作成:2018.12.7 更新:2023.2.24
【完全版】サビキ釣りガイド!タックルや仕掛け解説!初心者向けも!
海釣りを始めたいという人にオススメなのがサビキ釣りです。初心者でもすぐにコツをつかめ、簡単にアジなどの美味しい魚が釣れます!今回はそんなサビキ釣りのタックルや仕掛け・釣り方などを解説していきます。
目次
サビキ釣りは海釣り入門に最適!

出典:photo-ac
サビキ釣りとは、5〜6本の鈎がついた仕掛けでアジなどの魚を釣る仕掛けのことを言います。釣り場としては、全国の防波堤や海釣り公園、漁港などが一般的です。比較的簡単に魚を釣ることが出来て、初心者の海釣り入門の定番の釣りです。
サビキ釣りで釣れる魚は、コマセに寄って来る魚全部!

出典:photo-ac
サビキ釣りで釣れる魚は、コマセに寄ってくる魚全部です!コマセとは魚を寄せるために撒くアミエビの事で、マキエ(撒き餌)とも呼ばれます。コマセに寄ってくる魚はたくさんいますが、その中でもメインとなるターゲットは、「アジ・サバ・イワシ」です。これらの魚は主に夏から秋にかけて多く釣れ、ファミリーフィッシングの定番ターゲットです。
他にもサビキをしていると、メバル・カサゴ・サッパ・ベラなども釣れることがあります。何が釣れるか分からなかったり、釣れる魚種が豊富なのもサビキ釣りの魅力です!
サビキ釣りのタックルはセットが便利

出典:photo-ac
それでは、サビキ釣りに使用するタックルについてご紹介します。タックルには竿・リール・糸の3つがあり、それらのアイテムを別々に揃えても良いのですが、初心者の人なら「サビキセット」の様な竿・リール・糸がセットになったものを使うのが1番簡単で便利です!
また、のべ竿仕掛けと呼ばれるリールを使わない仕掛けもありますが、のべ竿仕掛けの場合、道糸を別で買ったり結んだりしなくてはいけません。あまりポピュラーではない上に、初心者の方には少し面倒ですので、今回はリール竿仕掛けのみ解説します。
サビキ釣り用の竿
サビキ釣りに使う竿は、2.7m〜4.5mくらいの竿が一般的です。長さに幅がありますが、初心者の方であれば3.5mまでの短めの竿がいいでしょう!慣れないうちは短い方が扱いやすく、軽いので疲れにくいです。
サビキ釣り用のリール
サビキ用のリールは、サビキセットに付いているリールで十分です。釣りで使うリールにはスピニングリールとベイトリールと言うものがありますが、サビキ釣りにはスピニングリールの方を使います。個別で買う場合は、中型のスピニングリールがおすすめです。
サビキ釣り用の糸(ライン)
糸に関しては、ナイロン製で2号〜3号の太さのものを使用します。これもサビキセットに付属しているもので問題ありません。最初のうちは、それほど敏感に糸にこだわらなくても大丈夫ですので、初心者の方も安心して大丈夫です!
おすすめのサビキ釣りセット
ここまでサビキ釣りに必要なタックルをご紹介して来ましたので、それを踏まえておすすめのサビキセットをご紹介します!最初のうちは、この様なサビキセットを使えばすぐに簡単にサビキ釣りが始められるのでとっても便利です。これからサビキ釣りを始められる方は是非使ってみてくださいね。
初めての1本におすすめ!
つり具TEN 定番サビキ釣りセット 3.6m 糸付き
標準全長:3.6m
自重:262g
仕舞寸法:103cm
錘荷重:1号-15号
スピニングリール ナイロンライン3号150m付
初心者の初めての竿におすすめなのがこちらの竿です。
サビキ釣りや遠投サビキはもちろん、そのほかの釣りにも汎用性があるので、いろいろな釣りにチャレンジしたい初心者の方に特におすすめの竿です。
海釣り入門するならサビキセットがお買い得!
MAKANATS はじめてでも簡単サビキ釣りばっちりセット
・ロッド
・リール (ライン付き)
・サビキ仕掛け 2個
・サビキカゴ 2個
・水くみバケツ
・ペンチ付き ハサミ
・タオル
・ビニール袋 2枚
・小物入れ
とにかくサビキ釣りがしたいけど自分で揃えるのは面倒、という人にはこちらのサビキセットがおすすめです。
竿やリール仕掛けの他に水汲みバケツやタオルまで付いているお買い得品です。
これひとつあれば、あとはエサを買うだけでどこでもサビキ釣りが楽しめます!
4種類あるサビキ釣りの仕掛け

出典:photo-ac
ここからはサビキ釣りで使う仕掛けについて解説していきます。サビキ釣りの仕掛けには5本〜6本の鈎が付いていて、それぞれの鈎にはハゲ皮やスキンと呼ばれるピンク色の疑似餌などが付いているものが一般的です。主に4種類の仕掛けがあって、「上カゴ式」・「下カゴ式」・「遠投サビキ」・「トリックサビキ」があります。それでは、それぞれの仕掛けについて見ていきましょう!
上カゴサビキ
上カゴ式のサビキ仕掛けは、その名の通り、仕掛けの最上部に魚を寄せるコマセを入れるカゴを付ける方式です。主に関東地方で多く使われており、関東式と言われることもあります。カゴはネットの様になっており、仕掛けの1番下にはオモリを着けます。
食いの良さが評判の上カゴ式仕掛け
上カゴ式でおすすめの仕掛けがこちらにです。ハリにはピンクスキンだけではなく、ハゲ皮など異なる種類の装飾がついています。そのため、魚を飽きさせることなくどんな状況でも釣果に結び付けられますよ!
下カゴサビキ
下カゴ式では、コマセのカゴは仕掛けの1番下に着けます。この場合のコマセカゴはオモリと一体型になっており、別にオモリを付ける必要はありません。下カゴ式は関西地方を中心によく使われることから、関西式とも呼ばれます。
初心者やお子さまでも使いやすい下カゴ式仕掛け
サビキ釣り初めてのお子さんなどにおすすめしたいのが、こちらの下カゴサビキです。鈎の数が4本とすこし少なめで、初心者でも仕掛け同士が絡まりにくく誰でも快適に釣りができます。コマセカゴも全て付属しているので、海釣り入門者には便利な仕掛けです!
遠投サビキ
遠投サビキは、遠くのポイントの魚を狙う時に非常に有効なサビキ仕掛けです。仕掛け最上部にウキが付いていて、遠くまで投げた後ウキがあることで、仕掛けがその場に留まってくれます。足下が浅すぎたり、ちょっと沖の魚礁を狙いたいとかなんかは遠投サビキがおすすめです。
遠投サビキで良型を狙おう!
数ある遠投サビキの中でも特におすすめなのが、こちらのハヤブサの仕掛けです。その最大の特徴は、とてもリアルなスキンで、アミエビを忠実に再現してあります。沖の魚を狙いたい時などはぜひ、この遠投サビキ仕掛けを使ってみてください!
トリックサビキ
トリックサビキとは、スキン付きの鈎を使わず、何も付いていない鈎にアミエビを付けて釣る仕掛けのことです。トリックサビキでは専用のトレーがあり、それを使って鈎にエサを付けます。スキンでは反応が悪い時などに有効なサビキ仕掛けです。
トリックサビキするならコレ!
トリックサビキでは、鈎にどれだけ確実にアミエビをつけることができるかが重要です。
こちらのトリックサビキ仕掛けは、アミエビの保持力がとてもよく、しっかりとアジに捕食させることができます!
一般の上カゴ仕掛けや下カゴ仕掛けに比べるとポピュラーさでは劣りますが、非常に面白い釣りですので皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
トリックサビキに必須のエサ付け器
トリックサビキに必須なのが、エサ付け用のトレーです。ここにアミエビを入れてトリックサビキ用の仕掛けを通してエサをつけます。トリックサビキに挑戦してみたい方は、第一精工の餌付け器がとっても便利なので、よかったら使ってみてください。
サビキ釣りの釣り方は簡単4ステップ!

出典:photo-ac
それではサビキ釣りの釣り方について解説します。サビキ釣りはとても簡単で、釣り方も非常にシンプルです。初心者の方もこれを読めばすぐに釣れること間違いなしです!ここでは釣り方を4つのステップに分けて説明していきます。
ステップ1:コマセカゴにエサを入れる
まずは、コマセカゴにエサであるアミエビを詰めます。この時にスプーンなどがあれば、手が汚れず便利です。コマセはあまりいっぱい詰めすぎると、海の中でばらけにくいので、押し込みすぎないようにしましょう。
ステップ2:海に仕掛けを入れる
カゴにコマセを詰めたら、いよいよ仕掛けを海に入れます。水深がある場合は、水面付近→真ん中→海底付近と色々な深さを探りましょう!そうすることで、魚の群れにヒットする確率が上がります。
ステップ3:時々竿を立てて仕掛けを揺らす
仕掛けを入れてしばらくしても魚が食いついて来なければ、竿を立てて仕掛けを揺すってあげましょう。そうすることで、カゴの中のコマセが外に出て、魚が寄って来やすくなります。大体5秒〜10秒に1回揺するといいでしょう。
ステップ4:魚がかかったらリールを巻く
魚がかかったら、リールを巻いて魚をあげます。この時にあまりに勢いよく巻きすぎると魚の口が切れてしまうので、慎重かつスピーディーにあげてくるようにしましょう。釣った魚はクーラーボックスに入れておくと美味しく持って帰れますよ。
サビキ釣りに絶対必要!便利アイテム5選!

出典:foter
最後にサビキ釣りに絶対にあった方がいいおすすめ便利グッズをご紹介します。これがあるだけで釣りの快適さがグッと増し、楽しく釣りができます。どれもサビキ釣りをするなら必ず持っておきたいアイテムばかりですので、初心者の方は必見です!
フィッシュグリップがあれば手も汚れず魚を掴める!
サビキ釣り便利グッズの中でもとても人気なのが、フィッシュグリップです。その名の通り魚を掴むためのトングのような道具で、釣った魚の鈎を外したり、クーラーに入れる時にとても便利です。これがあれば手を汚すことなく魚をつかめるので、サビキ釣りには必ず持っていきたいアイテムです!
クーラーボックスで釣った魚を美味しくキープ
クーラーボックスも釣りには欠かせないマストアイテムです。クーラーボックスがあれば、サビキ釣りで釣ったアジやサバなどを美味しく新鮮に持ち帰ることができます。また、おにぎりやドリンクも冷やしておくことができるので、ファミリーフィッシングにも最適ですよ!
便利な水汲みバケツはサビキに必須!
水汲みバケツは持っていると何かと便利なアイテムです。
手や道具を洗ったり、コマセで汚れた釣り座を流したり、釣った魚を入れておくこともできます。
釣り人の必須アイテム水汲みバケツも、ぜひサビキ釣りに持って行って下さい。
コマセスプーンでコマセを詰めよう!
サビキ釣りでコマセをカゴに詰める時に手が汚れるのがイヤ、という方におすすめなのが、こちらのアミエビスコップです。これがあれば、アミエビをすくってそのままワンタッチでカゴにコマセが入れられます。手が汚れることもなく、快適に釣りが楽しめます。
手が汚れない吸い込みバケツが超人気!
コマセスプーンを使ってもカゴに詰めるのが面倒、という方は吸い込みバケツが便利です。バケツにアミエビと海水を少し入れるだけで簡単にカゴにコマセが入れられます。下カゴ式しか使えませんが、とっても便利なアイテムで、一度使ったら手放せなくなること間違いなしです!
初心者でも簡単サビキ釣り!

出典:visualhunt
いかがだったでしょうか?
今回は初心者でも簡単に釣れるサビキ釣りをご紹介しました。セット仕掛けやサビキセットを利用すればすぐに始めることができます。ぜひ皆さんも気軽に始めてみてください!