作成:2018.11.20 更新:2023.2.1
ヒラスズキはワームで狙える?おすすめのワームとタックルを完全解説
磯などで狙うことができる大型のヒラスズキ。磯場でのタフな釣りになるため基本的にはハードルアーが中心となる釣りですが、ワームなどを使ったリグでも狙うことができます。今回はそんなヒラスズキにおすすめのワームとタックルについて見ていきます。
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目次
ヒラスズキを狙えるワームはピンテールとシャッド系の2種類

出典:photoAC
ヒラスズキをワームで狙う際はヒラスズキがメインベイトとして捕食する小魚を模したワームが一般的。ここではその中でも特に実績の高いシャッド系ワームとピンテール系ワームについてみていきます。
ナチュラルアクションが魅力のピンテールワーム

出典:photoAC
細いテールによるナチュラルなアクションが魅力のピンテールワーム。ヒラスズキを中心としたシーバスの実績が非常に高く定番のワームとして知られています。
ピンテールワームのメリットはナチュラルアクション
ピンテールワームはナチュラルなアプローチができるためスレたヒラスズキに対して非常に有効なワーム。またその特徴的な形から潮の流れに乗せてドリフトさせることで、普段口を使わない大型に対してアプローチをかけることができます。ダートできるジグヘッドにつければダートしてリアクションバイトをさせることもできるため、アプローチの方法が豊富な点も魅力です。
アピール力の弱さがデメリット
ピンテールワームは形状の通り、ここぞという時のアピール力が弱いことから使いどころが限られしまうデメリットがあります。またシーバス用のピンテールワームはほとんどがダート専用モデルであるため、ナチュラルアクションに使える専用モデルが少ないため注意が必要です。
ヒラスズキにおすすめのピンテール系ワーム5選
ここではヒラスズキにおすすめのピンテールワームとして5つのワームを紹介します。ヒラスズキに使用するワームを探している方はぜひ参考にしてください。
シーバスゲームの定番
マーズから販売しているピンテール系ワーム。
発売してから数々の釣果をあげ、いまや定番とまで言われる人気ワーム。
抜群のフッキングが魅力
ダイワから販売されているシーバス専用ワーム。セッティングする向きを変えることでただ巻きとダートを使い分けることのできるワームとなっており、素材が柔らかい為食い込んだ際にしっかりと折れ曲がることでフッキングを邪魔しないメリットもあります。
大きめのサイズ感が魅力
マドネスから販売している大型のピンテール系ワーム。ピンテールならではのアクションによりスレたシーバスに効果的なだけでなく、90ミリという大きめのサイズ感によって従来のピンテール系ワームよりもアピール力が高いモデルになっています。
万能ピンテール系ワーム フィッシュアロー フラッシュ-J
フィッシュアローから販売されているピンテール系ワーム。ただ巻きはもちろん、ダートにも対応する万能ワームととなっており内臓しているアルミによる抜群のフラッシング効果でシーバスに対してアピールします。
バス用ワームをヒラスズキに流用!
オーナーから販売しているバスフィッシング用ワーム。本来はバス用のワームですが、そのアピール能力は通常のピンテールワームよりも遥かに高く、ヒラスズキを狙う際にも非常におすすめのワームです。
動きにメリハリがありシェイクからステイでブレることなく水平でぴたりと止まってくれる、サイトで見ているとベイトフィッシュそのもの。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B009RA3UME
小魚をリアルにイミテートしたシャッドワーム

出典:photoAC
ヒラスズキを狙う際に大切となるのは小魚となるベイトフィッシュをイミテートできるかどうかです。ワームにはシャッド系ワームと呼ばれるより、小魚をリアルに模した形状のものが販売されており、スイミングアクションを中心にヒラスズキを狙う際にも活躍します。
シャッド系ワームのメリットは応用力の高さ
シャッド系ワームは小魚を模したワームであるため、テール部分がフィン状になっておりあらゆる状況でアピールが可能。また使い方がスイミングやストップ&ゴーなどのシンプルなものであるため初心者でも簡単に扱える点も魅力です。
ドリフトには不向きなワームであるため注意が必要
シャッド系ワームはピンテールワームに比べると、テールが邪魔をしてドリフトさせるにはあまり向かないデメリットがあります。モデルによっては動きが早すぎたり遅すぎるとまともに動かないことがあるためワームを選ぶ際は注意が必要です。
ヒラスズキにおすすめのシャッド系ワーム5選
遠投性能が魅力
エコギアから販売されているシャッド系ワーム。ノーシンカーから28グラムを超えるジグヘッドまで、オールラウンドに対応するワームで重心が後方にあるため抜群の遠投性能を誇ります。
抜群のアピール力が魅力
COREMAN(コアマン)ワームCA-06デカカリシャッド90mm3.5インチ沖堤イワシ#003ルアー
サイズ:90mm 3.5インチ
カラー:沖堤イワシ #003
入数:6本
コアマンから販売されているシーバス用ワーム。シーバスワームとしては不動の地位を築いたアルカリシャッドをサイズアップしたモデル。
そのアピール力はあらゆる状況からシーバスを寄せてくる抜群の集魚効果を誇ります。
ビッグテールでヒラスズキを誘惑
バディーワークスから販売されているシャッド系ワーム。フラットフィッシュをターゲットに作られたアイテムですが、ビッグテールによるアピール力はハードルアーにも負けず、ヒラスズキに対しても有効なアイテムです。
シーバスにも効果抜群のバス用ワーム
ジャッカルから販売されているシャッド系ワーム。
バス用のワームですが、シーバスをはじめソルトゲームのあらゆるフィッシュイーターに対しても抜群の釣果実績を誇り、近年ヒラスズキにも注目を集めているアイテムです。
爆釣ワームのサイズアップバージョン
ケイテックから販売されているシャッド系ワーム。こちらもバス用のワームですが、ソルトゲームにおいての釣果実績も高くヒラスズキを狙う際にもおすすめのワームです。
ヒラスズキを狙う際にオススメのワームのカラーローテーション。

出典:photoAC
ヒラスズキを狙う際は以下の使い分けを参考に状況に合わせた使い分けが釣果を大きく分けます。ヒラスズキは賢く何回も同じカラーを使用しているとスレてバイトが少なくなるため、すぐカラーを変えまた何投かしたらカラー変えの繰り返しをすることがスレさせない大切なポイント。
同じ系統のカラーの中でもいくつかの種類を揃えることでその日に応じた柔軟なカラーローテーションが可能です。
- 日中には魚へアピールしつつもプレッシャーを与えにくいクリア系
- どの色を使うかに迷ったらベイトやストラクチャーの色に似せたナチュラル系
- 朝夕の日が差しているマズメ時にはチャートなどが入ったクリア系
- 日が差してないマズメ時や夜間にはパールなどのホワイト系
ヒラスズキが釣れる磯場、サーフに合わせたワームセレクト

出典:photoAC
ヒラスズキを狙う際は磯場やサーフなどのフィールドが中心となります。ここではそんな2種類のフィールドに合わせたワームの使い分けなどについて詳しくみていきます。
磯場ではシャッド系とピンテール系をポイントによって使い分ける
磯場では基本的にサラシと呼ばれる波や潮が岩などにぶつかることでできる白く泡立った箇所が定番のポイント。サラシのあるポイントには水中で舞い上がったプランクトンなどを追ったベイトがたまりやすくそれを狙ってヒラスズキが付きやすいからです。
使い分けとしてはピンポイントでサラシの中に打ってリトリーブ、視覚的には見えない根や岩礁帯などの周りを打つ際はシャッド系ワーム、サラシの中をドリフトで入れてアプローチするにはピンテール系ワームがおすすめです。
サーフでは流れやストラクチャーに合わせた使い分けが大切

出典:photoAC
サーフやゴロタ浜ではヒラスズキの付く根が見つけにくく、根をいち早く見つけその周りを打つことが釣果アップのポイント。他にも離岸流や岬の先端、ブレイク、流れ込み、ワンド等目に見える変化のあるところなどにはヒラスズキもいるため意識してアプローチすることが大切です。
使い分けとしては根やブレイクなど海底に変化のあるところではシャッド系ワーム。離岸流や流れ込みなどの水流の変化があるところにはピンテール系ワームを使ったアプローチがおすすめです。
ヒラスズキにおすすめのジグヘッドはバレットタイプ

出典:Fishing Pro
ヒラスズキには基本的にリトリーブを中心としたアクションが使われるため、ヘッドが細長くなっているバレットタイプのジグヘッドがおすすめ。バレットタイプのジグヘッドはレンジキープがしやすくスイミングがしやすい形状です。
またボトムへのアプローチをする際は根掛かりのリスクを回避するためにヘッドが丸いラウンドタイプが使われることもあります。ウエイトはフィールドの水深や潮の流れに合わせて10~20グラム前後のものが使用されます。
シーバス専用の万能ジグヘッド
コアマンから販売されているジグヘッド。
リトリーブ時の水平姿勢の制御、浮き上がりを抑えたレンジキープ、しゃくることによるダートと1つで3役をこなす万能なジグヘッドです。
大型のヒラスズキに対応する太軸モデル
フジワラから販売されているジグヘッド。ラウンドタイプのジグヘッドとして定番のアイテム。フックにはロックフィッシュに対応できる太軸のものを使用しているためヒラスズキとのファイトでも簡単に曲げられないタフなアイテムです。
ヒラスズキのワームゲームに使用するおすすめタックル

出典:photoAC
ここではワームを使ったヒラスズキゲームに使用するためのおすすめタックルを紹介します。磯場の大型のヒラスズキがターゲットとなるだけに、通常のシーバス用のタックルよりもやや強めのものが使用されるため注意が必要です。
ロッドは10、11フィートのロングロッドがおすすめ

出典:photoAC
ヒラスズキを狙う際には通常10から13フィートのロッドで50グラムを扱えるものとなっているものを使用することが多いですが、ワーム使用を想定した場合、ロッドが固すぎるとバイトが弾かれてしまうため、やや弱めのロッドがおすすめ。
具体例としては10から11フィートのミディアムクラスのシーバスロッドで扱えるルアーウエイトが28グラムまでのロッドがぴったりです。
ヒラスズキゲームのエントリーモデルにおすすめ
メジャークラフトから販売されているロッド。
2018年に新たにリニューアルし2代目となったシーバスゲームのエントリーモデルです。
先代と比べ初心者がしっかりと振り抜けるようガイドバランスが一新されており、非常に扱いやすいロッドです。
コストパフォーマンス抜群の本格派
シマノ ムーンショット S106M
全長(m):3.20
継数(本):2
仕舞寸法(cm):163.6
自重(g):183
ジグウェイト(g):MAX 50
プラグウェイト(g):8~42
適合ライン PE(号):0.8~2
シマノから販売されているシーバスロッド。
前モデルから大幅な軽量化、強度の低下、パワーロスの防止に成功し、10.6フィートロッドとは思えない操作性と感度を持ち合わせている本格派モデルです。
スピニングリールには4000番のハイギアモデル

出典:photoAC
リールを選ぶ際は磯でのパワフルなファイトを想定し、やや大型の4000番台のスピニングリールがおすすめ。同じ4000番台のリールの中でも剛性の高いモデルをセレクトし、ギア比においても素早く巻いて寄せることができるハイギアモデルが定番とされています。
低価格帯とは思えないライト&タフ
ダイワリールレガリスLT4000D-CXH
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):99
ギア比:6.2
自重(g):245
最大ドラグ力(kg):12
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):20-150、14-230、10-330
標準巻糸量 ブレイド(号-m):1.5-430、2-300、2.5-260
ベアリング(ボール/ローラー):5/1
ダイワから販売されているスピニングリール。剛性を高めつつも軽量化に成功したライト&タフモデルとなっており、低価格帯とは思えない操作性や巻きの滑らかさを持ち合わせたハイコストパフォーマンスモデルです。
圧倒的な剛性と感度が魅力
シマノリール17サステイン4000XG
ギア比:6.2
実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):6.0/11.0
自重(g):285
スプール寸法(径mm/ストロークmm):51/17
ナイロン糸巻量(lb-m):3.5-170、4-150、5-125 / フロロ糸巻量(lb-m):3-190、4-145、5-115 / PE糸巻量(号-m):1-500、1.5-320、2-210
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):99
ハンドル長(mm):5
シマノから販売されているスピニングリール。高い剛性と高感度をコンセプトに作られており防水性能を合わせることでよりタフな状況下でも快適に扱えるヒラスズキゲームにぴったりのリールです。
XGですが巻きはかなり軽いです、
またパワーもあり、60cmのハマチを楽々引き寄せました。
この機能で実売3万円以下とは驚きです。よく比較対象となる友人からツインパワーXDを借りて使用感を比べましたが……
正直なところ、体感では全く差が分かりませんでした。
メーカー仕様的にも大きな機能差は見られないので当然かも知れません。素材差による耐久力の違いはあると思いますが、
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0749BJC33
一応サステインも高耐久を謳っているので、そこは信用しています。
ヒラスズキ用のラインにはPEラインが定番

出典:Fishing Pro
ラインを選ぶ際は通常のシーバスラインよりも太い型番のPEラインが定番とされています。特に磯場でのファイトでは根ズレやヒラスズキのトルクを考慮して最低でも1.5号のものを選びましょう。
ただしサーフやゴロタ浜での使用を想定した場合、同時に遠投性能も求められるため1.2号まで太さを落とすこともおすすめです。
ソルトゲームの大定番
よつあみ エックスブレイド アップグレードX8 200m
規格:200m
号数:1.5号
ポンド数:30lb
素材:ポリエチレン
カラー:グリーン 1m毎15cmホワイトマーク
よつあみから販売されているPEライン。
独自の編み方と加工方法を用いることで高強度で操作性も良く耐摩擦性の高い、高品質ラインとなっています。
抜群の遠投性能が魅力
デュエル(DUEL)スーパーエックスワイヤー8(SuperX-wire8)単色
素材:PE/全長:150m/1.5号
標準直線強力: 13.5kg
シルバー
サイズ:30Lbs.
デュエルから販売されているPEライン。特殊な製法を用いることで耐摩擦性の大幅アップさせた、磯でのヒラスズキゲームにぴったりのアイテムです。真円性の向上によりキャスト時抵抗が減少させることで、抜群の遠投性能も実現しました。
シーバスのベイトリール用に購入しました。ライントラブルや高切れのことを考え、PE2号を選択しました。それより細いラインだとバックラッシュ時のリペアやビッグベイトや重いルアーを投げたときの高切れの心配があるので。スーパーエックスワイヤーは0.8号は1年半ぐらい使用してますが、非常に使いやすいです。ライントラブルも少なく、結束強度も高いです。シルバーというライン色もステルス感があっていいと思います。
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01MCRE0ED
ヒラスズキはワームでも存分に楽しめる!
今回はハードルアーでの釣りが定番となりつつあるヒラスズキを狙ったルアーフィッシングにおいて、ワームとジグヘッドを使ったアプローチなどについて詳しく見ていきました。シーバスゲームの中でもやや敷居の高いイメージを持たれがちなヒラスズキゲームですが、手軽なワームを使うことで誰でも簡単に楽しんでもらうことができますよ!
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