作成:2018.10.18 更新:2022.8.15
メバリングロッドでチヌを釣る!ロッドの選び方はコレだ!!
今持っているメバリングロッドでチヌが釣れます!メバリングロッドとチニングロッドの長さはほぼ同じ。対応ルアーウェイトにも差がないので、大物でなければチニングを楽しめます!ズル引きにはソリッド、リアクションにはチューブラーがポイントです!
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目次
メバリングロッドでもチヌは釣れる!

出典:Stockvault
チヌ釣りと言えば、夏がメインですが、最近では一年を通して釣ることができるようになっています。
チヌは雑食性が強く、生息地域で食性が違い、アジやメバルに比べると大きく感じて、釣りをはじめたばかりの人には難しいイメージがある方も多いと思います。
ところがチニングは、条件を満たせばアジングロッドやメバリングロッドでも気軽に釣ることができるので、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。
チニングロッドに必要な要素は以下の通りです。
- 長さ 7-8ft
- ルアー 2-10g以上
- 乗せならソリッドティップ 掛けならチューブラーティップ
- バットパワーが強い
メバリングロッドとチニングロッドの違いを知る
ルアーを用いてライトゲームを楽しむことを「○○イング」といいます。
ルアーでメバルを釣るなら「メバリング」、ルアーでチヌを釣るなら「チニング」といった具合です。
今回は、メバリング専用のロッドでチヌを釣るということをテーマに見ていきます。
具体的にメバリングロッドとチニングロッドではどんな違いがあるのでしょうか。
その特徴を見ていきましょう。
ロッドの長さは6-8ft
メバリングに使うロッドでは、長さ6-8ft程度のモノが主流です。
メートルに換算すると、1.8m~2.4mくらいになります。
ロッドは長ければ長いほど遠くに飛ばせるというメリットがありますがその分重くなったり取り回しがしづらく操作性が落ちます。
メバリングでは、おおむね7ft程度のロッドがよく使用されています。
チニングでは、シーバスゲームなどと比べると足元でかかることが多いため、それほどロッドの長さが必要ではありません。
7-8ftがちょうどいいといえます。
長さの点では、メバリングロッドとチニングロッドにそれほど差はありません。
対応ルアーウェイト
メバリングはジグヘッドとワームが主体となりますが、ジグヘッドの重さを変えるだけで釣果が変わることがあります。
そのため、対応するルアーウェイトは幅がある方がいいです。
0.5-5gがちょうどいいといえます。
チニングの場合、雑食性で地域性があるため、場所に応じてさまざまなルアーを使用することになります。
対応するルアーウェイトは2-10g以上の幅があった方がいいでしょう。
ただし、3g程度の軽いルアーでも十分に釣果はあります。
3g程度のルアーをキャストできるロッドであれば、チニングに対応できるといえます。
ジグヘッドとは、鉛やタングステン製の錘が針についたもので、ワームを付けて使います。
ワームは、ソフトルアーともいい、柔らかいプラスチック素材で小魚やエビなどに似せて作られたルアーのことを言います。
ティップと感度
ティップは竿の穂先の部分のことで、ソリッドティップとチューブラーティップがあります。
ソリッドの場合、穂先が詰まっていて、柔らかく「乗せ調子」で勝手に合わせてくれる初心者向けの竿です。
チューブラーは、穂先が空洞で、対象魚のアタリに対してしっかりとフッキングする必要があり「掛け調子」の竿といえます。
アタリとは、対象魚がルアーをつつくことです。
フッキングは、そのアタリに対して、対象魚がルアーを口に含んだ時を狙って針をひっかけることです。
メバリングでも、チニングでも、乗せの釣りをするならソリッド、ルアーアクションをしっかり行って掛けの釣りをするならチューブラーといえます。
掛けであれば、もちろん感度もいいロッドでアタリを逃さないようにしなくてはいけません。
基本的には、チニングの場合「ワーム」で「ズル引き」がメインとなります。
ズル引きとは、ワームをズルズルと底を引きずって魚にアピールするテクニックです。
やり方はとても簡単で、ボトム(底)まで沈めたルアーをゆっくりとズルズル引くだけです。
この場合、ソリッドティップとなります。
また、チヌは引きが強烈なことでも知られています。
そのためバットパワーが重視されます。
バットパワーとは手元の部分が硬くて張りのあることです。
バットが弱いと手元からしなるため、引きの強いチヌには向いていません。
メバリングロッドでチヌを釣るためルアー
チニングでは、ワームを使ったズル引きがメインとなります。
夏場であれば、トップゲームのポッパーなどのトップウォ―タ―プラグ。
トップゲームとは、海面に逃げた小魚を装って海面でルアーを操る方法です。
ルアーアクション重視であれば、メタルバイブなどで狙っていきます。
チニングのワームはコレ!
カニにそっくりと評判のワームです。
ズル引きでチヌを狙う以外にも、カサゴ、キジハタ、アイナなどに効果的なワームです。
こちらはチヌ用のワームです。
浮力があり、根掛かりがしにくいのが特徴です。
こちらはワームではありませんが、チニングのズル引きで使うルアーとなります。
チニング専用で、根掛かりもしにくい設計です。
夏場のポップならコレ!
こちらはトップゲームに使用するフローティングルアーです。
チニングのメタルバイブならコレ!
チヌだけでなく幅広く使えるメタルバイブです。
よく動くと評判のルアーです。
チヌを狙うならメバリングロッドはこれを使え!

出典:Visual Hunt
チニングに適したロッドは、長さが7-8ft、ルアーウェイトが2-10gで、バットの張りのあるものです。
メバリングロッドでも、この条件に適していれば、充分チニングを楽しむことができます。
ただし、メバリングロッドでは、50cnを超えるチヌになるとやはり厳しくなりますので、その際はチニング専用のロッドを使うのがいいでしょう。
ワームでズル引きならコレ!
メジャークラフト ソルパラ メバルソリッド SPX-S732UL
推奨ルアー (g):0.4-5
ライン (lb)1-5 ライン(PE) 0.1-0.6
アクション:エクストラファースト
ソリッドティップのメバリングロッドです。
このロッドであれば、ジグにワームをつけてチヌのズル引きが十分にできるロッドになります。
ルアーアクション重視ならコレ!
メジャークラフト ソルパラ メバルチューブラ SPX-T732L
推奨ルアー (g):0.5-7
ライン (lb)1-6 ライン(PE) 0.2-0.6
アクション:ファースト
こちらは、チューブラーティップのメバリングロッドになります。
夏のトップゲームやルアーアクション重視のチニングにも十分に使えるロッドです。
メバリングロッドでチヌ釣りを楽しもう!

出典:Pexels
チヌをルアーで狙うチニングには、メバリングのロッドでも充分対応できるものが多くあります。
所有しているメバリングロッドで、チニングにチャレンジすることは難しいことではありません。
ポイントは、ワームでズル引きをするような乗せはソリッドで、ルアーアクション重視ならチューブラーを選ぶことです。
チヌでも、30~40㎝くらいであれば、メバリングロッドでも楽しんで釣ることができます。
今持っているメバリングロッドで、釣りの幅が広がればうれしい限りですよね。
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