作成:2018.11.12 更新:2023.3.25
タイラバヘッドを自作してオリジナルタイラバをつくろう!
タイラバヘッドは簡単に自作することができて、なおかつタイラバのアピール度を調節することができます。今回は簡単に作れるタイラバヘッドの作り方を解説いたします。
タイラバヘッドは簡単に作れる!

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タイラバヘッドは、ネクタイやスカートと同じくアピールとアクションなど、タイラバ釣りに必要な要素が集約しているのです。カラーや重さを変更したりすることで、マダイの反応も変わります。
タイラバヘッドは、色をつけたり、ラメやラインストーン、蛍光塗料などでオリジナルのタイラバヘッドを作ることができます。また、サイズも変えてフォールスピードも変えることができます。カラーや重さの組み合わせで、オリジナリティだけでなく、戦略が組み立てやすくなります。デメリットの点は、塗った塗料などを乾かす時間が長いという点ぐらいです。
自作タイラバヘッドに必要な材料!

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ここではタイラバヘッド自作する際に必要な材料等を紹介いたします。
ヘッド部のオモリ
タイラバヘッドのメインのヘッド部です。素材は鉛が多いですが、小型で比重があるタングステン製のヘッドもあるので、好みで選ぶと良いでしょう。
定番の鉛製のヘッド!
コストパフォーマンスに優れた鉛製のヘッドです。
自作タイラバヘッドを作りたい場合におすすめです。
ハイパフォーマンスな自作タイラバヘッドに!
比重が重いので、余計な潮流を受けずに、一気に着底させるのに適したタングステン製のタイラバヘッドです。
鉛と比べてもシルエットを小さくすることができるので、よりハイパフォーマンスのタイラバヘッドづくりにおすすめです。
下地の塗料(ホワイト)
ヘッド部に塗装する際、最初から色をつけようとしても、しっかりと色がのりません。塗装する前に下地を塗ります。下地は下塗り用塗料、なければホワイトの塗料でも代用できます。
着色前の下地におすすめなホワイトカラー!
塗料で色をつける前に必要な下地におすすめなホワイトカラーです。
色の乗りも良く、塗りやすい材質になっています。
視認性にも優れているので、タイラバヘッド以外にもウキトップなど他の釣りにも使えます。
プラモデル塗装におなじみのベースホワイト!
プラモデルの塗装で有名なMr.HOBBYのベースホワイトです。
主に黒や赤などの濃い色を塗る前の下地に使います。
きめ細かく塗ることができ、多少の傷にも強いサーフェイサー効果もあります。
着色用の塗料
タイラバヘッドのベースとなる塗料です。カラーはレッド、オレンジ、グリーンなど市販されているタイラバでも使われるようなカラーや、市販では使われないようなカラーを使ってみるのも面白いかもしれません。
発色が良い蛍光イエロー!
プラモデルの模型にも使えるガイアカラーの蛍光イエローです。
釣り専用の蛍光塗料!
タイラバヘッドで人気のレッドの蛍光塗料です。
視認性にも優れているので、タイラバヘッド以外にもウキトップなど他の釣りにも使えます。
シール・ラインストーン・マニキュア
塗料の上から付けるキラキラ素材で、ただ色付けされたヘッドより、アピール度が高まります。種類はシール(ホログラム)やラインストーン、ラメ入りマニキュアなどあります。
切って使えるホログラムシール!
好きな大きさにカットして使えるホログラムシールです。
夜光タイプも入っているのでパターンのタイラバヘッドを作ることができます。
また、タイラバ以外にも、メタルジグやミノープラグにも使えます。
コーティング剤
塗料やキラキラ素材を固めるのに必要になります。
タイラバヘッドのために作られたコーティング剤!
タイラバヘッド専用のケイムラコーティング剤です。
自作タイラバヘッドに必要な工具系
ヤスリ

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タイラバヘッドの仕上がりを左右するほど大切な道具です。ヘッド部の穴を大きくしたり、号数の表示やバリを取り除いたりすることができます。
針金

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ヘッドを塗装やコーティングした後に乾かす際に使います。
サンドペーパー

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サンドペーパーは、コーティング剤が厚くなった箇所を削るのに適しています。800番ぐらいの細かいものが良いでしょう。
ハサミ

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シールを切ったりするのに使えます。
タイラバヘッドの作り方
ここからは、タイラバヘッドを作る方法を解説いたします。
1、ヘッド部のバリや号数を削る。

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ヘッド部のバリや号数を取り除きます。ヘッドを綺麗にすることで、フォール中のアクションがより良くなります。また、ヤスリの先でヘッド部の穴を大きくしたりすることもできます。
2、ヘッド部を塗料で着色する。

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ヘッド部を綺麗にしたら、穴に針金を通しておきます。下地を塗ります。下地は下塗り用塗料かホワイトの塗料を塗り、針金を棒などに引っ掛けて乾かします。下塗りが乾いたら、好きな色を塗ります。塗料は3回ほど塗ると発色が良くなります。
3、キラキラ素材をつける。

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塗料が乾いたら、ホログラムシールやラインストーンを使って、キラキラ光る素材をヘッドにつけます。100円ショップなどで購入できるラメ入りマニキュアを使うのも良いでしょう。
4、コーティング剤で固める。

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キラキラ素材をつけた後、コーティング剤で固めます。針金を持ってコーティング剤に入れますが、コーティング剤は勢い良く入れると気泡が出るので、ゆっくりと漬けます。その後針金を引っ掛けて乾かします。この工程を3回繰り返します。その後、穴に詰まったコーティング剤を針などで取り除きます。また、綺麗に仕上げる場合、コーティングした後にサンドペーパーでコーティングが厚くなった箇所を削ると良いでしょう。
タイラバヘッドをたくさん作ってマダイを攻略!
タイラバにとって、ヘッドは絶対に欠かせないパーツで、カラーでマダイにアピールすることができ、ウェイトで攻めたいレンジをコントロールすることができます。タイラバヘッドを自作することで、好きな色やウェイトにできます。いろんなタイプのタイラバヘッドを作ることで、バリエーションが増え、攻略パターンも増えます。慣れてくるとさらに仕上がりが良くなるので、最初は納得できるものが作れなくても、いくつか作ってクオリティを上げていきましょう。