作成:2019.1.29 更新:2023.2.2
タイラバはフックが命!おすすめアシストフックと自作の方法を紹介
数あるタイラバパーツの中でも特に重要なのが、フックです。フックにはたくさんの種類があって、どれを買うか迷ってしまいますよね。そこで今回の記事では、タイラバで使うおすすめフックと自作の方法をご紹介します。
タイラバフックの基本構成を紹介!

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タイラバにはスカートやネクタイの様に様々なパーツがありますが、その中でもフックは非常に重要な役割を担っています。なぜなら、フックは魚に直接接する部分でフックの掛かりが悪いと、せっかくヒットしたマダイもバラしてしまいます。本格的にタイラバを始めたいという方は、フックの事をきちんと理解しておくことをおすすめします!それではまず、タイラバフックの基本構成について見ていきましょう。
タイラバフックの基本は、2つのフックとPEアシストライン!
タイラバフックには、フックが2つ付いているのが一般的です。これは口以外にも掛かる様にしておく事で掛かった魚を逃さないためや、よりフッキング率を上げるためで、アシストフックとも呼ばれることもあります。そして、それらのフックをつないでいるのがPEアシストラインです。タイラバ専用のものも販売されており、多くの場合、上の画像の様に片方を長くし、もう一方を短くなっているのが基本です。
小さいフックが多いのは、鈎掛かりを良くする為
近年、タイラバフックで特に多くなっているのが、小さいフックを使用したものです。小さいフックを使用する大きな理由として、鈎がかりを良くするためということが挙げられます。マダイの口は硬いため大きく太い鈎では掛かりにくく、刺さりが浅くても掛かりやすい小さな鈎を使用することで、フッキング率が上がるのです。ちなみに、刺さりが浅いとバレやすいと思う方も多いと思いますが、前項でもご説明した通りタイラバには2つフックがついているので、刺さりが浅くても問題ありません!
超オススメのタイラバフックを厳選!タイラバに行くなら必須!

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ここでは、おすすめのタイラバフックを5つ厳選してご紹介します。ヘッドなどとセットになったものを使うのももちろん良いですが、マダイの食いによってフックを変えてみるとさらに釣果アップできるはずです!各メーカーから様々なものが発売いされていますので、ぜひ自分好みのフックを探してみて下さい。
状況を選ばずオールマイティーに使えるフック
非常にスタンダードなタイプのフックで、タイラバに行くならまず持っておきたいフックの一つですね。鈎の部分にはフッ素コーティングが施されており、摩擦抵抗が少ないので貫通性能がとっても高いです!価格もリーズナブルで初心者でも使いやすいタイラバフックなので、ぜひ予備やサイズ違いも買っておく事をオススメします。
独自の形状がスゴイ!マダイをバラしたくないならこれ!
ハヤブサ独自のフック形状が特徴で、そこにフッ素コーティングが施されているのでバラしにくさは抜群に高いフックです。貫通性能も高く、小鈎でもしっかりとマダイの口にフッキングしてくれます。2本ついてるので、ロストした時も安心です。高性能なタイラバフックがこのリーズナブルさなら、購入決定ですね!
超売れてるダイワの中井チューン!
巷で非常に人気なのが、ダイワから出ているこの「中井チューン」です。フィールドテスターの中井一誠さんの知恵が詰まったフックで、フックが即行で交換できるαシステムにも対応しています。次々に変化する海の状況に、素早く対応したいベテランアングラーに特におすすめのタイラバフックです。
ショートバイトもしっかりキャッチ!
ハヤブサ フリースライド 瞬貫真鯛スペアフックセット ソフトスペック 8号 2本 SE147
号数:8号
入り数:2本
鈎仕様:フッ素コーティング
ハリス:シーハンター(マリンブルー)8号
タイラバでよく苦戦するのが、食いの浅いショートバイトですが、そんな時はハヤブサの「ソフトスペック」がおすすめです。
ラインに柔らかい素材を使っているので、ショートバイトの時もバイトを弾きにくくしっかりとフッキングまで持ち込んでくれます!
低活性時の切り札はコレに決まりです!
掛けたマダイを確実に捕らえる!
タイラバでは珍しい4本鈎のフックで、2本鈎に比べてフッキング性能が格段に良くなっています。
口に掛かったフック以外もマダイの唇や頬にかかってくれるので、バラシの心配無用!
ヒットしたマダイを確実に捕らえたいという方に是非使って欲しい1品です。
タイラバフックを自作する方法は4ステップ!

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市販でもたくさんの種類が販売されてるタイラバフックですが、なかなか自分好みのものがないものもあります。そんな時は、是非タイラバフックを自作してみて下さい!意外にも簡単に作れてしまいますし、その上コスパも自作した方が単価を安く抑えられます!
タイラバフック作りに必要な準備物
フック
タイ釣り専用に作られた、タイラバにはもってこいのフックです。貫通性能が良く、硬いマダイの口もしっかりと貫通しバラシの可能性を最小限におさてくれます。フック自体の強度も強いので、大型の魚が来ても安心してやりとりができます。
アシストライン
自作のタイラバフックでは定番中の定番とも言えるアシストラインで、非常に人気が高いラインです。適度にコシとハリがあるので、ネクタイなど他の装飾物と絡まりにくく快適に釣りが楽しめます。自作初心者の人やどれを買えば良いかわからない人は、このラインがおすすめです。
熱収縮チューブ
タイラバフックの自作では、どれだけフックの結び目をキツく結んだとしても、ライン自体が太いので結び目が解ける可能性があります。しかし、このチューブをかけることによって結び目の解けを抑制することができます。せっかく掛けたマダイを確実に釣り上げるためにも、熱収縮チューブをつけましょう!
ハサミ
PEアシスタントラインをカットするのに使います。通常の文房具用のハサミでもまったく問題はありませんが、釣り用のコンパクトのものを持っていると、実際に釣行に行った時にも使えて便利です。また、カラビナ付きケースが不足しているので、携帯にもとっても便利です!
ステップ1:PEアシストラインを好みの長さにカットする
まずは好みの長さにアシストラインをカットします。最終的に二つ折りにして使用するため、一般的な長さは25cm〜30cm(二つ折りにした時に12.5cm〜15cm)くらいがオーソドックスな長さです。しかし、自分が使っているヘッドやスカートに合わせて長さを決めるのが一番です!
ステップ2:ラインの両端にフックを結ぶ
ラインがカットできたら、次はラインの両端にフックを結びましょう。結び方は、内掛け結び若しくは外掛け結びが一般的です。この時にしっかりと締め込んでおかないと、後々ラインブレイクの原因になるので、ペンチなどを使ってキツめに締め込んでおきましょう。
ステップ3:熱収縮チューブで結び目を補強する
次に、熱収縮チューブを使って結び目を補強します。熱収縮チューブとは、熱することでチューブが縮み、ラインとフックの結び目を解けにくくしてくれます。ラインの結び目の箇所にそれぞれチューブを通し、ドライヤーで熱風をかけてチューブが縮めば完了です!
ステップ4:二つ折りにして結び目を作ったら完成!
最後に、ラインを二つ折りにして結び目をつければ完成です。この結び目が、スカートやネクタイを留める位置になります。人によって結び目を作る位置は様々ですが、ネクタイの中に隠れるくらいの長さにするのが一般的です。この時に2本のフックの長さに段差をつけるとフッキング率が上がります!
タイラバフックはこまめに変えて釣果アップを目指そう!

出典:visualhunt
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、タイラバパーツの中でもフックに焦点を当てて解説してきました。タイラバフックは様々な種類が発売されており、自作もできるので可能性は無限大です。タイラバはフックの性能一つで釣果が大きく左右される釣りなので、海の状況に合わせてこまめに交換するのが好釣果への近道です!是非みなさんもたくさんフックを持って行って、タイラバゲームを楽しんでくださいね。