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アジングロッドは自作できる!失敗しない自作の準備と方法を解説!

アジングロッドを自作するのは意外と簡単です。手順を守って丁寧に作れば、自分だけの性能がいいアジングロッドを作ることができます。現在はパーツも豊富に販売されているので、デザイン性も優れたものがつくれます!

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アジングロッドにもっとも求められるのは「感度」

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出典:Visual Hunt

アジングロッドは、アジをルアーで釣るためのロッドです。
メタルジグという金属製のルアーで釣る場合や、ジグヘッドという錘のついた針にワームというソフトルアーをつけて釣る場合などがあります。

このアジングロッドに必要なのは、軽いワームを感じる操作感度と、アジの細かなアタリを感じる反響感度です。

操作感度と反響感度を両立するチタンティップ!

普通は、軽いワームの重さや潮の流れの変化を感じ取る「操作感度」を優先するなら、穂先のつまってしなやかなソリッドティップを使います。

また、アジの細かなアタリを正確に感じる「反響感度」を優先するなら、穂先が空洞で張りのあるチューブラーティップを使います。

これらは通常相反するもので、どちらかを優先すると、どちらかの感度が落ちてしまいます。

そこで、近年はやっているのが「チタンティップ」です。
これはチタンでできているのでしっかりとしなりますし張りもあって、操作感度、反響感度もしっかりと感じることが出きます。

アジングロッドを自作するのに必要なもの

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出典:Visual Hunt

アジングロッドを自作する人はたくさんいます。
最近では、チタンティップのアジングロッドを自作する例が増えています。

ただ、材料や道具は種類がたくさんあるので、しっかりと把握しておくことが大切です。

アジングロッドを自作するための材料

ロッドは大きく分けると4つの部位に分けることができます。

まずは穂先です。
穂先はティップと呼ばれ、アジングロッドでは最も重要な部分といえます。

次が竿の部分で、これがブランクといいます。
手で持つ部分をグリップといい、リールシートとグリップ部分に分かれます。
そしてラインを通すガイドです。

ティップ

自作アジングロッドのティップは、操作感度、反響感度ともそこそこ感じることのできるチタンティップがおすすめです。

チタンティップ(Ti-Ni合金製) 超弾性テーパー線材 φ1.2-0.7×210など、楽天市場で購入することができます。

ブランクス

ブランクは、二つに分かれている2ピースなどがありますが、自作するなら制作が簡単な1ピースを使用するのがいいでしょう。

こちらはジャストエース、マタギ、マグナムクラフトなどから販売されており、楽天で購入することができます。

グリップ

グリップ部分は、リールシートとグリップに分かれています。

グリップにはEVA素材とコルクがあります。
自分の好きな形状や重さで選ぶといいでしょう。

富士工業から販売されており、こちらも楽天で購入が可能です。

ガイド

ガイドは富士工業から販売されています。
トップガイドと、それ以外のセットになったものがあるので、最初はそうしたセットを選ぶのが無難でしょう。

その他のパーツ

その他、ブランクとリールシートを繋ぐ「ハイブリッドアーバー」、ガイドを固定する「スレッド」、「ワインディングチェック」などのパーツがあります。
こちらも楽天から購入することができます。

アジングロッドを自作するための道具

自分でアジングロッドを自作するには、やはり道具をしっかりとそろえておくことが大切だといえます。

必要な道具は以下の通りです。
このほかにも、あれば便利なものはありますので、自分にあった道具を選ぶことが重要です。

  • エポキシ接着剤
  • エポキシコーテイング剤
  • コアテープ
  • マスキングテープ
  • 耐水ペーパー
  • 小型ののこぎり
  • カッター
  • 小型の刷毛
  • アロンアルファ
  • 綿棒
  • 楊枝
  • 定規

自分だけのアジングロッドをつくってみよう!

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出典:Visual Hunt

アジングロッドを自作する手順は、相当複雑なモノとなります。
ここでは、おおまかな流れと手順を解説しますので、アジングロッドづくりの参考にしてください。

アジングロッドをつくる手順1 ブランク

まずは、ブランクにリールシート、グリップなどのパーツを仮組して場所を決めます。

その際に、「スパイン」というブランクの曲がりやすい部分を見つけます。
これは、刀で言う「刃側」と「峰側」みたいなものです。

ブランクスを曲げながら、くるくるとまわすと、曲がりやすい方向があるので、それを見つけておきます。
そちら側が下方向になるので、それを基準にパーツをつけていきます。

位置が決まったら、マスキングテープで印をしてわかるようにしておきます。

チタンティップに変更する場合は、先にその作業をしておくといいでしょう。
こちらの作業は複雑になりますので割愛します。

アジングロッドをつくる手順2 リールシート接着

爪楊枝を使ってエポキシ接着剤を混ぜます。
エポキシ接着剤は2剤を混ぜることで接着しますので、よく混ぜることが大切です。

混ぜ終わったら、ブランクスのリールシートを取り付けるマスキングテープで印をした範囲に塗っていきます。

接着剤を塗ったらリールシートを固定します。
このときに、スパインをしっかりと把握して向きを間違えないようにしましょう。

はみ出した接着剤はアルコールでしっかりと拭き取ります。

リールシートの上にワインディングチェックという金属パーツをはめます。
このような、デザイン性を高めるパーツで個性を演出することもできます。

アジングロッドをつくる手順3 グリップ固定

グリップをブランクスにさします。
このとき、ブランクスのサイズとグリップのサイズの隙間を埋めるのに、ブランクスにコアテープを巻いて太さを出します。

そこに接着剤を塗ってグリップをはめ込んでいきます。
グリップはゆっくりと巻きながらさし込んでいきましょう。

はみ出した接着剤はアルコールでしっかりと拭き取っておきます。

グリップエンドも同様にコアテープを巻いて太さを調整して接着します。

アジングロッドをつくる手順4 ガイドをつける

ガイドを取り付けるにはいくつかの手順があります。
少し複雑な面もありますが、丁寧に根気よく取り組むことが大切です。

トップガイド

まずはブランクスの先にトップガイドを取り付けます。
ティップをチタンティップに変更している場合はそちらにつけます。

ブランクスの先端に接着剤を塗り、トップガイドの中にも少し接着剤を入れておきます。
接着後、はみ出した部分はアルコールでしっかりと拭き取ります。
スパインに合わせて向きを間違えないようにしましょう。

ガイド位置の決定

ブランクスをアルコールでしっかりと拭いておきます。

アジングロッドの場合、5ft程度でトップガイドを含めて8~9個程度となります。
この辺りは自分のこだわりに合わせてよく研究して決めていただきたいと思います。

仮位置にマスキングテープを貼ります。
マスキングテープを5㎜にカットしてガイドを仮止めしていきます。

スレッドを巻く

スレッドというガイドを固定するための糸を巻いていきます。
スレッドを巻く幅も、最初に決めておいてマスキングテープで印をしておくと綺麗にまくことができます。

アジングの場合、Aスレッドという細めのモノを用います。

スレッドの巻き方は、ブランクスにひと巻きしたら、端っこの部分をブランクスに沿わせ、ブランクスとスレッドの端っこを一緒にまいていきます。
三回ほど巻いたら端っこをギリギリのところで切ります。

さらにスレッドを巻いていきトップガイドのところまで来たら「抜き糸」という輪っかになったスレッドをブランクスに沿わせて巻いていきます。
三回ほど巻いたら、抜き糸を引き、スレッドを固定し、スレッドをギリギリのところで切ります。
その後、抜き糸を引きぬいてスレッドの先端が巻いたスレッドの内側に入り込むようにします。

これをすべてのガイドに行います。

ガイドスレッドをコーティングする

エポキシコーティング剤は、2剤を混ぜることで固まりますので、爪楊枝で必要量を混ぜます。

小型の刷毛を使ってスレッドにコーティング剤を塗ります。
このとき、なるべく薄めに重ねて丁寧に塗るときれいに仕上がります。

コーティング剤が塗れたら、ライターで軽くあぶっていきます。
火の先端ではなく、真ん中の部分であぶるようにしましょう。

自分だけのアジングロッドで爆釣り!

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出典:Visual Hunt

今回はアジングロッドの自作というテーマで大まかな流れを見てきました。

細かな制作方法については、こだわっている部分に合わせて研究していただけたらと思います。

だいたいの流れは把握していただけたのではないかと思います。
とくに、アジングロッドの自作はそれほど難しくはありませんので、根気よく、丁寧に、手順に沿って行えば、誰でも完成させることができます。

ぜひ、自分だけのアジングロッドをつくっていただき、たくさん釣ってもらいたいと思います。

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