作成:2018.10.15 更新:2023.7.5
ブリ釣りの4つの仕掛けを解説!船とおかっぱりからブリを狙おう!
大物の青物は一度は釣ってみたい憧れの釣りのターゲットですよね。中でもブリは引きも半端ではなく、何より美味しいので人気の魚です。
今回は、そんなブリ釣りの代表的な4つの仕掛けを紹介します。
目次
船でもおかっぱりでも狙える憧れの大物「ブリ」

出典:Foter
一度は釣ってみたい釣りのターゲットとして人気の高いブリ。フィッシュイーターであるブリはジギングをはじめとした様々な方法で釣ることができます。また、船だけでなくおかっぱりからも狙うことができるので、誰にでも釣り上げるチャンスがあります。
今回はそんなブリ釣りの仕掛けについて解説します。
他の青物も釣れるブリ釣り
ブリ釣りでは外道として様々な魚が釣れます。出世前のワラサ(メジロ)や、同じ青物であるカンパチやヒラマサなどはよく釣れます。また、ジギングでは青物の他にシーバスなども釣れ、泳がせ釣りではヒラメなどが釣れることも珍しくありません。
船でもおかっぱりでも狙える「ジギング」の仕掛け

出典:Stockvault
ジグを用いたルアーフィッシングのジギングは、ブリ釣りの最も定番の方法です。フィッシュイーターであるブリはジグにも積極的に食いついてきますし、またブリは底層から表層までどこにでもいる可能性があるので、ジギングなら効率的に狙うことができるのでブリ釣りの定番の方法となっています。
おすすめの仕掛けスペック
- ライン:PEライン3〜5号
- ショックリーダー:フロロカーボン40〜60lb(12号〜20号)
- ルアー:メタルジグ:40g〜250g
ブリ狙いのジギングの仕掛けは上記のとおりです。
ラインは操作性と感度の良いPEラインを使い、ショックリーダーにはフロロカーボンを用いるのが一般的です。
ジグはおかっぱり(ショア)と船(オフショア)で選択するものが異なります。おかっぱりでは遠投も可能な40g〜100gくらいのジグを使い、船では深い棚まで沈められるように重めのジグを使います。一般に250gくらいまでのジグが使われることが多いです。ポイントによって使いやすいものは異なりますので、予め船宿に確認しておくと良いでしょう。
ブリ狙いにおすすめのジグ3選
1. ブリ釣りの定番ロングジグ
ロングタイプのジグはブリ釣りの定番のジグの1つです。特にサンマのベイトが確認できるポイントで期待度が高いです。
2.遠投しやすくショアジギングに最適
おかっぱりからブリを狙うなら40gくらいのジグは一本揃えておきましょう。このジグは遠投しやすいモデルですので、幅広く探ることができるので期待大です。サイズやカラーも豊富ですので、数種類揃えておくのも良いでしょう。
3.高いアピールでオフショアで使いやすい
紫外線に反応するUVアピールというカラーが使われたジグで、アピール力が強いので活性の低い時にも期待できます。また、操作もしやすい高性能モデルですので、初心者にもおすすめです。
初心者にもおすすめ!船の泳がせ釣り

出典:Foter
泳がせ釣りは、生きたアジやイワシなどの生き餌を使う釣り方です。大物狙いの青物釣りでは定番の方法です。ジギングと違い、ジグ選びや難しいルアー操作が必要ないので、比較的簡単で初心者にもおすすめです。ただ、生き餌を用意しなくてはならないく、手間がかかるデメリットがあります。
おすすめの仕掛けスペック
- ライン:PEライン4号〜6号
- 針:ヒラマサ針、グレ針13号〜16号
- ハリス:10号〜16号
- 幹糸:11号〜18号
- オモリ:50号〜100号
船の泳がせ釣りの仕掛け上記のとおりです。幹糸にオモリとハリスを結ぶシンプルな仕掛けです。オモリのサイズは狙う棚によって調整します。船長さんにアドバイスをもらい選びましょう。
ハリス10号くらいの仕掛けでも十分なスペックなのですが、オモリのサイズが大きい時や、ヒラマサが釣れる可能性のある場合は16号までの太めのハリスを使った仕掛けにします。
おすすめの仕掛け4選
1.使いやすい定番の青物泳がせ仕掛け
ハリス10号、グレ針13号を使った定番の仕掛けです。
無難なスペックですので、場所を問わず使いやすくておすすめです。
2.枝スの長さを調整可能な便利な仕掛け
オモリの部分に捨て糸を使った仕掛けで、捨て糸の結び目を動かすことで枝スの長さを調整可能な仕掛けです。
調整可能なことでポイントに合わせた柔軟な狙い方でき、高い釣果が期待できます。
3.極太仕掛けでどんな大物にも対応
どんなオモリを使い、どんな大物が釣れても安心の極太の仕掛けです。
また、捨て糸仕様になっているので根掛かりも怖くありません。
どんな使い方にも対応するので初心者にもおすすめです。
4.仕掛けをスムーズに沈めるオモリ
堤防から気軽に狙える!おかっぱりの泳がせ釣り

出典:Foter
基本的には船の泳がせ釣りと同じく、アジやイワシなどの生き餌を使って行います。ただ、おかっぱりからだと遠投をして行いますので、狙う棚を調整するためにウキを使うなど仕掛けは少し異なります。
堤防からも大物のブリを狙うことができ、ジギングよりも簡単ですので、ブリ狙いでは最も気軽にできる釣りです。
おすすめの仕掛けスペック
- ライン:ナイロンライン8号〜11号
- 針:11号〜16号
- ハリス:6号〜10号
- 中通しオモリ:3号〜6号
- ウキ:5号〜6号
ウキを使うおかっぱりの泳がせ釣りでは、PEラインは滑りやすく摩耗するのでナイロンを使うのが一般的です。ラインにウキを取り付け、中通しオモリと仕掛けを取り付けます。オモリも軽いので船釣りよりはライン、ハリスは細めが使われるのが一般的となっています。
おすすめの仕掛け3選
1.必要な仕掛けが全て揃った完成仕掛け
タナ取りオモリ使用の仕掛けフルセットです。
底付近を攻めても根掛かりしにくくなっており、底ギリギリを攻めることができます。
2.遠投しやすく期待度の高い泳がせ仕掛け
遠投しやすい遠投ウキを使っていますので遠くまで狙うことができます。
沖に出てしまったブリまで狙えるの期待度が高くおすすめの仕掛けです。
また、クッションゴムが付いていますので、突然の大物にも対応してくれます。
3.活餌が弱らない遊動式仕掛け
遊動式で活餌が弱らないので置竿での釣りに最適です。
ケイムラフックとビーズでアピール力もかなり高いです。
全長1mなので扱いやすいのも魅力の一つ!
撒き餌を使ってブリを引き寄せる!船のコマセ釣り

出典:Foter
コマセ釣りとはコマセビシにコマセを入れ、撒き餌で誘う釣り方です。コマセで誘い、針に付けたオキアミで釣り上げます。船釣りではコマセ釣りも定番の方法です。
コマセビシを取り付けた片天秤にクッションゴムを間に入れて仕掛けを取り付けます。
おすすめの仕掛けスペック
- ライン:PEライン4号〜6号
- 針:ヒラマサ、グレ11号〜14号
- ハリス:8号〜13号 6m〜10m
- クッションゴム:2mm 1m
- 片天秤:40cm
- コマセビシ:80号〜100号
他の仕掛けと違うのは、片天秤とコマセビシ、クッションゴムが必要な部分です。コマセビシは仕掛けの上に付けるので絡まないように40cmくらいの大型の片天秤を使います。クッションゴムはなくても大丈夫ですが、細めのハリスなどを使う時に安心です。使わない場合は13号などの太めをおすすめします。
ハリスの長さやコマセビシのオモリのサイズはポイントや船によって異なることがありますので、予め確認しておきましょう。ハリスの長さを調整する必要があり、ちょうどいいスペックの完成仕掛けが少ないので、基本的には仕掛けは自作となります。
おすすめの仕掛け5選
1.ブリも掛かりやすいケイムラヒラマサ針を使用
針がアピールの強いケイムラ仕様となっているので活性の低い時に期待できえる仕掛けです。
サルカン付きですので、簡単にセットすることができて初心者にもおすすめです。
2.ブリ釣りに最適なヒラマサ針
ブリをはじめとした青物にはヒラマサ針は針掛かりが良く最も定番の針です。
高品質10本入りで300円とコスパが高いのでおすすめです。
3.信頼性の高さは抜群!シーガー
せっかく掛かったブリを逃さないためにも、ハリスには信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
クレハのシーガーは圧倒的な信頼性の高さがあり非常におすすめです。
4.仕掛けの絡まりを防止!片天秤
40cmほどの大型の片天秤を使えば、船のコマセ釣りでも仕掛けが絡まらず、スムーズに仕掛けを投入することができます。
強度も十分で安心の製品です。
5.コマセ放出量調整可能!ニューサニービシ
落下の最中はカゴが開かず、停止したらカゴが空いてコマセが放出する仕組みとなっているいて、深い棚も狙うことができるビシです。
コマセ放出量も調整できる便利な機能も付いているのでおすすめです。
仕掛けを覚えてブリを狙いに行こう!
代表的なブリ釣りの仕掛けを紹介しました。おかっぱりからも船からも狙え、ゲーム性の高いジギングや初心者でも釣れる泳がせ釣りなど、様々な釣り方ができるブリ釣りは本当に楽しい釣りです。
大物のブリは難しそうで敷居が高く感じますが、仕掛け格段特別なものは必要なく誰にでも釣れる可能性のあるブリ釣りを、今回紹介した仕掛けを参考に是非挑戦してみてください!