作成:2018.10.26 更新:2023.3.25
穴釣りといえばブラクリ!自作で安く自分好みの仕掛けを作ろう!
穴釣りと言えばブラクリやテキサスやジグヘッドを使う方が多いと思いますが、根掛かりが付き物…その度に仕掛けを失ってしまいます、チリも積もればと言う言葉もある通りロストし続けるのは手痛い出費。
安心して下さい、自作なら安く作れちゃいます!
穴釣りに使う仕掛けを解説

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穴釣りに使う仕掛けってどんな物が思いつきますか?
代表的な物だと

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この様なブラクリと呼ばれるオモリと針のシンプルな仕掛けを使う事が多いでしょう、道糸を直接結ぶだけで直ぐに使えるので手間も掛かりません。
その他で言えばテキサスリグやジグヘッドで穴釣りをする人も居ますが、ジグヘッドは根掛かりする確率がぐんと上がってしまうのであまりオススメ出来ません。
テキサスリグはどちらかと言えば餌を使った穴釣りよりもワームを使った穴釣りに良く使われています、ジグヘッドよりも根掛かりはしにくいですが、無くなった時に仕掛けを作るのに結ぶだけで作れるブラクリやジグヘッドに比べると手返しが悪いですね。
なのでここではブラクリにスポットライトをあてて自作の方法を説明していきます。
穴釣りに使うブラクリ仕掛けの自作に必要な物

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穴釣りで使うブラクリを自作をすれば好きなブラクリを作れるのと同時に安く制作出来るので、穴釣りの際のコストを下げることも可能です。
ここではブラクリ仕掛けを作る上で必要なアイテムを何が必要で、どんな物を用意すればいいかをお伝えしていきます。
ブラクリに必要なアイテム
直接ブラクリに必要なアイテムを紹介していきます、ブラクリの部品と言ってもいいでしょう。
どれも安く買う事も出来ますし、拘って選んで作ることも出来ますので参考にしてみて下さい!
中通しオモリ(ナツメ錘)
中通しオモリであれば何でもいいのですが、ブラクリっぽい形のオモリはナツメ錘ですね、底までのフォールが速いので安定した底取りが出来るのが良い部分ですね、形も根掛かりしにくい形ですから安定感もあります。
安い物で揃えて量産するなら大量注文で安価な物を仕入れるといいですよ、アマゾンや楽天でも取り扱っています。
拘って作りたい方はオモリの形もそうですが、蛍光加工してあるオモリや色つきのオモリもあり、暗い穴の底に落とした時に集魚効果が期待できそうな自作ブラクリも作成出来ます。
ヨリ糸
これは市販のブラクリ仕掛けを構成する中で中通しオモリやシモリ玉を通っている糸の事です。
PEラインのような繊維質の糸を撚って作ってあるのでヨリ糸(撚糸)と言います、これ自体を自作することも出来ますが、手間の方がかかるのでここは市販のヨリ糸を購入しましょう。
オモリに合わせて糸の太さを決めますが、基本的には細めの糸で問題ないです。
ハヤブサ(Hayabusa)名人の道具箱撚リ糸赤細P301A
すべての釣りファンを満足させる品質を追及し、常に自然を愛し、釣りをはじめとするアウトドアスポーツ、レジャーを通じて人間らしさを応援する「ハヤブサ」。釣りを楽しくする技術にこだわり、仕掛けが持つ本来の機能、クオリティーの向上を常に追及するブランド、ハヤブサの撚り糸。自分だけの手作り仕掛けを楽しめるアイテム。
針
針は市販のブラクリでも良く使われている丸セイゴを使います、使い勝手が良いのと大量に入った安い商品が豊富にあるので、選びやすいです。
ここでもブラクリでクロー系のワームを使いたいという人なら針はオフセット針に変更したりも出来ますので、自分のやりたい穴釣りにあわせて変更も可能です。
シモリ玉(ビーズ玉)
中通しオモリの上下に入れてクッション材的な役割を果たします、シモリ玉でも良いのですが数の割に少し根が張るのでビーズ玉での代用が効きます。
ここはそこまで拘るポイントは無いですが、蛍光タイプや夜光タイプなどもあり、色味も自分で選ぶことは可能です。
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良い照明、高い弾力性と耐久性があります
腐食によって障害を減らすことができます
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サルカン
あってもなくても大丈夫ですが、ブラクリ仕掛けの上部がビーズのみですと、ビーズが抜けてしまうとせっかく作った仕掛けが作り直しになるのと保管が少し大変です、サルカンを通しておけばビーズが抜ける心配もないので安心して保管も出来ます。
大量に入った安く仕入れられる物で揃えるとコスト的にも抑えて作ることが出来ます。
自作の時にあると便利な物
ラインカッター
大量に作るとなると撚糸を切る機会が増えます、最初の必要な分を切る時と、針を結んだあとの端糸、折り返して止め結びした後の端糸と最低でも3回撚糸をカットしますので、PE専用ラインカッターがあると便利です。
上手く切れずに手間がかかったり、切った端がぐしゃぐしゃになって撚糸がほどけていたら作り直しになってしまいますので、充分に気を付けましょう。
スミス(SMITHLTD)ハサミPEシザース92mm
PEラインをカットするハサミです。最近のハイテクPEラインはとても普通のカッターでは切れません。もちろん歯でカットは厳禁!大切な歯を傷めてしまいます。しかもせっかくキレイに小さくノットは作れても、最後のカットが甘い結果、ノット部分が大きくなり、ガイド等との摩擦やキャスト時に違和感などの不快な思いをします。これからのソルトアングラーは、PEラインの使用がますます多くなり、必需品になりつつあります。
釣り針結び機
針結びが出来ないって方多くないですか?昨今は仕掛けがセットで販売されているのが当たり前になっているので内掛けや外掛けといった基本的な結び方が分からない!という方も安心して下さい。
この自動針結び機なら解決出来ます、針と糸をセットして待つだけで内掛けが完成しちゃうんです。
大量に作る際の手間も軽減できるでしょう。
ダイワ 速攻 針結び器
適合糸:ナイロン/フロロ0.1~6号(細い糸の際は糸がカールする時があります)
重量:約70g(電池別)
電源:単4乾電池×2本(別売)
巻き付け可能本数:約500本(1回で5巻の場合)
自作ブラクリ仕掛けの作り方

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必要なアイテムが揃ったら次は実際に作成していきましょう。
ここでは実際に作る工程を説明して行きたいと思います、簡単な仕掛けなのでどなたでも直ぐに出来てしまうと思います。
初めに必要なアイテムを揃えよう
ナツメ錘は一個、ヨリ糸は30センチ程度に切っておく、針は一本、ビーズは二つ、サルカンを一つ用意しておきましょう。
細かい部品が多いので箱や紙の上で直ぐに見つけれるようにしておくといいです。
細かな部品が無くなるのを防止するために、空き箱のふた等を受け皿にして作業するのも良いでしょう。
ブラクリ仕掛けを作ろう!
ヨリ糸と針を結ぶ
ヨリ糸30センチ程度に切ったものと、丸セイゴのケン付き針を内掛けでも外掛けでも良いので結びましょう。
針結びが出来ない方や結び方が苦手で不安が残る人は自動針結び機などを使いましょう。
針と結んだヨリ糸に部品を通す
先程針と結んだヨリ糸にブラクリ仕掛けの部品を通していきます、順番としては、ビーズ、ナツメ錘、ビーズ、サルカンとヨリ糸を通していきます。
下側ビーズは針の結び目とオモリの接触を防ぐために入れて、上側ビーズはサルカンとヨリ糸の結び目にオモリが接触するのを防ぐ為にいれています。
サルカンまで通したら今度は折り返して再度通す
一度サルカンまで通したヨリ糸を今度は通してきた順番と逆に通して行きます、折り返して上のビーズ、ナツメ錘、ビーズ、まで通します。
ヨリ糸がビーズやオモリを通りにくい場合は糸の切れ目をナナメにかけて切ってみましょう、それでも通らない時はビーズの穴の大きい物に変えるか、ヨリ糸自体を細めの物に変えましょう。
仕上げは長さを調整して止め結び
針までヨリ糸が戻ってきたら、ブラクリ仕掛けの全体的な長さを調整します。
調整が終わったら返ってきたヨリ糸と針に結んであるヨリ糸を重ねて止め結びをしたら完成です!
お気に入りの自作ブラクリ仕掛けで穴釣りへ!

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いかがでしょう、ブラクリ仕掛けの自作を紹介してきましたが凄く簡単そうですよね!
慣れれば2.3分で作れてしまうので、制作時間もそこまでかかりませんので是非自作してみて下さいね。
自作したブラクリで釣れたら喜びもまた一味違いますよ、コストを抑えて行くのもよし、拘って自分の好きなブラクリを作るも良しなので、好きなブラクリを自作して穴釣りに出かけよう!