作成:2018.11.5 更新:2023.3.29
タイラバのネクタイを自作して、タイラバのバリエーションを増す!
タイラバの自作ネクタイは、タイラバのバリエーションの幅が広がります。アタリがなくてスレているときに、市販されているネクタイにない形やカラーのネクタイを使うことが攻略の糸口にもなります。今回は、ネクタイの作り方を解説いたします。
タイラバのネクタイは簡単に作れる!

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タイラバにとって一番重要な部分でもあるネクタイ。プロアングラーでもスカートを外してネクタイのみで攻める方も多くいます。ネクタイはの形状は、ストレートタイプとカーリーテールタイプが主流で、バスフィッシングで例えると、ワームやラバージグに装着するトレーラーのようなイメージです。つまり、ネクタイを変えるだけで、マダイの反応もガラッと変わるほど、タイラバにとって重要な役割を持っているのです。
ネクタイは、自作することができます。自作することでカラーバリエーション、形状、サイズなどを完全に好みで作ることができるので、市販の完成されているタイラバにはできないことができます。逆にデメリットしては、市販の完成タイラバは総合的にバランスが良いですが、自作のネクタイを使用することでバランスが崩れるおそれもあります。しかし、バリエーションが増える点から見ても、ネクタイを自作することはタイラバ釣りのメリットになります。
ネクタイ作りに必要な材料

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タイラバのネクタイ作りに必要な材料等を紹介いたします。
シリコン製シート
各メーカーで、すでにカットされているネクタイを、他メーカーのタイラバに装着する方法もありますが、ここでは「自作」をメインにしているので、シリコン製シートを使用します。ネクタイの材質はシリコン製かゴム製がありますが、扱いやすい点からもシリコン製シートをおすすめします。カラーもオレンジやピンクなど発色が良いものやクリア系、2トーンカラーまで豊富にあります。
大判タイプのシートでネクタイがたくさん作れる!
自作ネクタイのシートで定評があるマルシン漁具のシリコンラバーシートです。耐久力もあり、変色もしにくい仕上がりになっている大判タイプなので、たくさんネクタイを作ることができます。
薄型で滑らかなシリコン製シート!
薄型のシリコン製シートなため、滑らかな動きでマダイに捕食スイッチを入れます。薄いシートでありながら耐久性にも優れているので、安心して自作ネクタイ作りに使うことができます。
水中で光るグロータイプ!
自作ネクタイ作りに定評があるマルシン漁具のシリコンラバーシートの光るグロータイプです。グリータイプは暗い水中でマダイにアピールするときに効果的です。大判タイプのシリコンラバーシートなので、ネクタイをたくさん作ることができます。
カッティング用カッターナイフ
シリコン製シートを思った通りにカットするには、扱いやすいカッターが必要です。ペン型のデザインカッターナイフを使えば、カーリーテールのカーブも容易にカットすることができます。
定番のデザインカッター
カッターナイフの老舗「OLFA」のデザインカッターです。難しいカーブや細かいところをカットするのに適しているので、カーリーテールタイプのネクタイにも対応します。
ベーシックで使いやすい!
鉛筆を操作するように細かく扱えるデザインカッターです。シリコン製シートをカットする際に、カーブや直線にカットするときも安定して操作することができます。
カッターマット
効率よくネクタイを作るのに必要なのがカッターマットです。カッターマットは机をカッターの傷から守るだけでなく、カッターの刃先がマットに入り、直線上にカットする際にも役立ちます。また、目盛り付きのカッターマットであれば、ネクタイの長さが一目でわかるのでおすすめです。
自作タイラバの作業に欠かせないカッターマット
シリコン製シートを安定してカットするのに大切なアイテムです。厚さが2mmと薄型でありながら、傷がつきにくいので快適な使い心地を確保します。また、5mm方眼が印刷されているので、ネクタイを思い通りのサイズに仕上げることができます。
カッティング定規
真っ直ぐカットするときや、ストレートタイプのネクタイの先を尖らせる箇所などに役立つアイテムです。定規のエッジにステンレスなどの金属が貼ってあるので、カッターでも傷つきません。
安定したカットをサポートするステンレス製のエッジを採用しているので、正確なカットを行うことができます。
テンプレート
シリコンシートを思った通りにカットするのが難しい場合は、あらかじめ紙に書いたテンプレートを用意して、テンプレートに合わせてカットするのもおすすめです。
ネクタイの作り方
これからタイラバ用のネクタイの作り方を紹介いたします。
1、シリコンシートを使いやすい大きさにカット

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タイラバのネクタイの長さに決まりはありません。スカートから少しはみ出すぐらいのものや、ものすごく長くしたりすることもあります。まずは、自分が作りたいサイズのネクタイを構想して、ネクタイ作りに入りましょう。
ネクタイに使うシリコンシートは、長い状態で市販されているものが多いので、使いやすいサイズにカットします。
2、デザインカッターでカットする

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使いやすいサイズにカットしたシリコンシートを、デザインカッターでネクタイの形にカットしていきます。基本的なストレートタイプの場合、一端を幅2~3mmで、逆側を10mm程度にカットするとオーソドックスなネクタイとなります。テンプレートを使う方は、テンプレートに合わせてカットしてください。カーリーテールの場合は、八の字のような形でカットしますが、綺麗に八の字にカットするのは難しいので、テンプレートの使用をおすすめします。
3、細かく微調整して完成

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ストレートタイプのネクタイは、カッティング定規を使って先を尖らせます。一度、ネクタイを上から見て、形がいびつになっている場合は、デザインカッターで微調整したら完成です。
ネクタイを変えて釣果アップ!
ネクタイは簡単に自作することができます。ネクタイを変えるだけでマダイの反応も変わります。ネクタイの自作はシリコン製シートを使いますが、オレンジやピンクなど発色が派手なシート、水中で光るグロー系などいろんな種類があります。形は基本的なストレートタイプとカーリーテールの2タイプが主流です。ネクタイの長さもショートとロングとあります。このように、ネクタイの色、形状、長さを変えるだけでまったく別のタイラバになるのです。タイラバで一番重要な部分でもあるネクタイ、ぜひ自作ネクタイを使用して実感してください。