作成:2018.11.20 更新:2023.7.2
【エギング初心者必見!】アオリイカの釣り方・タックル完全ガイド!
ソルトルアーの入門としても非常に人気が高いエギング。「自分も始めてみたい!」というビギナーの人も多いのではないでしょうか?今回は、エギング初心者の為にアオリイカの釣り方からおすすめタックル・底の取り方など、エギングの基本をすべて解説します!
シマノ 17 セフィア CI4+ S806ML Amazonで詳細を見る |
|
ダイワ スピニング エメラルダス 86M・V Amazonで詳細を見る |
|
プロマリン CB エギングバトル 86 Amazonで詳細を見る |
目次
エギングは初心者からベテランまで大人気!

出典:photo-ac
エギングとは、海のルアーフィッシングのひとつで、日本古来のエギ(餌木)と呼ばれるルアーを使って主にイカ類を釣る方法のことです。非常にシンプルなタックルで行うことができるので、海釣りの入門として始める人もたくさんいます。エギングは日本全国ほとんどの地域で行うことができ、老若男女問わず大人気の釣りなのです。
メインターゲットはやっぱりアオリイカ!
エギングではイカ類やタコなどが釣れますが、メインのターゲットとなるのは何と言っても「アオリイカ」です!イカの王様とも呼ばれ、刺身で食べるととても美味しく、一度食べたらやみつきです。
入門におすすめの時期は「秋」!
エギングには2つのメインシーズンがあります。ひとつは産まれてすぐの子どものアオリイカが釣れる「秋」、もうひとつは大型アオリイカが釣れる「春」です。どちらもそれぞれに魅力たっぷりなシーズンなのですが、入門には数釣りが楽しめる秋が断然オススメです!
時間帯は昼・夜ともにOK
続いてエギングの時間帯ですが、結論から言うと昼でも夜でも釣れます。一般的にイカの活性が上がるのは夜だと言われていますが、真昼間でもアオリイカは釣れますし、初心者の方は視界のいいデイゲームの方が安全かつ快適に楽しめます!
エギング初心者におすすめのタックル

出典:photo-ac
エギング初心者の方はどんなタックルを使ったらいいのか分からないって人も多いと思います。そんな方は今から初心者にオススメのタックルをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
ロッドは8ft台
エギングに使うロッドですが、初心者には8ftくらいがちょうどいいでしょう。一般的なエギングロッドは8.5ftくらいですが、初心者の場合ロッドの扱いに慣れていなくても使いやすい短めのロッドがオススメです。硬さもML〜M(ミディアムライト〜ミディアム)くらいがオールマイティーに使えて便利です!もしほかのロッドで代用したい場合は、上記のスペックを備えていて2.5号〜3.5号(約10g〜約20g)のエギを扱えるものであれば代用可能です。
初心者にはコレ!リバティクラブエギング
ダイワ(DAIWA)エギングロッドスピニングリバティクラブエギング802Mエギング釣り竿
標準全長:2.44m
仕舞:127cm
継数:2本
標準自重:125g
先径:1.6mm / 元径:11.4mm
対応エギサイズ:2.5~3.5号
対応ライン(PE):0.6~1.2号
エギング初心者におすすめしたいロッドが、ダイワのエギングロッド「リバティクラブエギング802M」です。全長は8ftと短め設定で初心者でも扱いやすく、エギも2.5〜3.5号まで使えるので秋の入門シーズンはもちろん春の大型アオリシーズンでも使えオールマイティーに活躍します!
リールは2500番台のスピニングリール
ロッドと共に大事なのがリール選びです。エギングに使うリールは2500番台のスピニングリールを使います。リールの大きさは〇〇〇〇番と数字で表され、数字が大きくなればなる程リールも大きくなります。ラインの巻ける量も様々で、エギングの場合はPEラインの0.8号が150m〜200m負ければ十分でしょう。
軽量モデルでエギングにピッタリ!
ダイワリールレガリスLT2500S-XH
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):87
ギア比:6.2
自重(g):205
最大ドラグ力(kg):10
標準巻糸量 ナイロン(lb-m):4-150、5-120、6-100
標準巻糸量 ブレイド(号-m):0.6-200、0.8-190、1.0-140
エギングはしゃくり続ける釣りなのでタックルの軽さはとても重要です。ダイワの「レガリスLT2500S
-XH」はエントリーモデルでありながら、自重わずか205gととても軽いリールです。エギング入門したい人は、ぜひダイワのレガリスを使ってみてください!
ラインはPE0.8号
リールに巻くラインですが、先ほどもお伝えした通りPEラインの0.8号を150m〜200mくらい巻くのが初心者にはベストでしょう。さらに細いラインを使う場合もありますが、細すぎると扱いが難しい上に使用できるシチュエーションも限られてくるため、一番オールマイティーに対応できる0.8号がオススメです。また、釣り業界にはナイロンやフロロカーボンなどたくさんの種類のラインがありますが、伸びが少なくロッドのアクションをダイレクトに伝えられるPEラインがエギングには最適です。
コストパフォーマンス抜群のおすすめPEライン!
こちらは大人気メジャークラフトから発売されているPEラインで、初心者はもちろんベテランでも十分満足できるハイクオリティーでありながらリーズナブルな価格で人気の商品です。アタリの取りやすいピンクカラーも初心者には嬉しいポイントです!
エギングで使うルアーは「エギ」

出典:photo-ac
エギングの語源にもなっているルアー「エギ」は日本古来のルアーで、古くからイカを釣る道具として使われてきました。弱った小魚やエビを模したもので、後方部分には「カンナ」と呼ばれる返しの付いていないフックが取り付けられています。エギングではこのエギをぴょんぴょんと跳ねさせてイカを釣ります。
初心者が揃えるべきエギはこれだ!
最初はどんなエギを揃えたらいいか分からないという人のために、ここでは初心者がまず揃えるべきエギをご紹介します。
まずはカラーですが、「ピンク・オレンジ・ブラウン・ケイムラ」の4色は必ず揃えるべきです。ピンクやオレンジはアピール力が強く、ブラウンは控えめにアピール、ケイムラは紫外線発光してアオリイカを誘うエギングでは定番カラーです!次にサイズは、「2.5号×2本・3.0号×3本」の合計5本は最低限揃えましょう。今回は初心者向けということで秋エギングを想定して比較的小さめのエギを中心に選びました。もし予算に余裕があったり、春の大型アオリイカも狙いたいのであれば3.5号も数本混ぜましょう。
ピンクはエギング定番カラー!
まずご紹介するのは、エギング定番カラーのピンクです。ダイワの「エメラルダスダート2 2.5号マーブル-ピンク」は下地テープがマーブルになっているので、場所を選ばずあらゆるシチュエーションで使えるので、絶対に持っていくべきエギです!
小さくてもダートでしっかりアピール!
2.5号のエギは小さいためどうしてもアピール力が下がりがちですが、エコギアの「ダートマックス」はラインを結ぶアイがヘッド上部についているので、誰でもキレのあるダートが可能です。エギの扱いに慣れていない初心者にこそ使ってほしいエギです。
水が澄んでるときはナチュラル系カラー
海の水が澄んでいるときは、ブラウンやブルー・グリーンといったナチュラル系のカラーがおすすめです。
ピンク・オレンジのアピール系カラーと共にエギングでは必須カラーになるので、初エギングに出かける時も必ず1本は入れておきましょう!
デイエギングではケイムラカラーは必須!
デュエル(DUEL)エギ:イージーQマグキャスト(2.0/3.0/3.5号)
重量:14g
サイズ:3号
カラー:ケイムラマーブルオレンジ KMOG
約3.5秒/m(sec./m)
最後は、日中のエギングで大活躍するケイムラカラーのエギです。ケイムラカラーは紫外線によって発光し、デイエギングでとても実績の高いカラーです。また、デュエルの「イージーQマグキャスト」は「マグキャストシステム」により、他の3.0号エギよりも遠くにキャストすることが可能
ですので、キャストが苦手な初心者の方におすすめです!
エギングに絶対必要なアイテム

出典:pixabay
エギングにはロッドやリール以外にも必要な道具がいくつかあります。ここでは、エギングに絶対必要な道具3選をご紹介します。初心者の方もエギングに行かれる際は、この3つは必ず持っていくようにしてくださいね!
偏光サングラスで海の中まで丸見え!
エギング道具の中でも必須中の必須アイテムなのが「偏光サングラス」です。エギング(特に秋)では、今エギがどこにあるのか、エギの後ろにアオリイカはついて来ているかを確認しなければいけません。そんな時に偏光サングラスがあれば水中もなんなく確認することができます!
エギングに必要な3つのツールが揃った便利グッズ
2つ目の必須アイテムは、「イカ締めピック&カンナチューン」です。
釣ったイカを美味しくキープするにはイカ締めピックは欠かせません。
また、カンナが岩にひっかかったりして曲がった時のために、カンナチューンも必須です。
こちらの「イカ絞めピック 3in1」はさらにギャフもついているのでお買い得です!
スマートにエギを持ち運ぼう!
最後は、エギを収納するのに必要な「エギケース」です。最低限5本くらいは入るものが必要です。こちらのダイワ製エギケースは、エギが5本収納できてカラビナがついているので持ち運びにもすごく便利です!
エギングで狙うポイント

出典:pixabay
続いては、エギングで狙うべきポイントに付いて解説していきます。エギングのポイントはたくさんありますが、その中でも今回は、代表的なポイントを3つご紹介します。
【ポイント1】防波堤の先端付近
一つ目のポイントは、漁港などにある防波堤の先端付近です。ここはエギングでは定番ポイントで、必ずチェックしておきたいポイントの一つです。防波堤の先端は潮の流れが当たったり、船が通ったりするため流れに変化ができやすく、アオリイカが居着きやすくなっています。夜なんかは常夜灯がある場合も多く、プランクトンや小魚が集まるため一級ポイントとなるので、絶対にチェックしましょう!
【ポイント2】藻の周り
漁港内や海底に生えている藻の周りも、アオリイカが居着きやすい場所で、エギングの絶好のポイントになります。藻の周りはアオリイカが産卵をしたり、天敵から身を隠すのに最適な場所で、アオリイカがいる可能性も非常に高いです。しかし、春・秋ともに鉄板ポイントとなりますが、根掛かりが多くなるため注意が必要です。根掛かりに注意しながら隈なくチェックしましょう!
【ポイント3】スミ跡がある所は要チェック!!
エギングのポイント選びの基本中の基本と言ってもいいのが、「スミ跡がある場所を狙う」ことです。スミ跡があるということは、過去にイカが釣れたということなので、釣れる可能性が格段にアップします!その近くに藻やシモリ(海底に沈んでいる岩など)があれば、そこに高確率でイカが居着いています。漁港や釣り場に着いたら、まずその周辺にスミ跡があるかを確認しましょう!
秋エギングのポイント選びに関しては、こちらの記事にも詳しく書かれていますので、ぜひ合わせてご覧ください!
エギングの基本的な釣り方

出典:visualhunt
最後にエギングの基本的な釣り方やアクションについて解説します。エギングには様々なアクションがありますが、エギングを始めてやる人は今回ご紹介する基本アクションだけでOKです!それだけで簡単にアオリイカが釣れます。
【1】キャスト
まずはエギを投げます(キャストします)。穂先から1mほど垂らして投げると、初心者でも比較的飛距離が伸びやすくなります。キャスト時には必ず周りの安全確認を忘れずに!
【2】底を取る
キャストしてエギが着水したら、エギをそこまで沈めます。これをそこを取るといい、沈んでる間はどんどん出て行ってたラインが、着底するとフッと緩みます。ラインのテンションが緩んだら着底の合図です。
【3】シャクる
エギが着底したら、次はシャクってアオリイカにアピールしましょう。エギをシャクる時は、ロッドを水平な状態から45度くらいまでビュッ!ビュッ!と2〜3回ほど素早く動かします。これをシャクリといい、こうすることでエギが左右に弱った小魚のように動きイカが興味を示します。
【4】フォールでアタリを取る
最後はエギを再度沈めるフォールです。エギングの動きの中で非常に重要な項目で、ほとんどの場合、このフォール中にイカがエギを抱いてきます。フォール中はラインに意識を集中させ、ラインが弛んだり、引っ張られたらそれがアタリ(イカが触ったサイン)なのでロッドを立ててビシッと合わせましょう!もしアタリが出なかったり、合わせてもイカがかからなかったら、再度【2】〜【4】の手順の繰り返します。
気軽にエギング入門してみよう!

出典:photo-ac
いかがだったでしょうか?
近年ますます人気のエギング。シンプルなタックルで初心者でも簡単にアオリイカを狙うことができるので、ルアーフィッシング入門にはもってこいの釣りです。釣り初心者のみなさんもそうでない方も、今回ご紹介したエギング完全マニュアルを読んで、ぜひエギングに挑戦してみてください!
シマノ 17 セフィア CI4+ S806ML Amazonで詳細を見る |
|
ダイワ スピニング エメラルダス 86M・V Amazonで詳細を見る |
|
プロマリン CB エギングバトル 86 Amazonで詳細を見る |