作成:2018.10.13 更新:2023.7.5
ゼロテンでマルイカを釣る!タックル・仕掛け・釣り方が全部分かる!
船から手軽に楽しめて、初心者からベテランまで幅広く人気のあるマルイカ釣り。その中でも人気を集めているのがテンションをかけずに釣るゼロテンです。今回 はそんなマルイカのゼロテンについて、タックルや仕掛け・釣り方まで徹底解説します!
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目次
冬〜春のマルイカはゼロテン釣法で狙う!

出典:photo-ac
イカの中でも味がよく、非常に人気の高い船釣りのターゲットマルイカ。
マルイカは冬から春にかけて浅場に上がってきますが、その時期のマルイカのアタリはものすごく繊細です。
それを攻略するのが「ゼロテン釣法」です。
専用の超繊細タックルを使い、マルイカのわずかなアタリをとっていく非常にテクニカルでテクニックを必要をする釣りです。
ゼロテン釣法は、ゲーム性の高さからベテランアングラーを中心に人気で、冬〜春のシーズン初期のマルイカを効力するには必須のテクニックなのです。
ゼロテンでマルイカを狙うおすすめタックル

出典:/visualhunt
ゼロテン釣法は非常に繊細な釣りになるため、通常のマルイカ用タックルではなく、ゼロテン専用のタックルが必要です。
ここではそんなゼロテンタックルについてご紹介します。
ゼロテン専用竿
ゼロテンに使う竿は、1.5mくらいの穂先が非常に柔らかいものが一般的です。
穂先がソリッドティップや極細グラス素材になっているものも多く、マルイカの繊細なアタリを捉えられるようになっています。
1.5mという長さは、軽さに加え手回しの良さが重要で、底をタタくゼロテン釣法では、短い方が竿の操作性が上がり釣りやすいです。
各メーカーから専用竿が出ていますので、ゼロテンには専用の竿を使いましょう。
ゼロテンにはシマノの専用竿!
SHIMANO(シマノ)リアランサーXマルイカ82-SS160
全長(m):1.60
継数(本):3
仕舞寸法(cm):86.0
自重(g):66
錘負荷(号):10-60
穂先タイプ:グラスソリッド
シマノのリアランサーXマルイカは、マルイカのゼロテン釣法専用の竿で、驚くほど繊細なグラスソリッドの穂先が最大の特徴です。
竿のしなやかさで、波による揺れは吸収しつつ、イカのアタリは確実に伝える高感度設計で、「ハイパワーXソリッド」採用で穂先のねじれを解消し、ブレのないアタリを実現しています。
ゼロテン入門からベテランまで満足のできる1本です。
小型電動リール
リールは、100番〜200番代の小型電動リールがおすすめです。
ゼロテン重宝を行う冬〜春には、マルイカはまだ水深100mくらいの深い場所にいることも少なくなく、手巻きリールよりも電動リールの方が巻き上げが楽です。
さらに、直結仕掛けで狙う場合はテンションをかけたまま一定のスピードで巻き上げなければバラシの原因になりますので、電動リールで巻き上げるのがおすすめです。
ギア比は、イカがかかったら一気に巻き上げられるハイギアが断然おすすめです。
軽量モデルで小さなアタリも邪魔しない!
シマノ(SHIMANO)ベイトリール17バルケッタ20HGハンドル
ギア比:7.0
最大ドラグ力(kg):4.5
自重(g):190
PE糸巻量(号-m):1-200、1.5-140、2-100
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):70
シマノのバルケッタは、自重わずか190gという超軽量モデルの小型電動リールです。
高感度な竿との相性も良く、イカの小さなアタリも邪魔せずしっかりと伝えます。
また、ロングハンドルで安定した巻きができるので、ゼロテン釣法で使う直結仕掛けには不可欠なリールです。
糸は0.6号〜0.8号のPEライン
ゼロテン釣法で使うラインは、細くてアタリのとりやすい0.6号〜0.8号のPEラインがおすすめです。
0.6号の細いラインでもラインブレイクすることは少なく、伸びが少なく感度の良いPEラインがゼロテンには向いています。
船釣りにはこのPEライン!
YGKのあまりにも有名なPEライン「ベラガス」の0.8号です。
通常のマルイカ釣りに比べて、ゼロテンには細く高感度なラインが必要となるので、高感度・高耐久性のベラガスは最適のPEラインです。
ゼロテンに出かける際はぜひ使ってみてください。
ゼロテンで使う仕掛けは【直結】がおすすめ!

出典:photo-ac
マルイカ釣りの仕掛けに、主に「直結」・「直ブラ」・「ブランコ」の3週類がありますが、ゼロテンには直結仕掛けがおすすめです。
ここでは、マルイカの直結仕掛けについてご紹介します。
マルイカの直結仕掛け
直結仕掛けはスッテをまっすぐ一直線に繋いでいるので、3つあるマルイカ仕掛けの中でも、一番アタリが取りやすい仕掛けです。
枝スを使う直ブラやブランコ仕掛けでは、枝スの遊び部分がアタリを軽減してしまうので、あまり向いているとは言えません。
幹糸は4号〜5号くらいで、スッテの数は5個が扱いやすくおすすめです。
スッテはマルイカ釣りにおいて要になる部分で、カラーバリエーションや素材など途中で交換することも多いので、たくさんの種類を持って行きましょう。
オモリに関しては、40号〜60号が一般的ですが、船宿によって使用するオモリの重さは変わるので、事前に確認するか複数号のオモリを持って行きましょう。
釣り場についてすぐに使える直結仕掛け!
ヤマシタの直結仕掛けは、スッテが仕掛けにセットになっているので、釣り場についたらすぐに使えます。
シスルースッテがイカに対して猛烈にアピールし、実績の高い仕掛けです。
スッテ数も5本と扱いやすく、マルイカ釣りに慣れていない人でも簡単にゼロテンにチャレンジできます。
スペアに自然な抱き心地のおっぱいスッテ!
自然な抱き心地のヤマシタのおっぱいスッテは、柔らかい素材を使用しており、イカがスッテを抱いたら離しにくいのが特徴です。
マルイカ釣りではスッテのカラーも重要な要素の一つなので、カラーバリエーションや素材違いのスペアスッテは必ず持って行きたいアイテムです。
マルイカ釣りにはこのオモリ
フジワラのVスカリー50号は、浮力素材と下部重心設計が組み合わされたオモリで、沈みが速く起き上がりが速いのが特徴です。
また、マルイカのゼロテンでは底にオモリをつけるので、細長く根がかりしにくいフジワラのVスカリーは最適といえます!
水深や潮の流れに対応できるように、複数号持って行きましょう。
ゼロテンでマルイカを釣る方法

出典:visualhunt
ゼロテンでのマルイカの釣り方についてご紹介します。
基本的には、ラインにテンションをかけない「ゼロテン」の状態で、誘う→止めるの繰り返しになります。
ゼロテンの釣り方の流れ
ゼロテン釣法の流れは、下の手順1〜3を繰り返します。
- 仕掛けを底まで落とし、そこにオモリをつけた状態で竿を数回揺すってイカにアピール(誘い)。
- ラインにテンションをかけない状態でピタッと止めてアタリを待つ。
- アタリがなくても2〜3秒くらいしたら1〜2mくらい底から離してもう一度底まで落とす。
仕掛けを底まで落とした後に、竿を揺することでスッテが動きイカに対してアピールできます。
ゼロテン釣法で特筆すべき点は、「ゼロテンションの状態にしておく」ということです。
糸が張り切らず緩みすぎていない状態をキープすることで、イカがスッテに触った時に糸が張ったり緩んだりするのを捉えることができます。
アタリを待ちすぎると根がかりやオマツリの原因になりますので、2〜3秒くらいしたら必ず1〜2mくらいあげて、また落とします。
その繰り返しの中でイカ乗るので、その後はラインテンションをかけたまま巻き上げてきましょう!
実は、ゼロテンという釣り方は比較的新しいジャンルの釣り方であるため、一部の人からは毛嫌いされてしまうことがあります。
そのためゼロテンをするときには注意しましょう。
ゼロテン釣法をマスターしてマルイカを釣ろう!

出典:pexels
いかがだったでしょうか?
非常に繊細でテクニカルな釣りであるマルイカのゼロテンは、ゲーム性が高く、ベテランものめり込むほど奥が深い釣りでもあります。
わずかなアタリを取ってかけたマルイカは、とても特別な1杯になること間違いありません。
みなさんもぜひマルイカのゼロテンにチャレンジしてみてください!
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