作成:2018.10.28 更新:2022.6.30
ティップランは感度が命!リーダーの選び方とおすすめ5選を紹介!
船からのどてら流しのエギングであるティップランは、おかっぱりのエギングとはまた違ったゲーム性で人気を博しています。このページでは、そんなティップランでのリーダーの選び方、おすすめの商品を詳しく紹介しています。
ダイワ(Daiwa) PEライン UVFメガセンサー 8ブレイド+Si 150m 1号 マルチカラー Amazonで詳細を見る |
|
シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み 200m PL-M54R Amazonで詳細を見る |
|
モーリス(MORRIS) ナイロンライン ノガレス デッドオアアライブ ストロング 150m 16lb ストロンググレー Amazonで詳細を見る |
目次
リーダーの種類と選び方!ティップランにはフロロが最適!

出典:Visual hunt
ティップランは、どてら流しで船を流しながら行われる船のエギングです。
ロッドの穂先のこまやかなアタリをとらえ、アワセていく繊細なゲーム性がティップランの魅力。リーダーもそのゲーム性に合わせたチョイスをしていくこととなります。
まずは、ナイロンとフロロカーボンのリーダーについて、ティップランではどのような扱いとなるか見ていきましょう。
ティップランでのナイロンリーダー 伸縮性が仇に
ティップランに使うリーダーではあまりナイロン製のショックリーダーは向いていません。
ナイロン製のショックリーダーの特長は、
- 伸縮性があって衝撃を吸収する
- 巻き癖がつきにくく扱いやすい
- 安価である
というのが主な特長です。しなやかで伸縮性のあるナイロンリーダーですが、繊細なアタリを見極めていくことが大事なティップランにおいては、逆にイカのアタリを見極めにくくなってしまいます。リーダーの感度がほしいティップランにおいては、あまり向いていないと言えるでしょう。
ティップランでのフロロカーボンリーダー 重さと硬さが合う
一方で、ティップランではフロロカーボンリーダーの特長が生きてきます。
フロロカーボンリーダーをナイロンリーダーと比べてみると、
- ナイロンより硬いのでアタリを取りやすい
- ナイロンより重く、水に沈みやすい
- ナイロンより巻き癖がでやすい
という特長があります。
フロロカーボンはナイロンより硬いので、感度が命なティップランではその特長が有利に働きます。また、ナイロンより比重が重いので、早めに底をとりたいティップランではフロロカーボンの方が向いているのです。ただ、巻き癖がでやすい難点はあるので、少しずつ習熟していきましょう。
ティップランにはフロロカーボンのリーダーで!
以上のように、フロロカーボンの硬さと重さがティップランでは有利に働くので、状況によって使い分ける必要がありますが、フロロカーボンリーダーをメインに考えていきましょう。
フロロカーボンリーダーはナイロンリーダーよりも比較的高価ですが、ナイロンは吸水・紫外線劣化も早く頻繁に取り替える必要もあるので、トータル的なコスパから考えてもフロロカーボンをおすすめします。
ティップランのリーダーの長さ 基準は1ヒロ!

出典:Visual hunt
ティップランでのリーダーの長さは、1ヒロ(約1.5m、手を広げたときの長さ)を中心に、それぞれの状況に合わせて変えていくとよいでしょう。以下の項目で、それぞれの状況についてまとめてみたのでご覧ください。
リーダーを短くする場合
リーダーを短くしたい状況としては、次のような場合があります。
- リーダーの感度をあげたい
- 根ズレの心配があまりない
- リーダーとラインの結び目をガイドの外に出したい
ティップランでリーダーを短くしたい時で想定されるのは、まずリーダーを含めたラインシステムの感度をあげたい時です。なかなかアオリイカのアタリが取れない、といった時に1mほどに短くして試してみるのも有効です。ただし、根ズレの危険性は増すので、あまり根ズレの心配がないポイントでのトライがおすすめです。
また、リーダーを短くすれば、リーダーとラインの結び目をガイドの外に出すことができ、コントロールがしやすくなります。
通常時は1.5m(1ヒロ)のリーダーで
通常時は、上述の通り、1.5m(1ヒロ)を基準とします。
根ズレをおこしにくく、また感度を損なわないリーダーの長さの基準点とします。
リーダーを長くする場合
リーダーを長くする状況としては、次のような場合です。
- 障害物が多数あり、根ズレを防ぎたい
- 船上での手間を省きたい
- イカがスレてきたのでラインの視認性を落としたい
リーダーを長くとりたいのは、まずはやはり根ズレ防止です。
障害物の多さで変わりますが、2-3m、長ければそれ以上とる場合もあります。また、リーダーを長めにとっていると、リーダーに傷が付いた時にその部分だけ切ればよく、ノットを結ぶ回数も減らせるので、手狭な船上での手間を減らせるという利点もあります。
また、イカがスレてきた場合、シルエットの濃いPEラインよりも視認性の低いフロロカーボンのリーダーを長めにとることで、アオリイカの乗りをよくする場合もあります。
ティップランのリーダーの太さ!ラインの太さを意識する

出典:Visual hunt
リーダーの太さもまたティップランでの釣果を左右する重要な要素です。
ティップランではアオリイカの繊細なアタリを目感度でとらえることと、底取りをスムーズに行うために、ラインはPEの0.4~0.8号といったかなり細目のラインを使います。
そのラインに合わせたリーダーの太さをチョイスしましょう。
極細仕掛けの太さ 1.2~1.5号のリーダーを使用する場合
かなり細目のリーダーである、1.2~1.5号のリーダーを使うのは、ラインにPEの0.4号を使用することを想定しています。
ラインシステムを細く設定するメリットは、
- 底取りが目に見えて素早くなる
- イカへのプレッシャーを減らせる
- アタリが察知しやすくなる
などメリットは大きいです。
キャスティングや激しいシャクリをしないティップランでは、このような極細な仕掛けがおすすめです。ただし、その分、強度が低くなってしまうので、根ズレにはご注意ください。
汎用性の高い太さ 1.5~2号のリーダーを使用する場合
1.5~2号の太さのリーダーを使うのは、ラインに0.6号ほどのPEラインを使うことを想定しています。
上記のような極細設定のラインシステムのメリットは多いのですが、
- 細すぎるラインはトラブルが起こりやすく、初心者には扱いづらい
- どうしても強度が下がりやすく、根ズレもおこしやすい
というように、扱う上でのトラブルがどうしても付きまとい、初心者には難しく感じるかもしれません。
その意味でも、1.5~2号のショックリーダーを使い、0.6号ほどのラインを使うシステムが、釣果の上でも扱いやすさの上でも汎用性が高く、基準となる太さとなってきます。
大物のイカを狙いたい 2号を越えるリーダーを使用する場合
ティップランのリーダーとしては太めの2号を越えるリーダーについてです。この場合は、ラインも0.8号以上を想定しています。
太めのラインシステムを使うのは、春などアオリイカが大型の季節のときに有効です。
強度面からもそうなのですが、大型のイカには仕掛けをゆっくりと見せる方が釣果につながることがあるからです。
また、太めのラインシステムの方がやはり初心者には扱いやすいので、入門用としてもよいでしょう。
ティップランにおすすめ!フロロカーボンリーダーの厳選5選!

出典:Visual hunt
ここからは、ティップランにおすすめのフロロカーボンのショックリーダーをご紹介します。
細い号数から順に厳選した5商品の紹介です。
1.細くても十分な強度が魅力!
モーリス(MORRIS)ショックリーダーバリバスアバニエギングプレミアムVSPフロロカーボン30m1.2号6lbナチュラル
素材:フロロカーボン
号数:1.2号
全長:30m
強度:6lb
カラー:ナチュラル
ご存じモーリス「バリバス」のティップランにおすすめのフロロカーボンリーダー。
VSP製法により強度が大幅にアップしているので、細めの号数でも安心して使用できます。低伸度で硬く仕上がっているので、ハリがあり、感度もとてもいい商品です。
値段は実価格で約1,100円の商品です。
2.イカに警戒心を与えないナチュラルカラー
デュエル ハードコア エギングLEADER 30m 1.5号 ナチュラルクリアー
素材:フロロカーボン
全長:30m
1.5号
6Lbs.
標準直線強力: 3.0kg
ナチュラルクリアー
デュエルから販売されているティップランにおすすめのリーダー。
ナチュラルクリアーの色味でイカの警戒心を煽らない色が特徴的。秘密は水の屈折率に近い仕上がりのため、海中で光を乱反射しないことです。
実価格も約500円と手頃なところもコスパがいいですね!
3.水に溶け込むカムフラージュカラー
サンライン SaltiMate エギリーダーSV-I 30m 2号
サイズ:2号(8lb)
長さ:30m
素材:フロロカーボン
カラー:マジカルピンク
プレッシャーの高いポイントで威力を発揮する「ピンク」採用!
サンラインから販売されているティップランおすすめのリーダー。
特徴は水中に入ると水に溶け込んでしまうカムフラージュカラー。上記のデュエルの商品とはまた違う方法で、イカへのプレッシャーを軽減しています。強度と感度はお墨付きです。
実価格は約1,000円の商品です。
4.ハイスペックフロロカーボン100%!
ダイワから販売されているエメラルダスのおすすめリーダーです。
独自のハイスペックフロロカーボンにより、直線強力も結束強力も大幅にアップしているのが魅力。糸巻量も前シリーズより増加されています。
実価格で1,400円ほどの商品です。
5.ハリの強さで感度アップ!
釣具ではお馴染みシマノから販売されているティップランにおすすめのリーダー。
EX FLUORO採用で強度がアップしているだけでなく、ハリも強くなっているのでエギを跳ねあげたり、アタリを感知しやすくなっているのがおすすめな点。
値段も実価格で850円と手頃で、コスパ抜群のリーダーです。
ティップランのリーダーは細めで感度よしを選ぼう
ティップランは、船でどてら流しさせてエギングをするゲーム性で人気急上昇中の釣り方です。
リーダーはフロロカーボン製が最適で、状況にあわせて長さと太さを選んでいきます。基準となる長さ、太さから状況に合わせて調整していくだけなので、あまり難しく考えずに楽しんでティップランにトライして見てください!
ダイワ(Daiwa) PEライン UVFメガセンサー 8ブレイド+Si 150m 1号 マルチカラー Amazonで詳細を見る |
|
シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み 200m PL-M54R Amazonで詳細を見る |
|
モーリス(MORRIS) ナイロンライン ノガレス デッドオアアライブ ストロング 150m 16lb ストロンググレー Amazonで詳細を見る |