作成:2018.10.28 更新:2023.1.30
イサキ用ロッドの決定版!選び方やオススメの商品を紹介!!
本州中部以南に生息するイサキ、大型・小型を問わず刺身や白焼きにして賞味できる白身魚で、釣期が長い(最盛期は夏頃)のでアングラーにも大人気の魚です。
今回はそんなイサキ専用のロッドの選び方、さらにはオススメの商品を紹介します。
イサキ用ロッドは釣り方によって選び方が異なる

出典:Foter
イサキは場所によって釣り方が異なるのが大きなポイントです。
磯や堤防から狙う場合はカゴ釣り、沖で釣る場合は寄せエサカゴを付けた片テンビン仕掛けを使ってのコマセ釣りで狙うといった感じで、2種類の釣り方があります。
どの釣り方を選ぶかで最適な竿が異なるので、下の項目で釣り方別にオススメのロッドを紹介します。
堤防や磯からカゴ釣りで狙う場合

出典:Foter
堤防や磯からカゴ釣りで釣るのに最適なロッドは、遠投用でなければいけません。
長さは昼はもちろん夜においても取り回しの良い4.5~5.3メートルほどの長めの物が、ハリスの号数はカゴ用の3~10号程度の物が適しています。
イサキは潮通しの良い深い場所を回遊するという特徴があり、そのため遠投できて深場を探れる仕掛けが必要不可欠になるため、ハリスの号数は3~10号程度のが良いのです。
長めの竿が必要なのは遠投の際の飛距離を出しやすく、深場を探るのに最適であるというのが理由になります。
イサキ釣りをより楽しみたい方向けのモデル
シマノ ホリデー磯 3号 450PTS
全長(m):4.45
継数(本):5
仕舞寸法(cm):103.0
自重(g):205
錘負荷(号):5~8
適合ハリス(号):3~7
信頼性の高いブランクスが特徴です。
値段的にも買い求めやすいことがまず魅力的で、シマノならではの高品質クオリティで作られており、イサキ釣り初心者の方は最初の1本として検討するのをオススメします。
イサキ釣りは初めてという方にオススメの1本
ダイワ(Daiwa)磯竿スピニングインターラインリーガル4-52遠投釣り竿
標準全長:5.15m
継数:5本
仕舞:121cm
標準自重:425g
先内径:2.20mm
先外径:3.5mm
元径:26.5mm
錘負荷:10-15号
適合ハリス(ナイロン):3-10号
適合ライン(ナイロン):3-10号
適合ライン(PE):3-6号
カーボン含有率:72%
耐久撥水加工
リニア構造
パイプシート
一発糸通し設計
滑り止めグリップ採用
カーボンの含有率が72パーセントの、コストパフォーマンスの良いイサキ釣り初心者の方にオススメしたいモデルです。
ブランクスは内部に道糸のベタ付きを抑える効果のあるリニア構造を採り入れ、ダイワオリジナルのの耐久撥水加工が施されており、これによって高いライン放出性を実現しています。
入門用と書きましたが、中級~上級者がサブ用として使う場合にも最適なロッドです。
機能性に優れた扱いやすいモデル
シマノ アドバンス イソ 3号 520PTS
全長(m):5.20
継数(本):5
仕舞寸法(cm):118.5
自重(g):287
錘負荷(号):5~10
適合ハリス(号):3~8
スパイラルXを搭載したブランクスにより、上位モデルに肉薄する基本性能を持っています。
価格もそれほど効果ではないので、釣りに行く機会が多い方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ハイクオリティかつ価格を抑えたモデル
宇崎日新ロッドプロスペックISOKW遠投5号5306
MADE IN JAPAN
全長:5.35m
継数:6本
仕舞寸法:108cm
自重:450g
先径:1.8mm
元径:26.5mm
適合ハリス:4.0~10号
錘負荷:10~20号
カーボン含有率:72%
オールステンレスSICガイド/KM&KWMガイド
大型リール対応パイプシート
グリップ滑り防止処理
オールSICガイドを採用したハイクオリティモデル、高くなりがちなところを価格を抑えているので入手しやすいハイコストパフォーマンスモデルになります。
ハイクオリティとはいえ、無駄な要素は一切排除されているので、遠投竿に求められる性能を極限まで引き出しています。
そのため実釣において信頼性の非常に高い性能を確保しているので、値段良し・質良しの魅力的なモデルです。
先進的機能を盛り込んだ1本
シマノロッド磯遠投AX2.5-520PK
全長(m):5.20
継数(本):5
仕舞寸法(cm):119.5
自重(g):305
先径/元径(mm):2.0/28.0
錘負荷(号):3~10
適合ハリス(号):2~7
リールシート位置(mm):557
カーボン含有率(%):99.4
ノンスリップグリップ(バットエンド部)
ステンレスフレームSiC Kガイド
ガイドホールドシステム(#1、#2)
FTCトップカバー
シマノの定番中の定番ともなっていた遠投モデルにモデルチェンジを施してラインナップされたのが本商品です。
ブランクス・ガイド・リールシートの徹底的な見直しを行い、スパイラルXといった先進的な機能を盛り込んだ意欲的な遠投竿に仕上がっております。
シマノが長年培ってきた「投げる」ためのノウハウを凝縮した1本です。
沖からコマセ釣りで狙う場合

出典:Foter
沖からのコマセ釣りで狙うために最適なロッドは、一言で言えば先ほどの磯や堤防で使う遠投竿とは異なり、長さの短いライトゲームモデルが最適となります。
まず長さですが目安としては1.8~2.4メートル、調子は7:3の先調子のモデルがオススメです。
長さに関しては沖釣りの場合、あまりに長過ぎると長時間の釣りの場合持ち疲れで体への負担が大きいのもありますし、何より遠投竿ではないので短い竿で十分というのが理由として挙げられます。
調子に関しては操作性が良く、扱いやすさがあるという長さのそれと似た理由になります。
錘負荷は30号に対応した物を選んでおけば、まず間違いありません。
誘って掛けて攻める1本
「魚に主導権を与えない」、この言葉をモットーにしたトリガートリップ搭載、「誘って掛けて攻める」1本です。
値段も5000円以下と大変お求めやすい価格設定がされているので、入門用としての1本を求めている方にオススメしたい、そんなモデルです。
操作性抜群の1本
ダイワロッドシーパワー7350-210
標準全長(m):2.10
継数(本):2
仕舞(cm):110
標準自重(g):180
先径(内径/外径)(mm):1.2
元径(mm):12.9
錘負荷(号):30-100
カーボン含有率(%):69
適合クランプサイズ:SS
7:3の先調子設計、アタリが取りやすいのはもちろん、誘い・合わせなど操作がしやすく扱いやすい1本です。
掛けた直後、魚の引き具合に応じて胴まで大変スムーズに曲がるので、バラされてしまう心配はありません。
イサキ釣り初心者はもちろん、上級者などヘビーユーザーなアングラーの方にもオススメ、釣り手を選ばないモデルです。
感度と操作性が抜群!
7:3アクション、沖釣りでイサキを狙うのに必要不可欠な感度と操作性の両方に優れたカーボンソリッドトップ仕様のライトゲームロッドです。
オールFujiガイドやCS45オリジナルトリガーシートを搭載しています。
ネジレにとことん強い!
ダイワ ライトゲームX 73 M-190
全長(m):1.90
継数(本):2
仕舞寸法(cm):100
標準自重(g):95
錘負荷(号):20~60
適合クランプサイズ:sss
ネジレに対して耐性のあるブレーディングXを採用した、力強さと操作性を両立させたモデルです。
とあにかくネジレに強いので魚の引きが強くても、それに負けないほどの強さを持っています。
高い強度をキープしながらも本体は細くてスリムなので、持ち重なり感が低減しており体への負担が少ないのも嬉しい点ですね。
硬めの質感が好きな方にオススメ
先調子モデルならではの穂先の食い込み性能の良さを維持しながらも、本体は硬めに仕上げているのが特徴的な1本です。
硬めといっても決して硬過ぎることがない、「硬過ぎず柔らか過ぎず」でどちらかというと硬めという、そんな印象があります。
ライトゲームのエントリーモデルにも適しているので、初心者の方はもちろん上級者の方にもオススメです。
性能が良くお手頃価格のハイコストパフォーマンスモデル
ダイワ アナリスター ライトゲーム 73 MH-190・Y
全長(m):1.90
継数(本):2
仕舞(cm):100
自重(g):102
錘負荷(号):30~80
並継 7:3調子
高感度でライトゲーム感覚で沖釣りを楽しむことを前提に作られたモデルです。
本商品の特徴はなんといってもタイトル通り、ハイクオリティかつコストパフォーマンスに優れている点です。
カーボンソリッド穂先の「メガトップ」、ネジレ防止の最適構造「X45」などダイワオリジナルの先進的な技術を惜しげもなく採り入れています。
「商品の質は重視したい、でもなるべく値段は手頃で」という方にとっては待ちに待ったモデルといえる1本ではないでしょうか。
イサキ用ロッドは手に入れやすい!

出典:Foter
今回はイサキ用ロッドを釣り方別で紹介しましたが如何でしたか?
釣り方によって選ぶべきモデルが異なるのは今回書かせて頂いた通りですが、釣り方を問わず基本的にイサキ用ロッドは比較的安価で入手しやすいという傾向にあります。
故に「これから釣りを始めたい」と考えている方はターゲットをイサキに定め、そして釣り方を選択した上でロッドの購入をして頂ければと思います。