作成:2018.11.7 更新:2023.3.29
夏こそヒラメ釣り! おすすめルアーと攻略ポイント徹底解説
釣りシーズンの春と秋に比べて、夏は釣り人にとってワントーンダウンする季節です。
もちろんヒラメも釣りシーズンに比べて釣れにくく感じる方も多いでしょう。
しかし天候や気温、時間帯などのポイントを意識するとヒラメも十分に狙うことができます。
目次
ヒラメが釣れる時期&水温&時間帯を解説!

出典:Visual Hunt
ヒラメ釣りに適した時期と気温に注目!
6月~8月かけて、1年でもっとも気温の高い夏の時期ですから、当然水温も1年で最も上昇しています。
ヒラメは水温が上昇すると、海底に潜ってしまい磯やサーフでのヒラメ釣りが難しくなります。
しかし、6月下旬から梅雨明け時期の7月上旬頃は、日によって水温が安定しているためビッグサイズが狙える夏のヒラメ釣りに適した水温といえます。
ちなみにヒラメが好む水温は約18度~20度です。
釣りの基本!朝マズメと夕マズメを狙う
朝マズメとは、夜明けから日の出までの前後約1時間を狙う釣り専門用語です。
一方、夕マズメは日の入り(日没)前後の約1時間の時間帯を指しています。
この朝、夕の時間帯で水中のプランクトンが多く発生し、小魚が集まります。
その小魚を狙いに大型の魚も活動が活発になることから釣りに適している時間帯といわれます。
もちろんヒラメも例外ではありません。
日の出、日の入りの約1時間がヒラメ釣りに最も適している時間帯です。
特に朝マズメは水温も比較的低いことが多いので大チャンスです。
また、夏の時期の深夜帯はカモメなどの鳥類が少なくるため、ヒラメの餌となるベイトが岸の方まで上がってくることがあります。
それにつられてヒラメの活性も上がり、釣れやすい時間帯がありますので頭の片隅においておくといいでしょう。
天候で釣果が左右されるこの時期の注意点!?

出典:pixabay
雨天時と曇天時での対処法!
ヒラメが最も釣れる時間帯の朝マズメや夕マズメの時間帯でも、雨天時と曇天時には注意が必要です。
なぜなら、雲の影響で日の光が減少し、光合成による水中プランクトンの発生に誤差が生じるからです。
いつもならバンバン釣れる時間帯にも関わらず、反応がでない時は時間帯をずらして日中ヒラメ釣りをすると良い釣果が望めます。
また長時間の釣りが苦手な方は、周辺に釣り人がいるときには周りの反応を観察してみると、より釣れやすい時間帯がハッキリ見えてきます。
梅雨前線の影響によるウネリに注意!?
梅雨前線の影響で激しく雨が降ったり、強風によるウネリが発生することがあります。
ウネリが発生すると、ラインがたたかれ魚のあたりがわかりにくいため釣りが困難です。
ウネリの進行速度は台風などの暴風よりも速度が速く,南方で台風が発生すると,風が発生していなくても大きなウネリが発生します。
遠方でヒラメ釣りを考えている方は、天気予報やその地域の釣り人ブログなどを確認することをオススメします。
天候に左右されやすいことを事前に知っていればより動きやすくなると思いますので、適切な情報と迅速な判断ができるようになりましょう。
夏だからこそ狙うべきポイント解説!

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水深の浅いところはソゲ狙い!
40cm以下かつ1㎏以下のヒラメはソゲと呼ばれています。
真夏の暑い時期でも30cmぐらいのソゲはよく釣れます。
水深の浅いサーフ釣りでヒラメ釣りを楽しみたいという方は、ソゲクラスのヒラメを狙ってみてはいかがでしょうか。
また、マゴチも夏場は比較的釣果があげられますので、並行して狙って見てください。
深ければ深いほど巨大ヒラメが眠っている!?
大型ヒラメを狙いたいのであれば、より水深の深い場所を狙う必要があります。
深さ8mから10mほどあれば十分良型のヒラメを狙うことができます。
ソゲやマゴチしか釣れないという時は、水深の深い漁港や磯にポイントを変更してトライすることをオススメします。
これを知っておくだけでより大型のヒラメと対面できる可能性はあがりますので、ぜひ参考にしてみてください。
釣り方によって釣果が変わる!

出典:Foter
夏のヒラメ釣りは気温と天候によって釣り方を変えるのが重要です。
気温や天候によって誘い方は異なりますが、ここでは基本形から天候に左右されない釣り方をご紹介いたします。
ヒラメの基本的な釣り方
夏のヒラメ釣りは気温と天候によって釣り方を変えるのが重要です。
気温や天候によって誘い方は異なりますが、まずは基本形から天候に左右されない釣り方をご紹介いたします。
ヒラメのサーフ釣りの基本形は、漁港や磯を扇状に歩いてポイントを探ります。
使用するタックルは、サーフや河口など開けたところで活躍する遠投モデルフラットフィッシュ専用ロッドがオススメです。
ルアーの選択は、遠投に優れているメタルジグやボトム付近を泳がせるミノーが良いでしょう。
ルアーのカラーは人によって好みはありますが、私の経験から赤からピンク系のルアーが良く釣れます。
また、反応がないときは速やかにルアーの変更が必要です。
釣り方は、キャストしてからゆっくり巻き、しゃくりながらルアーのリアクションに反応するか丁寧に確認していきます。
ヒラメはボトムから50cmぐらい浮かしたポイントを好みますので、そこにルアーを落としてあげます。
天候や時間帯が恵まれていれば、素早い動きより控えめなリアクションの方が釣れやすいです。
天候や気温に左右されない釣り方
夏場は水温の上昇に伴い、ヒラメの食いが悪く釣れにくいことも少なくありません。
このような時こそヒラメの釣り方はとても重要です。
ヒラメの活性が少ないときは、ゆっくり遅いリアクションで誘うと釣れやすいという意見もあります。
しかし、ヒラメの目の前にルアーを落として、縦の動きで早いリアクションで誘うとそれに反応して食いが良くなることの方が多くあります。
ここでのポイントはヒラメの目の前に落とすイメージを持つこと、重量のあるジグヘッドやメタルジグを使用することですので、実践してみてください。
メタルジグ&ミノーおすすめ7選
ヒラメ釣り用ルアーは、釣具店やネットショップにたくさんあります。
数あるルアーの中から厳選した7つのルアーをご紹介いたします。
特徴やこだわりも解説しておりますので、ルアー選びの参考になればうれしいです。
ヒラメの興味をそそるフッキングアクション!
抜群のフッキング性能と様々なアクションに対応できるメジャークラフトルアーです。
8fのロッドを使用するのがオススメです。
ベイトの動きを完全再現!
コンパクトな見た目もありつつ厚みのあるボディがヒラメに相性抜群のJacksonメタルジグルアーです。
メタルジグ初心者でも釣れる!
アシストフックを搭載していますのでフッキングが優れてるJacksonメタルジグルアーです。
初心者の方にオススメのルアーです。
熱砂シリーズの代表的ルアー!
水深が深いところや波の中でもまれてもウェイトが動くことないため、安定した泳ぎを実現するシマノシンキングルアーです。
シマノ 熱砂 スピンドリフト 110HS AR-C OM-110K
カラー: 001 キョウリンイワシ
サイズ(mm): 110
自重(g): 32
タイプ:ヘビーシンキング
抜群の使用感がクセになる!
根がかりを気にせず、ボトム付近を回遊させるにはオススメのメジャークラフトルアーです。
高いレンジキープ力が最大の武器!
ルアー発売以来多くの実績を高評価が絶えないルアーですので、初めてルアーを使うビギナーにとっては欠かせないアイテムです。
デュオ ビーチウォーカー ファルクラム ヒラメゴールド
全長:95mm
重量:31g
タイプ:重心固定、ヘビーシンキング
フック:がまかつSP-MH#4
リング:フッアイ#3
レンジ:1.0~2.0m
ギャロップモデルの安定感がたまらない!
シャープなエッジとメタルジグのフォールに特化した Jackson(ジャクソン) メタルジグ ルアー です。
夏のヒラメ釣りマスターへの近道!

出典:pixabay
夏のヒラメ釣りは日本全国で楽しむことができます。
気候の変化に敏感なヒラメだからこそ簡単には釣らせてくれません。
ただそこが釣りの楽しいところですよね。
釣れない時こそヒラメの特性を理解して、色々な釣り方を試してみてください。
今回ご紹介した情報を活用して自分流のヒラメ釣りを確立してくださいね。