アジングではナイロンラインやフロロカーボン、エステルライン、PEラインといった様々なラインが使用されます。
どのラインにも一長一短があり、アングラーの好みが分かれるポイントでもあります。
中でもフロロカーボンはアジングでは使用しやすいラインなのでおすすめのライン！
そんな気になるフロロカーボンのメリットについて見ていきましょう！

フロロカーボンにはメリットがたくさんあるので、知れば知るほどフロロカーボンを使ってみたい気持ちになります！
アングラーにとって魅力に溢れたフロロカーボンのメリット、早速チェックしていきましょう！

フロロカーボンはナイロンラインやPEラインに比べると比重が重いため、軽いジグヘッドでも沈めやすいことが大きな特徴。
アジングではジグヘッドを沈めたいシーンが多いため、比重の重いフロロカーボンは重宝されます。
ジグヘッドを沈めたいのに沈めることが出来ないなんて方は、ぜひフロロカーボンを試してみてください！

フロロカーボンはショックリーダーにも使われることが多いですが、使われる大きな理由としてスレ・傷に強いという点があります。
深場を攻めると岩などに擦れてしまいラインに傷が入ってしまいますが、フロロカーボンは傷に強いため少々の傷ではびくともしません。
PEラインなどではわずかな傷も致命傷になりかねませんので、フロロカーボンの大きな強みと言っても過言ではありません！

フロロカーボンは伸びが少ないラインなので、わずかなあたりもはっきりとアングラーに伝えてくれます。
アジングではその恩恵は非常に大きく、豆アジのわずかなあたりをとることも可能ですよ！
特にナイトゲームではラインが見えにくい分あたりで掛けていくことが多いので、フロロカーボンはかなりおすすめです！

アジングでフロロカーボン単体で使う場合、ショックリーダーを組まなくても良いメリットがあります。
PEラインやエステルラインではショックリーダーを組む必要がありますが、フロロカーボンはそれ自体がショックリーダーの様なものなので単体で使用できます！
ラインブレイクしてショックリーダーから結び直しとなると大きなタイムロスになりますので、ショックリーダーを必要としないフロロカーボンは非常に便利ですよ！

フロロカーボンはメリットがたくさんあるラインですが、デメリットになり得る惜しいポイントも存在します。
しかしながら、フロロカーボンのデメリットを知っておけばデメリットにならない様な使い方が出来るのでぜひチェックしておきましょう！

フロロカーボンは比重が重いため深場攻めに適していますが、表層のレンジを探ることには向いていません。
アジは表層付近を回遊してくることもあるので、表層を探りにくい点はデメリットになってしまいます。
表層を探るのであればPEラインの使用がおすすめになるので、状況に応じたラインセレクトが出来るようにしましょう！

フロロカーボンはナイロンラインよりも価格が高いことがほとんど。ナイロンラインやフロロカーボンは使用すると劣化してしまうラインなので、こまめな巻き替えが必要になります。
そのため、価格が高めのフロロカーボンはお財布に優しくない一面もあります。
価格に大きな差があるわけではありませんが、知っておくべきデメリットですね！

アジングでフロロカーボンを使う際に悩むのがラインの太さ。
細ければ細いほど違和感がなくなり食いが良くなることは事実ですが、ラインの強度が落ちてしまうことも事実です。
初心者の方であればまずは4ポンド、号数で言うと1号の太さを選ぶことをおすすめします。
ライントラブルが少なく、耐久性もあるので使いやすいですよ！

ある程度アジングに慣れてきたら徐々に号数を落として、3ポンド、2ポンドと細くしてみることも良いですね！
細くする場合はドラグ設定がシビアになってきますので、ラインに負荷がかかりにくい様じっくり調整してみましょう！

フロロカーボンには多くのメリットがありますが、そのメリットを活かすことの出来る状況でこそフロロカーボンは真価を発揮します。
使いやすい状況をしっかりと把握しておき、釣り場で状況を見極められる様になれば釣果アップも夢ではありません！
早速見ていきましょう！

アジは浅いレンジを回遊してくることもありますが、基本的には深いレンジを回遊していることが多い魚。
そのため、深場までジグヘッドを沈めることの出来るフロロカーボンは最適なラインと言えます。
アジングはスローリトリーブが基本なのでジグヘッドが浮き上がりにくいため、フロロカーボンとの相性が非常に良いですよ！

根の荒いポイントはラインに傷が入りやすいため一見良くないポイントかもしれませんが、根の荒いポイントほど魚が多く生息している傾向にあります。
アジなどの回遊魚もその例外ではなく、釣果アップを狙うなら根の荒いポイントを攻める必要も出てきます。
そんな状況にこそフロロカーボンの出番。傷に強いためがんがん攻めることが出来るので、不安な気持ちになることなくアジを狙うことが出来ますよ！

フロロカーボンは非常に多くの製品が販売されているため、どれがアジングに向いているのか分かりにくいなんてことも。
価格帯も様々なのも選びにくい要因の１つですよね。
ここではアジングにおすすめのフロロカーボンを10個厳選したものをご紹介！どれも良いラインなのでぜひお気に入りを見つけてくださいね！

クレハから販売されているシーガーR‐18フロロリミテッドは、シリーズ最強の強度としなやかさを実現しました。
結節強度や耐摩耗性、感度にも優れているので上級者も納得の高性能フロロカーボンですよ！

ダイワから販売されている月下美人は、アジングやメバリングに特化したフロロカーボン。
材料を厳選して選んでいるため細くても高強度を実現しています！
月下美人が好きな方にはおすすめのラインですよ！

ユニチカから販売されているナイトゲームTHEアジは、アジングのために設計された専用ライン。
ボトムまで沈めやすく強度もばっちりなので、バランスの良いフロロカーボンに仕上がりました！

モーリスから販売されているバリバスアジングマスターは、アジングのことだけを考えて作られた専用ライン。
高強度高感度を実現しているのでアジの繊細なあたりもばっちり感じ取ることが出来ますよ！

デュエルから販売されているハードコア アジ・メバルFCは、スレ・傷に非常に強いため根の荒いポイントも果敢に攻めることが出来るライン。
根の荒いポイントほど良型のアジが潜んでいることもあるので、ぜひ使ってみてください！

バークレイから販売されているバニッシュレボリューションは、プロも推奨するフロロカーボンです。
繊細なラインでありながらもかなりの強度を持っているので、使い勝手は非常に良いですよ！

クレハから販売されているフロロマイスターは、320メートルの大容量が嬉しいフロロカーボンライン。
ラインの劣化は釣果への影響が大きい部分なので、頻繁に巻き替えることは非常に大切です。
このラインならば大容量なので多く巻き替えることが出来るので、非常におすすめですよ！

ゴーセンから販売されているタイニーFCAJIは、強度と耐久性、操作性が非常に高いフロロカーボン。
バランスの取れたラインなので扱いやすく、初心者におすすめのフロロカーボンです！

シマノから販売されているソアレアジングは、高感度が魅力のアジング専用ラインです。
アジングをとにかくやってみたい方には非常におすすめで、間違いのないフロロカーボンですよ！

東レから販売されているエクスレッドは、極細設計でありながらも強度の高さと高操作性が売りのフロロカーボンライン。
繊細なアジングにはうってつけの細さと操作性を持っているので、ぜひお試しください！

アジングは非常に繊細なあたりをとっていく釣り。そのため、ラインがどれだけ感度が良いかが鍵になります。
フロロカーボンは感度も良く、アジのいる深場まで沈みやすい性質を持っているのでアジングに最適！
ショックリーダーを結ばなくても良いので初心者の方も簡単に始めることが出来ますよ！

これからアジングを始めてみたい方、PEラインでは深場を探れずに困っている方、この機会にぜひフロロカーボンを試してみてください！
また、新鮮なアジを食べることもアジングの楽しみの1つ。新鮮なアジのお刺身やなめろう、アジフライなどどう料理するか悩んでしまいますね。
そんな釣って楽しい食べて美味しいアジングをぜひ楽しんでください！