作成:2019.2.26 更新:2023.7.5
シーバスロッドの硬さの決め方解説!使用状況とおすすめ紹介!
各メーカーからたくさんの種類が発売されているシーバスロッドですが、ロッドの硬さ選びは悩むところですよね。今回の記事では、シーバスロッドの硬さについて、その使用状況やメリット、おすすめロッドまで全てをご紹介します!
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目次
シーバスロッドの硬さはL・ML・M調子が基本!

出典:photo-ac
シーバスゲームで使用するロッドのほとんどは、L〜M(ライト〜ミディアム)が一般的です。Lが一番柔らかく、Mに近づくにつれて固くなっていきます。これらの使用状況は使用するルアーやポイントの水深、好みによっても変わります。それぞれにメリットがあり、状況に応じて変えていきましょう。以下では、それぞれの硬さのロッドについて使用状況とメリットをについて解説していきます!
シーバスロッドの硬さ別解説:Lの柔らかシーバスロッドは軽めルアーで食わせ重視!

出典:photo-ac
まずは、L(ライト)調子のシーバスロッドの特徴についてご紹介します。Lはシーバスゲームの中でも比較的柔らかめのクラスに分類され、バラシが少ないため好んで使うアングラーも多くいます。以下では、詳しい使用状況と適合ルアーについて解説します!
L(ライト)は軽量ルアーで河口狙いにベスト!
Lのロッドは、ミノープラグやワームなど軽量ルアーを扱うのを得意とします。また、シーバスはエラ洗いでバラしやすい魚ですが、Lクラスのロッドは柔らかいので食わせやすく、その後も追従してくれてバラしにくいので、状況が渋い時などにもおすすめです。ちなみに、重めのルアーも扱えないわけではありませんが、キャストしにくかったり、操作しにくいので使うことはあまりありません。使用ポイントは、河口や干潟など水深が浅いところでロングキャストの必要がないポイントがいいでしょう!
シーバスゲームにおすすめのL調子ロッド!
コスパ重視ならこれを選ぶしかない!
メジャークラフト ファーストキャストシーバス FCS-862L
ルアー:7-23g
ライン(LB):6-12
ライン(PE)0.6-1.5号
アクション:レギュラーファースト
非常にリーズナブルな価格が魅力的なロッドです。
スペックに関しても同価格帯のロッドと比べてもずば抜けており、操作感やパワーなどにも満足の一本です。
初心者の方のロッドはもちろん、中級者の方のLクラス最初の一本としてもとってもおすすめです!
繊細さとパワーを持ち合わせたシーバスロッド!
とても繊細でありながら、パワーも併せ持ったロッドで、大型シーバスを狙っていて当たるけど乗らないといった時に特におすすめです。
Lクラスなのでロッド自体は柔らかくバイトを弾きにくく、ダイワ独自の「X45」のおかげでバット部分にパワーがあり大きな個体でも難なく浮かせてくれます!
超軽量!クラス超えのハイパフォーマンス!
シマノ ディアルーナ S86L
全長(m):2.59
継数(本):2
仕舞寸法(cm):133.3
自重(g):115
適合ルアーウェイト(g):5-25
適合ライン PE(号):0.4-1.2
自重わずか115gという驚異の軽量ボディを持ったこちらのロッドは、非常に扱いやすく、シビアな状況で戦っているベテランにこそ使って欲しいシーバスロッドです。
ミノーはもちろんワームも使え、カーボンソリッドティップがシーバスのショートバイトをも確実に追従します!
シーバスロッドの硬さ別解説:MLのシーバスロッドはオールマイティーに使える硬さ

出典:foter
続いて、ML(ミディアムライト)クラスのロッドの使用状況についてご紹介します。この硬さはシーバスロッドの中でも、一番種類が豊富に販売されていると言っても良いくらいポピュラーな硬さのロッドです。それでは、特徴についてみていきましょう。
ML(ミディアムライト)はオールマイティーに使える優れもの!
ML調子のシーバスロッドは、今回ご紹介する中でも一番オールマイティーに使える硬さのロッドで、初心者の方にもおすすめのクラスです。L(ライト)とM(ミディアム)の間に位置しているので、硬すぎず柔らかすぎず、軽量ルアーから重量級ルアーまでを視野に入れて釣ることができます。しかし、その中でも最もおすすめなのがミノーやバイブレーション、鉄板バイブを使用した釣りです。程よい硬さがあるので、キャストがしやすく、操作性も高いです。河口や堤防、桟橋周りなど水深が比較的浅く、ピンポイントなキャスティングが必要な場合に、特に重宝します!
シーバスゲームにおすすめのML調子ロッド!
初心者必見の超リーズナブルロッド!
シマノ ルアーマチック S86ML
長さ:8.6feet
適合ルアーウエイト(g):6-28
適合ライン:[PE/号]0.6-1.5、[ナイロン/lb]4-16
継数(本):2
自重(g):145
初心者に是非オススメしたい超リーズナブルなロッドです。
汎用性があり、シーバスゲームはもちろん、タチウオワインドや軽量ジグでの釣りにも対応しています。
シーバスのパワーにも負けない強靭なボディを持っているので、ロッドの扱いに慣れていなくても安心ですよ!
シーバスのバーサタイルモデル
ダイワ ラテオ・R 90ML
標準全長(m): 2.74
継数(本): 2
仕舞(cm): 142
標準自重(g): 123
ルアー重量(g): 7-35
適合ライン ナイロン(lb): 8-16
適合ライン PE(号): 0.6-1.5
都市型河川や干潟のウェーディングの釣りでのバーサタイルロッド。
ミドルクラスのシンキングペンシルやミノーからソフトベイトの釣りまで対応します。
ダイワのテクノロジーを多く搭載していながら実売価格は21,000円ほどでコスパに優れています。
AGS搭載で軽量・快適なシーバスゲーム!
ダイワ ラブラックスAGS BS 65MLB
全長(m):1.96 / 仕舞寸法(cm):102
継数(本):2
標準自重(g):120
先径/元径(mm):1.7(1.6)/7.9
ルアー重量(g):7-30
適合ライン ナイロン/フロロ(lb.):6-16
ダイワ独自の「AGS(エア・ガイド・システム)」を搭載しているロッドで、軽量で扱いやすいのが特徴です。
また、ベイトリールモデルになっているので、キャスティングの操作性も高くベテランに特におすすめの1本です。
また、初心者からステップアップしたいというアングラーの最初の1本にもおすすめです!
シーバスロッドの硬さ別解説:Mの硬めシーバスロッドは遠投してランカー・大型狙いに最適!

出典:photo-ac
続いて、M(ミディアム)調子のシーバスロッドについてご紹介します。M調子のロッドは、シーバスロッドの中でも硬めのクラスに分類されるロッドで、パワーがあります。MLほどではありませんが比較的オールマイティーに使えるものになります。種類も豊富で、ランカーシーバスゲームを極めていくには絶対に必要な硬さです。それでは、特徴について詳しく見ていきましょう。
M(ミディアム)は重量級ルアーで遠投する!
M調子のロッドは、大型ルアーやメタルジグを使うときによく使用されます。シーバスゲームでこのような大型ルアーを使用する状況として考えられるのは、飛距離が必要な場合や青物もターゲットに入れた大物釣りをするゲームです。そのような場合には、M調子ロッドが活躍してくれます!Mクラスは遠投性に優れており、サーフや遠くの深いポイントなどを狙いたい時におすすめです。しかし、硬い分バラシも多く、ルアーアクションやロッド操作に慣れが必要になります。それでも、ランカーシーバスを専門的に狙うならMクラスは必須のロッドです。
シーバスゲームにおすすめのM調子ロッド!
とても扱いやすいエントリーモデル
ダイワ リバティクラブ 96M
標準全長:2.90m
仕舞:150cm
継数:2本
標準自重:190g
先径:2.2mm / 元径:14.9mm
対応ルアー:10~40g
対応ライン:10~20lb
比較的リーズナブルで、初心者にも手に取りやすい価格帯にも関わらず、とっても扱いやすいロッドです。
リールグリップは握りやすく疲れにくいので長時間の釣行も安心です。
初心者のメインロッドとしてはもちろん、中上級者のサブロッドとしても大活躍してくれるモデルです!
ビッグベイトやライトショアジギングもやりたい人はコレ!
メジャークラフト 3代目クロステージシーバス CRX-962M
長さ(ft):9' 6"
ルアー荷重(g):15-42
PEライン(号):0.8-2.5
アクション:レギュラー
ライン(lb):8-20
比較的手に取りやすい価格ながら、しっかりとビッグベイトも扱えるおすすめのシーバスロッドです。
また、大型バイブやメタルジグを使った遠投ゲームにも対応しているので、シーバスゲームの幅が広がりますよ!
これからさらにステップアップしていきたい貪欲な方には、絶対におすすめです。
本気でランカー狙うならヤマガブランクス
ヤマガブランクス バリスティック 86M TZ/NANO
全長(mm):2605
継数:2pcs
仕舞寸法(mm):1330
自重(g):122
対応ルアー(g):6~32
対応ライン(PE・号):0.8~1.5
こちらは、ヤマガブランクスから出ているロッドで、ランカー狙いに最適のモデルです。
独自の国内生産テクノロジーにより、ブランクの強度が同クラスと比べて桁違いです。
ナチュラルな動きと操作性、遠投性を併せ持っており、本気でランカーシーバスを狙いたいあなたの味方になってくれること間違いなしです!
最初の1本にはML調子のシーバスロッドがおすすめ!

出典:visualhunt
ここまで硬さ別にシーバスロッドをご紹介してきましたが、初心者の方は最初の一本にどれを買うか迷う方も多いと思います。初心者の方はまず、一番オールマイティーに使えるMLクラスのシーバスロッドを買われることをおすすめします。ワームからミノーや鉄板バイブなど幅広いタイプのルアーが扱え、キャスティングもしやすいです。さらにこだわるなら、ティップが少し柔らかめのものを選ぶと、シーバスのバイトも弾きにくく、初心者でもバラシが軽減されますよ!そしてしばらく釣りをして慣れてきたら、状況に合わせてLやM調子のロッドを使ってみると良いでしょう。
誰もが使いやすい万能シーバスロッド!
ダイワ シーバスハンターX 86ML
全長(m):2.59
仕舞(cm):134
継数(本):2
自重(g):140
先径/元径(mm):1.8/11.9
ルアー重量(g):7-35
ライン(ナイロン lb):8-16
ライン(PE 号):0.6-1.5
シーバス釣り初めての一本には、こちらのロッドが使いやすくておすすめです。
ML調子になっているので、操作感はバッチリな上に、全長8.6ftという釣り初心者にも扱いやすい長さになっています。
ルアーも7g〜35gまで対応しており、多種多様なルアーを使ってシーバス釣りを楽しむことができます!
どれを買うか迷ったら、まずはシーバスハンターXを使ってみてください。
シーバスロッドは状況に合わせて硬さを使い分けよう!

出典:photo-ac
いかがだったでしょうか?
今回は、シーバスロッドの硬さの違いについてご紹介しました。シーバスロッドは様々なものが販売されていますが、釣行するポイントや使用するルアーによって適したものを使用することが重要です。初心者の方は、まず1本MLクラスのものを購入してから、それぞれの状況に合わせたものを購入するのがいいでしょう。皆さんもぜひ様々な硬さのシーバスロッドを試してみてください。最適な硬さのロッドを使うのが、釣果をあげるコツですよ!
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