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針外しは自作できる!そのメリットや必要な道具、作り方を紹介!

数を多く釣る場合、手返しと呼ばれる、魚の口の針を外してからキャスティングまでの一連の動作、その手返しを素早くするのが大事。そのためには、針外しがとても大切。しかし市販の物は少々高いですね。今回は、その針外しを自作する方法を紹介します。

針外しは自作できるどころか、場合によっては使い勝手が良い!

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出典:Visual Hunt

そもそも針外しは自作できるのか?と考える方も多いでしょう。しかし、自作は可能です。そればかりか、本格的な工業知識や加工技術は必要なく、誰でも簡単にできるのです。

さらに、針外しは大型の物が多く使いづらいと感じる機会が多いですが、自作の針外しはサイズが小さく、中物や小物相手でも使えます。場合によっては、大手釣り具メーカーから売られている物よりも自作した物の方が使いやすいという場面もあります。

市販の物は、しっかりとした出来の物が多いので、大物相手でも使えます。しかし中には小物相手で使える針外しも存在します。市販の物はさびにくく壊れにくいので、長く使っていきたい方は自作もアリ。今回は工具も使うので、DIYが苦手な方も市販がおすすめ。最後に市販の針外しのおすすめも紹介するので、併せてみてください。

そして金額面では、市販の針外しは1,000円以上するものが多いですが、自作の場合は数百円程度で材料を揃えられるので、自作針外しは経済的でもあります。

針外しの自作に使うアイテムはたったの3つ

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出典:Visual Hunt

ここでは、針外しを自作するにあたって必要な物を紹介していきますが、必要な物はたったの4点です。いずれもホームセンターで入手できるので、必要になったら軽くホームセンターに出掛けて道具を揃えましょう。

ステンレス棒

出典:Amazon

3mmの大きさのステンレス棒を1本用意します。先程書いた通り、ホームセンターに6本程度が700円程度で売られています。タコ焼きの返し棒やジェット天秤を分解したときの棒部分なども使えます。この場合は材料費0円になります。
1本だけで売られている場合があり、その場合は150円程度で売られています。しかし複数入っているものの方が、知人が釣りを始めた時なんかに渡す事ができたり、ロストを気にせずに使う事ができます。

当然、針外しの根幹になる部分です。細くないと魚の口に入らないので、3mm程度の細めの物を選びましょう。

ラジオペンチ

出典:Amazon

ラジオペンチは、学校での授業で使った経験があるかもしれません。あまり扱いは難しくなく、手を怪我するリスクこそあるものの、その怪我も深刻になるものではなく軽いものなので、あまり気構えて使う必要はありません。
もしかしたらすでに持っているかもしれませんが、ない場合はホームセンターで買いましょう。1,500円で売られています。これ1つあれば、あとで作る時に用意する必要がありません。

当然ながら、ステンレス棒を曲げるのに必要な道具です。

鉄ヤスリ

出典:Amazon

これも学校の授業で使った経験があるかもしれません。これも扱いは簡単で、普通のヤスリのように使うだけです。小さい怪我の心配こそあるものの、普通に使えば安全な工具です。
なかなか持っていることがない道具なので、ホームセンターで700円で購入しましょう。これも、1つ買えば後は要りません。

針を外す、先端部分を尖らるために削ります。

他には

出典:Amazon

紙やすりがあれば、鉄ヤスリを掛けたばっかりの荒いステンレス棒を磨く事ができます。これも用意しましょう。
数枚のセットが500円程度で売られています。

自作針外しの作り方は難しくない

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出典:Foter

ここからは、針外しの自作の手順を紹介します。
途中から2つに分かれますが、大きな違いではないので安心してください。

1. ステンレス棒をカット

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出典:Foter

買ってきたばかりのステンレス棒はとても長いので、そのまま使うことはできません。なのでまず最初に、ステンレス棒ぼ7cm~8cmにカットしていきます。
ステンレス専用のカッターがあるので、事前に買っておいた方が良いです。

2. 鉄ヤスリを掛ける

出典:Amazon

鉄ヤスリで先端を削っていきます。あまりとがらせる必要はありません。怪我をしないように注意してください。
その後、紙やすりで表面を磨いていきます。こうしないと、荒くなった表面で怪我をしてしまう事があります。

3. 先端をラジオペンチで曲げていく

出典:Amazon

先端の曲げ方は2種類あり、真上から見て円状にしていく方法と、クリップみたいにしていく方法があります。
円状は、まず直角に曲げ、そこから円を作っていきます。最後に先端を内側に入れると、ラインが抜けてしまう心配がありません。
クリップ型は、そのままクリップの形にしていくだけです。画像などを参考にしてみましょう。

これで、お手製の針外しの完成です!

柄の部分は

出典:Amazon

持ち手の部分については、画像のようにグルーガンとグルースティックを使ってみても良いです。グルーガンやグルースティックは、元々プラスチックなどを張り付けるための道具です。グルーガンは、熱を帯びている道具なので扱いに気を付けてください。

高度な専門工具を使いたくないという方は、歯ブラシの柄の部分を刺したり、タコ焼き返し棒の柄の部分を使ったり、果ては木の枝やロウソクに刺したりしても面白いです。自分が使いやすいと思ったものを選んでくださいね。

やっぱりDIYは苦手…そんな方のために、おすすめの商品

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出典:Foter

ここまで、針外しの自作方法について紹介しました。
しかし、ここまでの手順を見て「やっぱり、DIYが苦手な私にとっては無理みたい…」と考えてしまう方も多いかもしれません。そこで、最後に針外しのおすすめ商品を紹介していきます。

1. 3本入りセットでとてもお得な針外し

GLOBERIDE(グローブライド)CARP針外し3本セットNo.1AC-027

ステンレス材質
10cm・12cm・15cmが1本ずつの3本セット

Amazonで詳細を見る

柄の付いていない、昔ながらの針外しです。しかし色々な絵を付けられるので、自分好みのデザインにできます。
昔ながらの釣り具が好きな方、デザインで個性を付けたい方におすすめの1本です。
3本入りなので、緊急用に持っておいたり知人にプレゼントするのもアリです。

2. 大手釣り具メーカーDAIWAから針外しが登場

ダイワ(Daiwa)クイック針外し666657

グレー・オレンジ・グリーン・ピングの4種類のカラーを選べます。

Amazonで詳細を見る

まずは商品画像をご覧ください。持ち柄がT字になっているので、力が入りやすいです。的確に針外しができるようになります。不器用な方には特におすすめですが、ストレスなく使える針外しは一見の価値あり。

針外しを自作し、自分だけの釣り具を作ろう

今回紹介した自作の針外しは、柄の部分がない昔ながらの針外しです。柄の部分は好きにデザインできるので、木柄を買ってきて塗料で塗ってみたり、プリントしたものを張り付けたりして個性を付ける事ができます。木の枝などを指してみても面白いです。
針外しを自作してお安く用意しても、市販のしっかりとした針外しを買ってみても、釣り上げた魚の針を簡単に外し、快適な釣りを楽しんでくださいね。

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