作成:2018.10.26 更新:2023.7.5
バスロッドの硬さの違い!UL〜L・ML〜M・MH〜XHの特徴解説
バスロッドを選ぶときにまず迷うのが「硬さ」について。硬さは主に使用するルアーによって使い分けます。この記事ではバスロッドの硬さについて、UL〜L・ML〜M・MH〜XHそれぞれの特徴や選び方、おすすめ商品を紹介していきます。
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目次
バスロッドの硬さの違いと種類を知ろう!

出典:visualhunt
バス釣りに使われるバスロッドの硬さには使用するルアーやポイントに合わせて幅広く用意されています。
一番柔かいロッドで、UL(ウルトラライト)、中間に当たるM(ミディアム)。そして、一番硬いロッドになるとXH(エクストラヘビー)となります。
この他にも細かく硬さが分かれているので詳しく見て行きましょう。硬さも含めた初心者向けの全般的なバスロッド選びには、こちらの記事を参考にしてください。
【UL~L】柔らかめのバスロッドの特徴と人気商品

出典:visualhunt
最も柔かいロッドに当たるUL(ウルトラライト)、そして次に柔かいL(ライト)のロッドは、よく曲がり、魚を乗せやすい特徴があります。
軽量ルアーを中心に使う
UL、Lのロッドでは、軽量ルアーを中心に使います。ジグヘッドやダウンショット、ワッキーリグ、スプリットショットなどのライトリグ系。あとは、スモラバや小型のシャッド、ミノーなどです。
小刻みなアクションに向いている
ULやLロッドは柔かい為、リグ系のシェイクなどで竿先のしなりを利用して、力をあまり使わずに小刻みなアクションを付ける事ができます。また、バスがあまり口を使わないようなタイミングで軽量ルアーをうまく扱えるUL、Lロッドが活躍します。
ハイプレッシャーなフィールドが得意
繊細なルアー操作が必要になるような、ハイプレッシャーな人気フィールド。他にも、ターゲットのサイズが小さい野池などの小規模フィールドでも使う場面は多くなります。
エキストラファーストやファーストテーパーが多い
UL、Lロッドには、アタリが把握しやすく細かなロッドアクションもしやすいエキストラファーストやファーストのロッドが多くあります。またLロッドには操作性の良さと、ルアーの重さを乗せてキャストがしやすいレギュラーファースト設計のロッドも多いです。
ULロッドに多いテーパー
- エキストラファースト
- ファースト
Lロッドに多いテーパー
- エキストラファースト
- ファースト
- レギュラーファースト
UL〜Lのおすすめバスロッド4本

出典:visualhunt
1. ロッドパワーも安心Lロッド
軽量ルアーを中心に7g前後までのルアーを快適に扱えるライトアクションのロッド。
スモラバやライトリグ、シャッドやミノーの小型ルアーが使いやすいモデル。
シマノ ゾディアス 264L
全長(m):1.93
継数(本):2 ※グリップジョイント
仕舞寸法(cm):167.7
自重(g):95
先径(mm):1.4
適合ルアーウェイト(g):3~10
適合ライン ナイロン・フロロ(lb):3~6
2. 繊細さと操作性が魅力の一本
ソリッドティップと、チューブラーの組み合わせで、繊細さと操作性を併せ持つ一本。
プレッシャーの高いフィールドでのライトゲームで使いたいモデル。
ダイワ ブラックレーベルSG 6011UL/MLXS-ST
全長(m):1.85
継数(本):2 ※グリップジョイント
仕舞(cm):163
自重(g):88
ルアー重量:0.6~9g (1/48~5/16oz)
適合ライン:1.5~6lb
3. 自重78gの軽くて操作性抜群のロッド
操作性を重視して6.0ftに設定。
シェイクもキャストもしやすいです。
ライトリグ全般に使えるロッドで、特に軽いルアーでのフィネススタイルが得意な一本。
4. カバー周りも攻めやすいベイトフィネスロッド
10ポンドクラスのフロロラインも使えるベイトフィネスモデル。
ショートレングスで取り回しが良く、ハイプレッシャーなフィールド攻略に使いたい一本。
シマノ ポイズンアドレナ 163L-BFS
全長(m):1.91
継数(本):1
仕舞寸法(cm):191.0
先径(mm):1.6
適合ルアーウェイト(g):4-12
適合ライン ナイロン・フロロ(lb):6-12
【ML~M】中間硬さのバスロッドの特徴と人気商品

出典:visualhunt
中間の硬さに当たるML(ミディアムライト)、M(ミディアム)のロッド。MLは中間より少し柔らかめ。Mは中間の硬さになります。
5〜14g程度の軽量・中型ルアーが使える
MLロッドでは、5g程度の軽量ルアーから14g前後の中型ルアー、Mロッドは7g程度の軽量ルアーから20g程度の中型ルアーまで使え、どちらも広く使えるバーサタイル向けロッドとして使いやすい特徴があります。
MLロッドでは、シャッドやミノー、クランクベイトといった巻物やライトリグ全般。 MロッドはMLより、もう少し重ためのルアーまでカバーした巻物やライトリグ全般に使えます。
陸っぱりの釣りを広くカバー
ML〜Mのロッドでは、小型ルアーから中型ルアーまで広く使える為、一本だけ陸っぱりに持っていくロッドとしても最適の硬さです。オープンウォーターで遠投しての巻物から、カバーでの打つ釣りまで幅広くこなせます。
得意なポイント
ULやLのロッドでは攻めきれなかったストラクチャーやカバーで使ったり、広く探る必要があるポイントでの巻物などで活躍します。また、野池などの小規模フィールドで使う、バーサタイルロッドとしても人気があるロッドの硬さになります。
ファーストからレギュラーのテーパーが多い
MLロッドでは、ファースト、レギュラーファースト、レギュラーのテーパーが多いです。
巻物系ルアーでアタリを弾きにくいレギュラーのロッドや、ライトリグのロッドアクションがやりやすい、ファースト。
また巻物系と、リグなどのロッドアクションが必要な釣りもやりやすいレギュラーファーストのロッドもあります。
レギュラーファーストのロッドはMロッドでも多く採用されているテーパーです。
MLロッドに多いテーパー
- ファースト
- レギュラーファースト
- レギュラー
Mロッドに多いテーパー
- レギュラーファースト
ML〜Mのおすすめバスロッド4本

出典:visualhunt
1. パワースピニングロッド
ライトリグ、スモラバやハードルアーも対応のパワースピニングロッド。
カバーや濃いウィードでの釣りにも使える1本。
アブガルシア ホーネットスティンガープラス HSPS-652ML-PS MGS
継数:2
全長(ft/cm):6'5"
196.0 仕舞(cm):101.1
標準自重(g):103
ルアー(oz):1/16~5/16
line(lb):4~12
2. 低価格で高評価!バスX
入門用に人気で、ユーザー評価も高いバスX。
7〜21gのクランクベイト、ミノー、スピナーベイトなどの巻物系から、リグ系まで広く対応できるバーサタイルモデル。
ダイワ バスX 6102MB・Y
全長(m):2.08
継数(本):2
仕舞(cm):108
自重(g):125
先径/元径(mm):2.0/11.9
ルアー重量:5~21g (3/16~3/4oz)
ライン(lb):8~16
カーボン含有率(%):87
3. 使いやすいMLロッド
6.10フィートで遠投性能が高いMLロッド。
人気で高評価、コスパも高いエクスプライドシリーズ。
オープンウォーターでの遠投ゲームから、カバーを絡めた釣りまで対応します。
シマノ エクスプライド 2610ML-2
全長(m):2.08
継数(本):2
仕舞寸法(cm):106.7
適合ルアーウェイト(g):4-12
適合ライン ナイロン・フロロ(lb):4-8
4. 究極のバーサタイルロッド
全国のあらゆるフィールドに対し、バーサタイルに使えるモデルをテーマに作られたハートランドのロッド。
軽くてパワーのあるハイスペックなモデル。
ダイワ(DAIWA)バスロッドベイトハートランドベイトキャスティングモデル6101MRB-18バス釣り釣り竿
ロッド(釣り竿)タイプ:バスロッド / ベイト
主な用途:バス釣り
主なターゲット:ブラックバス
全長(m):2.08 / 仕舞(cm):208
継数(本):1 / 自重(g):122
先径/元経(mm):1.8(1.7)/14.9 ※先径は竿先から最も近く、部品・糸巻きのついていない外径、( )内は素材先端部の外径です。
ルアー重量(g):5~18 / ルアー重量(oz):3/16~5/8
【MH~XH】硬めのバスロッドの特徴と人気商品

出典:visualhunt
硬めのロッドに当たるMH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)、XH(エクストラヘビー)。 MHはMよりも硬くHよりも柔かい硬さです。MHの次にH、XHと続きXHが最も硬いロッドになります。
中型から大型ルアーまでカバー
MHロッドは、10g〜30g程度の中型ルアーを中心に、1ozクラスの大型ルアーまでカバーできるロッドが多くなります。
強さとある程度の柔らかさがあるMHロッドは、ディープクランクやバイブレーション、スイミングジグ、スピナーベイトなど、中型ルアーから大きめのルアーの巻物。
カバーゲームもこなせる広く使える硬さのロッドです。
Hロッドは、12g〜42g程度のルアーに対応したロッドが多くなります。
ラバージグや、ヘビーカバーゲーム向けルアー、ヘビーキャロライナリグ、ビッグベイト、フロッグ、1ozクラスのハードベイトなどに対応したロッドが多いです。
XHロッドは、14g~84g程度のルアーに対応したロッドが多く、パンチングやビッグベイトといったパワーが必要なルアーに使います。
重量のあるルアーでの遠投向き
重量のあるルアーを遠投して使うような場面では、MHロッド。
カバー撃ちなどでラバージグを使い、小刻みなアクションとヘビーカバーからでもバスを引きづり出せるパワーのあるHロッド。
パンチングなどマットカバーや、ビッグベイトなどをウィードエリアで使うなど、パワーが必要な場面ではXHロッドが役立ちます。
大型バスがいるポイントで活躍
ウィードやゴミだまりのワンド、ヒシなどがあるヘビーカバーで使いやすい硬さ。
また、大型バスが多くいる一級フィールドでも活躍の場面が多いです。
レギュラーファーストのテーパーが多い
MH、H、XHロッドでは、重みを乗せた遠投性能が高く、巻物でのアタリも弾きにくいレギュラーファーストのロッドが多いです。
また、MHロッドにはファーストテーパーでロッドアクションがしやすく、アタリも取りやすい高感度のロッドも多くあります。
MHロッドに多いテーパー
- ファースト
- レギュラーファースト
H、XHロッドに多いテーパー
- レギュラーファースト
MH〜XHのおすすめバスロッド4本

出典:visualhunt
1. 遠投&遠くからのルアー操作に
遠投が必要な湖などで、ルアーを遠くから操作し、確実にフッキングに持ち込むようなシーンで活躍するバンタム7.0フィートのMHロッド。
巻き物からジグ、ワーミングまで幅広く対応する強めのバーサタイルロッドです。
シマノ バンタム 170MH-2
全長(m):2.13
継数(本):2
仕舞寸法(cm):109.7
対応魚種:ブラックバス
自重(g):132
適合ルアーウェイト(g):10~30
適合ライン ナイロン・フロロ(lb):10~20
2. パワーバーサタイルロッド
ヘビーバーサタイルロッドといえばスティーズのハリアー。
カバーでのジグやワーミングはもちろん、ビッグベイトまで対応します。
ダイワバスロッドの最高峰。
ダイワ スティーズ C610H-SV ハリアー610
全長(m):2.08
継数(本):2 ※グリップジョイント
仕舞(cm):177
自重(g):113
ルアー重量:11~56g (3/8~2oz)
適合ライン(lb):12~25
3. ビッグベイト専用のロッド
青木プロがプロデュースするビッグベイト専用ロッド。
2オンス級のビッグベイトまで使用可能で、遠投もしやすい7フィートレングス。
ティップは、操作性の高いACT-L採用で、ただ巻きだけでなく、トゥィッチなどの小ワザでもバスを誘いやすい設計。
アブガルシア(AbuGarcia)ビッグベイトロッドアウトサイダーODC-70H.
タイプ:BC
全長7ft
標準自重:213.4g
先径/2.05mm
ルアーMAX:2oz
ライン(lb):MAX30lb
4. ヘビーカバー攻略に使いたいロッド
XHのロッドで、ヒシやブッシュなどのヘビーカバー攻略が可能なハイパーフリップ仕様。
ノーマルのドムドライバーを軽量化し、扱いやすさを追求した一本。
デプス(Deps)ロッドサイドワインダーHGC-77XRフィリッピングエディションドムドライバーFE
◆長さ:7フィート7インチ◆ルアー:1/2oz〜4oz ◆ライン:20〜40lb ◆テーパー:レギュラー
使用ルアーに適したロッドの硬さを選ぼう!
いかがでしたか?今回はバスロッドの硬さについて、種類や得意なルアー、おすすめロッドをご紹介しました。
使いたいルアーに合った硬さを選ぶ事で、より多くバスもキャッチでき、バス釣りの楽しさもアップするハズです!
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