますので互換性を確認したうえで購入しましょう。
3.安定した泳ぎができる仮面シンカー
真ん中に重心がくるようにオモリが配置されているため、シンカーを付けても安定した泳ぎをしてくれる商品です。頭部分の尖りが細いため、潮の流れが速い場所でもスイスイとキレよく泳ぐことができます。
4.抱きやすいを徹底した仮面シンカー
デュエル パタパタシンカー 10~80g
■2個入り
■互換性エギ:EZ-Qダートマスター 2.5/3.0/3.5号、EZ-Qキャスト(ラトル含む) 2.5/3.0/3.5号、EZ-Qキャストランガン 3.5号、・パタパタQシリーズ(ラトル/スロー含む) 2.5/3.0/3.5号、アオリーQシリーズ(RS/エース/プレミアムなど) 1.6/1.8/2.0/2.5/3.0/3.5/
アオリイカが抱きやすいようにセンター重心を徹底したデュエルの仮面シンカーです。
同じメーカーのパタパタQシリーズやEZ-Qシリーズにつけて使うと相性が良いです。
重さも10gから80gまで幅広くラインナップされているので、ティップラン用エギの細かい調整から深場でのエギング、通常のエギに付けるなど様々な用途に使うことができます。
5.着脱が簡単なシマノの仮面シンカー
ワンタッチで着脱することができるシマノの仮面シンカーです。
同じブランドのエギザイルのエギに付けることで重さを変えることができます。
エギ本来の動きを邪魔せず、ダートアクションもしっかりできるシンカーとなります。
6.深場におすすめ!ダイワの仮面シンカー
ダイワのエギブランド「エメラルダス」と相性が良い仮面シンカーです。エギ本体のシンカーに引っかけるバンドがついているので底で擦れてもシンカーだけとれるということを防ぐことができます。シャープなヘッド部分はジャーク時の抵抗を少なくし、水深が深い場所でもしゃくりやすくなっています。
7.底どりしやすいアゴリグシンカー
スナップ部分に付けることで底どりをしやすくするアゴリグシンカーです。高比重のタングステン素材を使っているため、水深がある場所で速く着底することができます。通常のエギに付けて水深30~40mを探るのにおすすめです。エギのシンカー部分にあるアイに付けることもできるので、フォール時重視の場合はその部分につけましょう。
自分に合ったティップランシンカーを見つけよう!

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今回はティップランエギングをする際にあると便利なシンカーについて解説しました。シンカーを複数揃えておくことによって、水深や潮の流れに合わせてエギを交換する必要が無く、手早く重さを切り替えることができます。また、通常のエギにシンカーを付けてティップラン用として使うこともできるのでとても便利です。是非自分の持っているエギや釣り方に合わせてシンカーを揃えてみましょう!