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ヒラメのポイントを一挙紹介!ヒットポイントにアタリをつけよう!

オフショア(船)やサーフ(砂浜)から、ルアーを使って狙うヒラメ。具体的に、どんなポイントを狙えばいいのか分かりにくい部分もあります。今回は、ヒラメを狙う際のポイントについて紹介していきます。

どんなポイントにいるの?ヒラメの生態について

出典:visualhunt

ヒラメは、水深10~200mの砂地で主に小魚をエサにして暮らしています。サーフ(砂浜)から、もしくは、船から海底が砂地になっているエリアを選びましょう。

貝類や小型の甲殻類、ゴカイなども捕食しますが、小魚がメインになるため、釣りにはルアーを使用するのが一般的です。彼らは砂に潜って獲物を待ち、捕食の際には物凄いスピードで泳ぎます。

そんな機敏な泳ぎを見せるヒラメではありますが、餌を飲み込むのがあまり得意ではありません。そのため、オフショア(船)での泳がせ釣りでは、「アタリがあっても40秒程じっくり待って、ようやく合わせる」といった独特な釣り方をします。

ヒラメの産卵は、2~6月頃に浅瀬で行われます。ただ、九州南部では1~3月、北海道などの寒い地域では6~8月と、地域によって異なっています。ヒラメを狙う際は、今回ご紹介するポイントのほかに、シーズンなどについても気にしてみましょう。

今回は、サーフ(浜)からはもちろん、オフショア(船)から狙う際に気にしたいポイントの見極め方をご紹介します。

ヒラメは小魚を狙って……。

ヒラメは、餌となる「小魚」が多い場所を好みます。さらには、その小魚を狙いやすいポイントがあり、そういった場所は特に狙い目です。小魚が多く、ヒラメが小魚を狙いやすい場所とはどんなポイントなのでしょうか?

小魚の多いポイントはどこ?

まず、ヒラメの餌となる小魚の多いポイントについて見ていきましょう。

離岸流のあるエリア

出典:pixabay

岸から沖へ向かう流れの強い「離岸流」がある場所は、ベイトの群れが多いポイントです。砂浜などで「流れが強い」といった注意書きを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

離岸流は、他の波と比べて白波が弱くなっている部分を見つけることで、位置を見極めることができます。

体が小さい小魚は泳ぐ力が弱いため、離岸流に影響を受けたり、逆に利用したりします。そのため、離岸流やその両サイドには小魚が多くなります。

ヒラメは、強い流れによって地形が変化する離岸流の両脇についていることが多いようです。

根のある場所も狙い目

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岩がある場所は、小魚が身を寄せる場所として最適です。岩が見えている浮き瀬や、海水の下にあって見えない沈み瀬のような「根のある場所」は小魚が多いポイントとなります。また、沈み根では、根の上に付いて表層を通る小魚を狙う場合もあるようです。

河口部も忘れずに

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山からの淡水が海へ流れ込む河口部は、海水と水温が異なるために潮目ができやすく、小魚がプランクトンを求めて集まりやすいポイントとなります。また、複雑な水流によって地形に変化が起こりやすく、小魚が身を隠す場所も豊富にあるため狙い目です。

意外と、テトラポッドの周囲にも。

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テトラポッドは小魚が身を隠すのに最適なストラクチャーで、小魚が集まるポイントとなります。また、この周囲の海底地形に変化が付きやすくなります。

ワンドにも投げてみよう!

消波ブロックや堤防の周囲が入り江のような湾処(ワンド)になっている場所は流れが穏やかで水深も安定していることが多く、小魚がつきやすくなります。ヒラメは、この小魚を狙ってワンドに入ってくることがあるため、探ってみるのもオススメです。

鳥山があれば狙い所!

海鳥が群れで海面を狙っていたら、そこも小魚が多く回遊しているポイントです。鳥山がなくなるまでは狙い目でしょう。

鳥山が消えると、小魚が移動した可能性があります。ヒラメも同時に別のポイントへ移動しているかもしれないので、鳥山が見えたらそのポイントを狙い、去ってしまったら潮の流れを読み、やストラクチャー周りや他のヒラメがいそうなポイントに狙いを変えてみましょう。

ヒラメは、地形の変化のあるポイントに付いている!

地形の変化のあるポイントは、ご紹介したような小魚の集まるポイントであると同時に、カレイが獲物を狙いやすい場所でもあります。「地形の変化」とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。

ブレイクは一番の狙い目!?

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ヒラメは水深が深くなるブレイクの斜面を好みます。小魚はこのブレイクに沿って回遊することが多く、獲物を狙う上でも適しているようです。

河口部に発生しやすい「馬の背」

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河口の近くでは川からの流れと波の作用により、地形が変化しやすくなります。「馬の背」はその地形変化の1つです。

広い範囲で高低差が生じ、砂が盛り上がったサンドバーや中洲が現れます。中州やサンドバーなどの盛り上がっているエリアの奥や手前は特に、ヒラメが潜んでいる可能性の高いポイントです。

小魚の潜むヨブにも

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波の作用で海底がデコボコとしているポイントはハゼやシロギスが身を隠しやすく、ヒラメにとってもそういった小魚を狙う絶好の場所となります。

地形変化を予想してポイントを掴もう

出典:visualhunt

カレイは、小魚を主な餌としています。カレイを釣る際は、小魚が集まるポイントを意識してみましょう。

河口部や離岸流エリア、根やテトラポッド、ブレイクの周囲は小魚の集まるポイントです。同時に、地形の変化の生じやすいポイントであると言えます。

浮き瀬やテトラポッドなどのストラクチャーを攻めても反応がない時は、釣り場の地形的な特徴を把握し、潮や海鳥の様子を観察してみましょう!

▼ヒラメを狙う際の効果的な餌についてご紹介している記事です。こちらも参考にしてみてください。

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