作成:2019.2.14 更新:2023.7.4
チニングはシャッドで制す!状況別使い方とおすすめを徹底解説!
チニングはワームやポッパーなど様々なルアーを使って行われますが、今回ご紹介したいのが、シャッドルアーです。非常に使いやすく、チヌの反応もいいシャッド。今回はそんなシャッドのメリット・デメリットから、状況別使い分けまで徹底解説していきます。
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目次
シャッドとは、チニングで大活躍のハードルアー!

出典:Amazon
チニングでは、ワームやポッパーなど様々なタイプのルアーを使いますが、ルアーマンの間で特に注目を集めているのが、「シャッド」タイプのルアーです。シャッドはシーバスゲームなどに使わにも使われるハードルアーで、ミノーとクランクの中間の様な形をしています。長く伸びたリップが特徴的で、このリップのおかげで、一定のレンジを保ってリトリーブすることができます。
チニングにおけるシャッドの特徴とおすすめルアー5選

出典:photo-ac
まずは、チニングにおけるシャッドの有用性について解説していきたいと思います。シャッドには、ポッパーやワームには無い特徴がたくさんあり、チニングにおいて重宝することは間違いありません。以下にシャッドのメリットとデメリットをまとめてみました。それではひとつずつ見ていきましょう。
チニングでのシャッドのメリット!
- ボトムを攻めやすい!
- 中層を引いてこれる!
- スピーディーなリトリーブが可能!
- 初心者でも扱いやすい!
チニングにおいてシャッドを使うメリットは、上の表の通りです。まずは、ボトムが攻めやすい点が挙げられます。シャッドを使うとストラクチャーに当たってもリップ部分がコンコンとノックして根がかりを回避してくれます。そのため、思い切ってボトムべったりを狙えるということになります。ただ巻きだけでもしっかりと小魚の様なアクションをしてくれるので、初心者でも扱いやすいルアーです。
また、中層を引いてくるのにも使いやすいのがシャッドです。チニングと言えば、ボトムかトップのイメージが強いですが、実は中層でも結構釣れるもので、シャッドであればその一定レンジをキープしながら素早くリトリーブできるのです。トップやワームに反応しないチヌをかけていきたいというベテランアングラーには、特に使って欲しいルアーです。
チニングでのシャッドのデメリット
- 遠投に不向き
- ショートバイトを弾いてしまう
もちろん、チニングでシャッドを使うのには多少のデメリットもあります。ルアー自体が軽いため、重量ジグヘッドなどに比べると遠投しにくいです。遠くのポイントを狙わないといけないといった時にはあまり向いていません。また、シャッドのみに限ったことではありませんが、シャッドはハードルアーの一種なので、ショートバイトを弾いてしまいがちです。チヌの活性が低かったり、ショートバイトが多いときは、ティップの柔らかいロッドで食わせ気味にするか、ワーム系などの食い込みのいいルアーに変更するのがおすすめです。
チニングにおすすめのシャッドルアー5選!
動き出しの早さが魅力!
ダイワ スティーズシャッド 54SP SR
タイプ:サスペンド
サイズ(mm):54
標準自重(g):4.6
潜行レンジ(m):~1
フック仕様:サクサス加工トレブル#8
カラー:赤羽シャッド
バス用のシャッドですが、チニングでも実績が高いです。
ダウンヒル型重心移動システムによって、水後やトゥイッチ後にウエイトボールが後方に移動しても即座に前方に戻るため、必ず頭を下にした状態になって巻き始めからしっかりアクションします。
驚きの安定感!アクションが苦手な人も安心!
リトリーブ時の安定感が自慢のシャッドルアーで、ただ巻きでも綺麗にウォブルアクションします。本来はブラックバス用に作られたルアーですが、チニングにも十分使え、特に汽水域などでのシャローゲームに効果的です。マグネット内蔵で、キャスト時の飛距離も申し分なしです!
スローリトリーブでスレたチヌも一撃!
スローリトリーブが非常に得意なシャッドです。ルアー自体がスローフローティングに設計されているので、ゆっくりリトリーブしてもしっかりと水を掴んでスイムアクションしてくれます。活性が低くしっかりをルアーを見せてアピールしたい時などは、バンクシャッドホログラムワカサギカラーの出番です!
あらゆるアクションに対応させたいならベビーシャッド
非常にオールマイティーに使え、あらゆるアクションに対応できるのがこのベビーシャッドです。
ただ巻きはもちろん、トゥイッチやジャークなど豊富なるラーアクションが可能です。
他のシャッドよりもひとまわり小さなフォルムのおかげで、チヌのアタック率も格段に上がります!
ストラクチャー周りを狙うならこれ!
マリア タイトスラローム 80mm 11g パールオレンジ
タイプ:シンキング 約4.0秒/m
サイズ:80mm
重量:11g
カラー:パールオレンジ S06P
潜行水深:90~180cm
針:#6
リング:ファイターズリング #3
このルアーは、着水後の立ち上がりがとても早いのが特徴です。
そのため、橋脚やウェードなどのストラクチャー周りを攻めるのに最適です!
少し大きめのシルエットで、年無しクラスのチヌを狙う時にも重宝します。
もちろんアクションも申し分なく、チヌだけでなくシーバスゲームにも使えます。
大型のチヌを狙いたいなら、タイトスラロームは必須のルアーです。
シャッドでチヌを狙う時のカラーセレクト術!

出典:photo-ac
チニングで使うシャッドのカラーの選び方は、大きく分けてデイゲームとナイトゲームに分かれます。デイゲームでは、グリーンやブルーなどの小魚系カラーが強い傾向にあります。ナチュラルに誘え、チヌにも警戒心を与えにくいカラーです。それでもアタリが無かったり水が濁っているときは、チャート系カラーに変更するといいでしょう。
一方で、ナイトゲームでは、オレンジやレッドなどのアピール系カラーがおすすめです。やはり、夜は光が少なくなるので、アピールどの高いカラーを中心に使うと反応がいいです。常夜灯の多いポイントや月明かりの明るい日などは、グロー系のカラーを使ってみるのも効果的です。ぼんやりと光ってチヌにアピールしてくれます。
また、イワシなどの小魚が入っているときは、ホロ入りのキラキラするタイプのカラーでふカッシングさせるのも有効です。アタリカラーはポイントや日によっても変わります。チニングで大切なのは、ひとつのカラーで粘らないで頻繁にカラーローテーションすることです!
チニングの状況別、3つのシャッドルアー使い分け法!

出典:photo-ac
続いて、3つのシャッドタイプの使い分けについてご紹介します。シャッドには主に3つのタイプが存在します。「フローティング」・「サスペンド」・「シンキング」です。それぞれの間に「酢をーフローティング」や「スローシンキング」がありますが、今回は代表的な3つに焦点を絞ってご紹介したいと思います。
フローティングタイプ:河口など水深の浅いポイントで表層付近を狙う
まず、フローティングタイプですが、このタイプはキャスト後表層付近を得意とし、比較的浮きやすいタイプのルアーになります。リトリーブしている時はしっかりとレンジをキープし、ステイさせるとふわふわと浮かんできます。そのため、水深2m〜4mの浅い河口付近や漁港内などで特に有効なルアーです。ポッパーなどのトップでは反応しない魚もこのタイプのシャッドなら反応してくれることもしばしば。また、リトリーブを止めるとルアー自体が浮き上がるので、根がかりが多い場所でも非常に重宝します。ゴツゴツっと当たって「根がかりそう!」と思った時は、リトリーブを止めればOKです。
サスペンドタイプ:ステイして食わせのタイミングを作る時
続いてサスペンドタイプについてご紹介します。サスペンドタイプは、その名の通り、何もせずに放っておいたら浮き上がりも沈みもせず、その場にステイするタイプのルアーです。このタイプではルアーをじっくりとチヌに見せることができるので、低活性の時やアタリはあるけど乗らない、チヌがルアーを追い切れない時などに使うのがおすすめです。しかしながら、あくまでもステイは1秒くらいで、あまり見せ過ぎるとルアーだと見切られてしまうので注意しましょう!
シンキングタイプ:中層〜ボトムを狙いたいor飛距離を出したい時
最後に、シンキングタイプの紹介です。シンキングタイプは、キャスト後沈んでいくタイプのルアーで、中層〜ボトム付近を狙いたい時や飛距離を出したい時に有効です。日本ではチニングといえばボトムの釣りが一般的で、深いところを狙いたいけど、ワームでは反応しない・ベイトで小魚が入っているような場合に効果を発揮してくれます。また、シンキングタイプは一般的に、フローティングタイプやサスペンドタイプに比べて比重が重いので、キャストした時に飛距離が出やすいというメリットもあります。底付近を狙えるこのタイプは、チニング では必須のタイプですよ!
シャッド使用時のチニングタックルの選び方

出典:pixabay
ここでは、チニングでシャッドを使うときのタックルについてご紹介します。おすすめの商品載せてるので是非参考にしてみてください!
ロッドは7ft前後のスピニングタイプを使う!
チニングで使うロッドにはスピニングタイプとベイトタイプがありますが、シャッドを使用する場合には、ML調子で7ft前後のスピニングタイプがおすすめです。初心者の人でも扱いやすく、飛距離も出やすいからです。一方で、ベイトリールは慣れていないと扱いが難しい上に、キャスト時に対抗がかかるので軽いシャッドを投げるときは飛距離が出にくいです。しかし、ストラクチャー周りなどを狙う時にはベイトの方が正確なキャストができるので、状況に合わせて使い分けましょう!
シャッド系ルアーを使うならコレ!
ダイワ シルバーウルフ 73ML
全長(m):2.21
仕舞(cm):115
継数(本):2
自重(g):87
先径/元経(mm):1.2/9.9
ルアー重量(g):4~18
ライン ナイロン(lb.):4~12 / ライン PE(号):0.2~1.0
ダイワから発売されているシルバーウルフシリーズで、シャッドやプラグ系の軽量ハードルアーを使うのにおすすめなロッドです。軽量ルアーでも扱いやすい操作感と、しなやか且つ程よく張りのあるチューブラートップが特徴です。掛けにくいチヌのバイトも弾かず確実にフッキングに持ち込みます。
リールは2500番代のスピニングリールがおすすめ!
リールに関しては、2500番代のスピニングリールがおすすめです。前述のとおり、シャッドを使う場合には、スピニングタックルの方が使いやすいです。また、糸の巻量はPE0.8号が100mも巻ければ十分です。ギア比はノーマルギアがいいでしょう。大型を狙う時はハイギアでも問題ありませんが、扱いに慣れていないとルアーを早く巻きすぎてしまうこともあるので、最初のうちはノーマルギアがおすすめです。
初心者必見!超リーズナブルにダイワクオリティーを!
ダイワ レブロス LT2500S
ギア比:5.3
1回転巻取り長(cm):75
標準自重(g):220
最大ドラグ力(kg):5.0
標準糸巻量(ナイロン lb-m):4-150/5-120/6-100
標準糸巻量(ブレイド 号-m):0.6-200/0.8-190/1.0-140
超リーズナブルな価格が魅力の、ダイワから出ているエントリーモデルのスピニングリールです。
非常に使いやすく汎用性も高いモデルになっており、初心者からベテランまであらゆる層のアングラーにおすすめできるリールです。
今からチニング入門しようと思っている人は、是非このリールをつかってみてください!
ラインはPEの0.8号がベスト!
チニングシャッドを使う際のラインは、PEの0.8号が最適です。伸びが少ない分感度が良く、海の状況をダイレクトに感じ安いのが特徴です。しかし、飛距離が必要な場合には、フロロカーボンラインを使うのもひとつの手です。ライン自体に比重があるので、飛距離が出すことができます。糸巻量は100mくらいあれば十分です。チニングでは、足下から遠くても30m〜40mくらいの範囲を狙うのが一般的なので、それほど長い量は必要ありません。
ラインブレイクしにくい8本編みPEでボトム狙いも安心!
よつあみ エックスブレイド アップグレードX8 0.8号
規格:150m
号数:0.8号
ポンド数:16lb
素材:ポリエチレン
カラー:グリーン 1m毎15cmホワイトマーク
チニングといえばボトム狙いの釣りが主流ですが、そんな時におすすめなのが、こちらのPEラインです。
8本編みになっているので、根ズレしてもラインブレイクしにくく、特殊加工により操作性と耐摩耗性が高いのも特徴です。
糸滑りが良く、比重が軽いながらも飛距離が出やすいおすすめPEラインです。
シャッドを駆使してチニングを極めよう!

出典:photo-ac
いかがだったでしょうか?
今回は、チニングにおけるシャッドについてご紹介しました。シャッドは、様々な状況で使え、トップ系ルアーやワームなどでは反応しない魚も取ることができます。チニングを極めていくには必須のルアーになるので、ベテランアングラーはもちろん、初心者の方もぜひシャッドをつかってみてください。ハマること間違いなしですよ!
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