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穴釣りの餌は結局どれが正解?穴釣りで失敗しないおすすめ餌を紹介

穴釣りと言えば簡単で誰もが挑戦出来る釣り、子供からご年配の方まで穴釣りを愛する人は多いと思います。
皆さんは穴釣りの際にどんな餌を使いますか?実はもっとコスパ良く食いつきいい餌があるかも?
王道からキワモノ餌まで紹介します!

意外になんでも使えちゃう穴釣りの餌

出典:foter

穴釣りと言えばテトラ帯の穴にブラクラを落とし込み、餌でメインターゲットのカサゴを狙う釣りですが、穴釣りの餌は王道で言えばオキアミやキビナゴ等を使う方が多いのではないでしょうか?
もちろん生き餌は良く釣れるといいますのでゴカイやアオイソメなどの生き餌を使う方も居るでしょう。ただ生き餌のゴカイやアオイソメは人によっては結構抵抗があると思います。
自分もあまり得意な方じゃないのでもっぱらオキアミやキビナゴを細かく切ったものを使うことが多いですが、生き餌だけが釣れるという訳ではないのでご安心下さい!
メインターゲットであるカサゴは目の前に落ちてきた物に食いつくという習性をもっていますので、何も生きていなくても大丈夫です。
自分で動きを出してあげれば解決しちゃうんです!

穴釣りの餌として理想的な条件

ただ穴釣りは他のエサ取りも多いです。やわな餌では直ぐにぼろぼろになってしまったり、餌だけ綺麗に取られて帰ってくる、なんて事も多いです。
なので理想は低価格で餌もちが良い事と何よりよく釣れる事!です。
そんな餌に巡り合うことが穴釣りファンの方が強く望む事です。

餌の種類がとにかく豊富!穴釣りの餌

出典:foter

穴釣りの餌といえばどんな種類が思い浮かびますか?
生き餌や、生きていないけど生き物系の餌、加工品まであります。
キワモノを餌にする人も居ますので詳しく紹介していきます。

手堅く釣るなら釣具屋の餌を使おう

釣具屋で入手できる餌で有名なのはやはりオキアミやキビナゴ、サバの切り身やイカの切り身などでしょうか。実は釣具屋で購入できるパックに詰められたあの餌たちは針持ちが良くなるように身を加工されたものや、腐りにくいように防腐処理されていたり、物によっては集魚効果を高めるためにアミノ酸や集魚剤まで混ぜ込まれています。
色味も着色していたりととにかく手間がかかっています。

釣り人にとっては嬉しい手間ばかりなのでありがたい事なのですが、手間がかかるという事はその分値段も上がってしまうという事なのでコスト的にはどうしても上がってしまいますね。
手軽さでいえば間違いないですし、長年餌の事だけを研究して良い物を作っているメーカーさんの餌なので絶対に良い物ではあるのです。
アオイソメやゴカイなども釣具屋でしか買えない生き餌ですね。

オキアミ

価格は高めですが、どのターゲットも好きな餌なので釣果は上がります。餌取りによる被害が大きいので消費も早いです。
迷ったらこれを持って行きましょう。

キビナゴやサバの切り身

魚の切り身も価格はやや高めですが、釣れるサイズが大きめな場合が多いのが魅力的。
餌もちは皮からかけて針を刺すと良くなります。ベイトが豊富な場所では使っていきましょう。

イカの切り身

こちらも価格は高めです、ただ餌もちの良さは抜群で粘りたい時に強い餌です。
なかなか口を使わないシーンで粘り強く攻めたいときなんかにはおすすめです。

アオイソメ

言わずと知れたイソメ類、餌つけが苦手な人は多いと思いますが、体液の臭いや動きのアピールは抜群です、餌付けが気にならない人にはかなり有効なアイテムですね。

一手間加えたら良餌!スーパーやコンビニで手に入る穴釣りの餌

今度はスーパーやコンビニで買える餌を紹介していきます、釣具屋さんで手に入る餌で紹介した物はほとんど手に入ります。
ただ前述した通りひと手間もふた手間もかかっているのが釣具屋さんで売っているメーカーさんの餌なのでその点ではこちらが分が悪いですが…とにかく安いんです!
特に値きり品やタイムサービスで買えた時は釣具屋さんで売ってる半値以下で入手する事も可能です、自分で食べる物ではないので賞味期限や消費期限の心配もありません。

後は完全にデフォルトで針持ちがイカの塩辛、これは隠れたおすすめの餌ですのでだまされたと思って買ってみて下さい。
冷凍しておいて釣り行く前の日に解凍すればオッケーです、サイズ的にもそのまま餌にするだけと魚の切り身を加工するよりも手軽です。

これで安心!スーパーで買った餌を針持ちよくする加工

安く買えた餌でも加工は自分でも可能です、これさえ出来れば穴釣りの餌においての条件的な針持ちの良さは補えます。
その方法は釣り好きな人なら経験があるかもしれませんが真鯛や大物青物ではおなじみの寝かせや、イナダでおなじみの塩イナダです。
寝かせは単純に余分な水分を抜いていくことで、熟成もすすみアミノ酸も増していくという釣り人も良くご存じの方法ですよね、ただ、身は解れて柔らかくなる事の方が多いので穴釣りに向いているのは塩イナダの締め方ですね。
大量の塩で強制的に身の水分を抜いていくので熟成ももちろんですが、身が引き締まりますので針持ちの良さに繋がります、特にサバやイナダもそうですが、皮がとにかく硬くなりますので針持ちがぐんと良くなります。
材料も冷蔵庫さえあれば塩とタッパーなんかの容器があれば手軽に出来ますので、やってみる価値はあります。

イカの塩辛

イカの塩辛は実は穴釣りに適した餌と言えます、イカの餌もちの良さとオキアミ並の食いの良さを併せ持っているので、隠れた名餌です。
臭いによる集魚効果も期待できますのでどんなシーンでも使えます、一度使ってみてください。

サバの切り身

スーパーで買ったサバの切り身は釣具屋さんで買うより安く仕入れられますので、前述した加工法で加工すれば実にいい餌になりますし、魚の切り身は大物が釣れる可能性も上がるのでおすすめです。

これで迷わない!穴釣りの餌の付け方を徹底解説!

出典:foter

穴釣りで迷うのがもう一つ、餌は準備できたし後は釣るだけ、いざ釣るぞ!って時に「この餌どう付けるのが正解?」ってなったことありませんか?
結構迷われると思います、オキアミだけでも、基本のちょんがけか、背ざしなのか尻尾からなのか、頭からなのか、はたまたカゴ釣りなんかで良く使う胴体の中を通す刺し方が良いのか?
はたまた身は一匹まるまるなのかちぎって付けるのか…と思考がよぎります。
迷いつつも餌を変えるたびに色々な付け方をためしてみたり…。
そんな迷いがなくなる知識をここではお伝えしていきます。

通常時はセオリーなちょんがけ

普段気にせず穴釣りをされている方が多いと思いますが、普段は餌の付け方どうしてますか?
セオリー通りですと以下の通りです

  • オキアミ…尻尾をちぎり尻尾方向か背中にちょんがけ
  • キビナゴ…皮側から針を通すように上か下にちょんがけ
  • アオイソメ…まるまる一匹をあたまより少し下をちょんがけ

食いが渋い時はアピールが大事

いつも釣れている実績がありスポットでアタリが全くない、明らかに食いが渋っているなと感じた時は餌を大きくしましょう。

とにかくアピールが大事です。

  • オキアミ…まるまる一匹どころか何匹もかけてみる
  • キビナゴ…いつもより大きく皮が外を向くように
  • アオイソメ…まるまる一匹を餌にする

引っ張られたりアタリはあるのに乗らない時は倹約的に!

今度はアタリが沢山あったり、明らかにいつもなら乗るような持って行き方ですっぽ抜ける時の餌の付け方です。
これは前述したものと逆に餌が針を超えて飛び出しすぎな可能性があります、丸のみではなく針から離れた先端の部分だけ咥えて持って行ってるという事ですので

食い気は立ってるので、アピールの必要はありません。倹約的に行きましょう。

  • オキアミ…サイズを針に合わせてから尻尾から針を刺して、針が少し飛び出る様にセットしましょう
  • キビナゴ…いつもより切り身を小さくして皮からさして裁縫の様に二度ざし
  • アオイソメ…ちぎって針が5ミリ程はみ出るくらいのサイズにして針を身に隠す

警戒してるときは針を隠して違和感を無くそう

今度はアタリはあるけど、持って行くでもなく、アワセまで持って行ききれないようなアタリが多い時の餌の付け方の工夫です。

食い気はあるけど、ターゲットも全くの馬鹿ではありません、餌に対して明らかに針が飛び出ていたり、針の露出の方が目立ってしまう時、ターゲットも慎重になります、咥えてもすぎに違和感で吐き出してしまったり、目で見て明らかに不信感を抱いてる可能性が高いです。

  • オキアミ…尻尾はちぎり尻尾から針を通し、身の中に完全に針を隠す
  • キビナゴ…いつもよりかなり小さいサイズにし、針は身の中に隠し針先のみ僅かに露出させる
  • アオイソメ…針より5ミリ程度長めにちぎり、針を身の中に完全に隠す

これで解決!穴釣りの餌のベストな付け方

書いてきた事をまとめると、ベストな付け方が見えてきます。
針はかくしつつ、餌のサイズは針より5ミリ程度長くしておく。
これで大体のパターンに対応できますね。これでアタリが無い時は「食いが渋い時の餌の付け方」で紹介した通り、餌のアピールを高めるために餌をまるまる一匹にしたりと工夫していく様になります。

相手も生き物ですし、自然界の環境もあります。
必ずしもこれが間違いなく一番いいとは言い切れませんが最善策はもうこれでいいでしょう、その時その時の対処法も分かっているので後はその時の状況で判断し調整していくのが一番大事ですね!

ベストな穴釣りの餌はイカの塩辛

出典:foter

イカの塩辛はデフォルトで臭うし針持ちも良い穴釣りの隠れ餌、かなりおすすめです。

勿論どの餌も実績があるので、これだけが釣れるっていうのは無いと思います、なので自分が一番信じられる餌を選ぶのも良いですね。
どの釣りでもそうですが、自信を持って攻めれる時は釣果が出やすいです、迷いなく攻めれるって結構有効な手段ですからね!
ただ、コスパ面で言わせて貰えれば、やっぱり前述したスーパーで半額やタイムセールで買った餌を塩締めするのもいいと思います、お気に入りの餌がスーパーにも売っている場合はやってみてください!

一手間を加えた餌でより楽しい穴釣りを!

いかがでしょうか、手軽に出来る穴釣りですが、穴釣りの餌はこんなにも奥が深いんです。
餌の付け方一つで釣果も変わります、餌自体はどれが一番いいかは個人的な感覚な部分もありますが餌自体はコストで選ぶのが一番おすすめ出来ます。
なのでひと手間かけられる人は是非スーパーで特価の餌の元を買って塩締めしましょう!

自分が工夫して狙って釣るのとただただ何も感がえずに釣れた時では喜びも変わってきますので、是非チャレンジしてみてください。

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