作成:2018.10.27 更新:2023.5.29
ヒラマサ釣りのショックリーダーを徹底解説!船からヒラマサを狙う!
青物の中でも特にハードなタックルが必要なヒラマサですが、ルアー釣りではリーダーも非常に重要になる部分です。長さや太さを間違えるとせっかく掛かったヒラマサを逃してしまうことになりますので、リーダー選びは慎重に行いましょう。
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目次
ヒラマサ狙いにおすすめのショックリーダー

出典:Visual Hunt
今回は、船からのヒラマサルアー釣りのショックリーダーの選び方を解説します。PEラインでルアーフィッシングをやる時には必須となるリーダーですが、ヒラマサは根に潜る修正がありますので、ヒラマサ狙いの時は特にリーダー選びは神経を使って慎重に選びましょう。
リーダーには、ナイロンラインかフロロカーボンラインが使われるのが一般的です。ヒラマサ釣りではナイロンもフロロカーボンも両方使われますのでそれぞれ解説します。
扱いやすさと、魚のバラしづらい「ナイロン」
ナイロンラインの最大の特徴は、伸縮する性質があるのでクッション性があり、魚をバラしづらい特徴がです。また、フロロカーボンよりも価格が安く、素材も柔らかくしなやかので、メインラインと結びやすくい特徴もあります。柔らかくてしなやかですので、巻グセが付きづらくトラブルも比較的起こりづらいので初心者のも扱いやすいラインです。
ただ、劣化に弱いデメリットがあり、ヒラマサクラスの大物を狙う場合は、ラインブレイクの可能性が高いので毎回ラインを組み直さないといけません。また、擦れに対してはフロロカーボンほどは強くありません。
擦れに強く耐久性の高い「フロロカーボン」
フロロカーボンラインは擦れに強い特徴があるので、根ズレには一番強いです。また、屈折率の関係で水中での透明性が高くて魚から見えづらく、リーダーとしては最適とも言える性質があります。
ナイロンラインのように伸縮はほとんどしませんので、感度がよくてアタリがわかりやすく、反応もいいのでフッキングしやすいルアーフィッシング向きのメリットもあります。
また、ナイロンラインよりも劣化しづらいので、数回の釣行でも十分な強度を保ち、価格はナイロンに比べて高いですが、持ちがいいのでコスパ的には変わらないと言ってもいいでしょう。
デメリットとして、素材が硬いので扱いが難しく、リーダーを長く取るとトラブルの原因となることが多い弱点があります。
ヒラマサ狙いならどちらも可!
ヒラマサ釣りではどちらのラインがリーダーに向いているかは賛否が分かれています。ヒラマサ釣りではかなり太いので、フロロカーボンでは結ぶのが難しく、トラブルが多くなるデメリットがあります。
ただ、ヒラマサは根に潜るので性質的にはフロロカーボンの方がリーダーとしては向いています。
扱いやすいナイロンにするか、擦れに強いフロロカーボンにするかは好みで選ぶしかないでしょう。ジギングではフロロカーボン、ルアーではナイロンと使い分けている人もいます。
個人的には多少のトラブルには目をつむって、根に潜られても釣り上げられるフロロカーボンをおすすめします。
ヒラマサ釣りに最適なリーダーの長さ

出典:Stockvault
次はリーダーの長さについて解説します。リーダーの長さはポイントに合わせて調整することが大切です。予め船宿にポイントの特徴を聞いて調整するといいでしょう。
ヒラマサの場合は根ズレが心配となりますので、迷った場合にはリーダーは長めに取る方が無難です。
ジギングの基本は7〜8m
船のヒラマサ釣りのリーダーの長さは、7m〜8m前後取られるのが一般的です。両腕の長さを1ヒロとしたら4ヒロ〜5ヒロくらいの長さとなります。ヒラマサのポイントは岩礁地帯で根が荒い場所が多く、また、ヒラマサ自体根に潜ろうとうする性質があるので、基本的にはリーダーは長めに取っておいた方が安心です。10mほどの長さを取る場合もあります。
ただ、かなり太いリーダーを使いますので、長いとライントラブルが多くなります。あまり長くリーダーを取る必要がある場合は、柔らかくて扱いやすいナイロンラインを使うなどの対策も有効です。
根の荒くない場所では5m前後も
根が深く荒くない場合は、トラブルが起こりづらい短めのリーダーを使うことをおすすめします。それでも最低限5m前後(3ヒロ〜4ヒロ)くらいは確保しましょう。
予め船宿に確認を取るなどして、ポイントに合わせた最適な長さを選ぶことが大切です。
キャスティングの基本は3m前後
キャスティングの場合、長いとキャストの飛距離が出なくなるので、ジギングよりリーダーは短めに取ることが一般的です。約3m(2ヒロ)を基準に長さを選んでください。
ジギングよりは根ズレの心配もなく、ライントラブルも少なくなるので扱いやすくなります。ただ、短くなるとリーダーのクッション性が劣るので、クッション性の高いナイロンラインを使うのもおすすめです。
ヒラマサ釣りのリーダーの太さ

出典:Amazon
太さの最低ラインは50lb
そこまでの大型がいない場合や根ズレの心配があまり場合は、魚の反応も良くなる細めのラインがおすすめです。アタリが浅い場合などは特に有効です。しかし、いくら心配が少ないとは言ってもやはりヒラマサ。ジギングでもキャスティングでも最低限50lbくらいの強度は確保しましょう。
引きの強さでは強度的には50lb以下でも十分なのですが、ヒラマサ釣りはどうしても根ズレによるブレイクが心配ですので、悩んだら太めのリーダーを使った方が無難でしょう。
万能に使えるのは80lb〜100lb
ヒラマサ狙いでは80lb〜100lbくらいのリーダーが使われるのが一般的です。基本的にはジギングキャスティングも同じ太さで大丈夫です。
100lbあればあらゆる場面で安心して使えるでしょう。特に根の荒い場所では最低限これくらいの強度は用意したいところです。
引きの非常に強いヒラマサは、切れた時の反動が大きくて危険ですので、できるだけ切れないようなラインシステムを組む方が安心できますので、悩んだ時は太めにすることをおすすめします。
根ズレが心配な時は130lb
極端に根ズレの多い場所では130lb以上のリーダーが使われることもあります。ただ、いくらオフショアジギングでも通常はこれほどの太さが使われることはありません。太いとメインラインを結ぶノットが組みづらく、ノットから抜ける可能性もありますし、ライントラブルが起こる可能性も高くなります。よほど根の荒い場所でない限りは100lbくらいまでのリーダーがおすすめです。
ヒラマサ釣りにおすすめショックリーダー5選!

出典:Stockvault
1.高品質で安心感はピカイチ!「シーガープレミアムマックス」
シーガープレミアムマックスは、ソルトルアーゲーム定番のショックリーダーです。安定の品質で高い信頼感があるので大物狙いのショックリーダーとしては最適なモデルとなります。比較的しなやかにできていますので、フロロカーボンでもトラブルが起こりづらいくおすすめです。
50mで3,000円と価格は安くはありませんが、高品質でコスパは非常に高い製品であることは間違いありません。
クレハ(KUREHA)リーダーシーガープレミアムマックスショックリーダー50m81.5lb22号
メーカー:クレハ
サイズ:22号
強度:81.5lb
長さ:50m
カラー:クリア
素材:フロロカーボン
2.ダイワ製フロロカーボン「ソルティガTypeF」
ダイワ製品はやはり安心感があります。この「ソルティガTypeF」も高品質で、大物狙いでも安心して使うことができるのでおすすめです。トラブル軽減を目指した、しなやかな作りとなっていて使用感は悪くありません。「どこでもストッパー」が採用されているのでラインを結ぶ時も扱いやすいです。
価格や約3200と高めですが、安心感も買えると思えば決して高い製品ではないでしょう。
ダイワ(Daiwa)ショックリーダーソルティガTypeFフロロカーボン22号50m70lbクリアー
メーカー:ダイワ
サイズ:22号
強度:70lb
長さ:50m
カラー:クリア
素材:フロロカーボン
3.高品質ナイロンライン「よつあみリーダーDMV」
ナイロンラインのショックリーダーとしては最高品質の製品です。通常のナイロンラインの20倍の耐摩耗性があり、フロロカーボンに負けない根ズレに対する強さを発揮します。また、特殊加工によって結束を締め込みやすいようになっているので、ヒラマサ釣りにはうってつけのナイロンリーダーと言っても良いでしょう。
価格は1,700円と、フロロカーボンと比べて安いところも魅力です。
よつあみ(YGK)リーダーDMVナイロンショックリーダーDMVナイロン50m20号70lbクリア
メーカー:よつあみ
サイズ:70lb
強度:20号
長さ:50m
カラー:クリア
素材:ナイロン
4.オフショア専用ナイロンリーダー「MORRISバリバスオーシャンレコード」
ヒラマサキャスティングで有名な田辺プロが監修して開発された、まさしくヒラマサ釣りのためと言っても過言ではないオフショア専用のショックリーダーです。強度から硬さまでオフショアでの扱いやすさを計算しつくして作られています。
価格は約2200円とナイロンリーダーとしてはお高めですが、品質の高さは間違いありません。
モーリス(MORRIS)リーダーバリバスオーシャンレコードショックリーダーナイロン50m24号100lbミスティーパープル
メーカー:モーリス
サイズ:24号
強度:100lb
長さ:50m
カラー:ミスティーパープル
素材:ナイロン
5.ナイロンとフロロの融合「 デュエルハードコアパワーリーダーCN」
特殊製法によってナイロンとフロロカーボンを複合させたカーボナイロンという素材のリーダーです。
ナイロンの扱いやすさと結束のしやすさ、フロロカーボンの感度の良さと耐久力のいいとこ取りのような性質を持っています。
サイズも豊富に揃えられており、価格も50mで1,800円とコスパが高いのでとてもおすすめです。
ヒラマサ狙いならリーダーは頑丈なものを!

出典:Foter
ヒラマサは非常に強い引きで、下に潜って根に入るという性質があるのでショックリーダー選びは難しく、神経をすり減らす部分になります。ブリなどの他の大型の青物とも違う頑丈なリーダー選びが大切になります。
しかし、タックル選びから大変な分、釣れた時の嬉しさもまた格別ですので、是非今回の記事を参考にヒラマサを狙ってみてください!
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